eFootball™ 2022 v1.0.0 Patch Notes
サッカーを愛するみなさん、こんにちは。
ようやくeFootball™ 2022のバージョン1.0.0アップデート配信をお届けできることになりました。期待してお待ちいただいていた皆様に、最新バージョンの見どころをご紹介します。
New Gameplay Approach
eFootball™ 2022が目指す「新しいサッカーゲーム」とは
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日頃からスタジアムやTVでサッカーに熱中している世界中のサッカーファンの皆さんに、『eFootball™ 2022』をお楽しみいただきたい。そのためには、現実のサッカーの試合で見られる、選手同士のボールの奪い合いや個性あるチーム戦術がしっかり再現され、その中で求められる判断や戦術的な駆け引きが有効である必要があります。”ゲーム的”ではなく、サッカーのセオリーに基づいた判断、読み合いが体感できてこそ、サッカーファンの皆さんが本気で勝負を楽しめるからです。
これを目指して、本バージョンではゲームプレイのあらゆる部分を見直し、改善しました。まずは大きな改善項目をご紹介します。
- 選手とボールの挙動
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すべてのベースである選手の挙動は、アニメーションシステムを含めて再構築しました。ダッシュやストップといった移動には重心と慣性が適切に作用し、ドリブルで目の前の相手をかわすときはもちろん、ワンタッチでのパスやサイドチェンジのロングボールなどで相手を崩したときにも「振る」「振られる」という実際のサッカーをプレーしているような感覚を体感できます。
キックでは、蹴る距離に応じて蹴り出すまでにかかる時間が異なるのはもちろん、精度が高く鋭いボールを求める場合はさらに予備動作が必要になります。ボールの弾道についても、研究機関の協力を得てブラッシュアップしました。ドロップするシュート、強力なカーブがかかったクロス、トップスピンで足元へ届くスルーパス、シュートブロックで大きく跳ね上がったボールのバウンドなど、様々な状況で納得感のある挙動を見ることができます。
人間らしい慣性のある選手挙動、そして回転や反発、摩擦も考慮したリアルなボール挙動は、サッカーでよく見る”間”を生み出し、相手をドリブルでかわしたり、パスワークで最終ラインを突破した際の爽快感に繋がっています。
- チームでの駆け引き
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個人の選手挙動だけでなく、チームプレーにおいても現代サッカーで行われている駆け引きを可能にしました。
オフェンスでは、長短や強弱を織り交ぜたパスワークで数的優位を作ったり、ドリブル突破が得意な選手に1on1の勝負をさせるスペースを作り出したり、チームで相手を崩すプレーを表現できます。ディフェンスでは、フォーメーションと戦術に応じてチームでボールを奪う場所が定義され、さらにチーム全体でボールを奪う操作も導入しました。
個人とチーム、それぞれのベースを再構築したことで、現実の試合で「よく見る」場面が随所に発生するようになり、瞬間瞬間での「サッカー的な」判断が勝敗を分けるサッカーゲームを実現しました。さらに、より多くのサッカーファンの皆さんにお楽しみいただくために、シンプルでわかりやすい操作方法に改善しました。
次の項からは、本バージョンの試合中の各操作に関する新機能と詳細な仕様、駆け引きに有用なヒントをご紹介します。
パス
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今作では、現実のサッカーでよく見る状況における、「狙ったパスを出す気持ち良さ」を追求しました。
たとえば以下のような状況です。- ・受け手の足元へのくさびのパス
- ・逆サイドへの鋭いサイドチェンジのパス
- ・トラップ際を狙う相手の逆を突くワンタッチパス
- ・ディフェンスとGKの間を狙う鋭いクロスボール
- ・受け手が蹴りやすいスペースに置くようなパス
これらのパスを蹴り分ける操作と、新たなコンビネーション操作を加え、本来は複数の選手の動きが一致しなければ実現できないパスワークを自由に描くことができます。決定的なパスを出す気持ち良さと、イメージどおりに相手を崩したときの達成感は、より大きなものになりました。
ここからは、パスに関する本バージョンの主な改善項目をご紹介します。 - インパクトパスの特徴
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この機能は今作の最も大きな革新の1つです。グラウンダーパス、フライパス、クロスなど、すべての種別のパスで狙いすました「インパクトキック」をすることができます。ただし、強調しておきたいのは、単に「高速なパス」ではないという点です。
