あ、池ポチャ!ルールではどう対処すればいいの?|初心者ゴルフガイド

2016.1.18.mon
icon_cat ゴルフのルール

あ、池ポチャ!ルールではどう対処すればいいの?

コース上には、ゴルフ初心者を待ち受けるさまざまな罠がありますが、池・小川などのウォーターハザードは本当にやっかいですね。ボールがなくなったり(うまくキャディさんが拾ってくれる場合もあります)、対処にモタモタしてしまったりすると、同伴者にも迷惑がかかってしまいます。そこで、ルールをしっかりおさらいして、ラウンドするときはテキパキと対応したいものです。ここでは、池ポチャの対処法についてまとめました。

コース上には、ゴルフ初心者を待ち受けるさまざまな罠がありますが、池・小川などのウォーターハザードは本当にやっかいですね。ボールがなくなったり(うまくキャディさんが拾ってくれる場合もあります)、対処にモタモタしてしまったりすると、同伴者にも迷惑がかかってしまいます。そこで、ルールをしっかりおさらいして、ラウンドするときはテキパキと対応したいものです。ここでは、池ポチャの対処法についてまとめました。

まず、ウォーターハザードがあったら、そこに立っている杭に注目してください。黄色か赤色か、どちらかの杭が目に入るはずです。その色によって、ボールをドロップする位置などの救済措置が変わります。

黄色はウォーターハザード

黄色の杭はウォーターハザードです。主にグリーン手前の池など、スルー・ザ・グリーン(コース内)に配置されています。
もし、池に入っても打てそうだと判断した場合、罰無しで続行することができます。プロの試合で、グリーン周りでウォーターショットをする場合などがこれですね。しかし、ショットの前にクラブをソール(水につける)する、ボールの近くの落ち葉や小枝などを除く、触る等の行為はできません。こうした行為をしてしまうと、2打罰が加えられます。
もし、打ち直しする場合、1打罰が追加になりますが、救済方法は2とおりあります。
1.打った場所まで戻って打ち直し。
2.球が池を横切った地点とホールを直線で結び、その後方延長線上にドロップ。
ちなみに、この場合、どこまで戻ってもルール上はOKです。平らで芝の状態が良い場所を選ぶと良いでしょう。

赤色はラテラル・ウォーターハザード

黄色のウォーターハザードに対し、「ラテラル」という聞き慣れない英語が付いたウォーターハザードが赤色です。ラテラルとはlateral=「側面の」という意味で、コース横の大きな池や、小川などを指しています。ウォーターハザードの救済措置2のような場合、後方延長線上に行こうとすると隣のホールになってしまう場合が多いため、前述のウォーターハザードでの2とおりの救済方法に加え、あと2とおりの救済方法が追加されています。
同じく、打ち直しには1打罰が追加になりますが、以下の救済方法でプレーを続行できます。
1.2.前述のウォータハザードと同じ
3.ラテラル・ウォーターハザードの限界を最後に横切った地点から2クラブレングスにドロップ。
4.対岸のラテラル・ウォーターハザードの限界上でホールから同じ距離にある地点から2クラブレングスにドロップ。
このように、ドロップできる場所が複数あるため、こちらもどれか条件の良い場所を選ぶとよいでしょう。

ルールを上手く活用しましょう!

本来は、OBでもウォーターハザードでも、打った場所に戻って打ち直しするのが基本ですが、このようなルールが設けられているのは、遅延プレーを回避するためです。1打罰が追加されてしまいますが、うまくルールを活用して、状態の良い場所から次のショットをすることで、池ポチャ!のピンチもスマートに切り抜けたいですね。
もちろん、池ポチャ!をしないで済むのならそれが一番良いのですが・・・。

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