コナミスポーツマスターインストラクター大石鉄也のサッカーコラム SOCCER COLUMN by Tetsuya Oishi

サッカーワールドカップ日本代表注目選手について

vol.63 | 2018/06

6月に入り、蒸し暑い日が続きたくさん汗をかくと思います。熱中症にならないためにも、運動中は勿論ですが、水分補給をこまめに行うようにしましょう。

いよいよ、6月14日よりサッカーワールドカップがロシアで開催されます。どんな素晴らしいプレーが見られるのか待ち遠しくてワクワクしますね。
そんななか、ワールドカップに挑む日本代表メンバー23名が決定しました。
選ばれた選手の皆さんには、日本代表として自信をもって、おもいっきりサッカーを楽しんできてもらいたいと思います。みんなで応援しましょう。

今回は、日本代表メンバーの中で私が最も注目している「大島選手」を紹介したいと思います。
大島選手は、J1リーグ川崎フロンターレのMF(ミッドフィールダ―)でボールコントロールに非常に優れた選手です。その技術レベルは、日本のトップクラスといっても過言ではありません。
ボールを止める、運ぶ、繋ぐといった技術レベルが高いため、試合中のミス回数は非常に少なく、かつ、試合をコントロールし決定的チャンスを生み出すことが出来るプレーヤーです。
どの試合を見ていてもそのプレーにはとても余裕が感じられ淡々としています。
余裕が感じられる選手の共通点は、個人の技術レベルが高いことだと私は思っています。
試合の状況に応じて常に思った所にボールを止めることができ、運ぶことができる選手は、さほど多くはないと思っています。レベルが高くなればなるほど、相手からのプレッシャーは厳しくなり、限られたスペースでのプレーを求められるため、ミスをしてしまう選手や、あえてボールを受けようとしない選手もいます。
大島選手は、そんな状況でも常にボールを受けることが出来る位置にポジションをとり、どんな厳しい状況でもボールを失わずにチャンスメイクができる優れた技術を持つ選手の1人です。

なぜ、ここまでボールコントロールに優れているかというと、もちろん本人の持って生まれたサッカーセンスもありますが、小さい頃から常にボールに触っていたことだと私は思っています。大島選手は、中学校から高校まで静岡学園サッカー部に所属し、井田勝道監督(元静岡学園サッカー部監督)のもとで徹底して技術を磨いたことが大島選手の原点だと思います。
静岡学園サッカー部の練習は、技術を磨くために誰よりもたくさんボールに触る練習を繰り返し行います。
技術を身に付けるためには、とにかくボールにたくさん触ることが重要です。
是非皆さん、日本代表に選ばれた大島選手のボールコントロールに注目してください。

技術が身につけば自信を持ってサッカーをプレーすることができるようになり、楽しさが倍増します。
コナミスポーツクラブでも、子どもたちがたくさんボールを触わる練習を繰り返し行い、
子どもたちが技術を身に付けることでサッカーが楽しくなることを伝える指導に取り組んでいます。

プロフィール

大石 鉄也

1979年11月26日生まれ。静岡学園高等学校から川崎フロンターレ入団。(在籍8年)川崎フロンターレ在籍時代に1年間、ブラジルグレミオに留学。2004年に現役を引退。現在は、子どもたちへの指導を行いつつサッカースクールカリキュラム開発及び指導者の育成にあたる。