ぼてぼて茶屋
国宝松江城の敷地内にある茶屋。店内は落ち着いた雰囲気で、あんみつやぜんざいなど甘味、そばやおにぎりなどの食事もできる。なかでも松江名物の「ぼてぼて茶」500円が人気。泡立てたほうじ茶の中に、塩昆布やちくわ、たくあんなどを入れる。箸を使わず茶碗の底を叩いて、具材をお茶と共に流し込むというのもおもしろい。島根県に伝わる庶民の間食として古くから伝わる味だ。
住所
アクセス
:一畑電車松江しんじ湖温泉駅→徒歩17分
:山陰道日野川東ICから36km41分
TEL
:0852-28-6007
URL
きびだんご屋
1856年創業の老舗和菓子店。名物の「元祖きびだんご」10個入り432円は、国産のもち米に砂糖と水飴、きびを加えた素朴な味わいで、素材の旨味が生きた逸品だ。藤原店は東粟倉村(現・美作市)の古民家を復元したレトロな雰囲気が評判で、ゆったりとくつろげる喫茶スペースも完備。創業時のきびだんごを再現し、串に刺して提供される「なつかしの黍団子セット」690円やあんみつなどの甘味、創作ランチなども楽しめる。
住所
アクセス
:JR高島駅→徒歩20分
:山陽道山陽ICから13km25分
TEL
:086-271-0101
URL
銘菓むらすずめ屋
明治10年(1877)から続く菓子の老舗。初代が考案した「むらすゞめ」は、小麦と新鮮な卵で生地をのばし、北海道産小豆の粒餡をクレープのように包んだ、倉敷名物の和菓子。店内には喫茶コーナーをがあり、抹茶とむらすゞめのセットなどが楽しめる。むらすゞめを自分で焼いて、できたてをその場で味わえる「手焼き体験」も、ぜひ試してみたい。
住所
アクセス
:JR倉敷駅→徒歩10分
:山陽道倉敷ICから国道429号経由4km12分
TEL
:086-424-5725
URL
おにぎり屋
広島市内を中心に展開している手打ちうどんとむすびの店で、広島県民にとってはなじみ深いソウルフード。新幹線店では、新幹線に乗る前に立ち寄って各種弁当を購入できる。大きなおむすびと鶏の唐揚げにお新香、枝豆、フルーツなどが添えられた「若鷄むすび」880円は、ファンが多い定番の弁当。かわいらしくデコレーションされた「お子様むすび」もおすすめ。
住所
アクセス
:JR広島駅直結
:山陽道広島ICから15分
TEL
:082-261-0634
URL
ぬるい冷麺屋
ピリッと辛く酸味を抑えたさっぱりスープにもちもちの麺を合わせた呉名物の「呉冷麺」大900円・小750円発祥のお店。スープの飲み残しがないように、具を少なく麺を多くしているのが特徴。まずはそのままで、途中からは酢に唐辛子を漬けたオリジナル調味料「酢からし」で、味の変化が楽しめる。一年中注文できるが、冬季のみミニスープ付き。
住所
アクセス
:JR呉駅→広電バス広方面行き、バス停:本通3丁目下車、徒歩1分
:山陽道西条ICから国道375号経由40km1時間5分
TEL
:0823-22-3947
URL
岩国寿司屋
岩国藩主に献上したことから「殿様寿司」ともよばれる名物岩国寿司は、すし飯に魚の身をほぐして混ぜ込み、シイタケの甘煮やアナゴ、オオバ、錦糸玉子などを散らした色鮮やかな押し寿司。この店では豪快に、4~5升分の飯が入る木型で作り、切り分けて出す。20名以上から要予約にて岩国寿司の実演もある(前日の12時までに要予約)。食事のみの予約は10名~。
住所
アクセス
:JR岩国駅→市営バス錦帯橋・新岩国駅行きで18分、バス停:新町下車、徒歩1分
:山陽道岩国ICから国道2号経由4km10分
TEL
:0827-41-0073
URL
ういろう屋
山口銘菓「豆子郎」の本店である「茶藏唵[さくらあん]」。山口外郎[ういろう]をもとに誕生した生菓子で、小豆と抹茶の風味に大納言と白小豆を加えた滑らかな口あたりが特長。現在では一般的になった密封包装フィルムも創業者が考案したという。店内には、手掛けているお菓子を全種類取り揃えているほか、本店の奥にある日本庭園「大内四季庭」を見ながらお菓子を味わえる茶房もある。春はよもぎ、秋は栗の季節限定の味も販売。
住所
アクセス
