
ゴルフスクールでのゴルフレッスンや練習場での特訓を経て、遂にコースデビューを果たした初心者の方や目指せベストスコアというビギナーの方に向けて、スコアアップに繋がるヒントや練習法を、5つほどご紹介していきたいと思います。
スコアカードにパット数を書き残す
スコアカードをよく見てみると、各ホールごとのマスが点線で2個に分かれているかと思います。この、点線で区切られた小さい方のマスに、忘れずにパット数を書き残す習慣をつけましょう。
実際に書き残していくと、やたらと3とか4という数字が多いことに驚くハズです。単純にパターが苦手というのもさることながら、アプローチでミスをしてしまい、カップにボールを寄せきれずにとんでもない長さのパットが残った、なんていうのも見えてきます。ゴルフのスコアでは、各ホールのパット数を2回として設定しています。まずはパット数が36(18×2)以下になるように意識してがんばってみましょう。
ショットの内容を書き残す
ゴルフショップで売られているアイデアグッズの中に、毎ショットの内容を記録できるスコアカードが売られていますが、その手のアイテムを有効活用し、実際のゴルフ場で、どういったショットをしているのかを記録するのも上達への近道と言えます。
自分のショットの記録を残していくことで、ティーショットでスライスのOBが多いとか、7番アイアンでやたらとダフリのミスをしているとか、バンカーショットが苦手とか、自分のミスショットの傾向が見えてくるハズです。傾向がわかれば、練習のときに何をどのようにすればよいのかがわかるようになり、そうして苦手を克服していけば、きっと上達の早道になります。
予習と復習も効きます!!
ゴルフ場に練習施設が併設されている場合は、是非ともスタート前にウォーミングアップをしておきたいものです。特に、朝イチのティーショットが苦手という方は、体が動き切らなくてミスをしている場合も多いので、朝の『予習』はお勧めです。もし、朝の練習でいつもと違う変な球筋が出ている場合(激しいスライスやフックなど)は、その場で絶対に修正しようとせず、その日はその球筋のまま1日付き合う覚悟を決めましょう。数十球程度の練習で球筋を簡単に変えることは出来ません。無理に変えようとするとフォーム自体を崩すことになりますので注意しましょう。
そして、ゴルフ場で1日遊んだ後は、その日のミスショットを忘れないうちに練習場やゴルフスクールに出かけ『復習』をします。もちろん、黙々と球を打つことも大切ですが、出来れば、ゴルフを教えてもらっている上級者やゴルフスクールのインストラクターにミスショットの内容を相談して、修正していくための時間としましょう。
ミスショットするクラブを封印する
おそらく、ビギナーの方のほとんどは、3番ウッドを自信満々に打てる方は少ないかと思います。同じく5番アイアンも難しいでしょう。このような、打つのが難しいクラブをあえてキャディバッグから抜いてしまうというのも、スコアをよくするための方法と言えます。予め、選択肢になければ迷う必要がないですし、ミスすることもなくなります。
例えばの話ですが、パー5の2打目で残り約300ヤードという状況だとしましょう。ここで3番ウッドで200ヤードほど飛ばして・・・と目論んだ直後、チョロ(ミスショット)を3回4回と繰り返すくらいなら、7番アイアンで140ヤードのショット2回でグリーンエッジへ、4打目に残り20ヤードのアプローチという方が上手な人っぽく見えませんか?ミスを少なくしていくと、確実にスコアが伸びます。
コース選びや同伴メンバーでもスコアが変化
左右の幅が狭く、すぐOBになってしまうコースと、隣のホールに打ち込んでもペナルティがないコースであれば、間違いなく後者のコースの方がスコアが崩れにくいです。
また、土日の混み合っている時よりも、平日の空いている時の方が、急かされる印象が薄く落ち着いてプレーがしやすいです。(とはいうものの、スロープレーは厳禁です。念のため)。また、同じような理由で、4名ではなく3名や2名で回る方が、多少、スロープレーになっても遅くなりにくい傾向にあるので、落ち着いてプレーに集中することができるでしょう。
キャディー付きのプレーや、ラウンドするコースのことを熟知した上級者さんとのプレーなども、アドバイスが的確に貰えるため、スコアが落ち着きやすくなります。
もちろん、他にもスコアアップやゴルフのレベルを高める練習法やヒントはたくさんあります。そのなかでも比較的実戦しやすいものをまとめて見ました。皆さんのスコアアップに繋がれば幸いです。

関連記事