- ・インパクトグラウンダーパス:高速で受け手の足元を狙います。距離が長いパスの場合は浮きやすくなります。
- ・インパクトフライパス:通常のフライパスよりも低く高速のパスになります。
- ・インパクトスルーパス:通常のスルーパスより高速になりますが、受け手がトラップする位置は通常より手前になります。
- ・インパクトフライスルーパス:通常のスルーパスよりも高速でやや低い弾道になります。受け手がトラップする位置は通常より手前になります。
- ・インパクトクロス:通常のクロスよりもやや低い位置を高速で狙うことができます。カーブも強くかかります。
- ・インパクトグラウンダークロス:通常のグラウンダークロスよりも高速でカーブがかかり、受け手の手前でワンバウンドする弾道になります。
インパクトキックをするには、各パス操作を入力する際に、力を込める感覚で同時にR2/RTを最大まで押し込んでください。鋭いキックで決定的なチャンスを作り出すことができます。
- スキルの効果
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インパクトパスは選手が所持するスキルによっても弾道が変化します。
- ・スルーパススキル:インパクトスルーパス時に、パスコースに敵がいる場合はカーブをかけた弾道でパスを狙うことがあります。
- ・ピンポイントクロス:インパクトクロス、インパクトグラウンダークロス時のボール速度と精度がさらに上がります。
- ・低弾道ロブ:インパクトフライパス、インパクトフライスルーパス時に、パスコースに敵がいない場合はより低い弾道になります。
このように、インパクトパスはプレーの幅を広げます。ただし、メリットばかりではありません。
- インパクトパスのデメリットとヒント
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鋭く狙い澄ましたキックをするには、現実でも踏み込みの動作が必要です。今作ではその点も再現しています。このため、停止状態や低速のドリブルなど、足元にボールがある場合はキックまでに時間がかかります。その間にディフェンダーに体を寄せられてボールを奪われたり、ブロックされてしまう場合もあります。
ただし、これを軽減する方法があります。- ・サイドをドリブルで駆け上がっているとき、キックの前に大きく蹴り出してからインパクトキックを入力すると、ボールに近づく際に同時に踏み込み動作を行います。
- ・パスをトラップする前にインパクトキックを入力しておくと、ワンタッチでキックできる位置に移動しながら踏み込み動作を行います。ただし、踏み込みを行うより前にボールが足元に届いてしまう場合は、トラップしてから踏み込み動作を開始します。
- ・蹴るまでに時間がかかることを逆手にとって、寄せてきたディフェンダーをキックフェイントでかわす方法もあります。
インパクトキックはパスの速度が上がるのでトラップが難しくなります。後方から来るロングパスを走りながら受けるなど、難しい体勢の場合はトラップが大きくなりがちです。パスを受ける前になるべく減速して、正対してトラップするようにすれば、ミスを減らすことができます。
- パス&クロスラン
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新しいパスワークを実現するため今作で導入したのが「パス&クロスラン」です。
パスによるコンビネーション操作には「ワンツーパス」があります。これは、パスを出した選手が攻撃方向に走ります。
パス&クロスランは、名前のとおりパスを出した選手が受け手に対してクロスする動きをします。ボールホルダーと受け手の位置関係により、それぞれ下記のように移動します。
この操作により、現実のサッカーで頻繁に目にする「ダイアゴナル(斜め)な動き」を実現することができ、相手のマークを外してパスを受けたり、この動きをおとりにしてインパクトクロスしたり、新たな駆け引きが可能になります。
- フリックプレー
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ペナルティエリア付近でのワンタッチプレーは、マークするディフェンスの逆を突き、シュートチャンスを作ることができます。特に、鋭いパスをワンタッチして方向を変える「フリックプレー」は、飛び出した味方とのタイミングが合えば、決定的なチャンスになります。
今作では、こうしたワンタッチプレーの効果を高めるために、以下の改善を行いました。
- ・さまざまな高さのボールをワンタッチでパスできるように、アニメーションの選択アルゴリズムを改良しました。
- ・向かってくるボールの速度を考慮して、より適切なアニメーションが選択されるようになりました。インパクトグラウンダーパスのような速いボールの場合は、足を振らずに当てるだけのキックモーションが選択されやすくなります。これにより、精度とレスポンスが向上しました。
