京丹後市北部、丹後半島の日本海沿いに位置する間人漁港などがあるエリア。地名は飛鳥時代、聖徳太子の生母「間人皇后」がこの地を訪れ気に入られたという伝説に由来する。竹野川河口近くの海岸には高さ20メートルの一枚岩「立岩」があり、この岩を見守るように「間人皇后母子像」が立っている。この海岸線は景勝地が多く「間人温泉」も人気が高い。間人漁港で獲れるズワイガニは「間人ガニ」と呼ばれる高級品だ。
(文:JTBパブリッシング)
- 間人間人
- 伊根伊根
ノスタルジックな漁村風景「伊根の舟屋」で知られる伊根町。丹後半島の北東部に位置する。舟屋とは漁船の収納庫を持つ民家のこと。波穏やかな港の水面すれすれに、そんな伝統家屋が200軒以上並んでいる風景はここでしか見られない。これらは旧跡ではなく、今も人々が普通に使い生活している場であることも驚きだ。旅情を誘うこの景観を見に年間30万人もの観光客が訪れる。舟屋を海から眺める海上タクシーもある。
(文:JTBパブリッシング) - 岩美岩美
鳥取県の北東端に位置し兵庫県と県境を接するのが岩美町。「浦富海岸」と呼ばれる北側の海岸線はすぐ西にある鳥取砂丘とは対照的にリアス式の断崖が続く海岸あり、白砂青松の浜ありと変化に富んでいる。海岸線はすべて景勝地といってよく、世界ジオパークにも認定されている。そんな海の景観を満喫できるのが「田後公園展望台」と「東浜展望所」。また漁獲量日本一を誇る松葉ガニをはじめ魚介類が美味しい町でもある。
(文:JTBパブリッシング) - 浜坂浜坂
兵庫県北西端、日本海に面しJR山陰本線浜坂駅や浜坂漁港があるエリア。新温泉町に含まれる。浜坂には3つの誇れるものがある。浜坂漁港はホタルイカの漁獲量が全国トップクラスで魚介類が美味しいこと、清流でしか咲かない水中花バイカモの群生地「田君川バイカモ公園」があること、古い家並みと清流を見ながら散策できる「あじわら小径」があって旅情がかきたてられる「浜坂温泉」があることだ。
(文:JTBパブリッシング) - 新温泉新温泉
兵庫県北西部に位置する新温泉町。町名に温泉がついているように温泉の宝庫だ。北部の日本海沿いにある「浜坂温泉」、緑豊かな里山にたたずむ源泉100%かけ流しの「七釜温泉」、1200年近い歴史を持ち風情ある温泉街が魅力の「湯村温泉」がある。気軽に温泉を楽しめるのは七釜温泉の日帰り入浴施設「ゆ~らく館」。地名の由来となった大釜の露天風呂や広々とした桧風呂など味わいの異なる多数の湯が楽しめる。
(文:JTBパブリッシング) - 香住香住
兵庫県北部・日本海に面する海と山に囲まれた自然豊かな漁師町。日本有数のカニの水揚げ地であり、冬は松葉ガニ、秋から春は香住ガニ漁がさかんで、一年を通じてカニ料理が楽しめる。国指定天然記念物「鎧の袖」などの奇岩が続く香住海岸や、海面から光源までの高さが日本一の余部埼灯台、展望施設「空の駅」として整備された余部鉄橋など観光名所も点在。四季折々の自然と海の幸が魅力のエリアだ。
(文:JTBパブリッシング) - 余部余部
兵庫県北部にある香美町の日本海側、JR山陰本線の名所「余部橋梁」があるエリア。余部橋梁は1912年(明治45年)に長谷川河口に架けられた。全長約311メートル、高さ約41メートル、赤い橋脚が美しい橋で、その高さと日本海の厳しい気候に耐える姿見たさに昔から多くの観光客が訪れた。耐用年数を過ぎたため2010年、コンクリート製に建て替えられたが景観は変わらない。橋の上にある「餘部駅」も絶景ポイント。
(文:JTBパブリッシング) - 網野網野
京丹後市の日本海に面したエリアが網野町。海岸線には美しいビーチが並ぶ。白砂青松の浜が2キロ近く続く「琴引浜」は歩くとキュッキュッと音がする鳴き砂で知られる。「夕日ケ浦」は名称通り夕日の絶景ポイント。「八丁浜」は遠浅で海水浴客に人気だ。源義経の側室だった静御前の出生地といわれる場所には「静神社」。網野町出身のプロ球界の偉人・野村克也氏の功績を紹介する「ベースボールギャラリー」もある。
(文:JTBパブリッシング) - 隠岐隠岐
島根県松江市の北約50キロの海上に位置する隠岐諸島。三島で構成される西の「島前」と一島の「島後」に分けられる。船便は七類港と境港から出ており高速船で約1時間、フェリーで約2時間半の道のりだ。島後には空路もある。島後の景勝地は北西の代海岸沖にある「ローソク島」。波の浸食でローソクの形になった20メートルほどの岩が立つ。岩の頂点に夕陽が重なる絶景が見られる遊覧船も出ている。
(文:JTBパブリッシング) - 城崎城崎
ゆったりと流れる川の両側には柳並木と歴史を感じさせる温泉宿。通りをそぞろ歩くのは浴衣姿の観光客。「これぞ日本の温泉街」といった風景が見られるのが城崎温泉だ。1300年におよぶ歴史を持ち、ここを舞台にした小説『城の崎にて』を書いた志賀直哉をはじめ多くの作家が訪れた逸話も手伝って今も人気が高い。縁の深い文学者の資料を展示する「城崎文学館」に寄ればさらに趣も深まる。
(文:JTBパブリッシング) - 久美浜久美浜
京丹後市の西端に位置し日本海に面しているのが久美浜町。日本海とは「小天橋」と呼ばれる砂州でしか隔てられていないほぼ湖の久美浜湾が観光の中心だ。豊かな自然に囲まれ波穏やかな久美浜湾自体が景勝地で時間帯によってさまざまな表情を見せる。この風景を上から一望できるのが湾の東南にある「かぶと山展望台」。標高192メートルの展望台からは湾の向こうに広がる日本海まで一望できる。
(文:JTBパブリッシング) - 京丹後京丹後
京都府の北端、丹後半島の北側に位置するのが京丹後市だ。日本海に面した海岸線には景勝地が並ぶが最北端の「経ケ岬」も海の絶景ポイント。海抜148メートルの断崖の上に白い灯台が立ち眼前には日本海の大海原が広がる。岬の南にある「袖志の棚田」は海をバックにした棚田が美しい。この地域に来たら寄りたいのが「碇高原牧場」。標高400メートルにある約88ヘクタールの広大な牧場で丹後牛が放牧されている。
(文:JTBパブリッシング) - 峰山峰山
京丹後市の中部に位置し、四方を山で囲まれた盆地にあるのが峰山市。独特の風合いを持つ絹織物「丹後ちりめん」の発祥地だ。この地方では奈良時代から絹織物が作られていたが、独自の織り方を開発し丹後ちりめんという名産品にしたのは峰山の職人なのだ。峰山町の南にある大宮町には丹後織物工業組合のオープンファクトリーとショップがあり製造現場を見学することや商品を購入することができる。
(文:JTBパブリッシング) - 海士海士
隠岐諸島「島前」の中ノ島を占めるのが海士町。鎌倉時代、承久の乱を起こして敗れた後鳥羽上皇が配流され、約19年暮らし崩御した地だ。上皇が生活した「行在所跡」、関係史料を展示する「後鳥羽院資料館」、上皇を祀る「隠岐神社」などがある。見どころとしては島の北東にある「明屋海岸」。火山活動で作られた赤い崖を持つ岩がある景勝地だ。最南端にある「木路ケ埼灯台」からは西ノ島と知夫里島が見える。
(文:JTBパブリッシング) - 湯村温泉湯村温泉
兵庫県北部の新温泉町にある湯村温泉。平安時代初期に開湯の長い歴史をもつ温泉地だ。98度という源泉の温度は日本屈指の高熱温泉で、湧出量も多く、温泉街を流れる春来川沿いに天然かけ流しの「足湯」が設けられている。1981年、ドラマ「夢千代日記」の舞台になったことで知名度が上がり観光客が増えた。街の中心部には夢千代の銅像が立ち、ドラマを再現するジオラマなどが展示される「夢千代館」もある。
(文:JTBパブリッシング) - 豊岡豊岡
兵庫県北部に位置し日本海に面する豊岡市。城崎温泉や溶岩洞窟「玄武洞」などの定番観光地から「竹野浜」、「神鍋高原」といった景勝地まで見どころは数多いが、ひと味違う魅力もある。ものづくりの町なのだ。“究極の白”といわれる磁器「出石焼」や江戸時代からの伝統工芸品「柳行李」から発展した鞄が名産品。とくに鞄は市街に「カバンストリート」という通りがあり、鞄専門店や鞄を修理する店などが並んでいる。
(文:JTBパブリッシング) - 与謝野与謝野
京都府北部、丹後半島の東のつけ根に位置するのが与謝野町。四方を山に囲まれた加悦谷平野に田園地帯と市街地がある自然豊かなエリアだ。見どころは古い家並が残る「ちりめん街道」。ここも絹織物の名産地だが、北にある丹後ちりめんの産地と京都を結ぶ街道の要所でもあり江戸時代から昭和初期まで隆盛を極めた。その面影を感じさせる町並みは必見。天橋立を高所から望む「大内峠一字観公園」も絶景ポイントだ。
(文:JTBパブリッシング) - 天橋立天橋立
日本三景のひとつであり日本を代表する観光地が「天橋立」。京都府北部の宮津湾と内海の阿蘇海を隔てる全長3.6キロの砂州に松林が続く様が美しく、平安時代から景勝地として称えられてきた。鑑賞する定番の場所は4か所ある。北の「傘松公園」から見る「股のぞき観」、南の「天橋立ビューランド」から見る「飛龍観」、東の「雪舟展望台」から見た「雪舟観」、西の「大内峠一字観公園」から見た「一字観」だ。
(文:JTBパブリッシング) - 余呉余呉
琵琶湖の北2キロほどにある「余呉湖」周辺のエリア。長浜市に含まれる。余呉湖は周囲6.4キロほどの湖で琵琶湖との間には賤ケ岳がある。波がほとんど立たず湖面に周囲の山が映ることから「鏡湖」の異名がある。静かなたたずまいのせいか天女の羽衣伝説などロマンある逸話も多い。湖畔は花の名所で春は桜、晩春にはサワオグルマ、初夏にはアジサイの群生が見られる。コイやワカサギ釣りも楽しめる。
(文:JTBパブリッシング) - 出石出石
兵庫県北東端にある豊岡市の南部に位置するのが出石町。江戸時代は出石藩の城下町で「但馬の小京都」と呼ばれるほど城下の風情を残す町並みが見られる。見どころも古い建築物。その代表格が出石城大手門脇にある時計台「辰鼓楼」だ。1871年(明治4年)、辰の刻を太鼓を叩いて知らせるためにつくられたもので地上13メートルもの風格ある楼閣だ。この通りには江戸時代からの商家や名物の「出石そば」の店などが並んでいる。
(文:JTBパブリッシング) - 永原永原
琵琶湖北岸に位置する西浅井町北部のJR湖西線永原駅周辺エリア。有名観光地はなく1日の乗降客数も100人に満たない駅だが、実は奥琵琶湖の豊かな自然を味わえる穴場だ。たとえば駅の南にある琵琶湖湖畔の「湖岸緑地大浦園地」。木立の先には石畳の湖岸があり澄み切った湖水が広がる。園地を取り囲むのは奥琵琶湖の深い山々。訪れるのはブラックバスを狙う釣り人くらいで、この景観を独り占めできるのだ。
(文:JTBパブリッシング) - 木之本木之本
長浜市の中部に位置する木之本町。北国街道と北国脇往還の分岐点があった交通の要所で歴史の舞台になった場所が多い。見どころは「賤ケ岳」。本能寺の変を経て、織田信長の跡目を巡って羽柴秀吉と柴田勝家が戦った古戦場だ。その現場を見るのも興味深いが、それ以上に魅力的なのは絶景ポイントであること。リフトで6分ほど登る標高422メートルの山頂からは南の琵琶湖、北の余呉湖などが一望のもとだ。
(文:JTBパブリッシング) - 朝来朝来
雲海の上に城郭が浮かんでいるように見えることから「天空の城」と呼ばれる「竹田城跡」があるのが朝来市。竹田城は標高353.7メートルの虎臥山山頂に築かれている。地形的に朝霧が発生しやすく霧によって山腹が隠され山頂の城だけが浮かぶ幻想的な風景が生まれるわけだ。この絶景に出会えるかどうかは天候次第だが、霧が発生しやすいのは冷え込む秋から春にかけての早朝。とくに11~12月が狙い目だ。
(文:JTBパブリッシング) - 舞鶴舞鶴
京都府北部に位置し日本海に面する舞鶴市。深く内側に入り込んだ天然の良港「舞鶴港」とともに発展してきた。江戸時代は北前船の寄港地、明治から昭和にかけては日本海軍の軍港、大戦後は満州やシベリアからの引き揚げ港の役割を果たし、現在も日本海側の重要港湾として機能している。見どころも港湾部にある旧海軍史跡「赤れんがパーク」、引き揚げ兵士の記録を展示する「舞鶴引揚記念館」などがメインだ。
(文:JTBパブリッシング) - マキノマキノ
マキノは琵琶湖北西岸に位置するエリア。日本で初めてカタカナ町名として採用された地名で、現在は高島市の一部となっている。琵琶湖畔には湖水浴が楽しめるビーチ、北にそびえる赤坂山麓には冬はスキー、春から秋にかけてはアウトドアスポーツが楽しめるマキノ高原とレジャースポットが充実している。また、マキノ高原に向かう県道には約2.4キロにわたるメタセコイヤの壮大な並木があり、絶景が楽しめる。
