
ゴルフを最も手軽に体験できる場所として『打ちっ放し』などと呼ばれるゴルフ練習場が挙げられます。これからゴルフを始める方には、やや敷居の高い場所に思えるかもしれませんが、ちょっと勇気を持って飛び込めば、意外と居心地のいい場所に感じられるでしょう。
そこで今回は、打ちっ放しの魅力についていくつかピックアップしてみました。
一人で好きなときに打てるのが魅力
ゴルフ場でプレーする場合、特殊な例を除いて通常2~4人一組でラウンドします。そのため、スケジュール調整やメンバー集めが必須ですが、打ちっ放しは人数制限も予約もありません。とにかく手軽です。
仕事終わりにちょこっとだけ打って帰るとか、休日の昼下がりにフラフラと打ちっ放しに出かけるとか、思いついた時に球が打てる点が最大の魅力です。
しかも、どんな打ちっ放しでもゴルフクラブのレンタルはあるので、手ぶらで出かけることも可能です。出張などで見知らぬ街に出かけた際に、突然球が打ちたくなっても思う存分打てるのです。
さらに、多少の悪天候でも影響が少ないのも打ちっ放しの魅力といえます。
ミスショットも打ち直しもできるのが魅力
実際のゴルフでショットを大きく曲げたり、とんでもないミスショットをしてしまうと、スコアが大きく崩れてしまいます。また、それをその場で修正しようとすると、ゴルフどころではなくなることもしばしばです。
これが「打ちっ放し」であれば、ミスショットが出ても、そのミスを治すための打ち直しやスイング修正を何度もチャレンジできます。もちろん、自分よりも上手な人の手ほどきや指摘があれば言うことはありませんが、繰り返しの練習を何度でもできる点は、実際のゴルフとは異なる打ちっ放しの魅力でしょう。
なお、同じミスを何度も繰り返したり、クセのあるスイングを繰り返してしまうと『ヘタ固め』になり正しいショットが出来なくなる危険もあるので、その点はご注意を!!
ゴルフ友達が間違いなく増える
「打ちっ放し」にいる常連さんの最大の特徴は、なんと言っても『ゴルフが大好き』に尽きると思います。
そんな「打ちっ放し」で、たまたま隣の打席の人に声を掛けたり掛けられたりして知り合いになると、その後、一緒にラウンドするようになることもしばしばあります。
またラウンド後にさらに仲が良くなると、お酒の席に呼ばれたり、所有しているゴルフクラブや道具で話が盛り上がったり、行ったことがあるゴルフ場自慢、ミスショットの武勇伝などなど、ゴルフ友達として深い付き合いが始まったりもします。
ある程度の年齢を超えると、新しい人付き合いが生まれるケースは希有ですが、「打ちっ放し」は同じ趣味の人たちが集まる空間だけあって、人付き合いの垣根が低くなりやすい場所のようです。
想像しているより簡単にプロからレッスンしてもらえる
多くの「打ちっ放し」では、ゴルフスクールやレッスンが用意されているかと思われますが、そこで、もし体験レッスンやワンポイントレッスンがあれば、ぜひ味わってみてください。今までに手ほどきを受けたことがない方なら目から鱗が落ちるような発見があると思います。
教えてくれるインストラクターの方は、プロゴルファーかインストラクターの資格を持つ方なので、会社の上司とか学校の先輩とかで、ちょっとゴルフが上手い人の教え方や指摘とはレベルが明らかに違います。
もちろん、手ほどきをしてくれたインストラクターが自分に合っていると思えば、そのまま入会してスクールに通い続けるのがさらにお勧めであることは言うまでもありません。
こんな経験が気軽にできるのも、「打ちっ放し」の魅力のひとつでしょう。
ゴルフを始めてみたいなぁ、とボンヤリ思っている方がいたら、ぜひ気軽に近所の打ちっ放しに出かけてみてください。

関連記事
