障がい者スポーツ団体にも活用される、POWER MAX V3 Proでのトレーニングを取材!

今回はPOWER MAX V3 Pro導入を決定された障がい者陸上クラブチーム、一般社団法人 Diversity A.C.千葉に伺わせて頂くことに。POWER MAX V3 Proを、障がい者スポーツのトレーニングに取り入れた理由は?またその効果は?今回はその真相に迫ります。

Diversity A.C. 千葉(ダイバーシティ エーシー チバ)とは

千葉県を拠点に活動する障がい者陸上クラブチームとして発足。
今では、障がいの有無に関係なく陸上好きが集まり、世界大会出場者から健康のための陸上まで幅広い選手が在籍する。

今回はDiversity A.C. 千葉の、千葉県内にある室内トレーニングルームに伺いました。
設備としては、エアロバイク®POWER MAX V3 Proに加えて、ストレッチやコンディショニングツールを用意しています。

導入のきっかけは、POWER MAX V3 Proのデモ機貸出キャンペーン

早速、Diversity A.C. 千葉でコーチを務める大門さんに、お話を伺ってみます。

今回、POWER MAX V3 Proのデモ機貸出キャンペーンについて申し込まれた理由は?

大門さん

冬季トレーニングの筋力強化の一貫で、某大学で使用していたPOWER MAX V3 Proの導入を検討しており、その際にWebで検索をしていたところ、本キャンペーンを見つけました。

POWER MAX V3標準仕様のモデルについては使用したことがありましたが、POWER MAX V3 Proのモデルの使用感について知りたいと思い、申し込みました。

デモ機貸出キャンペーンから実際に導入に至ったのは、POWER MAX V3 Proでの障がい者スポーツのトレーニングに、可能性を感じたとのこと。
障がい者スポーツでの、POWER MAX V3 Proを使用したトレーニングの実際について、お聞きしました。

POWER MAX V3 Proを使用したトレーニングを行っているのは、どのような競技に取り組まれている選手ですか?

大門さん

基本的には知的障がいの選手で、短距離、ハードル、中長距離の競技に取り組んでいます。

実際に、POWER MAX V3 Proを使用したトレーニングでは、どのような内容のものを行っていますか?

大門さん

定期的に無酸素テストで自分の体のことや、大体のレースタイムを予測したり、短距離・中長距離それぞれの選手の月練習メニューに、POWER MAX V3 Proでのトレーニングを週1~2回組み込んだりしています。

障がい者スポーツでのPOWER MAX V3 Proを使用したトレーニングのメリットは、どのような点にありますか?

大門さん

選手側としては、結果が数値として出るので、自分の状態を理解しやすいのがメリットだと思います。
コーチとしては、本人が感じていることと、実際の状態を数値化することで、心身の感覚の差を感じ取ることができる点にありますね。
特に知的障がいを持つ選手の場合、うまく自分の状態を伝えられないことがあるので、データから読み取れることも、選手を理解するうえで大事な材料にしています。

障がい者スポーツのトレーニングにも適したPOWER MAX V3 Pro

障がい者スポーツでのPOWER MAX V3 Proを使用したトレーニングを導入しようとされている方に向けて、一言お願いします。

大門さん

障がい者スポーツ選手の置かれている状況は、一人一人大きく異なると思いますが、POWER MAX V3 Proを取り入れることで、選手の持つ能力を今まで以上に引き出すことが可能だと思います。

知的障がいの選手以外では、視覚障がいの選手にもマッチしているマシンだと思います。夜に外で練習することが難しい方や、トレーニングに補助が必要という方でも、安全に全力トレーニングが出来る点が良いですね。

これからもコナミスポーツは、「エアロバイク®POWER MAX」をはじめとしたエアロバイク®シリーズでアスリートを応援します。

大門 寛子さん プロフィール

学生時代は音楽を専門的に学び、海外より帰国後、出版社や通信社などのデザイン業務をフリーランスで請負う中で、障がいのある子どもの余暇活動ボランティアに参加。
そこで障がい者支援に興味を持ち、特別支援学校教諭の免許を取得後、千葉県の特別支援学校教諭として採用され、勤務校で陸上競技部の顧問を担当する。
卒業後も生徒たちが陸上競技を続けられるように、陸上クラブチームDiversity A.C千葉を発足。日本代表選手や日本一の選手を多数輩出する。
現在は、一般社団法人Diversity A.C.千葉代表理事兼コーチ、グループホーム管理者、ドーピングコントロールオフィサー、スポーツライターとして活動中。