(文:JTBパブリッシング) - 竹生島竹生島
琵琶湖北部に浮かぶ周囲2キロほどの小島。東岸の長浜から観光船が出ており、35分ほどでつく。船着き場から石段を上ったところにある宝厳寺は奈良時代の724年に創建された由緒ある古刹。本尊の弁才天は江の島、厳島と並んで日本三大弁天に数えられ、パワースポットとして多くの人が訪れる。宝厳寺の東側にある都久夫須磨神社は琵琶湖の眺望がすばらしい。
(文:JTBパブリッシング) - 大江大江
福知山市の北側に位置する大江町は、若狭湾(日本海)に面した宮津と城下町・福知山を結ぶ宮津街道の宿場町として栄えたエリア。町の北側にそびえる大江山は、鬼の頭領・酒呑童子が住んでいたという伝説が残る山で、周辺には「鬼嶽稲荷神社」、「日本の鬼の交流博物館」など、鬼にまつわる観光スポットが数多く点在する。
(文:JTBパブリッシング) - 虎姫虎姫
町名は町の北側にある標高230メートルの虎御前山から付けられた。虎御前とは昔、この地に住んでいたという美女の名前。虎姫駅前には、この女性の像がある。虎御前山は戦国時代の合戦の舞台にもなっている。浅井長政の居城・小谷城の南側にあり、織田信長が浅井攻めの際、この山に砦を構えた。
(文:JTBパブリッシング) - 国友国友
長浜市内にある町で、鉄砲の生産地として栄えた。戦国時代の最盛期には70軒を越える鍛冶屋と500人あまりの職人がいたとされ、織田信長や豊臣秀吉らの武将が「国友」の鉄砲を大量に発注。江戸時代に入ってからは徳川家の御用達として鉄砲製作を続けた。鉄砲生産の歴史を紹介する火縄銃専門のミュージアム「国友鉄砲ミュージアム」も町内のみどころ。
(文:JTBパブリッシング) - 七類七類
島根半島東部、松江市美保関町にある港。三方を山で囲まれ、冬の日本海特有の北西風の影響を受けにくい地形であることから、古くから良港として多くの船に利用されてきた。現在は隠岐諸島へのフェリーや高速船が発着している。また、フェリーターミナルは多目的施設「メテオプラザ」として博物館やホール、温水プールなどを備えている。
(文:JTBパブリッシング) - 美山美山
京都市の北西に位置する南丹市北部。丹波高地から日本海に向かって流れる由良川の源流地域にある。深い山間に250軒あまりのかやぶきの家が立ち並び、「日本の原風景に出会える場所」として人気を集めている。国の重要伝統的建造物群保存地区である「かやぶきの里」や「美山民族資料館」など見どころも豊富。
(文:JTBパブリッシング) - 雲ケ畑雲ケ畑
京都市北部に位置する、鴨川の源流域にある山里。平安の昔から、この地域で生産された木材や薪炭、鮎などが朝廷に献上されてきた由緒ある町だ。平安時代前期、皇位継承を断念させられた惟喬親王が隠棲した高雲寺、「岩屋不動」の名で知られる岩屋山志明院といった見どころがある。特別天然記念物であるオオサンショウウオも生息。
(文:JTBパブリッシング) - 大原大原
比叡山の北西麓に位置し、四方を山に囲まれた田園地帯。苔に覆われた庭が美しい三千院、平清盛の次女、建礼門院徳子が平家滅亡後、隠れ住んだ寂光院、景観を絵画のように見せる額縁庭園がある宝泉院など旅情をかき立てる古刹も多い。美味しい野菜の産地としても知られ、茄子を赤紫蘇で漬けた「しば漬け」の発祥地でもある。
(文:JTBパブリッシング) - 三千院三千院
三千院は京都市左京区の大原に位置する天台宗の名刹で、静寂な山里にたたずむ風情ある寺院です。境内には苔むす庭園が広がり、春の桜、初夏の紫陽花、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の自然美が訪れる人々を魅了します。聚碧園や有清園といった庭園では、自然と調和した美しい景観が楽しめ、心が洗われるようなひとときを過ごせます。微笑ましい表情のわらべ地蔵も見どころの一つです。
(文:JTBパブリッシング) - 長浜長浜
琵琶湖の北に広がる湖北地方の中心地。戦国時代は豊臣秀吉が築城した長浜城の城下町として栄え、江戸時代は近畿と北陸を結ぶ北国街道の宿場町として賑わった。織田信長・徳川家康連合軍と浅井長政・朝倉義景連合軍が戦った姉川合戦の古戦場など、歴史の舞台となった場所も多い。町には明治時代の建築物が数多く残り、ノスタルジックな空気が漂う。
(文:JTBパブリッシング) - 境港境港
鳥取県西部にあり、日本海側の重要港湾として栄えてきた。日本国内でも有数の漁獲量を誇る港であり、生クロマグロとカニの水揚げは日本一を誇る。また、漫画家水木しげるの生誕地であることから『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する妖怪のブロンズ像178体がならぶ「水木しげるロード」や妖怪好きにはたまらない「水木しげる記念館」などの見どころがある。
(文:JTBパブリッシング) - 和田山和田山
兵庫県の北中部にある朝来市に含まれる地域。鉄道は山陰本線と姫路に向かう播但線の分岐点、国道は南北に走る国道9号と東西に向かう国道312号が交差する交通の要衝であることから、市役所があるなど朝来市の中心地となっている。見どころは和田山駅北側にある機関庫。明治45年に建築された煉瓦造りの建物で、約80年にわたり、蒸気機関車などの点検修理の場として使われてきた。
(文:JTBパブリッシング) - 夜久野夜久野
京都府福知山市の西の端、兵庫県との県境にあるのが夜久野だ。丹後山地の南に広がる平野にあり、野菜の栽培が盛ん。漆の産地としても知られ「丹波漆」の名称で昔から親しまれてきた。漆の木から漆液を採取する「漆掻き」の技術は今も受け継がれている。エリア内にある『やくの木と漆の館』では漆塗りの体験ができ、地元で作られた漆器の販売もおこなっている。
(文:JTBパブリッシング) - 福知山福知山
四方を山に囲まれた盆地に形成されたエリア。戦国武将・明智光秀が築いた福知山城の城下町として栄えた。福知山城は三層四階の天守閣が復元され、内部は郷土資料館として歴史資料、文化財などが展示されている。福知山では光秀を、町を整備した偉人ととらえられており、光秀の霊を祀る「御霊神社」、由良川の氾濫から町を守るためにつくられた明智藪など、光秀ゆかりの史跡も数多い。
(文:JTBパブリッシング) - 綾部綾部
市街地には古い町並みが残り、郊外に出れば豊かな自然が満喫できるエリア。また、綾部は「蚕都」と呼ばれるほど養蚕が盛んな土地だった。下着メーカー「グンゼ」の発祥地となったのは、そうした土壌があったからだ。代表的な観光スポットは『あやべグンゼスクエア』で、綾部繊維産業の歴史が学べる博物苑、バラ園、特産館など見どころは多い。
(文:JTBパブリッシング) - 和知和知
京丹波町の北側、深い山に囲まれた盆地にあるのが和知だ。特産品は栗。和栗のブランドとして最高レベルにあるのが「丹波栗」だが、なかでも和知産のものは味の良さに定評がある。昼夜の寒暖差が大きいうえ、濃い霧が発生することが美味しさを生むという。栗だけでなく、黒大豆、大納言小豆、松茸など、和知産の農産物はすべて味が良いといわれるのは、独特の地理と気象条件によるものだ。
(文:JTBパブリッシング) - 安曇川安曇川
琵琶湖西岸の高島市の東側に位置する。江戸時代初期に活躍した儒学者・中江藤樹の出身地であることが地域の誇りで、藤樹の遺品や関係資料を展示する『近江聖人中江藤樹記念館』、住居跡である『藤樹書院跡』など、見どころには藤樹に関連する施設が数多くある。また、琵琶湖畔には約1キロにわたって白砂青松が続き、湖水浴やキャンプが楽しめる近江白浜がある。
(文:JTBパブリッシング) - 米原米原
琵琶湖東岸に位置する人口約3万5千人の市。中山道と北陸道の分岐点にあたるため宿場町として発展した。現在も鉄道、高速道、国道が交わる交通の要衝で、経由地として見られがちだが、駅の近くにも見どころはある。米原駅から東へ徒歩7分ほどの場所にある青岸寺は曹洞宗の古刹で庭園が美しい。その道すじには宿場町の面影を残す町並みがある。
(文:JTBパブリッシング) - 醒ヶ井醒ヶ井
中山道の醒井宿として栄えたエリア。JR東海道線の駅名にもなっている。駅の南側に位置する旧中山道沿いには宿場町の風情が今も残っている。水がきれいなことでも知られ、街道沿いを流れる地蔵川では清流でしか咲かない水中花・梅花藻が見られる。花は5月頃から咲き始め、9月中旬頃まで楽しめる。
(文:JTBパブリッシング) - 大根島大根島
島根県東部の汽水湖、中海に浮かぶ島。西側の松江市からは大海崎堤防、北側の美保関町、東側の境港市からは東に位置する江島とともに道路でつながっている。とくに境港から江島に渡る江島大橋は勾配が厳しく、遠くから見ると壁のように見えるため「べた踏み坂」と呼ばれ名所となっている。牡丹の栽培が盛んで生産量は日本一を誇る。
(文:JTBパブリッシング) - 福部福部
鳥取市の北東部に位置する。鳥取砂丘にも近く、砂丘見物はもとより食事や梨狩りが楽しめる「砂丘会館」、砂の彫刻「砂像」を展示する「砂の美術館」、砂丘について学べる「鳥取砂丘ビジターセンター」などの見どころがある。また、砂丘を滑り下りるサンドボードが楽しめるようになる「サンドボードスクール」もある。
(文:JTBパブリッシング) - 鞍馬鞍馬
京都駅の北、15キロほどに位置する鞍馬山(標高584メートル)の南麓地域。鞍馬山は古くから密教による山岳修験の場であり、「鞍馬天狗」や源義経が幼少期の牛若丸時代に修行した逸話が残る。山麓には奈良時代の770年に創建された鞍馬寺があり、標高410メートルの本殿金堂からは比叡山に連なる山々の眺めがすばらしい。また、金堂前の石床「金剛床」は京都でも有数のパワースポットだ。
(文:JTBパブリッシング) - 近江舞子近江舞子
琵琶湖西岸に位置する大津市の湖畔の景勝地。JR湖西線・近江舞子駅から徒歩2分ほどの至近距離に湖岸があり、南北約3キロにわたって白砂青松が続く。浜に沿ってリゾートホテルや民宿が立ち並び、夏は湖水浴やウインドサーフィンなどを楽しむ人々で賑わう。また、湖岸周辺は淡水魚の宝庫で、釣りを楽しむ人も多い。
(文:JTBパブリッシング) - 彦根彦根
彦根市は琵琶湖東岸に位置する市で、人口は約11万人。代表的な観光スポットは湖畔に建つ彦根城。江戸時代初期、西日本の大名に睨みを利かせる役割を負った彦根藩主の井伊家が1622年に完成させた城で、一度も攻められたことがなかったため、ほとんどが築城当時の姿で現存。天守や多門櫓は国宝、他の遺構も多くが重要文化財に指定されている。
(文:JTBパブリッシング) - 出雲大社出雲大社
古事記や日本書紀にも記述されるように神話の時代から存在し、信仰を集めてきたのが出雲大社だ。祭神は大国主命。国つくりの神であるとともに縁結びの神でもある。出雲大社が日本を代表するパワースポットであり、良縁を求める人が集まる所以でもある。数千年の歴史を持つだけに境内には荘厳な空気が漂い、日本最古の銅で作られた「銅鳥居」、樹齢400年近い松が並ぶ「松の参道」など見どころにも事欠かない。
(文:JTBパブリッシング) - 松江松江
島根県東部に位置する県庁所在地。人口は約20万人。市街地は西に宍道湖、東に中海という二つの汽水湖に挟まれ、水の美しい景色が身近にあることや松江城下の堀川の保存状態が良いことなどから「水の都」と呼ばれている。第一の観光ポイントは国宝の松江城。1611年に築城された姿をそのまま残し、天守からは市街や宍道湖が一望できる。
(文:JTBパブリッシング) - 皆生温泉皆生温泉
鳥取県の西端に位置する米子市にある温泉。皆生海岸沿いに大型ホテルなど宿泊施設が立ち並び「山陰の熱海」、「米子の奥座敷」などと呼ばれている。温泉は美保湾の海底から湧いており塩分濃度が濃い。保温力が高く、健康や美容に効果がある湯だ。弓ヶ浜という名称の海岸線は白砂青松が続き、日本海に沈む夕日が美しい。
(文:JTBパブリッシング) - 羽合羽合
倉吉市の北にある周囲12キロほどの汽水湖「東郷池」の西岸の湯梨浜町に位置する。湖底から温泉が湧いており、湖を見ながら温泉に浸かれることが魅力の観光地として知られている。日帰り入浴ができる施設も多数。「はわい」という地名から「日本のハワイ」としてアピールするため、温泉周辺の公園にはヤシの木が植えられており、南国の風情が感じられる。
(文:JTBパブリッシング) - 生野生野