- 小さく蹴り出してキックの精度を上げる
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相手のプレッシャーを受けていないときに、より正確なキックをするために有効な操作があります。ボールを保持している状態で、R1/RBボタンを押しながらRスティックを入力すると、その方向に小さくボールを蹴り出します。直後にキックを入力すると、すべてのキックのスピードと精度が上がります。相手のプレッシャーがない状態でのサイドチェンジやクロス、ディフェンスラインの裏へのロングボールを狙う際などに試してみてください。
シュート
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サッカーにおいて最も興奮する瞬間であるシュートにも、さまざまな改善を行いました。力を込めて振り切る、GKの足元を狙って叩きつける、鋭いクロスに飛び込んでワンタッチでコースを変えるなど、状況に応じたさまざまなシュートを狙うことができます。
また、選手のスキルやパラメータが反映されるため、操作する選手が得意なシュートで狙えば得点の可能性がさらに高まります。
ストライカーがフリーになったときのゴールの期待感とディフェンスの緊張感を、ぜひ体験してください。
- インパクトシュート
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通常のシュートより高速で精度が高く、多彩な弾道の「インパクトシュート」を打つことができるようになりました。ただし、インパクトパスと同様にしっかり踏み込む必要があるので、相手を引きつけて、ストライカーがフリーでシュートできるチャンスを作る必要があります。
- シュートゲージとスキルの発動
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一流のストライカーは、さまざまな弾道のシュートでGKを打ち破りゴールを決めます。本バージョンでは、選手の所持するスキルに応じて、インパクトシュート時に異なる種類のシュートを蹴り分けることができるようになりました。
インパクトシュートを入力する際のゲージ量により、下記のスキルが発動します。
スキル ゲージ量 ドロップシュート 約20%~約50% 無回転シュート 約50%~約65% ライジングシュート 約65%~約95% - ※該当するスキルを所持していない場合は、高速で精度が高いキックになります。
- ※逆足精度が「最高」の場合を除き、利き足でキックする場合のみスキルが発動します。
- ※体勢が崩れていたり、ボールがキックしづらい位置にある場合はスキルが発動しません。
- ※上記のスキルシュートは、通常のシュートで打つことはできません。
- 叩きつけシュート
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ヘディングやボレーシュートのチャンスで、地面に叩きつけてゴールを狙うシーンを現実の試合でもよく目にします。確実にゴールの枠内にシュートを打つと同時に、ボールがバウンドすることでGKはキャッチが難しくなります。本バージョンでは、このような叩きつけシュートを意図的に狙うことができるようになりました。
- ・ゴールから10m以内で、一定以上の高さのボールに対してキックゲージ50%以上でシュートすると、叩きつけシュートを打ちやすくなります。
- ・ヘッダーのスキルを所持している場合は、さらにヘディングでの叩きつけシュートを打ちやすくなります。
- ・相手に寄せられていたり、難しい体勢の場合は叩きつけシュートを打てません。
- ・通常シュートでも、一定の条件でたたきつけシュートを打つ場合があります。
- 多彩なシュートモーション
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インパクトパスの項でお伝えしたとおり、本バージョンでは多彩なクロスボールを狙うことができるようになりました。さまざまな高さやスピードで送られるクロスボールに合わせてシュートするために、本バージョンではシュートのアニメーション選択や弾道についても改善を図っています。
ディフェンスラインとGKの間を狙った低いボールにはスライディングシュートやダイビングヘッド、ゴールに向かうインスイングのボールには軽く触って角度を変えるヘディング、CKのこぼれ球に対してはアクロバティックなバイシクルシュートなど、選手の能力と状況に応じたイメージどおりのシュートでゴールを狙うことができます。
ドリブル
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これまでにご紹介したパスやシュートの新しい仕様によって、決定的なキックを防ごうとする意識が高まります。すると、キックを警戒する意識を逆手にとったドリブルがさらに効果的になります。また、選手挙動のリアルな加速感や重心の再現により、フェイントの有効性も高まりました。
