プロゲーマーになるには? 高校生プロゲーマーをめざすうえでやるべきこと
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世界的に盛り上がりを見せているeスポーツですが、日本でも中学生や高校生といった若い世代を中心に、eスポーツへの関心が高まっており、プロゲーマーをめざす人も増えてきています。
前回のコラムでは、プロゲーマーになる方法や必要な考え方について、プロeスポーツチーム「SCARZ」「TEQWING e-Sports」代表のお話をご紹介しました。
今回はそれを掘り下げ、高校生プロゲーマーをめざすうえでやるべきことはなにか?をご紹介します。
1:プロゲーマーになるには?
プロeスポーツチーム代表のお話
前回のコラムで「SCARZ(スカーズ)」の友利代表より、「プロゲーマー」になる方法について、以下の通りご紹介いただきました。
「SCARZ」では特に”プロゲーマーからの紹介”や、チーム独自で実施する”プロテスト”に注力し、プロゲーマーとして活躍できそうな将来性の高い人物を見つけるそうです。
プロゲーマーになる方法について
1.スコアボード(ランキング)上位の実績を残す |
実績を残したうえで、「プロチームからのスカウト」によってプロゲーマーになる |
2.アマチュア大会で上位の実績を残す |
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3.プロゲーマーと仲良くなる |
「プロチームに所属するプロゲーマーからの紹介」によってプロゲーマーになるという方法 |
4.プロテストやトライアウトに合格する |
公式ホームページ上でプロゲーマーを公に募集するチームがある |
表の通り、プロゲーマーになるにはいずれの場合においても、プロをめざすゲームタイトルで「実績」が重要になってくることはいうまでもありません。
「実績」は実力を評価する材料となるだけでなく、大会でしっかりと結果を残せる集中力・精神力を持ち、自分のパフォーマンスを大舞台でも発揮できる証にもなります。
「SCARZ」はじめ、どのプロeスポーツチームも「実績」だけでプロゲーマーとして採用するかどうかを決めているわけではありませんが、重要な判断材料であることは間違いないでしょう。
2:プロをめざすために実績をあげる方法とは?
では、プロゲーマーをめざす中学生や高校生が、得意とするゲームタイトルで「実績」をあげていく方法には、どういったものがあるのでしょうか。
人気ゲーム「FORTNITE(フォートナイト)」を例に挙げてご紹介します。
- 全国規模の高校生eスポーツ大会で活躍する
- 観衆の印象に残るような目立った活躍をする
- 公式大会や大きなアマチュア大会で活躍する
- FNCS(Fortnite Champion Series / フォートナイトチャンピオンシリーズ)などのフォートナイト公式大会で活躍する
- ゲームタイトルのスコアボード(ランキング)を上げる
- アジアパワーランキングをあげる
- 実力者が集うスクリムで結果を残し続ける
いずれのケースでもプロチームは実績のあるプレイヤーに注目しているわけですが、今回は1つ目にある「高校生eスポーツ大会」について、もうすこし詳しくご紹介します。
3:プロeスポーツチームも注目! 現役プロゲーマーも参加する高校生eスポーツ大会
全国規模で開催され、多くの高校生が参加しているeスポーツ大会として有名なのは、以下3つの大会です。
1.STAGE:0(ステージゼロ) | 約7,000名 | フォートナイト(FORTNITE) ヴァロラント(VALORANT) オーバーウォッチ2(Overwatch2) リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends) クラッシュ・ロワイヤル(Clash Royale) |
2.全国高校eスポーツ選手権 ※2023年より「NASEF JAPAN 全日本高校 eスポーツ選手権」として開催予定 |
約300校 | フォートナイト(FORTNITE) リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends) ロケットリーグ(Rocket League) |
3.全国都道府県対抗eスポーツ選手権 | 述べ50万人 ※高校生以外の参加者数含む |
「eFootball」シリーズ など7タイトル |
この3つのeスポーツ大会の中でも、一番メジャーで規模が大きく実績を残すのが難しいと言われているのが「STAGE:0(ステージゼロ)」です。
eスポーツ人口の増加に合わせて、参加者数も年々増えています。
※出典:STAGE:0(ステージゼロ)公式サイトおよび公式X(旧Twitter)より
また、競技タイトル数も当初は「フォートナイト」「リーグ・オブ・レジェンド」「クラッシュ・ロワイヤル」の3タイトルでしたが、
2023年大会では「ヴァロラント」と「オーバーウォッチ2」が加わり、合計5つの競技タイトルで熱戦が繰り広げられました。
「STAGE:0(ステージゼロ)」はプロゲーマーをめざす高校生が多く参加している大会で、プロeスポーツチームも注目しています。
実際にこの大会で活躍した高校生が、のちにプロチームへ加入してプロゲーマーになっているケースもあります。
この大舞台で現役の高校生プロゲーマーを倒すなど活躍できれば注目度が一気に上がり、プロゲーマーになる夢に近づくことができるでしょう。
4:プロゲーマーになるための練習方法とは?
高校生eスポーツ大会などで「実績」をあげるには、自身の実力を高めていく必要がありますが、どのような方法が考えられるでしょうか。
- 1.自主練習でひらすら実力を磨く
- 2.友人やゲーム仲間と一緒に練習する
- 3.部活など学校で練習をする
- 4.強豪チームのスクリムに参加して練習する
- 5.プロeスポーツチームが行っている個人レッスンやeスポーツ塾に通う
- 6.eスポーツの専門学校・専門スクールに通って強くなる
上記以外にも実力を高めていく方法はあると思います。 練習方法を考えるうえで大切なポイントは、「どんな練習をすればプロゲーマーになれる確率を上げられるか?」という視点です。 同じようにプロゲーマーをめざすライバルがいて、みんな何かしらの方法で日々練習をして実力を磨いています。 そんなライバルに勝って「実績」をあげていくためには、練習量もさることながら練習の”質”を高めていくことが重要となります。 練習の”質”を高めるには、自分の長所と短所を知り、伸ばすべきポイントや改善すべきポイントをしっかり把握しておく必要があります。 そのためにも長所・短所を客観的にアドバイスしてくれる人が身近にいることが望ましいです。
理想的な手段としては、実際に現役プロゲーマーとして活躍している人、またはプロゲーマーとして活躍していた人に教わることだと言えるでしょう。 具体的な練習方法も含めて的確なアドバイスをもらえれば、無駄なく実力を高めることができます。 また、どういう意識を持って、どういう取り組み方で練習をしていくべきか、プロゲーマーにしかわからないコツや、プロゲーマーだから伝えられる情報があるはずです。
今はプロeスポーツチームがレッスン教室をやっていたり、eスポーツコースのある高校や専門学校で直接プロゲーマーからeスポーツを教えてもらえる時代になっています。 プロゲーマーになるための練習としてはいろいろな選択肢がありますので、ご自身に合った練習方法をぜひ探してみてください。
5:eスポーツ専門のスクールに通うという方法
「KONAMI eスポーツ学院」は高校生でプロゲーマーを目指せるeスポーツ専門スクールです。
本学院には大きく3つの特徴があります。
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