兵庫県中部の朝来市に含まれる盆地の町。平安時代から銀が産出され、戦国時代中期に本格的に採掘が始まった。その後は織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の天下人が次々と直轄するようになり、「生野銀山」として栄えた。近代に入って銀が枯渇したため1973年に採掘を終えたが、現在は史跡として約1キロの坑道を見物できる。「鉱山資料館」、「生野銀山文化ミュージアム」など歴史を知る施設も必見。
(文:JTBパブリッシング) - 園部園部
京都府中部にある南丹市の中心地が園部町。園部藩の城下町であり、山陰道の宿場町でもあった歴史を持つ。そのため市街地の旧街道沿いには古い商家が残り、落ち着いたたたずまいがある。また、郊外は田園地帯で豊かな自然を満喫できる場所も多い。市街地から南西に行くと「るり渓自然公園」がある。標高500メートルほどの高原にある渓谷で多くの景勝地があり、ハイキングなどが楽しめる。
(文:JTBパブリッシング) - 金閣金閣
臨済宗相国寺の塔頭寺院のひとつ。広大な境内には、国指定の特別史跡・特別名勝の池泉回遊式庭園が広がり、鏡湖池や安民沢の池を中心に金閣や茶室夕佳亭を配して趣深い。昭和30年(1955)復元の金閣は、初層が寝殿造、2層は武家造、3層は禅宗仏殿造。2・3層に純金の箔が貼られ、こけら葺きの屋根に鳳凰が輝く金閣の姿が鏡湖池の湖面に映り込む光景は溜息が出るほど美しい。
(文:JTBパブリッシング) - 銀閣銀閣
きらびやかな金閣寺とは対照的に落ち着いたたたずまいで人気の銀閣寺。室町幕府第8代将軍・足利義政が建てた山荘を禅寺にしたもので創建は1490年。正式な名称は「慈照寺」だ。銀閣寺の西側が銀閣寺町。入口である総門へ続く参道「銀閣寺道」は石畳で、両側には土産物屋や京町屋が並んでいる。また、参道から南へ向かう「哲学の道」は琵琶湖からの水が流れる水路に沿った美しい道で散策に適している。
(文:JTBパブリッシング) - 高島高島
琵琶湖西岸にある人口約4万4千人の市。北陸と京都を琵琶湖沿いに結ぶ西近江路や若狭街道の中継点として栄えた。市の西側に位置する朽木の市場地区は若狭街道の陣屋があった場所。昔、若狭湾で獲れたサバを京都まで徒歩で運んだ行商人が通った「鯖街道(通称)」沿いには往時を思い起こさせる古い町並みが残っている。また、琵琶湖畔には湖中に朱塗りの鳥居が立ち「近江の厳島」とも呼ばれる白髭神社がある。
(文:JTBパブリッシング) - 安土安土
琵琶湖東岸の近江八幡市にある町。織田信長が天下統一の拠点とするために築城した安土城があったところだ。見どころはもちろん安土城跡。信長が起居したといわれる天守の跡は標高200メートルほどにあり石段をひたすら登る必要があり、ふもとの入口から往復で1時間は見ておいた方がいい。関連施設としては史料が展示された「考古博物館」再現された天守が見られる「信長の館」がある。
(文:JTBパブリッシング) - 多賀多賀
米原市の南に位置する町。古事記にも記述される歴史ある神社で、豊臣秀吉が信仰したといわれる多賀大社とともに歩んできた。祭神はアマテラスを生んだとされるイザナギとイザナミ。命の源であることから長寿や縁結びの神様として信仰を集めている。古くから多くの人が参詣してきただけあって「絵馬通り」と呼ばれる参道には昔ながらの味どころや土産物店が並ぶ。
(文:JTBパブリッシング) - 出雲出雲
出雲市は島根県東部に位置する人口約17万人の市。「神話の里」と呼ばれるだけあって、出雲大社をはじめ須佐神社、弥生時代からの古墳・墓跡である西谷墳墓群など歴史・文化遺産に事欠かない。また、北は日本海に面する島根半島、南は中国山地、東に宍道湖、市内には2本の川が流れるなど自然環境に恵まれ、美しい景観が楽しめる。名産品はブドウで、ワインの醸造も行われている。
(文:JTBパブリッシング) - 宍道宍道
松江市内、宍道湖の南西端に位置するのが宍道町。江戸時代は山陰道の宿場町で、旧街道沿いには往時の面影を残す町並みが見られる。見どころは松江藩主が領内を巡視する際に利用した八雲本陣。地元の名家・木幡氏の住宅で、時代劇に出てくるような白壁の建物は重要文化財に指定されている。宍道町東部の来待地区は石材に適した石の産地で、その歴史や文化を紹介するミュージアムもある。
(文:JTBパブリッシング) - 玉造玉造
松江市内にある温泉地。奈良時代に開湯されたといわれ8世紀に編纂された『出雲国風土記』や平安時代の随筆『枕草子』にも玉造温泉のことが書かれている。美肌効果があるといわれる泉質が特徴であり、その評判はいにしえの都人にも届いていたことがうかがえる。効能のせいか女性客が多く、温泉街には縁結びのご利益がある『玉作湯神社』、美肌祈願をする『おしろい地蔵』など女性向けの観光スポットが目立つ。
(文:JTBパブリッシング) - 安来安来
古墳時代から山陰の中心地だった歴史と豊かな自然環境という特色を持つが、見どころも多い。その筆頭が『足立美術館』。アメリカの日本庭園専門誌のランキングで1位を続けている美しい庭園を目当てに年間40万人を超える人が訪れる。どじょうすくいの踊りで知られる民謡・安来節の実演が見られる『安来節演芸館』、この地方伝統のたたら製鉄に関する史料を展示する『和鋼博物館』も必見ポイントだ。
(文:JTBパブリッシング) - 米子米子
鳥取県西部に位置する人口約14万人の市。北に日本海、東に名峰大山、西に汽水湖の中海と自然環境に恵まれているうえ、交通も便利な山陰の中心都市だ。見どころとしてはまず『米子城跡』。中海に面する湊山に残る城跡で標高90メートルの天守跡からは360度の眺望が楽しめ「絶景の城」ともいわれている。中海北東岸にあり、コハクチョウ、カモなど多くの水鳥が飛来する『米子水鳥公園』も人気が高い。
(文:JTBパブリッシング) - 倉吉倉吉
倉吉市は鳥取県中部にあり、人口は約4万4千人。県内では唯一、日本海に面していない市だが、市街地や南部の丘陵地帯に魅力的な場所がある。市街地では「白壁土蔵群」。倉吉のシンボルである標高204メートルの打吹山の北側には、白い漆喰壁に赤い石州瓦屋根の土蔵が並ぶ一帯があり散策や写真撮影に最適だ。また、市街地から南へ10キロほどの関金温泉周辺は里山の風景が楽しめる。
(文:JTBパブリッシング) - 鳥取鳥取
江戸時代までは鳥取藩の城下町だったエリア。見どころはもちろん「鳥取砂丘」。東西16キロ、南北2.4キロという広さを誇り、最大高低差は90メートルあるといわれる。砂丘と日本海が見渡せる「砂丘センター見晴らしの丘」からスタートして、小高い丘である馬の背まで行くルートが一般的だ。鳥取市街から西へ10キロほど行くと神話「因幡の白うさぎ」の舞台である『白兎神社』がある。
(文:JTBパブリッシング) - 西陣西陣
高級絹織物「西陣織」の発祥地。京都市の上京区から北区にかけての地域で、現在も多くの織物業者が生産を続けている。西陣織の起源は5世紀から6世紀といわれ、以後、盛衰を繰り返しながら技術が継承され、日本の織物の最高峰ともいわれるようになった。西陣織の歴史を知ったり手織りの体験ができる場所として「西陣織会館」がある。
(文:JTBパブリッシング) - 河原町河原町
鴨川の西側を南北に延びる河原町通りが四条通りと交差する四条河原町付近は「河原町」と呼ばれる。百貨店やさまざまな飲食店、ショップが軒を並べる京都で一番の繁華街だ。多くの名所も至近距離にある。西に行けば錦市場、すぐ東には風情ある木屋町通りと花街・先斗町があり、その東は鴨川河畔。四条大橋を渡った先には歌舞伎などの公演が行われる南座がある。
(文:JTBパブリッシング) - 坂本坂本
琵琶湖西岸の大津市の北部に位置するのが坂本。比叡山の東の麓にあり延暦寺や日吉大社の門前町として発展した。この歴史をものがたる場所が数多くあるのが町の魅力。比叡山での勤めを終えた老僧が住んだ里坊や、この地の石工(穴太衆)が独特の積み方をした美しい石垣と白壁の建物が並ぶ光景は、まるで時代劇の世界に迷い込んだようだ。
(文:JTBパブリッシング) - 守山守山
江戸時代、中山道守山宿の宿場町として栄え、街道沿いには今も当時の面影を残す商家が点在している。宿場だった頃の史料を展示しているのが「中山道街道文化交流館」。江戸時代から続く町屋を改造した施設で喫茶コーナーがあり、くつろぎながら歴史を体感できる。琵琶湖畔のある「佐川美術館」も見逃せない場所。日本画の巨匠・平山郁夫の作品などを展示しているだけでなく、水の上に浮かぶように立つ建物も美しい。
(文:JTBパブリッシング) - 野洲野洲
滋賀県南部、琵琶湖の東岸に面しているのが野洲市。市内のほとんどが沖積平野で田園風景が広がるが、東南部には「近江富士」と呼ばれる三上山(標高432メートル)が秀麗な姿を見せている。穏やかで暮らしやすい土地だったようで弥生時代の遺跡が見つかっている。その風景を復元した「弥生の森歴史公園」と出土した銅鐸などを展示する「銅鐸博物館」が見どころになっている。
(文:JTBパブリッシング) - 近江八幡近江八幡
琵琶湖東岸に位置するエリア。豊臣秀吉の養嗣子で2代目関白の秀次が築いた八幡山城の城下町だが、近世は商業都市として発展した。交通の要衝だった近江は昔から商売が盛んで、商売上手の「近江商人」を数多く輩出してきた。その豪商によって作られた町並みが今も残り、観光スポットになっている。江戸時代に豪商が建てた商家が残る「新町通り」、堀をはさんで商家が並び、時代劇のロケにも使われる「八幡堀」などだ。
(文:JTBパブリッシング) - 八日市八日市
湖東地域にある東近江市の中心部にあたるエリア。近江地方を東西につなぐ八風街道と南北につなぐ御代参街道の交差する地点にあり、毎月八のつく日に市が開かれたことが地名の由来になっている。近江鉄道八日市駅の東側の旧街道沿いには、その名残りの古い商家が点在している。また、八日市にはたたみ100畳大の大凧を揚げる祭りがあり、凧を展示する「世界凧博物館」も見どころになっている。
(文:JTBパブリッシング) - 大田大田
島根県中部に位置する大田市。北は日本海に面し、南は中国山脈に接している。海と山、両方の自然が楽しめるエリアだ。日本海側の代表的観光スポットは大田市駅から西へ13キロほどのところにある琴ケ浜。延長1.4キロの白砂の浜だが、歩くとキュッ、キュッと音がする「鳴砂」なのだ。山側は標高1126メートルの三瓶山を中心とした高原で、ハイキングやキャンプなどが楽しめる。
(文:JTBパブリッシング) - 木次木次
島根県東部にある雲南市の中心部に位置する町。中国山地を水源とし、宍道湖まで達する斐伊川が町を貫くように流れている。木次の魅力はこの斐伊川流域の豊かな自然。JR木次駅を出てすぐのところにある堤防の桜並木は「日本のさくら名所100選」に選ばれているほどの美しさだし、増水すると川に隠れてしまう沈下橋も、どこか懐かしさを感じさせる風景だ。
(文:JTBパブリッシング) - 三朝三朝
鳥取県の中央部、倉吉市の南に位置するのが三朝町だ。町の名を知らしめているのがラドンを豊富に含んだ温泉。ラドンは体に浴びると新陳代謝が活発になり、免疫力や自然治癒力が高まるといわれる。三朝温泉はこのラドン含有量が世界有数で、健康のためにやってくる人が多いのだ。三徳川沿いに並ぶ温泉街は昭和の雰囲気を残しており、散策するのも楽しい。
(文:JTBパブリッシング) - 亀岡亀岡
亀岡市は京都市の西に位置する人口約8万4千人の市。明智光秀が築城した丹波亀山城の城下町として発展した。そのため毎年5月には「光秀まつり」が行われるなど、光秀びいきの土地柄だ。盆地にあり、霧が発生することが多く、その特性を生かした良質な農産物を生産するところとしても知られている。小豆のなかでも最高級品の馬路大納言小豆、丹波黒豆、丹波松茸、丹波栗などだ。
(文:JTBパブリッシング) - 嵐山嵐山
京都市西方、桂川沿いにあるエリア。平安貴族の別荘地として栄えた風光明媚な場所で観光地や絶景ポイントが数多くある。嵐山のシンボルといわれるのが桂川にかかる全長155メートル、欄干がヒノキで造られた「渡月橋」で、四季折々、趣の異なる美しさを見せる。この北西には竹林が続く散策路「竹林の小径」、周囲の山々を借景とした庭園美が楽しめる「天龍寺」、新緑と紅葉の名所「常寂光寺」などがある。
(文:JTBパブリッシング) - 三条三条