単なる脚力による勝負ではなく、ディフェンダーの動きを読んでその逆を突くことは、サッカーの醍醐味の1つです。下記にご紹介する新しい仕様やテクニックを活用して、ぜひドリブラーを活躍させてください。
- チョップタッチ
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ドリブルの駆け引きの最も大きな要素に緩急があります。ゆっくりしたリズムのドリブルから急加速すると、相手を置き去りにできます。このようなボールを強くタッチして急加速する操作として「チョップタッチ」が用意されています。
- チョップタッチの入力とキャンセル
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チョップタッチを発動するには、ボールを蹴り出したい方向にLスティックを倒すと同時に、R2/RTを最大まで押し込んで、すぐに放します。正面方向はもちろん、横方向や身体と反対の方向にも蹴り出すことができ、並走する相手ディフェンダーの逆を突くような突破にも有効です。
チョップタッチを入力すると、足元のサークル表示が二重円になり、次のタッチで強く蹴り出します。ただし、ボールが足元から離れた状態で入力すると、タッチまで時間がかかる場合があります。そのような場合は、Lスティックを放すと、チョップタッチをキャンセルすることができます。
- チョップタッチ中の効果
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ドリブルでボールにタッチしている最中に相手のタックルやスライディングを受けると、かわすことができません。しかし、チョップタッチは大きくボールを蹴り出すので、ボールをタッチする間隔が長くなります。そのため、チョップタッチした次のボールタッチまでの間にタックルやスライディングを受けても、ジャンプしてかわしたり、接触してよろけながらもボールを失わずにドリブルを続けられる場合があります。特に「ドリブル」と「ボディバランス」のパラメータが高い選手は、ファウル覚悟の真後ろからのスライディングもジャンプでかわします。
- チョップタッチを使ったテクニック
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チョップタッチは、強く蹴り出す操作ですが、これを使ったテクニックを2つご紹介します。
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・ディフェンダーがダッシュで近づいているときなどに、相手と入れ替わる方向にチョップタッチすると、ボールだけを先にスベースに蹴り出し、回り込んで相手をかわす「裏街道」という動きを狙えます。
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・正面に立ちはだかる相手の方向にチョップタッチすると、股抜きでかわせる場合もあります。状況に応じて狙ってみてください。
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- ボディコンタクト
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寄せてくるディフェンダーからボールを守る操作が「ボディコンタクト」です。ドリブル中にL2/LTを押すと、ディフェンダーとボールの間に身体を入れて、ボールをキープしようとします。
ボディコンタクトの際には、以下の点に注意して効果的な場面で使用してください。
- ・ボディコンタクトはL2/LTを押してボールを守る動作をしている間のみ有効です。それ以降は、L2/LTを押し続けていても効果はありません。
- ・ボディコンタクト中は足からボールが離れるため、ダッシュでドリブルしているような場面には適していません。
- ボールタッチの重要性とボールタッチコントロール
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目の前に大きなスペースがある場合は、大きなボールタッチでドリブルしても問題ありません。しかし、相手が待ち構えている場合、足元からボールが離れているため、ボールを奪われやすくなります。このような場合に有効なのが、R2/RTを用いたボールタッチの強弱のコントロールです。本バージョンでは、LスティックとR2/RTによるドリブルタッチの正確性とレスポンスが大きく向上しました。
また、Lスティックを放すと、転がるボールのスピードに合わせてタッチせずに追従します。その間はボールが足元にあるので、相手との間合いをはかりながら、すばやいタッチでレスポンス良く突破できます。現実の1on1の駆け引きをシンプルな操作で体感できます。
