初心者必見!ゴルフのラウンドでやってはいけないマナー違反!|初心者ゴルフガイド

2016.9.26.mon
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初心者必見!ゴルフのラウンドでやってはいけないマナー違反!

「紳士のスポーツ」と言われることが多いゴルフにとって、マナーはとても大切です。今回は、初心者が最低限知っておきたい、ゴルフ場でやってはいけないマナー違反についてお話しします。

「紳士のスポーツ」と言われることが多いゴルフにとって、マナーはとても大切です。今回は、初心者が最低限知っておきたい、ゴルフ場でやってはいけないマナー違反についてお話しします。

カジュアルすぎる服装は避ける

まずは服装です。最近はカジュアル化が進んでいるとはいえ、ジーンズにTシャツ、スニーカーといった格好はNGです。基本的には襟付きのシャツに、チノパンなどのロングパンツ、ゴルフ用のシューズという格好が一般的です。

暑い夏のシーズンは、短パンもOKというゴルフ場が多いですが、あまりに丈が短いものや、ダボっとしただらしない印象のパンツは避けましょう。またシャツの裾は、パンツにインするのが基本ですが、丈が短いすっきりしたデザインのものは、出してもそれほど問題ありません。ただしクラブハウス内では裾は出さないほうが良いでしょう。

帽子はマストではありませんが、日差しを避ける意味でも、キャップやサンバイザーなどの着用をおすすめします。ゴルフ場によって、ドレスコードが厳しいところとそうでないところがあるので、不安な場合は事前にコースに確認しておくようにしましょう。

他人のプレーを邪魔しない

プレー中は、「音」にも注意する必要があります。ゴルフは集中力が必要とされるため、プレーヤーは音に敏感になります。同伴者がアドレスに入ったら、声を出したり音を立てたりしないように注意しなければなりません。またパッティングを終えて次のホールへ向かうときなど、プレー中以外でも、あまりに大きな声を出すことは控えましょう。次のホールや近くのホールでプレーしている人に対しても気を配る必要があります。

音と同時に重要なのが「立ち位置」。他の人が打っているときは、視界の邪魔にならない正面側か、背中側に立つのが基本で、飛球線後方(ターゲットとボールを結んだ後方延長線上)に立つのはマナー違反です。また打っている人よりグリーンに近い場所に立つのも、ボールが飛んでくる危険性があるので避けましょう。

打ち込まないように注意

「打ち込み」と呼ばれる行為も、安全上絶対にやってはいけないので注意しましょう。打ち込みとは、ひとつ前でプレーしている組にボールを打ち込んでしまうこと。あそこまでは飛ばないだろうと思って打ったボールが、たまたま素晴らしい当たりで前の組まで届いてしまう、というケースは意外とあります。人にボールを当ててしまったら大事故にもつながりかねないので、絶対に届かない位置に前の組が進むまで、ボールを打たないようにしましょう。

万が一、ボールが前の組まで届いてしまったら、たとえ人に当たっていなくても、即座に謝りにいきましょう。多くの人が同じ空間でプレーしていることを忘れずに、互いに気持ちよくプレーできるよう心がけましょう。

グリーン上はとくに気を付けよう

もうひとつ、マナーとして注意したいのがパッティンググリーン上での行動です。グリーンの芝は非常にデリケートなので、グリーン上では走ったり、シューズを引きずるように歩くのはNGです。たとえ急いでいても、芝を傷つけないように注意して歩かなければいけません。

またグリーン上では、同伴者のパッティングラインを踏まないように気を付けましょう。パッティングラインとは、ボールがカップに向かって転がっていく仮想の線のこと。パットではちょっとした段差や窪みがボールの転がりに影響を与えるので、グリーンに上がるときに他の人のボールの位置をしっかりとチェックしておき、ラインを踏まないように注意して歩くようにしましょう。

あれをしてはいけない、これをしてはいけない、と言われると、ゴルフってなんて面倒なスポーツなんだ!と思われるかもしれませんが、大事なのは全員が気持ちよくプレーできることです。周囲への気配りを忘れない心を持つことで、自然とマナーを守ることができるはずです。

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