鴨川にかかる三条通りの「三条大橋」を中心とするエリア。三条大橋は豊臣秀吉がかけた日本初の石柱橋といわれ、江戸時代は東海道の西の起点となった。今も欄干は木製で昔の風情を残している。三条大橋のすぐ東には祇園のメインストリートといわれる「花見小路」がある。石畳が敷かれた道の両側には由緒あるお茶屋や料亭が並び、京都らしい華やかさが感じられる通りだ。
(文:JTBパブリッシング) - 大津大津
滋賀県の南西端に位置する県庁所在地。飛鳥時代に天智天皇が都とした場所で、1350年以上の歴史を持つ。琵琶湖の南岸に位置し、美しい水辺の風景が楽しめるほか、歴史に彩られた観光スポットも多い。市の西には比叡山があり、延暦寺まで登れるケーブルカーがある。琵琶湖から流れる瀬田川には、かつて京都防衛の要といわれ数々の戦乱の舞台となった「瀬田の唐橋」、その南には多くの古典に登場する古刹「石山寺」がある。
(文:JTBパブリッシング) - 草津草津
滋賀県南部、琵琶湖の東岸に位置するエリア。古くから西日本と東日本を移動する際の交通の要衝で、街道が整備された江戸時代は東海道と中山道の分岐点にある宿場町・草津宿として発展した。分岐点には石造の「追分道標」が立ち、その近くには大名など要人が宿泊した「草津宿本陣」、宿場の史料を展示する「草津宿街道交流館」といった関係施設がある。日本最大の湖・琵琶湖の自然や歴史が学べる「琵琶湖博物館」も必見ポイント。
(文:JTBパブリッシング) - 栗東栗東
栗東市は滋賀県南部に位置し、平坦な北側は旧東海道の史跡が残り、南側は森林資源に恵まれた山々が広がっている。歴史と自然が楽しめるエリアだ。見どころとしては標高605メートルと低いものの琵琶湖をはじめ、湖南地方を一望できる「竜王山=通称・金勝山」がある。また、市の中央部には日本中央競馬会(JRA)の西日本の拠点である栗東トレーニングセンターがあることでも知られている。
(文:JTBパブリッシング) - 温泉津温泉津
島根県中部・大田市にある温泉地。温泉の存在は平安時代の古文書にも記述があり、1300年あまりの歴史があると伝えられている。また、温泉津は石見銀山で採掘された銀の積出港でもあり、古くから多くの人で賑わった。こうした歴史を持つだけに温泉街は石州瓦と呼ばれる赤や黒の瓦屋根の老舗宿が並び、懐かしい風情が漂っている。温泉だけでなく街歩きも楽しめるエリアだ。
(文:JTBパブリッシング) - 石見銀山石見銀山
島根県大田市の南西の山間にあった日本最大の銀山跡。ユネスコの世界遺産にも登録されている。銀山周辺は一大観光エリアになっており、採掘跡がある銀山地区、人々が住んだ町並み地区など見どころは多い。中心部の大森地区には当時の建造物が残されており、昔ながらの街並みが見られる。また、「世界遺産センター」では採掘に使われた道具や精錬技術などが紹介され、銀山の歴史を知ることができる。
(文:JTBパブリッシング) - 若桜若桜
若桜町は鳥取市の南に位置する山間の町。鎌倉時代からは町の南にある鶴尾山に築かれた「若桜鬼ケ城」の城下町、江戸時代は鳥取と姫路を結ぶ若桜街道の宿場町として発展した。明治時代(1885年)に起きた大火で町の建物の大半は消失したが、その後に建てられた家や蔵は今も残り、白壁の土蔵が300メートルにわたって並ぶ「蔵通り」など風情のある地区がある。
(文:JTBパブリッシング) - 大宮大宮
京都駅の北、四条通りと大宮通りが交差する「四条大宮」を中心とするエリア。交差点には阪急電鉄の大宮駅と京福電鉄の四条大宮駅があるうえ多くの路線バスの停留所もあることから観光の拠点となるが、史跡もある。交差点から400メートルほど西に行ったあたりが新選組ゆかりの地「壬生」。隊士たちが住んだ「壬生屯所旧跡・八木家」や剣術の訓練をした「壬生寺」などがある。
(文:JTBパブリッシング) - 錦市場錦市場
京都市中京区にある食品の商店街。平安時代、御所に魚を納める店ができたのが始まりで、野菜などの生鮮食品や漬物、乾物、総菜などを扱う店などが並ぶ市場が形成された。1300年あまりの歴史を持つ「京の台所」として、単なる商店街にとどまらず観光名所になっている。市場には老舗が多く、約390メートルにわたるアーケードの市場を見て歩くのは楽しい。なお日本画家の伊藤若冲はここの青物問屋の生まれだ。
(文:JTBパブリッシング) - 四条四条
東の八坂神社から西の松尾大社まで、京都市内を東西に貫く約8キロの道が「四条通り」。繁華街が続く大通りだが、中心部といえるのが祇園祭の山鉾が巡行する四条烏丸から四条河原町の区間だ。四条烏丸交差点周辺は西日本を代表する金融街であり商業地域。ショッピングや食べ歩きに適しているが、近くには織田信長が謀反によって自害した現場「本能寺跡」の石碑(蛸薬師通油小路東入ル)などの史跡はある。
(文:JTBパブリッシング) - 祇園祇園
東山区にある京都を代表する花街。東の八坂神社、西の四条大橋にはさまれた四条通りの南北に広がるエリアだ。室町時代中期までは八坂神社の門前町。参詣人のための茶店が出来、それが歌舞音曲やお酒でお客をもてなす茶屋となり歓楽街に発展した。現在は茶屋や料亭だけでなく、バーなどもあるが、花街の伝統は息づいており、格子戸の家並みのなかを舞子や芸子が歩くといった京都らしい光景が見られる。
(文:JTBパブリッシング) - 清水寺清水寺
京都市東山区に位置する清水エリアは、世界遺産にも登録された清水寺をはじめとした、古都の情緒が色濃く残る観光地として知られている。石畳の坂道が続く街並みには、京町家を活かした飲食店や土産物店が軒を連ね、歩くだけで京都らしい風景が楽しめる。特に産寧坂や二年坂は、季節ごとの風情が感じられる人気の散策スポット。周辺には高台寺などの名所も点在し、歴史と文化が調和した空間だ。
(文:JTBパブリッシング) - 江津江津
江津市は島根県西部にある市。中国地方最大の河川「江の川」の河口に位置し、ここに港をつくったことで発展した。江の川の上流域で生産された米や鉄、木材などが河口まで運ばれ、入港してきた北前船によって全国に送られたのだ。町名の江津も川の港という意味。港近くの江津本町には当時の繁栄を物語る廻船問屋の蔵屋敷が今も残っており、「甍街道」として観光ポイントになっている。
(文:JTBパブリッシング) - 蒜山蒜山
蒜山は中国山地中部、岡山県真庭市北部と鳥取県倉吉市南部にまたがって位置する火山。この南麓には標高500~600メートルの高原が広がり、春から秋にかけてはキャンプ、サイクリング、ハイキング、冬はスキーなどアウトドアスポーツが楽しめる。また、蒜山高原は日本最大のジャージー牛飼育エリアとなっており、生産した乳製品を買ったり味わったりできる「ひるぜんジャージーランド」などの観光スポットがある。
(文:JTBパブリッシング) - 智頭智頭
智頭町は鳥取市の南、中国山地のなかの標高1000メートル前後の山々に囲まれた町だ。面積の90%以上を山林が占め、林業が主な産業。木目が均等に詰まり、強くて美しい「智頭杉」の産地として知られる。江戸時代は姫路と鳥取を結ぶ因幡街道の宿場町として栄えた。今も宿場跡には古い家並みが残り、時代劇に登場するような風景が味わえる。
(文:JTBパブリッシング) - 篠山篠山
篠山町は兵庫県中部にある丹波篠山市の中心に位置する。江戸時代は篠山藩の城下町として栄えた。城址の西側には下級武士が住んだ武家屋敷、東側の河原町には約600メートルにもわたり城下町時代の商家が残り、「丹波の小京都」と呼ばれるに相応しい風景が楽しめる。名産品は「丹波黒」のブランドで知られる黒大豆。盆地で昼夜の寒暖差が大きく、霧が多いという地理的特性から粒が大きく味の濃い豆ができる。
(文:JTBパブリッシング) - 山崎山崎
京都府南部、桂川と宇治川、木津川の合流点のすぐ北にある大山崎町の南端エリア。名水が湧く土地として知られ、JR東海道線山崎駅の西側に位置する大阪府島本町山崎にはサントリー山崎蒸留所がある。大山崎町西方にある天王山の山麓は謀反を起こした明智光秀と羽柴秀吉が戦った「山崎の戦い」の戦跡。「天王山の戦い」の語源になった場所だ。
(文:JTBパブリッシング) - 長岡京長岡京
奈良時代末期、桓武天皇が平城京から遷都し、都「長岡京」が置かれた地域であることから市名が「長岡京市」になった。宮殿があった「長岡宮跡」は北側の向日市にあるが、歴史あるエリアで、菅原道真が大宰府に旅立つ前に参拝をしたという伝承が残る「長岡天満宮」や聖徳太子が創建した「乙訓寺」などの史跡がある。また、味が良いことで知られる「京たけのこ」の名産地でもある。
(文:JTBパブリッシング) - 東寺東寺
高さ55mの国宝・五重塔で知られる東寺の正式名は「教王護国寺」。平安遷都の際に創建された官寺を弘仁14年(823)に空海が嵯峨天皇より賜り、真言密教の根本道場とした。土一揆で伽藍のほとんどを焼失したが、室町末期~江戸初期にかけて再建。本堂である国宝の金堂を中心に、国指定重要文化財の南大門と講堂、昭和初期再建の食堂が一直線に並ぶ伽藍配置は創建当時の特徴を残している。
(文:JTBパブリッシング) - 京都京都
日本を代表する観光地、京都。世界遺産の寺社仏閣が点在し、四季折々の風景とともに古都の風情を楽しめる。祇園や嵐山などの名所に加え、町家カフェや和雑貨店も人気。伝統とモダンが調和する街並みは、歩くだけでも心が躍る。グルメも充実しており、京料理からスイーツまで幅広く堪能できる。西に向かえば貴重な車両が展示されている「京都鉄道博物館」がある。
(文:JTBパブリッシング) - いなべいなべ
いなべ市は三重県北端に位置する人口約4万4千人の市。北に養老山地、西は鈴鹿山脈と標高1000メートル近い山々に囲まれているが、南側は伊勢平野に続く平地が広がり、中央を員弁川の清流が土地を潤している。自然に恵まれたエリアだ。観光スポットとしておすすめなのは「いなべ市農業公園」。梅の花の名所だが、それ以外の季節も美しい自然や名産の梅やブルーベリーを味わうことができる。
(文:JTBパブリッシング) - 見島見島
見島は山口県萩市の沖、約45キロの海上にある周囲18キロほどの島。萩港から定期船が1日2便出ていて、見島の南側にある本村港まで約70分で着く。島の周囲は優良な漁場で、マグロやブリ、タイなどの水揚げが多い。そのため釣りや民宿で出される新鮮な魚介料理を目的に島に渡るお客も多い。また、渡り鳥が羽を休める場でもあり、春や秋の渡りの季節にはバードウォッチングの名所になる。
(文:JTBパブリッシング) - 浜田浜田
島根県西部に位置するのが浜田エリア。日本海に面しているが、中国山地が海までせまり、リアス式地形と白砂の海岸が混在する絶景地域だ。江戸時代は浜田藩の城下町であると同時に、北前船が寄港する港町として発展。明治維新後は一時、浜田県の県庁が置かれていた。海岸沿いに見どころが多く、1600万年前の地層が隆起した「石見畳ヶ浦」、シロイルカがいる中国・四国地方最大級の水族館「しまね海洋館アクアス」などがある。
(文:JTBパブリッシング) - 庄原庄原
広島県の北東部、中国山地のほぼ中央に位置するのが庄原市だ。面積の8割が森林で、のどかな里山の風景がいたるところにある。こうした豊かな自然環境を生かしたレジャースポットが「国営備北丘陵公園」。東京ドーム72個分という広大な丘陵地帯に自然を見て、遊んで、体験できる様々な施設が揃っている。なかでも「花の広場」は四季折々の花が広場をうめ尽くすように咲き、絶好の撮影ポイントになっている。
(文:JTBパブリッシング) - 新見新見
新見市は岡山県の西北端に位置し、面積の約85パーセントが山地で占められる。市街地は1000メートル前後の山に囲まれた盆地にあり、中国山地から瀬戸内海まで流れる高梁川の源流域にもあたる。森林や清流の風景が身近にある自然に恵まれたエリアだ。市の南東にある「満奇洞」は、ライトアップされた鍾乳洞で幻想的な風景が楽しめる。市街地には白壁の風情ある町並みが残る「御殿町」の通りが見どころだ。
(文:JTBパブリッシング) - 勝山勝山
岡山県北部にある真庭市の南に広がるエリア。面積の8割以上が山林で、西日本有数の木材産地だ。歴史的には3つの表情を持つ。勝山藩の城下町、出雲街道の宿場町、中国山地から瀬戸内海にそそぐ旭川で行われていた船による輸送の発着地だ。市街には武家屋敷や白壁の建物、旭川沿いには高瀬舟が発着した場所が残っており、ノスタルジックな風景が数多くある。
(文:JTBパブリッシング) - 枚方枚方
