ゲーム紹介
究極の力を求める幼き天才魔術師 炎、氷、風の術で敵を翻弄する |
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咽せるようなかびの臭いの中で目が覚めた。 かなりの高さから落ちたようだ。 上方には闇しか見えない。 陰鬱な雰囲気が漂うここは、どうやら城の地下牢だ。 もう長年使用された形跡はないが かつてここに投獄された者たちの末路は想像に難くない。 湿気を含んだ空気と、何者かが肌に絡みつく。 非業の死を遂げた者の魂は、 今もさまよい続けているのだ。 |
悪魔の城の地下牢を守るという、 牛頭人身の処刑人に出会ってはならぬ。 出会ったならば逃げるほかに道は無い。 彼の者の手は、人間など容易く肉塊へ変える。 |
人類誕生の遥か以前より 竜は食物連鎖の頂点に立ち続けてきた。 他の生物はすべて彼らの食料である。 もちろん人間もその例外ではない。 |
洞窟を抜け、再び外の空気に触れた 淀んだ生温い風だが、先程までよりは心地良い 一呼吸してから周囲を見回す。どうやらそこは城の外壁らしかった かなり高いところまで来たようだ 視線を上げると、夜霧の向こうに薄っすらと、巨大な時計塔が見える 目指す魔王の座は近い |
その魔物は人語を解するが 友好関係を築くことなど不可能だ。 魔物にとって我々は"食べられる敵"でしかなく 武器を捨てようものなら、即座にその鋭い牙で 喉元を食いちぎられることとなるだろう。 |
それは疾風の如く天空を舞い 哀れな獲物の命を瞬息の間にむしり取る。 天空を支配する女王の鉤爪は 地を這う者全てを脅かす死の刃だ。 |
鳴り響いた鐘の音が眼前の霧を払い
途方もなく、荘厳な塔がその姿を現した。 同時に周囲の圧するような空気が明らかにその重さを増す。 自らの存在を誇示し、諸手を広げてそこに居る。 城の主ーー魔王ドラキュラが呼んでいるのだ。 |
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彼は死であり、死は絶対の恐怖である。 即ち、彼は生ある者にとって絶対の存在であり 畏怖と信仰の対象であり、神に他ならない。 無論、神に刃向う者に生存の道はない。 |
漆黒の夜に住まう吸血鬼は 数多の闇の眷属を従え、永遠を生きている。 彼は王であり、最も強大な魔物であり、 あらゆる者の命を奪う、絶対の悪である。 |
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