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コナミグループが特別協賛をつとめる、「第49期棋王戦コナミグループ杯五番勝負」の第1局が、2月4日に富山県・魚津市で開催されました。
「棋王戦」は、将棋界を代表する八大タイトルの一つで、共同通信社および日本将棋連盟が主催。昨期に引き続き、コナミグループが特別協賛をつとめます。
「棋王」タイトルをかけた対局は2月から3月にかけて実施される五番勝負によって行われ、今期は、史上初の八大タイトル制覇を成し遂げた、藤井聡太（ふじい・そうた）棋王に、伊藤匠（いとう・たくみ）七段が挑みます。
前日には前夜祭が開かれ、対局に向けて両者が意気込みを語りました。

＜藤井棋王　コメント＞
「（能登半島地震で）大変な状況の中で、開催地の方にご準備をいただいて、こうして対局ができることをありがたく思っています」

＜伊藤七段　コメント＞
「自分も棋士として良い将棋を指して、（被災された方を）元気づけることができればと思います」

そして、2月4日午前9時、対局が開始。
対局会場の別室では、指導対局や、大盤解説会が開かれ、多くの来場者でにぎわいました。
熱戦のすえ、両者詰みの見込みがなくなる「持将棋（じしょうぎ）」となり、引き分けで終局しました。

＜藤井棋王の対局後コメント＞
「本当にこの対局を歓迎していただいて、今日の大盤解説会にも本当に多くの方が来られたと聞いているので、自分自身もすごく気持ちよくというか、集中して対局することができたかなと思っています」

コナミグループは、「棋王戦」への特別協賛を通じて、将棋界のさらなる発展に貢献していきます。