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R2/RTはトラップにも大きな意味を持ちます。トラップ時は、R2/RTを押していない場合はできるだけ自分の近くに、R2/RTを押していると少し大きく、そしてチョップタッチを入力していると、最も大きなトラップになります。相手選手との距離に応じてこれらのトラップを使い分ければ、ボールを奪われづらくなるのはもちろん、トラップ際を狙ってくる相手と入れ替わって、フリーになるチャンスもあるでしょう。
- 相手を引きつけてかわす
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ボールを奪おうとタックルを狙ってきたディフェンダーを、ぎりぎりまで引きつけてかわすと、相手のタックルをジャンプして避けることがあります。「ドリブル」と「ボディバランス」のパラメータが高いほど、うまく相手のタックルを避けることができます。相手を引きつけるほど、かわした後にフリーになりやすいので、ドリブルが得意な選手で狙ってみてください。
ディフェンス
- ディフェンスの駆け引きと操作変更について
サッカーの守備には、様々な状況と選択肢があります。
- ポジショニング
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- ・相手をマークする
- ・シュートコースを塞ぐ
- ・パスコースを塞ぐ
- ・数的優位な方向や狭いゾーンに相手を誘い込む
- ボール奪取
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- ・足を出さずに付いていき、ボールタッチが長くなったところで体を入れて奪う
- ・身体を当ててボールを奪う
- ・スタンディングタックルでボールを奪う
- ・スライディングタックルでボールを奪う
上記のような状況に応じたプレーを選択できるよう、操作方法も見直しました。また、ディフェンスの駆け引きの納得感を向上するため、選手の挙動を改良しました。さらに、チーム全体でのディフェンスという要素も加え、サッカーのセオリーに基づいた適切な判断が最良の結果となることを目指して、様々な調整を行いました。
- 以前のバージョンに近いディフェンス操作への変更について
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本バージョンでは、ディフェンス時の行動の優先順位や操作のしやすさなどをふまえて、操作方法を変更しました。以前のバージョンをインストールされていたお客様は、本バージョンへのアップデートの際にキーコンフィグをリセットさせていただきました。以前のバージョンに近いディフェンス操作に設定するには、下記のように変更をお願いします。
1) 試合前のコントローラ選択画面で、[キーコンフィグ]を選択します。
2) R2/RTボタンを押して「ディフェンス」の設定画面を表示し、下記の操作を変更します。
- ・ [マッチアップ]と[プレス]を入れ替える。
- ・△ボタン/Yボタンを押して[詳細設定]を開き、「タックルタイプ」を[スタンディングタックル]に変更する。
- プレス
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本バージョンで追加された、ボールを積極的に奪おうとする操作です。守備時に×ボタン/Aボタンを押すと、押している間はボールに向かって移動し、ボールに届く距離になるとスタンディングタックルします。
ただし、プレス中は直線的にボールに向かうため、切り返しやフェイントに引っ掛かりやすく、場合によっては転倒してしまうこともあります。相手の状況を見ながら、プレスをかけるタイミングを判断しましょう。
- タックル
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守備時に□ボタン/Xボタンをすばやく2回押すと、足を出してボールを奪おうとします。プレスと異なり任意のタイミングで足を出すことができるので、相手に近い距離でタイミングよく繰り出せばボールを奪うことができます。「ボール奪取」のパラメータが高いほど、より広い範囲に正確なタックルをすることができます。
ただし、タックルに失敗してかわされると、足を出しているため次の行動が遅れるので、置き去りにされてしまうリスクがあります。
- スライディング
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スライディングは、最も積極的に相手からボールを奪おうとするプレーです。ドリブルする相手に近づいて〇ボタン/Bボタンを押すと、足元にあるボールを目掛けてスライディングしてボールを奪います。スライディングもタックルと同様、ボール奪取のパラメータが高いほど広い範囲に正確に足を伸ばすことができ、新スキル「スライディングタックル」を所持している選手は、より高い精度でボールを奪うことができます。