枚方市は大阪市と京都市の中間に位置する市。京都伏見から大阪八軒家を結ぶ淀川水運の中継港であり、東海道の宿場、枚方宿としての役割も持つ、多くの人や物が集まる交通の要衝だった。枚方には、こうした歴史的建造物が残るだけでなく、都会的な感覚でカフェに改装するなどし、「懐かしくて新しい」町並みが楽しめる場所となっている。また、1912年に開園した歴史ある遊園地「ひらかたパーク」も多くの人に愛され続けている。
(文:JTBパブリッシング) - 醍醐醍醐
京都駅の南東、伏見区の古刹「醍醐寺」周辺のエリア。醍醐寺は平安時代初期の874年に創建された真言宗の総本山だが、知名度を高めたのは豊臣秀吉。天下人となった秀吉は桜の名所だった醍醐寺を舞台に盛大な花見の宴を催したのだ。現在も桜の季節には秀吉の追体験をしようと多くの花見客が訪れる。また、醍醐寺には庭園美が楽しめる三宝院や五重塔などの見どころがある。
(文:JTBパブリッシング) - 西藤原西藤原
三重県四日市の富田から県北まで延びる三岐鉄道三岐線の終着駅が西藤原。鈴鹿山脈北部の名峰・藤原岳(標高1144メートル)の登山口も近く、山に囲まれた風光明媚な場所だ。この駅舎とプラットホームを利用してつくられた駅前公園には、かつて三岐鉄道で活躍した蒸気機関車E102号機、ディーゼル機関車DB25号機、電気機関車EE222号機が展示され、鉄道ファンを喜ばせている。
(文:JTBパブリッシング) - 阿下喜阿下喜
いなべ市の中心部、北勢町にあるエリア。かつては伊勢湾に面する桑名宿から三重県北部を結ぶ濃州街道の宿場町で、その面影を残す古い町並みが見られるが、それとは別のノスタルジックな見どころがある。三岐鉄道北勢線の阿下喜駅前にある「軽便鉄道博物館」には昔懐かしいおもちゃのような車両が展示されている。戦前の木造小学校校舎「桐林館」も昭和の香りを感じさせるスポットだ。
(文:JTBパブリッシング) - 三隅三隅
浜田市の西端にあるエリア。日本海沿いは「田の浦」をはじめとする美しい浜が続き、夕日の絶景ポイントになっている。また、三隅が誇るのが「石州和紙」。この地に紙漉きの技術が伝わったのは7世紀といわれ、1300年以上の長きに渡って技術が継承されてきた。強靭でありながら肌触りがやわらかいのが特徴で、日本各地に流通した。「石州和紙会館」ではその歴史を伝える展示と製品の販売を行っている。
(文:JTBパブリッシング) - 三次三次
三次市は広島県北部に位置する市。中国地方の中心にあり、山陽地方と山陰地方を結ぶ交通の要衝だ。また、江の川とその支流・西城川、馬洗川の合流地点であり、舟運の中継地として機能してきた。そうした繁栄の面影を残すのが「みよし本通り商店街」。石畳の小路の両側には江戸、明治、大正各時代に建てられた商家が並んでいる。
(文:JTBパブリッシング) - 東城東城
広島県の北東部にある庄原市のなかでも東の端、岡山県との県境にあるエリア。標高1000メートル前後の中国山地の山々に囲まれ、面積の80%以上を山林が占める。見どころも豊かな自然で、広島県を代表する景勝地といわれる「帝釈峡」がある。全長約18キロの石灰岩渓谷で、渓谷周辺を彩る新緑や紅葉は絶景だ。
(文:JTBパブリッシング) - 吹屋吹屋
江戸時代、ベンガラの名産地として栄えた地域。岡山県西部に位置する高梁市にある。ベンガラとは赤色の顔料で、吹屋では銅鉱山の副産物として造られたが、鮮やかな発色が人気を得、全国に流通した。このベンガラを扱った豪商たちの屋敷が今も並ぶのが吹屋の町だ。通りに並ぶ家は、ベンガラ色に塗られ、屋根も赤銅色の石州瓦。ジャパンレッドで統一された独特の町並みは一見の価値がある。
(文:JTBパブリッシング) - 高梁高梁
「天空の山城」として注目を集めている「備中松山城」の城下町だったのが高梁市だ。備中松山城は市街地北端にそびえる標高430メートルの臥牛山山頂に建てられた山城で、霧が町を包んだ時は天守が雲海に浮かんでいるように見え、まさに天空の山城になる。城下だった市街地にも白い土塀が続く武家屋敷通りが残っているなど「備中の小京都」と呼ばれるに相応しい風情がある。
(文:JTBパブリッシング) - 津山津山
津山市は岡山県北部、北から西にかけて中国山地、南が吉備高原と山々に囲まれた盆地にある。江戸時代は津山藩の城下町であるとともに出雲街道の宿場町として発展。豊かな自然と歴史を感じさせる光景に出会えるエリアだ。見どころは津山のシンボルである「津山城」。天守台からは津山市街が一望でき、周囲は「鶴山公園」として整備されていて散策に好適。城の東側には宿場町の面影を残す「重要伝統的建造物保存地区」がある。
(文:JTBパブリッシング) - 宮本武蔵宮本武蔵
岡山県美作市にある智頭急行智頭線の駅名。戦国時代末期から江戸時代初期にかけて活躍した伝説的剣豪・宮本武蔵の出生地といわれる場所に近いことから命名された。見どころは当然、武蔵に関連した場所。駅から南へ500メートルほど行ったところが「武蔵の里」で、「生家跡」や武蔵を祭神とする「武蔵神社」、武蔵作の絵画や書物、武具などを展示する「武蔵資料館」などがある。
(文:JTBパブリッシング) - 上月上月
兵庫県の南西部に位置する佐用町中部にあるエリア。戦国時代、敵対した織田信長と毛利輝元によって激しい攻防戦が行われた上月城の城下町だ。見どころはやはり「上月城跡」。標高190メートルの山城で本丸跡、敵の侵入を防ぐための堀切跡などが残り、頂上には戦死した武将たちの供養塔が立っている。歴史や城郭が好きな人にとっては興味深い史跡だ。登山口には合戦の史料を展示する「歴史資料館」がある。
(文:JTBパブリッシング) - 佐用佐用
兵庫県の西の端、岡山県との県境にあるのが佐用町。北部には標高600メートル前後の山々、中部は北から流れる千種川に沿ってなだらかな丘陵が広がる風光明媚なエリアだ。江戸時代は山陽と山陰を結ぶ因幡街道の宿場町であり、今も当時の面影がある歴史的建造物が残るが、一番の見どころは「西はりま天文台」。満天の星空が見える大撫山の山頂にあるうえ、日本最大のなゆた望遠鏡を備えた施設で多くの天文ファンが集まる。
(文:JTBパブリッシング) - 西脇西脇
西脇市は兵庫県の中央部、中国山地の東端が播磨平野に接する位置にあり、山あり田園地帯ありの自然豊かなエリアだ。キャッチフレーズは「日本のへそ」。市がある東経135度、北緯35度は日本列島のまん中であることを意味し「日本のへそ公園」がある。また、大正から昭和にかけては播州織という織物の名産地として発展した町。当時のただずまい感じる町並みも見どころだ。
(文:JTBパブリッシング) - 六甲山六甲山
神戸市街の北側にそびえる山として知られる六甲山。東は宝塚から西の須磨まで東西約30キロにわたって連なる山々のことを指すが、最高峰(標高931メートル)はケーブルカーの六甲山上駅から北東に4キロほど行った地点だ。山上からは雄大な眺望が楽しめるが、なかでも絶景ポイントは標高880メートルに位置する「六甲ガーデンテラス」。神戸市街だけでなく大阪平野、明石海峡にいたる大パノラマが楽しめる。
(文:JTBパブリッシング) - 高槻高槻
大阪平野の北東、大阪と京都の中間点にあるのが高槻市。古墳が数多く発見されているように古代から住みやすい土地だったようで、戦国時代は高槻城の城下町、江戸時代は西国街道の宿場町、そして現代は山間部では農業、平野部は工業が盛んで、近畿圏のベッドタウンでもあるという様々な表情を持つエリアだ。代表的な見どころは「今城塚古墳」、芥川上流にある景勝地「摂津峡」、「高槻城跡」などがある。
(文:JTBパブリッシング) - 交野交野
大阪市、京都市、奈良市の3都市まで約20キロという至近距離にあるにもかかわらず、美しい山や川、里山や田園が身近にあるのが交野市。見どころには自然を満喫できる場所が多い。市の東部と南部にはふたつの「大阪府民の森」がある。東の「くろんど園地」では深い森の中でトレッキングやキャンプが、南の「ほしだ園地」には全長280メートル、高さ50メートルの巨大つり橋「星のブランコ」があって絶景が楽しめる。
(文:JTBパブリッシング) - 伏見伏見
京都市南部にある伏見には日本史に登場する名所が数多くある。天下統一をとげた豊臣秀吉が築いた「伏見城」。物資輸送のために宇治川に開いた伏見港跡は現在、公園になっている。城下町時代の情緒を味わえる観光十石船も運行中だ。全国の稲荷神社の総本宮で、千本鳥居で知られる「伏見稲荷大社」や幕末に坂本龍馬が利用した宿「寺田屋」もある。
(文:JTBパブリッシング) - 平等院平等院
平安後期の永承7年(1052)に、関白藤原頼通が父道長の別荘を寺に改めたのが始まり。平安貴族が夢見た極楽浄土を形にした鳳凰堂(国宝)は十円玉にも刻まれ、その優美な姿はあまりにも有名。当初は広大な伽藍を誇ったが戦火で大半を焼失。現在残るのは、阿字池の中島に立つ、天喜元年(1053)に建立された阿弥陀堂の鳳凰堂だけ。鳳凰堂を含む浄土式庭園は国指定名勝・史跡だ。
(文:JTBパブリッシング) - 水口水口
水口町は滋賀県甲賀市の中心部にあるエリア。江戸時代は水口城の城下町であり、東海道の宿場町だった。水口城は3代将軍徳川家光が上洛の際の宿泊所として築城した特異の城だ。宿場の本陣があった場所は野洲川北側で(現在の元町)、往時の面影を感じさせる町並みが残っている。なお、歌川広重の東海道五十三次の水口宿にはかんぴょうを作る人が描かれているが、今も水口の名産品だ。
(文:JTBパブリッシング) - 桑名桑名
伊勢湾にそそぐ木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)の河口の北に広がる濃尾平野にあるのが桑名市。桑名は東海道の宿場町だったが、東の熱田宿の間にある河口域を越えるには船で海上を行くしかなく、その距離が七里におよんだため「七里の渡し」と呼ばれた。この渡し舟の発着所跡には鳥居が立っており、観光名所になっている。徳川四天王のひとりで戦国最強の武将といわれた本多忠勝が城主を務めた桑名城も見どころだ。
(文:JTBパブリッシング) - 青海島青海島
山口県長門市の北にあるのが青海島だ。本土とは50メートルしか離れておらず、青海大橋でつながれている。島の北岸は日本海の荒波に削られた奇岩や断崖が連続し「海上アルプス」とも呼ばれる絶景ポイントになっている。本土の仙崎港からは観光遊覧船が出ており、その迫力ある光景を海上から見ることも可能。また、海の透明度が高く、スキューバダイビングのスポットとしても人気がある。
(文:JTBパブリッシング) - 益田益田
島根県の西の端に位置するのが益田市。南は標高1000メートルを超える奥深い中国山地、そこから流れる二本の清流、高津川と益田川が日本海にそそぐ河口周辺に市街がある。この河口域は砂州になっており、日本海の荒波を避ける良港になった。そのため益田の人々は昔から日本だけでなく中国や韓国とも交易をしていたそうだ。そこから生まれた独特の文化が史跡や町並みに残っている。
(文:JTBパブリッシング) - 美作美作
岡山県の北東端にあり、兵庫県、鳥取県と県境を接する市。中心部の林野地区は江戸時代、吉野川を物資を運んで往来する高瀬舟の船着き場があって栄えた。その名残りである白壁の土蔵が残っている。また、市の東部にある大原地区は姫路と鳥取を結ぶ因幡街道の宿場町。参勤交代で通過する大名一行が泊まった本陣と脇本陣が保存されており、時代劇の舞台のような景観が見られる。
(文:JTBパブリッシング) - 三日月三日月
兵庫県南西部にある佐用町の東に位置するエリア。江戸時代は三日月藩の城下町で、陣屋の物見櫓が現存。長屋門や橋も復元され、三日月の歴史を物語る観光ポイントになっている。また、三日月エリアはおいしい農産物の産地であり、特産のもち大豆と米を自然発酵させた三日月みそなどの名産品を販売し、地元産の新鮮野菜を使った料理を味わうことができる「味わいの里三日月」も立ち寄りたい場所だ。
(文:JTBパブリッシング) - 福崎福崎
福崎町は兵庫県の南西部、姫路市の北に位置する町だ。町の中央には市川の清流、周囲を標高683メートルの七種山をはじめ、穏やかな表情の低山が囲んでいる。里山という言葉が似合うエリアだ。民俗学者・柳田國男の出身地ということもあって、柳田が記述した河童などの妖怪を町のシンボルにしている。柳田の生家近くの「辻川山公園」には様々な妖怪像が現れる仕掛けがある。
(文:JTBパブリッシング) - 三田三田
