CSR特集

コナミデジタルエンタテインメントが
バルサ財団主催の「ソーシャル・インクルージョン・フェスティバル」に協賛
~スポーツを通じて障がい児のソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)を促進~

コナミデジタルエンタテインメントは、FC バルセロナが1994年に設立した「バルサ財団」が、2019年7月22日にアリーナ立川立飛(東京都立川市)で開催した、「ソーシャル・インクルージョン・フェスティバル」に協賛しました。

ソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)とは、平等でどんな人も排除されず、全ての人々が健康で文化的な生活ができるように、社会の構成員として包み支え合うことです。

本フェスティバルは、スポーツと教育で子どもたちを支援し、平等で共生可能な社会を実現するために、FCバルセロナがもつ5つの価値観、「謙虚さ」「努力」「野心」「リスペクト」「チームワーク」を、子どもたちに伝えることを目的に開催され、障がいをもつ子どもたちを中心とした約200名と、インストラクターが参加しました。

また、本フェスティバルには、バルサ財団第一副会長のジョルディ・カルドネル氏、元バルサ選手のジュリアーノ・ベレッチ氏、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長、一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)の北澤豪会長等の方々が参加しました。


フェスティバルのキックオフには、ジュリアーノ・ベレッチ氏が登場。
「私がサッカーを始めたのは6歳のとき、みなさんと同じくらいのときです。私はサッカーを通じて、多くの友達を得ることができました。
そして、たくさんのことを勉強しました。今日は、私もみんなと一緒に楽しみたいと思っています。
みなさんは今日のフェスティバルを通じて、新しい友達と出会い、学んでもらえればと思います。」
と自分の経験を通じて、子どもたちへの想いを話しました。


アクティビティでは、5つの価値観を子どもたちに見出してもらうために、「FutbolNet」という方法論が用いられました。様々なアクティビティを楽しむことに加え、自分たちでルールを決めて実践したり、ゲーム後にリラックスしながら、ゲームを通じてどんな価値観を得られたのかを全員で円になってディスカッションをする時間が設けられ、アクティビティを元気いっぱいに楽しんだり、積極的に話し合う子どもたちの姿が会場のいたるところで見られました。




アクティビティには、ジュリアーノ・ベレッチ氏や北澤豪会長も参加。
視界をさえぎるゴーグルをつけ、視覚障がいを持つ子どもたちに共感しながら、アクティビティを楽しみました。



閉会式には、各団体の代表者が登壇。
それぞれ、本フェスティバルやソーシャル・インクルージョンについての想いや感想を話しました。


公益財団法人日本サッカー協会(JFA) 田嶋幸三会長

「日本サッカー協会は、このようなバルセロナの姿勢を学ばなければいけないと思いましたし、多くのお子さんたちの笑顔を見て日本でも絶対にやらなければいけないと勇気をもらいました。」

一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF) 北澤豪会長

「健常者も障がい者も、当たり前のように、分かり合う社会をめざしています。今日はそれがまさしくここにでていたと思います。」

バルサ財団第一副会長 ジョルディ・カルドネル氏

「わたしは、ここにいらっしゃる皆さまに、すでに大きな誇りを持っています。みなさん自身がゲームのルールを変えてきています。そして、わたしは本当に今日皆さんと一緒に時間を過ごして、感動しています。」


閉会式の最後には、各代表から、参加したこどもたちにメダルが贈られ、子どもたちの笑顔につつまれながら、フェスティバルが終了しました。


コナミデジタルエンタテインメントは、これからもこのような活動を通じて、次世代を担う子どもたちへサッカーの楽しさをお届けしていきます。