スライディングは、入力されたときの移動方向に足を伸ばします。これを利用して、相手がシュートを打とうとしているときに、その前方に移動しながらスライディングすると、シュートをブロックすることもできます。
身体を投げ出すスライディングは、かわされると完全に置き去りにされる上、相手を倒してファウルになるリスクもあります。慎重に状況を見極めて、ここぞというタイミングで使うようにしましょう。
- マッチアップ
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現実のディフェンダーがドリブラーと対峙すると、細かいステップで相手に対応します。この動きを可能にするのが「マッチアップ」です。守備時にL2/LTを押している間、選手は腰を落として細かく移動します。また、ボールを持っている相手に対して、適切な範囲内で移動するようになります。マッチアップ中は相手に身体を向けて対応するので、すぐ横をドリブル突破しようとする相手からタックルでボールを奪う場合もあります。
- ブロック
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マッチアップを行っている間は、相手のパスやシュートに対して、足を伸ばしたり身体を投げ出してブロックしようとします。「ディフェンスセンス」のパラメータが高く、「ブロック」「インターセプト」のスキルを所持している選手は、ブロックできる範囲が広くなり、成功率も上がります。
マッチアップのデメリット
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・マッチアップ中は細かいステップで移動するため、横の動きに対しては機敏に対応できますが、長い距離をダッシュで移動することはできません。足の速い相手がサイドを突破しようとしているときや、フェイントなどで逆を取られたときには、マッチアップをやめてダッシュで追いかけないと置き去りにされてしまいます。
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・マッチアップはキックに備える行動なので、キックフェイントには騙されてしまいます。相手の行動を読んで、マッチアップするべきかどうかを判断する必要があります。
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・マッチアップ中は細かいステップで移動するため、横の動きに対しては機敏に対応できますが、長い距離をダッシュで移動することはできません。足の速い相手がサイドを突破しようとしているときや、フェイントなどで逆を取られたときには、マッチアップをやめてダッシュで追いかけないと置き去りにされてしまいます。
- ショルダーチャージ
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ボールを保持する相手に対して、身体をぶつけてボールを奪う操作が「ショルダーチャージ」です。相手に近づいたら□ボタン/Xボタンを押すと発動できます。成功すれば相手をよろけさせてボールを奪うことができますが、相手の後方からチャージすると、ファウルをとられてしまう場合もあります。
また、ショルダーチャージを相手にかわされて空振りすると、自分の体勢が崩れて置き去りにされてしまいます。確実に当てられる距離を見極めて使うことが重要です。
- ショルダーチャージに関連するパラメータ
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ショルダーチャージの強度は、その選手の「ボール奪取」と「フィジカルコンタクト」のパラメータが影響します。この2つの値が大きいほど、より強くショルダーチャージをかけてボールを奪うことができます。
- チームプレス
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本バージョンから新たに導入された、チーム全体でボールを奪いにいく操作が「チームプレス」です。
守備時にR1/RBボタンを押すと、自分が操作しているカーソル選手とは別の選手の足元に、二重矢印のアイコンが表示されます。この選手は、アイコンが表示されている間はボールホルダーからボールを奪おうとします。
また、アイコンが表示されている以外の選手も、ボールからの距離やポジションに応じて、パスコースを塞ぐポジショニングを行ったり、ディフェンスラインを押し上げたりして、チーム全体でボールを奪う行動をします。
なお、チームプレスは相手が別の選手にパスをするか、一定時間が経過すると解除されます。
- ボールホルダーにプレスする選手の選択基準
