さあ、迷う?アイアンの番手はどうやって使い分けるの?|初心者ゴルフガイド

2016.2.15.mon
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さあ、迷う?アイアンの番手はどうやって使い分けるの?

キャディーバッグの中にある3番から9番までのアイアン。ズバリ、みなさんどうやって使い分けていますか?フェアウェイの絶好の位置からグリーンを狙っているのにオンしないのは、もしかしたらアイアンの番手選びを間違えているのかもしれません。今回はアイアンの番手の使い分けについて考えてみます。

キャディーバッグの中にある3番から9番までのアイアン。ズバリ、みなさんどうやって使い分けていますか?フェアウェイの絶好の位置からグリーンを狙っているのにオンしないのは、もしかしたらアイアンの番手選びを間違えているのかもしれません。今回はアイアンの番手の使い分けについて考えてみます。

自分の正確な飛距離を把握しましょう

プロの試合を見ていると、9番アイアンで150ヤード以上飛ばしたりしています。しかし、アマチュアが同じ9番アイアンを使用してもこの飛距離を出すことは難しいでしょう。
もし、自分の正確な飛距離を知りたいなら、クラブを少し短めに持ち、8分目ぐらいの力加減を基準にしましょう。もちろん、アイアンのシャフトやロフトなどの違いでも変わりますが、大人の男性で9番アイアンであれば、110-120ヤードぐらいが妥当です。
多くの場合、5番アイアンまではロフトが4度刻み、その先は3度刻みになっています。飛距離にして10ヤード程度の幅です。
もし9番アイアンが110ヤード前後だとすると、5番で150-160ヤードが妥当だということになります。なんだか物足りない気がするかと思いますが、コースでミスをしないためには、こうした「控えめな」飛距離を基準にしたほうが良いスコアに繋がります。フルスイングで、100%の飛距離を目指すと、必ず、身体に力が入ってしまい、ミスに直結します。ゴルフは飛ばしっこではなくスコアを競うゲームだということを忘れずに。

コースの状況に合わせた番手選び

平らなフェアウェイの場合は、気持ち「控えめな」番手でゆったりスイングするとよいでしょう。傾斜については、「左足下がり」「左足上がり」ともにどちらもキャリーが不足するため、番手を上げて(8番の距離なら7番、6番など)さらにゆったりのスイングをしましょう。「前上がり」は、クラブをさらに短く持つ必要があるため、こちらも番手を上げ、フックしやすいので手首の返しを我慢する意識でスイングしましょう。「前下り」は、フルスイングができないので、こちらも番手を上げて空振りに気をつけてスイングをしましょう。
そのほか、ラフに入った場合は、番手は変えずに、さらに短くグリップをしっかり持ち、ラフに負けないように振り切りましょう。フライヤー(芝が挟まりボールのバックスピンが減り、思ったより飛距離が出てしまう現象)が出る場合もあり、番手を小さくしたくなるのですが、ラフに負けて距離が出ない場合のほうが圧倒的に多いので、しっかりスイングしていい場所まで脱出することを意識してください。

その他の距離の打ち分け

フォロー/アゲンストの風、打ち下ろし/打ち上げも飛距離に影響しますが、これはコースによっても変わります。どのような影響が出るのかを見極め、打ち分ける必要があります。キャディーさんが同行しているなら、アドバイスに従ってください。一般的に、フォローや打ち下ろしで距離が出すぎるよりも、アゲンストや打ち上げで飛距離が出ない場合が多いので、こちらも実際の距離よりは大きめの番手でゆったりスイングを心がけましょう。
もちろん、正しくきれいなスイングで、自分の正確な飛距離を出すことが出来るということが大切です。練習を繰り返すことで、いつもリラックスして安定した飛距離のショットを心がけましょう。

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