:JR山口駅→徒歩13分
:中国道山口ICから5km11分
TEL
:083-925-2882
URL
たたら鉄記念館
千数百年続く日本独自の製鉄法である「たたら」の総合博物館。国指定重要有形民俗文化財の各種製鉄用具や模型を使った展示で、鉄がどのように作られてきたのかを歴史をたどりつつ学べる。また、地元・安来市が鉄とともにどのように発展してきたのか、さらに「和鋼」の名付け親であり、治金研究の第一人者であった俵国一博士の研究資料など、さまざまな視点から「たたら」を知ることができる。そのほか、実際にたたら場で使われていた「天秤鞴[てんびんふいご]」を操作するなどの体験型展示や各種映像資料もある。
住所
アクセス
:JR安来駅→徒歩15分
:山陰道安来ICから国道9号経由3km10分
TEL
:0854-23-2500
URL
銀山の町並み
江戸時代、幕府の直轄地だった石見銀山の中心の町。大正12年(1923)に鉱山は閉山したが、銀山川の細流沿いに赤瓦と土壁の家が軒を連ねる町並みが状態よく残り、伝統的建造物群保存地区に指定されている。白壁の旧旅籠や商家が並び、趣がある。
住所
アクセス
:JR大田市駅→石見交通バス川本線、大森・大家線で26分、バス停:大森代官所跡下車、徒歩すぐ
:浜田道大朝ICから国道261号、県道31号経由55km1時間10分
TEL
:0854-88-9950
URL
明治の文豪記念館
森鴎外旧宅に隣接して立つ記念館。軍医であり、文学者でもあった鴎外の生涯を、遺品や直筆の原稿、ハイビジョン映像などで紹介している。鴎外は、幼くして『論語』や『孟子』を学び、天才少年の誉れ高かった。7歳から2年間、養老館で学び、10歳で上京し、その後、鴎外は陸軍軍医となり総監に就任。そのかたわら『舞姫』『山椒大夫』『阿部一族』など多くの小説を著した。鴎外が妻や子どもたちに宛てた書簡や、日記も展示されており、家族思いの鴎外という一面も垣間見ることができる。所要45分。
住所
アクセス
:JR津和野駅→石見交通バス津和野温泉行きで7分、バス停:鴎外旧居前下車、徒歩3分
:中国道六日市ICから国道187・9号経由45km1時間
TEL
:0856-72-3210
URL
美術館
倉敷紡績の2代目社長・大原孫三郎が昭和5年(1930)に開館した日本初の西洋美術中心の私立美術館。画家・児島虎次郎に委嘱して収集した西洋の名画を中心に約3000点の作品を収蔵し、常時約1000点を展示。17世紀のエル・グレコや19世紀の印象派の名画、現代美術品など、いずれも世界的にも水準の高いコレクションだ。現在は西洋美術のみならず、日本人の洋画、現在活動中の作家の作品、民藝運動に関わる作家達の作品、エジプト・アジアの古美術など多岐に渡るコレクションを見ることができる。所要1時間30分~2時間。
住所
アクセス
:JR倉敷駅→徒歩12分
:山陽道倉敷ICから15km20分
TEL
:086-422-0005
URL
美術館
『森の唄』で知られる倉敷ゆかりの文化勲章受章日本画家・池田遙邨[ようそん]の作品を中心に、寺松国太郎、満谷国四郎ら郷土ゆかりの作家の作品を多数所蔵。所要30分。
住所
アクセス
:JR倉敷駅→徒歩10分
:山陽道倉敷ICから国道429号経由3.5km15分
TEL
:086-425-6034
URL
いろは丸博物館
慶応3年(1867)坂本龍馬と海援隊を乗せたいろは丸は、鞆の浦沖で紀州藩の軍艦と衝突沈没、龍馬らは鞆の回船問屋升屋に数日滞在した。江戸時代の蔵が展示館で、いろは丸の模型、大理石のドアノブなどの引揚げ物を展示。2階では龍馬の隠れ家を再現している。所要30分。国登録有形文化財。
住所
アクセス
:JR福山駅→鞆鉄バス鞆の浦・鞆港行きで30分、終点下車、徒歩3分
:山陽道福山東ICから国道182号経由25km30分
TEL
:084-982-1681
URL
:https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/sights-spots/95148.html