六甲山地の北側に位置する三田市。市の東北部に600メートル前後のなだらかな山々を望む田園地帯だ。市の中央にはダムによってできた人造湖「千丈寺湖」があり、釣りや散策が楽しめるエリアになっている。この南には標高374メートルの有馬富士を中心とした「有馬富士公園」も自然を満喫できる場所だ。江戸時代は三田藩の城下町であり、三田駅前の本町通りには古い町並みが残る。
(文:JTBパブリッシング) - 千里千里
大阪市から北へ10キロほど。豊中市と吹田市をまたぐように広がる丘陵地帯に造成された大住宅街「千里ニュータウン」を中心とするエリア。見どころはニュータウン東側にある「万博記念公園」だ。1970年に開催された万博跡地につくられた公園で、264ヘクタールという広大な敷地に日本庭園や、様々な花が咲く自然文化園、アスレチックなど多くの施設がある。万博のシンボルだった「太陽の塔」も当時の姿のまま立っている。
(文:JTBパブリッシング) - 茨木茨木
大阪市の北東に位置する縦に細長い市。北部は北摂山地を望む田園地帯、南部は平地に市街地が広がっている。大阪と京都の中間という便利な場所のため住宅が多く、都市化されているが、実は日本でも有数の古墳群がある。代表的なものが継体天皇陵といわれる「太田茶臼山古墳」。墳丘長が226メートルという巨大な前方後円墳だ。
(文:JTBパブリッシング) - 香里園香里園
淀川の東に広がる寝屋川市の北端にある京阪電鉄京阪本線「香里園駅」周辺のエリア。ビルが並ぶ都市化された一帯だが、歴史を感じさせる場所が存在する。「大阪成田山不動尊」(写真)は千葉県成田市にある新勝寺の別院で、『交通安全祈願』発祥の寺としても有名だ。また、近くには厄除けや学問などのご利益がある「友呂岐神社」もある。
(文:JTBパブリッシング) - 宇治宇治
京都府南部に位置する市。見どころは市の中央を流れる宇治川にかかる「宇治橋」。最初に架けられたのは646年といわれ、日本三古橋に数えられている。現在の橋は1996年に架け替えられたものだが、桧造りの欄干は美しく宇治川の絶景ポイントになっている。宇治は日本茶の名産地で関連施設も多いが2021年に開園した「お茶と宇治のまち歴史公園」はお茶や宇治の文化を知ることができる施設で必見だ。
(文:JTBパブリッシング) - 表参道表参道
世界遺産にも登録されている人気観光スポットが左京区にある「下鴨神社」。参詣ルートはいくつかあるが、京都通が薦めるのは南の出町柳から北上するルート。ここが「表参道」だ。本殿付近まで真っすぐに延びる長い参道の両側は「糺すの森」と呼ばれる原生林の森。深い緑のなかを歩いて行くと、身も心も清められていくような気がしてくる。絶景ポイントでもある。
(文:JTBパブリッシング) - 貴生川貴生川
滋賀県甲賀市の中心部に位置する町。町名は区域にある村の名前から一字ずつとったもので、貴生川という川はない。町の玄関口である「貴生川駅」はJR西日本草津線、信楽高原鉄道信楽線、近江鉄道本線の3本が乗り入れる接続駅で、便利なため駅周辺は住宅地になっているが、東には「水口こどもの森」がある。甲賀の自然を楽しめる公園だ。
(文:JTBパブリッシング) - 仙崎仙崎
山口県長門市にある港町。かつては北前船の寄港地で捕鯨も盛んだったが、現在は下関に次ぎ県内2位の水揚げ高を誇る漁港となっている。仙崎沖は激しい潮流が入り組んだ地形にぶつかるため、味の良い魚介が獲れるのだ。とくにケンサキイカは身が締っておいしく「仙崎イカ」のブランドで高い人気を誇る。大正時代の詩人・金子みすゞの出身地で「みすゞ公園」など関連するスポットも多い。
(文:JTBパブリッシング) - 上下上下
広島県東部にある府中市の北に位置し、面積の約8割を山林が占める山間の町だ。町の中に分水嶺がある珍しいエリアでもある。町の北側の川は日本海にそそぎ、南側の川は瀬戸内海に向かうのだ。上下という町名も上下で水が分かれることからつけられたといわれる。山陰の石見銀山産の銀を山陽側に運ぶ銀山街道の宿場町で、ノスタルジックな建物が数多く残る。
(文:JTBパブリッシング) - 総社総社
岡山県中部にあるエリア。古代においてヤマト王権に匹敵する勢力を持ったといわれる吉備国の中心地にあたる地でもある。それを示す巨大な前方後円墳「作山古墳」が市の南部にある。他にも、童話・桃太郎の原型となった伝説上の鬼、温羅が住んだ「鬼ノ城跡」、聖武天皇が建てさせた「備中国分寺」など日本の歴史を彩る名所は数多い。これらの史跡を自転車でまわるためのサイクリングロードも整備されている。
(文:JTBパブリッシング) - 赤磐赤磐
岡山県中部の丘陵地帯にある市。古代日本の地方国家・吉備国の一部で「両宮山古墳」や「備前国分寺跡」などの史跡も数多いが、このエリアは新しい洋風の見どころが注目されている。ドイツの農村と田園風景を再現したテーマパーク「おかやまフォレストパーク・ドイツの森」や廃校になった小学校跡地を英国風の庭園にした「熊山英国庭園」だ。
(文:JTBパブリッシング) - 上郡上郡
兵庫県の西端、岡山県と県境を接するところに位置するのが上郡町。大半が山地と丘陵地で、中央を流れる千種川沿いに街が形成されている。どこか懐かしい日本の田舎の風景と出会えるのが上郡町だ。見どころには、南北朝時代に活躍した武将、赤松則村が築城した「白旗城跡」。標高440メートルの山に建てられた山城で、新田義貞との戦いなど何度も合戦の舞台になっている。
(文:JTBパブリッシング) - たつのたつの
たつの市は兵庫県西部の市。南北に長く、南は瀬戸内海に面し、北は中国山地の森林が広がる。江戸時代は龍野藩5万3千石の城下町として栄えた。鶏籠山に立つ「龍野城」の南、揖保川の北岸辺りには江戸時代からの建物が残り「播磨の小京都」と呼ばれる風情ある町並みになっている。また、南の室津地区は1300年の歴史を持つ漁港で、風景の美しさから多くの小説の舞台となっている。
(文:JTBパブリッシング) - 小野小野
兵庫県中部に位置する市。中心部を加古川が流れ、緑の多い自然豊かなエリアだ。市の南西部には山が連なる。標高は200メートル前後と低いが、ハイキングコースは岩場の断崖があるなどスリル満点なため「小野アルプス」と呼ばれている。市の北部には広大な敷地を夏はひまわり、秋はコスモスが埋め尽くす「ひまわりの丘公園」がある。また、小野市はそろばんの名産地。全国70%のシェアを誇る。
(文:JTBパブリッシング) - 宝塚宝塚
宝塚歌劇団の本拠地「宝塚大劇場」があり、全国からファンが集まることから「歌劇の街」と呼ばれる。また、大劇場のすぐ東には「手塚治虫記念館」。手塚が宝塚市で幼年期から青年期を過ごした縁があるため市が建設したもので、作品を再現した空間や展示が楽しめる。聖徳太子が創建したと伝えられる「中山寺」、896年創建で火の神様として知られる「清荒神清澄寺」など歴史的観光ポイントもある。
(文:JTBパブリッシング) - 川西川西
兵庫県東端、大阪府と県境を接する位置にあるのが川西市。東西が狭く、南北に細長い市で北部は山が連なり、南部は平たんで市街地が広がっている。都市圏だが、豊かな自然もあるエリアだ。市が「清和源氏のふるさと」をアピールしているように平安時代、源満仲が市内にある「多田神社」付近で武士団を結成したのが源氏の起こりといわれている。多田神社では毎年4月、「源氏まつり懐古行列」が行われる。
(文:JTBパブリッシング) - 池田池田
大阪府の北西部に位置するのが池田市。南北に細長く、北部は標高の低い北摂山地が連なり、南部は猪名川が流れる平たん地が広がる。大阪の中心部や大阪国際空港(伊丹)が近く、便利なエリアであることから住宅地として人気が高い。代表的観光ポイントが北部にある「五月山公園」。五月山は標高315メートルと低いものの大阪平野と空港を離発着する航空機がよく見える。とくに大阪市街地の夜景はすばらしい。
(文:JTBパブリッシング) - 箕面箕面
大阪市の北に位置するのが箕面市。市の南部と北部は対照的な表情を持つ。南部は大阪市街と近いことから人気のベッドタウンとして都市化されているが、北部は昔、修験道の道場であったほどの深い山に囲まれているのだ。見どころはその北部。「明治の森 箕面国定公園」には広大な森林が広がり、落差33メートルの箕面大滝という観光ポイントがある。日本四大弁財天のひとつである古刹「箕面山龍安寺」もこの近くにある。
(文:JTBパブリッシング) - 吹田吹田
大阪市のすぐ北にあり、1970年に開催された万博の会場にもなったエリアが吹田。観光ポイントとして注目されるのは市の北部にある万博記念公園だが、南部にもひと味違う見どころがある。吹田は江戸時代まで神崎川の河港として栄えていた。上流の京都と河口域の尼崎を結ぶ水運の中継地だったのだ。その頃の繁栄を示す古い町並みが吹田駅の東側、神崎川北岸の高浜町や内本町に残っている。
(文:JTBパブリッシング) - 寝屋川寝屋川
大阪府の東部に位置し、淀川東岸に広がるのが寝屋川市だ。東は丘陵地帯で、西は平坦地が広がっている。大阪市街にも近く、市内はビルや住宅が密集しているが、中心部のJR西日本片町線寝屋川公園駅周辺は古墳が多い場所でもある。駅の北には直径22メートルの円墳「寝屋古墳」、さらに東に行くと横穴式の「石宝殿古墳」、駅の西には直径37メートルの「太秦高塚古墳」がある。寝屋川は古代から住みやすい土地だったようだ。
(文:JTBパブリッシング) - 四条畷四条畷
大阪府の東部、大阪市の中心部から15キロほどの近郊に位置するのが四條畷市だ。市の東側3分の2ほどは生駒山地で、市街地はその西麓にある。市街地は都市化が進んでいるが、山があるため見どころには豊かな自然が味わえる場所が多い。「大阪府民の森・むろいけ園地」は49万平方メートルの敷地に、池がある水辺自然園や森のなかで遊べるエリアなどがある。
(文:JTBパブリッシング) - 城陽城陽
城陽市は京都府南部に位置し、木津川が流れる西に市街地、東が丘陵地帯になっている。京都と奈良の中間点にあり、両地域を結ぶ奈良街道の宿場町として栄えた。城陽市の名産品は茶道で使う抹茶の原料となるてん茶だが、栽培に適した気候だけでなく古都に近いということもあった。市の中心にある長池地区は奈良街道の城下町で、今も昔を思わせる町並みが残っている。
(文:JTBパブリッシング) - 特牛特牛
「特牛」と書いて「こっとい」と読む。難読地名としてメディアで取り上げられることが多い特牛は山口県下関市豊北町にあるエリアの名称だ。JR山陰本線にある駅名であり、近くの漁港にもこの名がついている。特牛駅の周辺に観光施設などはないが、駅前にバス停があり、バスを利用すれば海が美しいことで知られる「角島」まで行くことができる。
(文:JTBパブリッシング) - 長門長門
山口県北部にある長門市。北側は日本海に面しているが、海岸に山が迫っている場所が多く、独特の絶景を生んでいる。棚田だ。起伏地形にある長門市油谷地区にはもともと棚田が多く、なかには海を望む棚田もある。その代表格が「東後畑棚田」。日本海を見下ろすように棚田が広がっており、とくに夕日が沈む時は海と棚田の水が一体化しているように見えて、息をのむ美しさになる。
(文:JTBパブリッシング) - 萩萩
明治維新の中心的役割を果たした長州藩の本拠地が萩。現在も歴史が作られた舞台が見どころとして人気を集めている。吉田松陰が維新の力となる人材を育てた私塾「松下村塾」、木戸孝允や伊藤博文の旧宅、高杉晋作誕生の地、そして彼ら長州藩士が通った萩城跡や闊歩した城下の通りなど、歴史ファンならワクワクせずにいられない場所が当時の風情を残したまま現存している。
(文:JTBパブリッシング) - 津和野津和野
「小京都」と呼ばれる町は数多いが、その形容が最も相応しいのが津和野町だ。津和野藩の城下町として繁栄したが、山間の小さな盆地にあるせいか、その歴史と文化はしっかり守られ、町全体に江戸時代の風景が残っている。白壁の武家屋敷が並ぶ「殿町通り」、その両側にある鯉が泳ぐ水路、古い商家が軒を連ねる「本町通り」天空の城跡の「津和野城跡」、約1000本の朱色の鳥居が連なる「太鼓谷稲成神社」と見どころは尽きない。
(文:JTBパブリッシング) - 府中府中
広島県東部、周囲を標高600メートルほどの山々に囲まれた盆地に広がるのが府中市だ。江戸時代は石州街道の宿場町で、北部の上下地区には宿場の風情を残す町並みが見られる。近代になってからの府中市は「ものづくりの町」として知られるようになった。名産品は木工の技術が光る家具や木綿の織物、味噌など。今もその伝統は生きており、製造業が盛んだ。
