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Report ラブ&フロンティア 新人開拓者ドロシー 獅子奮迅の日々

第7回 開拓7日目 ソフト発売記念とお別れの時

本日は『フロンティア ゲート』発売日!
ついに迎えたこのめでたい日に新人開拓者ドロシーは何を思う。
というかそもそもドロシーは、今日のこの日をめでたいと思っているのか?
そのへんイマイチ曖昧模糊な連載7回目。

トゥルルトゥ、トゥルルトゥ☆ 今日は待ちに待った発売日

開拓者のみんな、こんにちは。
アイドル開拓者のドロシーです☆
好きな地名は「トゥルルトゥ山」、
思わず口に出したくなる語感が好きです。
トゥルルトゥ山。

これを読んでるエブリバディ、
今日は何の日かご存知ですか?
そう! お待たせしました!
『フロンティア ゲート』の発売日です♪
無事にソフトが発売できたこと、
この場を借りて感謝させて頂きます。

すべては、
体験版を遊んでくださった開拓者の方々、
公式サイトやTwitterを通じて応援してくれた方々、
そして何より、
私のアイドルとしての魅力の賜物です。
あはっ☆

「まだ購入してないんだよねー」って人は
ガテン系ジジイ・ダンデスの巨大槌(2m超)の
打ち上げ系攻撃(威力・特)を食らうまえに
サクサクッと購入してください☆
ドロシーからのお願い♪

そうそう、今日も装備を変えてみたよ。
テーマは魔女っ子。
自分で言うのもアレだけど、
私ってばこういうの似合うなー。
あーあ、ついでにステキな"恋の魔法"も
使えるようになればいいのに。
例えば……
「私の魔法でキミのハート(心臓)を
(肋骨の間からズブズブって)盗んじゃえ♪」

――とかとか。一度でいいから使いたーい☆
ウフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ。

ようこそ新人開拓者! 先輩に任せたまえヨ♪

今日は発売日ってことで、これまでの総決算。
私が先輩開拓者として、
これからやってくる新人開拓者を迎えるの。
おっ、この子なのかな? 名前は"よしだ"か。
かわいい感じの男の子じゃん♪
前回の日誌に出てきたこむたん先輩(猫)もついてるし
お姉さんにいろいろ任せるといいよ☆

あ、自己紹介がまだだった。私、ドロシー!

よしだ「ドロシーさん? うーん……
    どこかでお会いしたことがあるような……」

ん? 前にどっかで会ったことあるっけ?
ま、細かいことはさておいて、いざ、開拓へ。

さぁ、新人よしだくんを連れて
クエスト"ニコ火山で幸福の翼を追え"に挑戦!

このよしだって子、
強い敵にも懸命に立ち向かうし
倒れても倒れても起き上がってくるしで、
まだまだレベルは低いけど
開拓者としての素質は十分ありそう。

顔とかよく見ると、幼さのなかに精悍さもあって
大きくなったらイケメンになりそうな予感も……。
ふふふふふ、いまのうちにツバつけとこっかな。

とか考えながら拠点に戻ってきたら、
突然よしだが何か思い出したかのように
大声で叫んだの。

「思い出した!
 ドロシーさんって、日誌書いてるエセアイドルですよね?
 オレ、毎回毎回読んでます。
 あの日誌、面白いですよね。
 ドロシーさんの性格の悪さが存分に出てて!」

ドアホウ!
天召剣であの世までぶっ飛ばすわよ!

はぁ……。
ホント、この開拓地にはロクなヤツがいないのね。

いちばん最初に出会ったアレッティオ
(赤毛で熱血漢な英雄大好き開拓者)のほうが
まだマシなんじゃないかと思えてきたわ……。

復活した赤毛熱血漢 そして語られる、真の目的

え? アレッティオとは最近どうなのかって?
あ、ああ……。
壮絶に勘違いして私にケンカ売って
しばらくシカトブッこいてくれてたけど、
こないだフラッと戻ってきて。
反省してたみたいだから、許してあげた。
そりゃそうよ、私の心はトム・タム草原より広いもん。
いまはまたパートナー契約して、二人で冒険してる。

まぁ……ね。
何だかんだあったけど、
フロンティアに来て一人だった私と
最初にパートナー契約してくれたんだもん。
そこは正直有りがたかったなって思うし、
それにアイツ、根は悪いヤツじゃないし、さ。
あと、そこそこイケメンだし。

あー……うん、イケメンについて、ね。
知りたいの?

……ホントは、私ね。

この開拓地に来るまえ、ウチのバカ親に
「用意した見合い相手と結婚しろ」って言われて、さ。
それがイヤでこの開拓地に逃げてきたの。
人気アイドルになって
フロンティアで名を上げようとしたのも、
そうすれば「私と結婚したい!」ってイケメンが
寄ってくると思ったから。
同じ結婚するにしても
相手は自分で見つけたかったんだ。

でも、結局ダメだったなー。
どの開拓者も、理想とか目標とか人生とか抱えてて
それに向かって精一杯頑張ってるんだもん。
私の結婚相手探しなんて「眼中に無し」って感じで。

最初は私、「開拓なんてくだらない」ってバカにしてた。
ただ……最近、アレッティオとか
ほかの開拓者を見てて思うんだ。
「何かに燃える生きかたもカッコいいな」って。

だから、私、決めたの。

結婚相手探しはもうヤメて、
このフロンティアで、私は開拓者として
パートナーたちと強く生きて冒険していこう、って。
あとほら、こないだ日誌で書いた
もっちぃブリーダーのサイドビジネスも始めるし。
うふふふ。

そういうことで私、
心機一転、頑張るんだから。
伝説の開拓者(兼超人気アイドル兼もっちぃブリーダー)
を目指して!

開拓地の怪奇 ペット増殖

なーんて青臭い決意をしたところで、
我がスイートホームに帰宅。
あ、もっちぃが4匹に増えてる。
しかも「オレたちの家ですが?」って顔して
平然と居座ってる。

まぁいいわ、もうすぐ本国に
高値で売り飛ばしてやるんだから。
エサあげるだけで増殖するペットなんて
本国では珍しがられるでしょうからね。
もっちぃビジネスで手に入れたお金は
高価な装備品と素材を買う代金に回して
開拓者として強く強くなってやるんだ。
うふふ、ウフフフフフフフフフフフフフフフ。

あれ? テーブルの上に
ギルドマスター(白髪オヤジ)から手紙が……。

「開拓地内の動物は輸出禁止だ。フッ」

ど、どういうこと?
私のペットビジネス計画、見事に頓挫じゃない!
汗と泥にまみれて"小さい虫"を捕獲しまくった
私の努力をどうしてくれるのよ。
こ、こら、もっちぃズ、悲しそうな目で私を見るな。
……うー、し、仕方ないな、
捨てるわけにもいかないし、
これからもウチで飼ってあげるわよ。
その代わり、エサは減らすからね。
だ、だから、悲しそうな目で私を見るな、もう。

ふぅ……、閑話休題。

最後になったけど
お付き合いいただきましたこの日誌、
ソフト発売日の今日を持ちまして最終回となります。

ここまで読んでくれた人、ありがとね。
みんなに会えなくなるのは寂しいけど――
あれ、プロモーション担当さん、どうしたの?

え?
日誌連載の予定はあと1回分残ってて
明日掲載される?

そんなの初めて聞いたわよ、
このスカポンタン!

グヌ……わかったわよ、
書けばいいんでしょ書けば。
まったく、ちゃんと締めようと思って
バカ親との結婚騒動のこともバラしたのに。
はー……じゃあ、また明日会いましょ。

ああ、私の理想のイケメンは何処――。

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