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メタルギアソリッドインテグラル VRチーム開発者日記


   Diary INDEX: 9906 / 9907


 6/25 (Fri)   一つだけ言っておきたいことがあるんです   
山下慎二(プログラマー)
 「WEAPON MODE の PSG1 LEVEL 01 は僕が作ったんではありません。」
 僕も初めてステージの形状を見た時は驚きました。
 本気かな?と。
 作った人に聞いたら、「あれはいつか誰かが止めてボツになるだろうと思ってやったら誰も止めなかったんだ、ハハハ」と、おっしゃっておりました。
 うむ。
 まあ別にいいけど…



 6/24 (Thu)   タイムアタックのすすめ   
Let's(プログラマー)
 ○月×日
 今日もせっせとVRのタイム出しをしていたら、突然隣の席から「このステージどう?」と挑戦状をたたきつけられた。
 早速その挑戦を受けたものの、隣の記録はすさまじくどうしても抜けない。
 改めて標的の動きをじっと観察し、ルートを探し出す。
 「よしこのルートだ」
 1つの確信を持って再びトライ。数十回目にしてようやく記録更新。
 「よっしゃやったぜ」
 意気揚々と隣を見るとなんとすでに記録が更新されている。
 隣を見ると勝ち誇ったような笑みが・・・
 「くっそー!!」
 再び必死でステージに挑む。
 しかし、記録を何度更新しても隣のやつはさらにその上をいってしまう。
 「もうこのステージ、記録なんて出ないんじゃないの?」
 そんな絶望とともに魂が抜けそうになりながらも、「あきらめたらそこで試合終了だよ」というスラムダンクの安西先生の言葉が頭をよぎり、なんとか踏みとどまっていた。
 もう何回目のトライかわからなくなったとき、ふとあるルートが見えた。試しにやってみる。
 記録更新!!
 隣のやつもこの記録には参ったらしく、どうしても記録を抜けないでいる。
 「よかったら僕のルート使ってもいいよ。」
 軽く挑発してみる。
 隣のやつは悔しそうな表情を浮かばせた。
 こんなやりとりを繰り返しながらVR班の熱い夜は更けていくのであった・・・

 VRの醍醐味はなんといってもタイムアタックです。
 新たなルートを見つけ記録を更新したときの面白みはなんともいえません。
 こんな熱い戦いにみなさんも参加してみませんか?








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