ゴルフを始めるなら!知っておきたいゴルフ用語|初心者ゴルフガイド

2015.11.16.mon
icon_cat ゴルフのルール

ゴルフを始めるなら!知っておきたいゴルフ用語

テレビ中継などでなんとなく耳にし、なんとなく理解した気になっているゴルフ用語ってありませんか?実際にラウンドを回ると、次々と新たな用語が登場してきます。横文字がたくさん並び、なにをいっているのかわからないこともしばしば。ここでは、ゴルフでよく使うコース・ルール関連の用語をご紹介します。

テレビ中継などでなんとなく耳にし、なんとなく理解した気になっているゴルフ用語ってありませんか?実際にラウンドを回ると、次々と新たな用語が登場してきます。横文字がたくさん並び、なにをいっているのかわからないこともしばしば。ここでは、ゴルフでよく使うコース・ルール関連の用語をご紹介します。

スタート準備関連用語

主にラウンドのスタート前に用いられる用語をご紹介します。

●キャディーマスター(室)
通常クラブハウスを出てすぐのところに、マスター室と呼ばれる場所があります。スコアカード・鉛筆・マーカー・グリーンフォークが置いてありますので、ラウンドに必要な物をもっていきましょう。クラブやヘッドカバーといった、コース上の忘れ物などもこちらに届きます。一日中、お世話になる場所ですので、覚えておきましょう。

●ハンディキャップ
ハンディキャップには2つの意味があります。ひとつは、個人のスキルにあわせたスコア調整のこと。レベルの異なるプレーヤー同士でラウンドするときに、ハンディキャップとしてレベルに合わせた数値をつけることで、総打数(グロススコア)からその数値をマイナスした打数(ネットスコア)で勝敗を決めます。レベルの異なったプレーヤー同士で楽しむための方法として用いられます。そして、もうひとつが、ホール毎の難易度のことです。18から1まで順に難しくなり、スコアカードに書いてありますので、コース攻略の参考にするとよいでしょう。

●ヤーデージ
コースやホールの距離のことを、ヤーデージといいます。杭などで残りヤードを示しているコースもあるので、何を見れば残りの距離がわかるか、キャディーさんやスタッフに聞いて把握しておくと便利です。

ペナルティーの代表といえば「OB」。これは「アウト・オブ・バウンズ」の略で、要はコースの区域外ということ。OB区域は白杭で囲まれており、白杭と白杭を結んだ線をボールが越えてしまうと、「1打罰で打ち直し」というペナルティーが科せられます。たとえば1打目がOBの場合は、1打加算してティーグラウンドから3打目を打つことになります。3打目もOBとなってしまった場合、次は5打目となり、1打罰に加え、さらに前に進めないわけですから、けっこう痛い罰といえます。
ただ、多くのホールでは、1打目がOBの場合、「前4」=「プレイング4」という特別ルールが採用されており、コースを前方に進んだ途中に設けられた「特設ティー」と呼ばれる黄色いティーから4打目として打つことが認められています。これはプレーの進行が遅くなるのを防ぐため、OB後の3打目がナイスショットだったと仮定して、フェアウェイから4打目を打てるというものです。初心者にとってもありがたいルールと言えるでしょう。

コース上でよく使う用語

ティーショットを打ちスタートしてから、コース上でよく使う用語をピックアップしてみました。

●オナー
各ホールで最初に打つ人のことを指し、名誉(Honour)という単語からきています。最初のホールはくじ引き(ティーグラウンド近辺に置いてあります)で、2ホール目からは前のホールのスコアがいちばん良かった人が、最初に打つオナーとなります。オーナー(Owner=持ち主)と間違えやすいので注意。

●スルー・ザ・グリーン
ひとことでいえば、フェアウェイとラフのこと。グリーンやティーグラウンドは除きます。ルール説明でよく出てくるので覚えておきましょう。

●ハザード
危険・障害の意味で、主にバンカーや池・小川などを指します。ウォーターハザードには、黄杭で囲まれたウォーターハザードと、赤杭で囲まれたラテラルウォーターハザードの2種類があり、ラテラルウォーターハザードの方が若干有利な救済措置を選ぶことができます。

●OB(アウトオブバウンズ)
「オービー」はラウンド中に何回か聞いてしまう用語かもしれません。プレーが許されないコース外区域のことです。こちらに入ると1打罰を加えて、そのショットを打った位置からやり直しとなります。

●暫定球(ざんていきゅう)
ボールがOBにはいってしまった気がする……そんな時は、プレー時間短縮のために暫定球を打ちます。「暫定球打ちます!」とハッキリ宣言すること、最初のボールと違うことを同伴競技者に明示することが必要です。

●アンプレヤブル
これから打つボールの目の前に木があったりしてショットするのが難しい時、自らの判断でアンプレヤブルを宣言し、救済措置を受けることができます。救済措置は3つの処置方法から選ぶことが出来ます。(1)前に打った場所に戻ってドロップ、(2)ピンとボールを結んだ延長後方線上にドロップ、(3)ボールから2クラブレングス以内にドロップ。もちろん、いずれを選んでも1打罰が加わります。

●ドロップ
ボールを持って真っ直ぐ立ち、肩の高さに腕を伸ばしたまま落下させること。アンプレヤブルの際などに行います。

●リプレース
何らかの理由で動いた(動かした)ボールを元の位置に置き直すこと。ドロップとは違うので要注意です。

いかがでしたか?ゴルフは専門用語が多く、最初は耳慣れないので「???」となってしまうことも多いかもしれません。ラウンドをしていると、いたるところでゴルフ用語が飛び交います。ラウンド中に「え、なにそれ?」とならないようによく耳にする用語は覚えておくとよいでしょう。

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