藤井聡太五冠が最年少の六冠達成 ~第48期棋王戦コナミグループ杯五番勝負~ (2023年3月19日)
コナミグループが特別協賛をつとめる、「第48期棋王戦コナミグループ杯」五番勝負の第4局が、3月19日に栃木県日光市で開催されました。
「棋王戦」は、将棋界を代表する八大タイトルの1つで、共同通信社および日本将棋連盟が主催。
今期からコナミグループが初の冠スポンサーをつとめます。
「棋王戦コナミグループ杯」五番勝負の第4局の開催地となる「鬼怒川温泉」。
都市近郊の観光地であることから「東京の奥座敷」と呼ばれ、年間を通じて多くの宿泊客が温泉街に訪れています。
注目の一戦は、「日光きぬ川ホテル三日月」で行われました。
タイトル獲得をかけた対局は、挑戦者の藤井聡太五冠が2連勝で王手をかけるも、棋王11連覇を目指す渡辺明棋王が第3局で一矢報いる展開。
第3局は両者死力を尽くした戦いになりました。
今回行われる第4局も、藤井聡太五冠の最年少での「6冠」達成に期待が高まりました。
対局日前日には開始式が開催。
翌日の対局を前に両者が意気込みを語りました。
~渡辺 明 棋王 会見コメント~
より一層集中してこれまでの将棋よりも反響の大きい将棋を指せるように頑張っていきたいと思います。
~藤井 聡太 五冠 会見コメント~
(第3局まで)手ごたえと共に課題も色々と見つかったと感じていますので、それをいかして第4局も今まで以上の熱戦にできるように班張りたいと思っています。
そして、3月19日午前9時、第4局の対局が開始。
「棋王戦」第4局は、藤井五冠が勝利し、史上最年少で「6冠」達成という偉業を成し遂げました。
羽生善治九段以来の「6冠」達成となり、最年少記録を29年ぶりに更新しました。
~藤井6冠 会見コメント~
棋王戦のチャンスを作るのが難しい状況が続いていたので、結果を残すことができたというのは非常に嬉しく思っています。
コナミグループは、「棋王戦」への特別協賛を通じて、将棋界のさらなる発展に貢献していきます。