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チームプレスを指示したときにボールホルダーにプレスする選手は、自分が操作しているカーソル選手を除き、最もボールに近い選手が選択されます。また、カーソルチェンターゲットが表示されている選手はより選択されやすくなります。
- チームプレスのデメリット
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チームプレス中はチーム全体でプレスをかけてボールを奪おうとするため、ある程度ボールに近いポジションを取るようになります。そのため、たとえば右サイドにボールがあるときにチームプレスを行うと、反対側の左サイドは手薄になり、プレスをかいくぐってサイドチェンジのパスを出されてしまうと、ピンチを迎えることになります。
また、チームプレス中はチーム全体のスタミナが通常よりも減少します。特に、ボールの近くでプレスをかける選手のスタミナは大きく減少します。スタミナが減少するとプレーに悪影響があるため、頻繁なチームプレスには注意が必要です。
- マニュアルカーソルチェンジタイプについて
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守備時にL1ボタンを押すと操作する選手を切り替えることができますが、Rスティックの「マニュアルカーソルチェンジ」を使って、任意の選手に切り替えることもできます。初期設定では、ボールの位置を基点に、Rスティックを倒した方向の選手に切り替わります。
Rスティックを倒したときの基点を、カーソルが付いている選手に変更することもできます。下記の手順で変更してください。
- 1) 試合前のコントローラ選択画面で、[キーコンフィグ]を選択します。
- 2) [詳細設定]を選択し、「マニュアルカーソルチェンジタイプ」を「カーソル選手基点」に変更します。
なお、本バージョンではマニュアルカーソルチェンジで変更できる対象選手の範囲が、以前のバージョンより広くなりました。
- 操作方法
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本ソフトウェアの試合中の操作方法は、ゲーム中のポーズメニュー「操作一覧」にてご確認ください。
初めてプレーするときは、「フリートレーニング」で試合中の操作を詳しく学べます。
操作方法は以下の画像をご確認ください。
New Licenses
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新たに日本と北米のライセンスを搭載しました。
- ・明治安田生命J1リーグ
- ・明治安田生命J2リーグ
- ・MLS Players Association ※「MLSPA」の選手は「アメリカリーグ」内に登場します。
- ・USL Championship
シーズン中には新規ライセンスを使ったゲーム内イベントも開催予定です。
その他新規搭載
- リアルフェイス
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新規ライセンスチーム、各国クラブチーム・ナショナルチーム、合わせて約1200名の選手のフェイスを更新しました。
- ユニフォーム
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新規ライセンスチーム、各国クラブチーム・ナショナルチームのユニフォーム、合わせて約400のモデルを更新しました。
- 公式球
各国リーグの公式球13種を追加しました。
- スパイク
adidas・LOTTO・NIKE・PUMAの最新モデルのスパイク12種を追加しました。
- グローブ
Kaliaaer・LOTTO・SELLSの最新モデルのグローブ3種を追加しました。
不具合の修正、または現象の発生を軽減する対策の実施
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- ・アプリケーションのエラーにより、ゲームが終了してしまうことがある。
- ・ゲーム中に画面が進行不能な状態になってしまうことがある。
- ・試合中、及びゲームプランでの処理負荷が高い。
- ・試合中にボールスピード、選手の挙動やスピードが低下することがある。
- ・試合中に操作レスポンスが落ちる場面がある。
- ・試合中に選手の体をボールが貫通することがある。
- ・試合のインプレー中に選手が地面を滑るような不自然な動きで移動することがある。
- ・接触プレーが発生したときに選手モデルの形状に異常が生じたり、選手が不自然な動きをすることがある。
- ・接触プレーの際、明らかにファウルと思われる状況でファウルの判定にならないことがある。
- ・一部のスタジアムにおいて、入場シーンなどの際、ライティングに不具合が生じることがある。
- ・演出シーンでスタジアムの一部構造物が正しく表示されていないことがある。