(文:JTBパブリッシング) - 井原井原
岡山県の西端にあり、広島県と県境を接する位置にあるのが井原市だ。北部は標高300メートル前後の山に囲まれ、南の平野部に市街地がある。昔から綿花の栽培が盛んで織物業に発展。藍染の技術も加わって「備中木綿」が特産品になった。市西部の高屋は宿場町であるとともに、流通の中心地で大きな商家が街道に軒を連ねた。その町並みが今も残っている。
(文:JTBパブリッシング) - 岡山岡山
岡山市は岡山県東部に位置する県庁所在地。古代から吉備国として栄え、この地で暴れていた鬼を吉備津彦命が退治したという伝説から桃太郎のおとぎ話が生まれた。その吉備津彦命をまつる「吉備津神社」、「桃太郎伝説」のふるさととして広く親しまれた愛称の「岡山桃太郎空港」など関連の見どころも多い。江戸時代は岡山藩の城下町として発展。「岡山城」や藩主・池田綱政がつくった日本庭園「後楽園」も人気の観光ポイントだ。
(文:JTBパブリッシング) - 備前備前
名前が示すとおり、日本を代表する陶磁器「備前焼」の名産地なのが備前市だ。岡山県東部に位置する。見どころは窯元が集まる備前焼の里「伊部」。赤レンガの煙突と古風な工房が並ぶ風情ある町だ。伊部駅前には作品の展示や販売を行う「備前焼伝統産業会館」や「備前市美術館」もある。備前市は歴史と文化の街でもあり、江戸時代、岡山藩が庶民のために開いた「旧閑谷学校」も見ておきたい場所だ。
(文:JTBパブリッシング) - 相生相生
兵庫県西部に位置する相生市。北部は標高300~500メートルの山々に囲まれ、南部は瀬戸内海に面している。とくに相生湾は内陸に深く入り込んだ地形のため波や風の影響を受けにくく、造船業が発展した。昭和30年代には新造船建造量が世界一になったほどだ。湾の東岸にある標高188メートルの「遠見山公園」からは海と造船所が一望できる。
(文:JTBパブリッシング) - 姫路姫路
姫路といえば誰もが思い浮かべるのが、国宝であり世界遺産にも登録されている「姫路城」だ。JR姫路駅のすぐ北側にそびえる城は白く輝き「白鷺城」とも呼ばれて親しまれている。どこから見ても美しいが、日没から24時まで実施されるライトアップされた姿も格別だ。姫路城周辺には池泉回遊式の日本庭園「好古園」、赤レンガの建物が美しい「姫路市立美術館」などの見どころもある。
(文:JTBパブリッシング) - 加古川加古川
兵庫県南部、瀬戸内海の播磨灘に面しているのが加古川市だ。市のまん中を加古川が横切るように流れ、川の南東側が平坦な市街地、北西側は小高い山が点在する田園地帯になっている。名前の通り、加古川の恵みとともに発展してきたエリア。江戸時代は舟運が発達し、流域の産物が流通、近代になってからも川の水を利用した工業が繁栄した。史跡としては聖徳太子が建てたと伝えられる「鶴林寺」がある。
(文:JTBパブリッシング) - 三木三木
三木市は兵庫県南部に位置し、南側の平野に市街地があり、それを囲むように、なだらかな丘陵が続いている。特産品は酒造りに向いた米「山田錦」と金物。田園が広がる豊かな自然とものづくりの町が共存しているエリアだ。金物づくりの歴史は長い。戦国時代、戦乱で壊された町を復興するために使われた大工道具の品質が良いことが各地に伝わり、「三木金物」として隆盛した。今もこの伝統は続いている。
(文:JTBパブリッシング) - 有馬温泉有馬温泉
有馬温泉は日本でも屈指の人気を誇る温泉街。神戸市北区、六甲山の北に位置する。歴史は古く、日本書紀に天皇が湯治に来た記述が見られ、枕草子にも書かれているほどだ。豊臣秀吉は何度も湯治に訪れている。秀吉の正妻・ねねも来ているようで、有馬川にかかる赤い「ねね橋」は温泉のシンボルになっている。ロープウェイで六甲山頂まで行くことができ、神戸とセットで観光できるのも魅力だ。
(文:JTBパブリッシング) - 伊丹伊丹
兵庫県の東端にあり、大阪府と接している伊丹市。大阪国際空港があることでも知られている。空港の西側には9ヘクタールもの巨大な公園「伊丹スカイパーク」がある。滑走路が近く離発着する飛行機を至近距離で見られるだけでなく、子どものための遊具や花でいっぱいのエリアなどがあって多くの人が訪れる。空港から西へ2キロほど離れたところにある渡り鳥の飛来地「昆陽池」も人気の観光ポイント。
(文:JTBパブリッシング) - 新大阪新大阪
1964年にJR東海道新幹線が開業した際にできた駅の駅名で、地名にはない。だが、駅がある淀川区西中島付近をわかりやすく「新大阪」と呼ぶことは多い。この近辺に新大阪の名がついた建物や施設も相当数存在する。駅から大阪市北部の中心地・梅田までは約3キロ離れていて、JR大阪駅までは東海道本線で1駅、地下鉄御堂筋線では梅田駅まで3駅だ。
(文:JTBパブリッシング) - 門真門真
大阪市の東に位置するのが門真市。大阪の中心部まで10キロもない便利なエリアで、現在はベッドタウンとして人気が高い。だが、地名の由来が「潟沼」であるように、昔は水害に悩まされる低湿地。近代までは水郷農村で、レンコンが名産品だった。それを変えたのが松下幸之助。日本を代表する大企業に成長する松下電気(現パナソニック)の工場を、この地に建設し大成功を収めてからだ。
(文:JTBパブリッシング) - 信楽信楽
滋賀県東部にある甲賀市の東端に位置するのが信楽町。標高300~400メートルの山に囲まれた豊かな自然が残る山里だが、知られるのは陶器の「信楽焼」。良質な陶土が採れる土地柄で、素朴な味わいを持つ信楽焼が生まれた。見どころは信楽駅の近くにある信楽焼の歴史や作品を展示する「伝統産業館」や「滋賀県立陶芸の森」。作家の多くが観光客を歓迎してくれるので、窯元をめぐるのも楽しい。
(文:JTBパブリッシング) - 甲賀甲賀
滋賀県の南端に位置し、東部には標高1000メートル超の鈴鹿山脈が連なり西部は丘陵が続く。面積の約7割が山林の自然豊かなエリアだ。戦国時代の甲賀は軍事的重要地域だったこともあり、甲賀の武士団は様々な工作活動を身につけ甲賀流忍術が生まれた。忍者が暮らしていた家がそのまま残る「甲賀流忍術屋敷」や忍者に関する史料の展示や忍者体験ができる「甲賀流リアル忍者館」などの見どころがある。
(文:JTBパブリッシング) - 対馬対馬
九州北方の日本海海上に位置する島。船便が出ている福岡の博多港からは約135キロの距離。フェリーだと5~6時間、高速船では2時間半ほどで着く。主島の対馬島は708平方キロの面積がある大きな島だが、周囲には100以上の小島がある。透き通った海の間に多くの島が浮かぶ風景は美しい。島の周辺は日本有数の好漁場で、美味しい魚介類が味わえるのも魅力だ。
(文:JTBパブリッシング) - 山口山口
山口県中部に位置する県庁所在地が山口市。四方を低山が囲み市街には椹野川の清流と美しい自然が残っているエリアだ。歴史と文化の町でもある。室町時代、応仁の乱を逃れた京都の文化人の多くが移り住み「西の京」と呼ばれるようになった。幕末は倒幕の志士の拠点ともなった。そんな古都・山口市で一番の観光ポイントが「香山公園」。国宝の「瑠璃光寺五重塔」など多くの史跡が見られる。
(文:JTBパブリッシング) - 阿東阿東
山口市の北部に位置する町。中国山地のなかにあり、町も標高300メートルにあるため清涼な空気に包まれている。阿東エリアには山口県有数の景勝地「長門峡」がある。阿武川沿いに約12キロに渡って続く渓谷で、春から夏にかけては新緑、秋は紅葉のなかを澄み切った水が流れ落ちる光景は絵になる。阿東エリアはリンゴや梨、阿東牛など、美味しいものの宝庫でもある。
(文:JTBパブリッシング) - 廿日市廿日市
広島県の西端、広島市の西隣にあるのが廿日市。瀬戸内海に面し、日本を代表する観光地「厳島」(安芸の宮島)がある市だ。北部は中国山地で1300メートル超の山々が連なり、海と山両方の自然が楽しめる。見どころはやはり国宝で世界遺産にも登録されている「厳島神社」。平清盛が社殿をつくったことで知られ、海に浮かぶ鳥居と社殿は美しい。海岸部で養殖される牡蠣も名物だ。
(文:JTBパブリッシング) - 広島広島
広島市は広島県の県庁所在地。史上初めて原子爆弾を落とされた町として世界的に知られている。見どころは悲しいことだが、被災跡地の世界遺産「原爆ドーム」や「平和記念公園」と「平和記念資料館」だ。しかし、戦国時代、西日本を代表する武将だった毛利輝元が築いた城下町であり、復興のシンボルにもなった「広島城」は見過ごすことはできない。
(文:JTBパブリッシング) - 三原三原
広島県東部、瀬戸内海に面して広がるのが三原市だ。市街地のある南部を沼田川が流れ、その河口に戦国武将・小早川隆景が「三原城」を造った。瀬戸内海と山陽道を抑えるために建てられた城だが、現在は城跡の上に山陽新幹線のホームがある。すぐ横に天守台がある珍しい駅だ。城下町、山陽道の宿場町、海上交通の重要な港として栄えた歴史を持ち、古い家並みも点在する。
(文:JTBパブリッシング) - 尾道尾道
古くから海運の集積地として発展した広島県東部の市。港の前面は向島をはさんで尾道水道、背後には山が迫り、急坂の間に家々が建っている。この風景には郷愁を誘う魅力があり、多くの小説や映画の舞台になってきた。映画では小津安二郎監督の「東京物語」、大林信彦監督の尾道三部作がヒットし、ロケ地巡りの観光客が数多く訪れる。山腹には風情がある古寺も多い。
(文:JTBパブリッシング) - 福山福山
広島県の東端、岡山県と県境を接する位置にあるのが福山市だ。瀬戸内海に面した福山平野に市街地が広がり、北部は標高400~500メートルの高原になっている。代表的な観光地は、古くから潮待ちの港として繁栄した「鞆の浦」。江戸時代から使われている石積みの波止場から見る瀬戸内海の風景がすばらしいし、鞆港周辺のレトロな町並みも旅情を誘う。「医王寺」、「安国寺」といった歴史ある寺社も必見ポイントだ。
(文:JTBパブリッシング) - 笠岡笠岡
笠岡市は岡山県の南西端に位置する。北部は山間の田園地帯、南部は干拓地を含む平地が広がる。加えて瀬戸内海に浮かぶ31の島、笠岡諸島も笠岡市に含まれる。市街は工業化が進んでおり、観光ポイントは自然が豊かで穏やかな瀬戸内海の絶景が楽しめる島の方が多い。なかでもかつての水軍の拠点で多くの史跡と風情ある家並みが残る「真鍋島」は渡る価値がある。笠岡諸島へは市街地にある笠岡港から船が出ている。
(文:JTBパブリッシング) - 倉敷倉敷
ゆったりと流れる倉敷川の両岸には柳並木。川を挟むように伸びる通りには白壁の蔵屋敷や趣のある商家、レトロな洋館…。どこを見ても絵になる「美観地区」で知られるのが倉敷だ。江戸時代、綿花の商いなどで財を成した商人が築いた町。その美しさを市が条例で守ったことがこの風景につながっている。世界的名画を所蔵する「大原美術館」など主な観光ポイントもこの「美観地区」に集まっている。
(文:JTBパブリッシング) - 西大寺西大寺
岡山市東部を流れる吉井川の河口近くに広がるエリア。川の西岸には751年創建の大寺院「真言宗別格本山西大寺観音院」があり、その門前町として発展したことから、この一帯を西大寺と呼ぶようになった。寺院の西側を南北に延びる「五福通り」には昭和の時代に戻ったと錯覚するようなレトロな町並みが残っており、映画のロケ地にもなっている。
(文:JTBパブリッシング) - 牛窓牛窓
岡山県瀬戸内市南部の瀬戸内海に面したエリア。古くから潮待ちの良港とされてきた牛窓港の後方に広がっている。瀬戸内海の美しい海の景色が楽しめる風光明媚な場所だ。干潮時には海に道が現れて歩いて渡れる「黒島」、港の背後の山の上にあって雄大な眺望が魅力の「牛窓オリーブ園」などが見どころ。港近くの「しおまち唐琴通り」も古い町並みが残り、風情がある。
(文:JTBパブリッシング) - 長船長船
岡山県瀬戸内市の北部、吉井川の東岸に広がるエリア。鎌倉時代から刀剣の名産地として知られる。刀剣が作られるようになったのは日本刀に適した砂鉄が近くの中国山地で採取できることと強い火力を生む木材に恵まれた土地だったため。見どころはこの地で作られた日本刀を展示、実際に製造しているところを見学することもできる「備前長船刀剣博物館」がある。
(文:JTBパブリッシング) - 日生日生