平和を願う美術館
瀬戸田町出身の日本画家・平山郁夫氏の作品を収蔵。初期代表作『仏教伝来』の陶板画をはじめ、シルクロードをモチーフにした作品などを紹介。製作の様子がわかるよう、取材アルバムや下図なども展示している。近くにある瀬戸田市民会館ベル・カントホールの緞帳『瀬戸田曼陀羅』は、平山氏の原画を元に制作したもの。所要1時間。
潜水艦記念館
機雷掃海と潜水艦について、さまざまな史料や映像などを無料で見学できる海上自衛隊の史料館。陸揚げされた本物の潜水艦に乗艦することもでき、潜水艦内の発令所では、潜望鏡などの体験もできる。
住所
アクセス
:JR呉駅→徒歩5分
:広島呉道路呉ICから1km5分
TEL
:0823-21-6111
URL
戦艦大和記念館
10分の1戦艦「大和」や、零式艦上戦闘機六二型、人間魚雷「回天」、戦艦「金剛」のボイラーなどの実物を展示。戦艦「大和」を生んだ「呉の歴史」と造船、製鋼をはじめとした「科学技術」を紹介する博物館。
住所
アクセス
:JR呉駅→徒歩5分
:広島呉道路呉ICから国道31号経由2km5分
TEL
:0823-25-3017
URL
白壁の町並み
白壁と格子窓の江戸時代からの家並みが約200mにわたって続く。間口が狭く、奥行きの長い建物は「うなぎの寝床」と呼ばれる江戸時代の商家の造り。夏の金魚ちょうちん祭りでは、金魚提灯が軒に吊るされあかりの灯る夜は幻想的な雰囲気をかもし出す。昭和59年(1984)に柳井市古市金屋地区伝統的建造物群保存地区に選定。
住所
アクセス
:JR柳井駅→徒歩10分
:山陽道玖珂ICから県道70号経由17km20分
TEL
:0820-23-3655
URL
:https://www.city-yanai.jp/site/kanko-shisetsu/shirakabenomachinami.html
夭折の詩人記念館
昭和12年(1937)、30歳という若さで生涯を閉じ、いまだ多くの人々を魅了し続けている詩人、中原中也。山口市湯田温泉の生家跡に建つ記念館では、中也の業績と生涯を紹介する常設展示のほか、さまざまな角度から中也の詩の世界に迫る企画展示を行っている。館内には関係書籍を自由に読むことができるコーナーや情報を検索できるコーナー、DVD放映室なども備え、館外では屋外展示がある。所要約40分。
住所
アクセス
:JR湯田温泉駅→徒歩10分
:中国道小郡ICから国道9号、県道204号経由7km15分
TEL
:083-932-6430
URL
明治維新の宿
維新の歴史を語る宿。回遊式日本庭園。家族湯「維新の湯」、大浴場「岩の湯」「蔵の湯」「花柏の湯」有
住所
アクセス
:JR湯田温泉駅から徒歩12分
:中国道小郡ICから国道9号、県道204号経由7km15分
TEL
:083-922-0125
URL
サビエル記念堂
フランシスコ・サビエルは天文18年(1549)に来日、日本に初めてキリスト教を伝えたイエズス会の宣教師。西国一の大名だった大内義隆を頼って山口を訪れ、本格的な布教活動を行った。わずか5カ月ほどの滞在だったが、受洗者は500人を越えたといわれる。サビエル来訪400年を記念して建てられた聖堂は平成3年(1991)に火災で焼失。その7年後、高さ53mの2本の塔を持つ斬新なデザインの聖堂として再建された。1階にはサビエルの足跡と日本のキリスト教の歩みを紹介する資料があり、2階は光と水をテーマとしたステンドグラスが美しい礼拝堂になっている。
住所
アクセス
:JR山口駅→山口市コミュニティバス大内ルートで5分、バス停:市役所前下車、徒歩5分
:中国道山口ICから10km15分
TEL
:083-920-1549
URL
童謡詩人記念館
金子みすゞの実家跡に「金子文英堂」を再現し、当時のみすゞの生活をうかがうことができる。本館では、みすゞの作品と生涯を中心に展示し、みすゞの世界の魅力を分かりやすく紹介している。
住所
アクセス
:JR仙崎駅→徒歩5分
:中国道美祢ICから国道435・316・191号経由35km45分
TEL
:0837-26-5155
URL