- ・選手入場の演出シーンにおいて、カメラが不安定な動作をすることがある。
- ・コーナーキックの直前に特定の操作を行うことでボールが瞬間移動してしまう場合がある。
- ・試合中にクイックリスタートを見送った後に審判から注意を受ける演出シーンに移行することがある。
- ・一部の演出シーンのカット切り替え時に選手が瞬時に移動する瞬間が見えてしまうことがある。
- ・一部の演出シーンのカット切り替え時にモデル等の表示物が一瞬非表示になってしまうことがある。
- ・試合中の演出シーンでカメラが意図しない場所を映すことがある。
- ・試合中の後半開始時などに数秒間スタジアム全体が暗く表示されることがある。
- ・試合中のカメラ設定において、設定中のものとは異なるプレビューが表示されてしまうことがある。
- ・一部のゴールパフォーマンスの発生条件に不具合が生じることがある。
- ・ゴールパフォーマンスの際に選手が不自然な動きで走ることがある。
- ・ゴールパフォーマンスシーンをスキップした際、一部の表示物が消えてしまうことがある。
- ・ゴールパフォーマンスなどの演出シーンにおいて、カメラのピントが合わなくなることがある。
- ・ペナルティキックでゴールが決まった後のゴールパフォーマンスにて、カメラ視点が地面よりも低い位置になってしまうことがある。
- ・ハーフタイムのリザルト表示画面において、観客席のグラフィックが乱れた状態で表示される。
- ・PK戦を開始する際の演出シーンにて不要なシーンが一瞬再生されてしまう。
- ・試合終了後のリザルト表示画面からハイライトに画面遷移する際、一瞬意図しないカメラ視点の映像が映ってしまう。
- ・ポーズメニューから試合終了を行う際、フィールドを真上から映した映像が一瞬表示されることがある。
- ・特定の操作を行うことで、リプレイ機能を使用している際のUI表示が正しく表示されない状態になる。
- ・リプレイ機能でカメラターゲットの選手を切り替えていると、選手の表示が一瞬遅かったり周りの選手が消えたりする。
- ・リプレイ機能を使用している時の描画の処理負荷が高い。
- ・選手がゴールネットに接触している状態でリプレイに入るとゴールネットのグラフィックが乱れる。
- ・オンライン対戦でどちらかが切断した場合に無効試合となる場合がある。
- ・オンライン対戦で自分がゴールした際に、対戦相手が瞬時にスキップ操作をすることができる。
- ・チームセレクト画面において、特定の操作を行うと背景がぼやけたままの状態になってしまう。
- ・チームセレクト画面において、画面をスクロールさせた状態で地域選択画面に戻ると地域選択のアイコンが正しく表示されない。
- ・特定の操作を行うことで、メニュー画面の表示が意図せず崩れて表示されてしまうことがある。
- ・特定の操作を行うことで、メニューの操作音が正しく鳴らないことがある。
- ・特定の画面において、チーム名が途中までしか表示されないことがある。
- ・特定の画面、一部の設定言語において、テキストの末尾が表示しきれていないことがある。
- ・特定の画面、一部の設定言語において、文字の下端が正しく表示されていないことがある。
- ・画面遷移中に一瞬意図しない背景画像が表示されてしまうことがある。
調整
- ・試合や各種モードをより快適に遊んでいただけるように様々な箇所で仕様の調整を行いました。
今後のアップデート予定
今後のアップデートにて、より遊びの幅が広がる機能を搭載予定です。
搭載時期や詳細は確定次第、お知らせいたします。
- ・モバイル版アップデート
「eFootball ウイニングイレブン 2021」から「eFootball™ 2022」へのアップデート配信を行います。 - ・マッチパス
プレイした試合数に応じて、好きな選手を指名して獲得できる「指名契約権」などのアイテムが獲得できます。 - ・アチーブメント
設定されたミッションをクリアすることで様々な報酬が獲得できます。 - ・クロスプラットフォーム(CS・PC)
家庭用ゲーム機・PC間での対戦が可能になります。
モバイル端末を含めたクロスプラットフォーム対戦、また、モバイルのコントローラー対応は以降のアップデートにて対応予定です。
- ・モバイル版アップデート
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この他にも、今後様々な機能の搭載や、マスターリーグやエディットモードの追加など、無料アップデートや追加ダウンロードコンテンツの配信を予定しております。情報は随時更新して参りますので、お楽しみにお待ちください。
今回ご紹介した以外にも、本バージョンでは数々の変更や調整を行っています。ぜひ新しいeFootball™を体験していただき、フィードバックをお寄せください。世界中の皆様にお楽しみいただけるサッカーゲームを目指して、これからも改善を続けていきます。
それでは、次回のアップデートでまたお会いしましょう。