スコアカードを2枚用意するとスコアアップする?|初心者ゴルフガイド

2016.7.25.mon
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スコアカードを2枚用意するとスコアアップする?

みなさんはゴルフのラウンドする際に、何か記録を残していますか? スコアは当然として、各ホールのパター数を記録している方は結構多いと思います。今回はさらに踏み込んで、自分のラウンドをデータ化し、それをもとにラウンドの戦略をたててスコアアップする方法をご紹介します。

みなさんはゴルフのラウンドする際に、何か記録を残していますか? スコアは当然として、各ホールのパター数を記録している方は結構多いと思います。今回はさらに踏み込んで、自分のラウンドをデータ化し、それをもとにラウンドの戦略をたててスコアアップする方法をご紹介します。

ショット毎の結果を簡潔に記録していく

まずは事前準備として、スコアカードを2枚用意しましょう。片方のスコアカードはいつもどおり同伴プレーヤーのスコアを残すようにし、もう一枚のスコアカードは、あなた専用のスコアカードとします(以下『記録カード』と呼びます)。

通常だと、自分を含めて同伴プレーヤー4名分のスコアを残す枠がありますが、これを第一打目用、第二打目用…という具合に分けて、できれば8~10打目分くらいが記録できるようにします。

そして、各ショットが終わるたびに、記録カードに、使用したクラブの種類と、どういった結果だったのかを簡潔に記録していきます。

例えば第一打目のティーショットで、ドライバーを使用しフェアウエイキープが出来たのであれば『1W ↑◎』、逆にミスショットで右に曲げてしまった場合は『1W 右OB』『1W 右林』『1W 右ラフ』みたいな記載でいいでしょう。ちなみに、活字だと表現できませんが、矢印の向き&矢印の曲がり具合で球筋を表現すると非常に簡潔になります。

2打目以降も同様に、使用クラブとどういった結果だったのかを記録していきます。ダフリやチョロ、トップやテンプラなども重要なデータです。とはいえ、あまり細かく記録しすぎると、後で読みにくくなるほか、スロープレイの原因にもなりますので、矢印+一言コメントくらいの表記がちょうといいでしょうか。

残した記録から見えてくる苦手な場面やクラブの種類

ラウンドを終えて、記録カードを見返してみると、自分の得意な状況、不得意なクラブ、ミスの傾向など様々なことが見えて来ます。

最も単純なものとしては「ドライバーのティーショットはいつも右にミスしている」、「7番アイアンよりも上のロングアイアンが苦手」、「池越えや谷越えの際に高確率でミスしている」などという傾向がハッキリと分かるでしょう。

また「ラフに打ち込んだ後にダフリのミスを繰り返してる」、「左にミスショットした後はつま先下がりからのショットが増えるので、シャンクやスライスが増える」といった、ミスショットの次のショットのミスまでが見えることもあります。

さらに上級者的な見方としては、ミドルホールの3打目やロングホールの4打目にウエッジを多用している場合、アイアンやUTでのパーオン率が低い=ショットの精度に問題有り、なんてことも見えてきます。

やはり、ラウンドでの自分の傾向を把握し分析することで、今後のラウンドでのコースマネージメントやスイングの修正などに活用できるはずです。

苦手を克服する練習を練習場やショートコースで

自分の苦手な部分が分かったら、それを克服する練習や準備を心がけるといいでしょう。

例えば、ドライバーのスライスであれば、思い切ってゴルフレッスンに通うのも手です。苦手なクラブがある場合なら、練習して得意になるという方法のほか、思い切って買い換えてみるという選択肢もあるでしょう。さらには、つま先下がりや地形的なプレッシャーに弱い場合なら、比較的リーズナブルにプレイできるショートホールで経験値を上げるなど、上達への近道といえます。


いかがでしたか? 通常のスコアを付けながら、さらに記録カードに結果を記録するので若干手間ではありますが、自分の弱点を見つけるのにはうってつけの方法といえます。次回のラウンドから、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

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