岡山県東端にある備前市の瀬戸内海に面したエリア。山林の多い本土の地域と13の島で構成される日生諸島がある。日生の魅力は瀬戸内海に浮かぶ島々の絶景と新鮮な魚介。日生港には標高126メートルの「みなとの見える丘公園」があり、港や島々が一望にできる。港では水揚げされたばかりの魚介を販売する「五味の市」も人気だ。日生諸島へは日生港から船便があるが、鹿久居島・頭島は橋が架かっていて車で行ける。
(文:JTBパブリッシング) - 赤穂赤穂
兵庫県の西端にあり、岡山県と県境を接する位置にあるのが赤穂市。江戸時代は赤穂藩の城下町で、忠臣蔵で有名な赤穂事件ゆかりの地として知られる。赤穂事件関連の見どころとしては、討ち入りを果たした大石内蔵助ら四十七士を祀る「赤穂大石神社」がある。赤穂は塩の産地でもあるが、広大な塩田跡地につくられた「赤穂海浜公園」は様々なレジャーが楽しめる場所として人気だ。
(文:JTBパブリッシング) - 元町元町
神戸の老舗が集まる「元町商店街」があるエリア。JRと阪神の元町駅があり、地元民だけでなく観光客も集まる繁華街だ。神戸港にも近く、見どころが多い。100年以上の歴史を持つ中華街「南京町」、地上100メートルの屋上デッキから港はもとより六甲山を背にした市街地を見渡せる「ポートタワー」、港の風景が楽しめる臨海公園「メリケンパーク」、海・船・港をテーマにした「神戸海洋博物館」などだ。
(文:JTBパブリッシング) - 三宮三宮
神戸市の中心部が三宮。JR線、阪急・阪神電鉄、神戸市営地下鉄、ポートライナーの駅があるうえ高速バスや路線バスの発着所も集中しているため、多くの人が集まる。三宮交差点の南にある約550メートルのアーケードの通り「三宮センター街」は様々なブランドショップが並んでいる。交差点の北西には「生田神社」がある。日本書紀にも書かれている歴史ある神社で、縁結びのパワースポットでもある。
(文:JTBパブリッシング) - 灘灘
灘という地名は神戸市の灘区と東灘区に残るが、昔は東の西宮市を流れる武庫川河口と西の神戸市を流れる生田川河口の間の平野部を指した。「灘五郷」と呼ばれる5か所の日本酒の名産地があるエリアだ。そのうち3か所が灘区と東灘区にある。ここの酒造メーカーは有名ブランドばかりで、多くが酒造りを見学できる施設を持っている。
(文:JTBパブリッシング) - 芦屋芦屋
大阪市と神戸市のほぼ中間にあるのが芦屋市。北は六甲山地、南は大阪湾で山から海にかけてなだらかな扇状地になっている。交通の便が良いうえ自然が豊かで、高台からは海が一望できる。こんな好条件が揃っているため、芦屋市は日本でも屈指の高級住宅地になった。見どころは高級住宅街の間を流れる清流「芦屋川の河畔」。穏やかな風景が広がり散策に好適だ。
(文:JTBパブリッシング) - 西宮西宮
市街地からは大阪にも神戸にも電車を使えば15分ほどで着いてしまうのが西宮市。都会であるにもかかわらず豊かな自然も残っているエリアだ。たとえば「甲山森林公園」。標高309メートルの甲山山麓に広がる約83ヘクタールにおよぶ公園だ。海岸沿いには野鳥が多く、バードウォッチングが楽しめる「香櫨園浜」がある。全国のえびす神社の総本山で商売繁盛のご利益がある「西宮神社」も観光名所だ。
(文:JTBパブリッシング) - 甲子園甲子園
春と夏の高校野球全国大会が開催され、阪神タイガースの本拠地でもある甲子園球場を中心としたエリア。西宮市の南部に位置する。球場の外野スタンド部分には「甲子園歴史館」があり、タイガースや高校野球に関する記念の品や資料が展示されている。ライトスタンド後方にあたる場所にある「素戔嗚神社」はタイガース絵馬やボール型の勝ち守りなどを販売し、ファンからは「タイガース神社」と呼ばれている。
(文:JTBパブリッシング) - 尼崎尼崎
兵庫県の東端に位置し、大阪府と接しているのが尼崎市だ。阪神工業地帯に含まれる工場の街だが、大阪の中心部とは至近距離にあるためマンションなども多く、人口密度は県内で一番高い。江戸時代は尼崎藩の城下町で阪神電鉄尼崎駅の南側には復元された「尼崎城跡」がある。内部は尼崎について紹介する映像が見られるほか、最上階からは市街地を一望することができる。
(文:JTBパブリッシング) - 十三十三
大阪市淀川区にある阪急電鉄十三駅周辺のエリア。淀川の北岸、JR新大阪駅を西に2キロほど行ったあたりだ。十三駅は阪急の神戸本線、宝塚本線、京都本線の3本が乗り入れる交通便利な駅であると同時に、駅周辺は大阪有数の歓楽街だ。通りには気軽に入れる飲食店が並び、下町の風情が漂う。大量のネギが入ったお好み焼き「ネギ焼き」など大阪のソウルフードの本場でもある。
(文:JTBパブリッシング) - 大阪大阪
大阪市は大阪府中部にある府庁所在地で、西日本における経済、文化など様々な分野の中心都市だ。古代から多くの人が住み、経済的にも発展。豊臣秀吉が大阪城を築いて以降は日本を代表する商都になった。「大阪」と呼べる中心地は大阪駅という玄関口があり一番のビジネス街である梅田がある北区か、大阪城や大阪府庁、シンボル的な街・道頓堀がある中央区辺りというのが一般的な見方だ。
(文:JTBパブリッシング) - 天満天満
北区にある繁華街。天満という地名は949年に創建され、地元の人々から“天神さん”として親しまれている「大阪天満宮」があることからついた。街の南を流れる大川沿いには江戸時代から天満青物市場をはじめ様々な市場ができ、舟運を生かした商いの場として発展。人が集まることから落語や人形浄瑠璃の小屋が並び、ここから庶民文化も花開いた。「天神まつり」などの祭りも多く、昔ながらの大阪を感じさせる街だ。
(文:JTBパブリッシング) - 守口守口
大阪市の北東、淀川の南岸に広がるのが守口市。昭和初期までは田畑の多い農業の町だったが、大阪の中心部と隣接している利便性から急速に住宅が増え都市化された。見どころは市の南にある「花博記念公園鶴見緑地」。約122ヘクタールの広大な面積を持つ公園で、1990年に開催された国際花と緑の博覧会のメイン会場になって再整備され、様々なレジャーが楽しめる。
(文:JTBパブリッシング) - 湯の山湯の山
三重県菰野町にある温泉。四日市市の西にそびえる鈴鹿山脈の主峰・御在所岳(標高1212メートル)の山麓にある。奈良時代の718年に発見されたと伝えられる古湯で、東海や近畿の奥座敷として親しまれてきた。近鉄湯の山線ができ、アクセスが良くなってからは宿が増えたが歓楽地化されず、保養温泉の雰囲気を保っている。眺望がすばらしい御在所岳山頂まではロープウェイで山頂直下まで行き、山頂までは観光リフトが結ぶ。
(文:JTBパブリッシング) - 菰野菰野
三重県北部、鈴鹿山脈の東麓に位置するのが菰野町だ。西から山地、台地、平地と続く地形で四日市に続く東側の市街地以外は自然が豊かなエリアだ。観光地としては市の南に位置する湯の山温泉が有名だが、中央部にある「三重県民の森」も訪れる価値がある。標高1092メートルの釈迦ヶ岳の東麓に広がる約47ヘクタールの森林公園で四季折々、様々な花が咲く。三重の自然を満喫できる場所だ。
(文:JTBパブリッシング) - 四日市四日市
四日市市は三重県北部に位置し、西には鈴鹿山脈、東は伊勢湾に面する平地が広がっている。臨海部は日本でも有数の石油コンビナートがある工業地帯だが、内陸部は茶畑をはじめとする田園風景が見られる。コンビナートはかつて公害問題が取りざたされたこともあったが、近年では観光資源として注目されている。巨大なプラントを照らす無数の光が幻想的で美しいことから「夜景クルーズ」が人気なのだ。
(文:JTBパブリッシング) - 下関下関
下関は本州最西端のエリア。瀬戸内海と日本海を結ぶ重要地点・関門海峡に面しているため、日本史に残る様々な出来事があった場所で、見どころは数え切れないほどある。源平合戦があった「壇ノ浦」、宮本武蔵と佐々木小次郎が戦った「巌流島」、長州藩と外国連合軍が戦った下関戦争の現場「関門海峡」などだ。そんな歴史の舞台を一望できるのが下関駅近くの「海峡ゆめタワー」と標高268メートルの「火の山公園」だ。
(文:JTBパブリッシング) - 美祢美祢
山口県の中央部に位置する美祢市。四方を山で囲まれている自然豊かなエリアだ。石灰質の土地が多く、日本最大級のカルスト台地「秋吉台」や大鍾乳洞の「秋芳洞」があることで知られる。地下資源に恵まれた地域でもある。秋吉台の南東にある「長登銅山」では7世紀頃から銅の採掘が行われ、奈良・東大寺の大仏もここの銅が使われたといわれている。
(文:JTBパブリッシング) - 秋吉台秋吉台
山口県美祢市にある景勝地。秋吉台の広さは約130平方キロメートル。標高300メートル前後の果てしなく続く緑の台地に無数の岩が突き出ている。3億5千万年前、ここは海で岩はサンゴ礁が雨で溶けたものなのだ。この雄大な景色を一望できるのが「カルスト展望台」だ。「秋芳洞」は秋吉台南麓の地下100メートルにある。洞内部では何万年もかけて石灰分が沈積され15メートルの高さまでなった「黄金柱」などが見られる。
(文:JTBパブリッシング) - 湯田温泉湯田温泉
山口市内にある温泉。湯治場として整備されたのは室町時代ともいわれ、市街地にあることもあって古くから多くの人に親しまれてきた。歴史と文化と関わりが深い温泉地でもある。明治維新の原動力となった長州藩士・高杉晋作や伊藤博文ら、そして坂本龍馬もこの温泉に浸かった記録が残っている。また、詩人・中原中也はこの地で生まれ育ち、俳人・種田山頭火も湯田温泉を愛したという。
(文:JTBパブリッシング) - 大竹大竹
日本で最初に石油コンビナートができたのが大竹市。広島県の最西端、山口県と県境を接する位置にある。面積の大部分が山地で、平坦なのは埋立地が多い沿岸部。そんな土地柄のため、自然は豊かだが農業には向かず、工業都市になる道を選んだ。魅力は山々の風景で、急峻な3つの岩峰が印象的な三倉岳を望む「三倉岳県立自然公園」がおすすめの観光ポイント。海沿いの工業地帯の夜景も人気がある。
(文:JTBパブリッシング) - 宮島宮島
広島県廿日市市にある宮島は、瀬戸内海に浮かぶ風光明媚な島で、自然と歴史が調和した景観が魅力。特に日本を代表する観光地「嚴島神社」が有名だ。島内には古い町並みが残り、もみじ饅頭や牡蠣などの名物グルメも楽しめる。鹿が自由に歩く姿も印象的で、訪れる人々に喜ばれている。弥山の登山道からは瀬戸内海を一望でき、四季折々の美しさが感じられるスポットとして人気。
(文:JTBパブリッシング) - 熊野町熊野町
広島市の東に位置する熊野町。周囲を山に囲まれた高原盆地にあるエリアだ。熊野町の名産品は書道に使う筆。盆地で農地が狭いため、この地方の人たちは昔から近畿方面に出稼ぎに出て生計を立てたという。その過程で筆づくりを学んだ者が技術を伝え産業に育てた。品質の良い筆は「熊野筆」と呼ばれるブランドになっている。そうした筆に関する資料を展示し、販売もしている資料館「筆の里工房」が見どころだ。
(文:JTBパブリッシング) - 竹原竹原
広島県の中部に位置するのが竹原市。瀬戸内海に面しており、港は室町時代から交通の要衝の役割を果たしてきた。江戸時代は製塩で名を馳せ、竹原産の塩が全国に流通した。そうした繁栄の様子を感じさせる古い町並みが今も残り、「安芸の小京都」とも呼ばれている。江戸時代にタイムスリップしたとさえ思わせる風情のある「町並み保存地区」はJR竹原駅の北にある本町通りの周辺だ。
(文:JTBパブリッシング) - 鞆の浦鞆の浦
広島県福山市にある鞆の浦は「千年の歴史を持つ港町」といわれている。万葉集で歌人・大伴旅人がこの地を示す歌を残しており、昔、人と物が行きかった瀬戸内海の拠点だったことをうかがわせる。鞆の浦には今も、そうした伝統を感じさせる町並みがあり、港から望む海にも心を引きつける風景がある。江戸時代の1859年に船を誘導する目印として建てられた「常夜燈」が港のシンボルだ。
(文:JTBパブリッシング) - 水島水島
倉敷市の南部、高梁川の河口周辺に広がる水島臨海工業地帯があるエリア。昭和初期までは漁村に過ぎなかったが、第二次世界大戦中に航空機工場ができたことをきっかけに工業地帯となり、石油コンビナートもつくられた。水島港の東にある標高283メートルの鴨ケ辻山山頂にある「水島展望台」は水島コンビナートを一望でき、夜景の美しさは全国有数といわれている。
(文:JTBパブリッシング) - 明石明石
瀬戸内海に面する兵庫県南部の市。南の海上には淡路島があり、市の東側にある明石海峡大橋が島をつないでいる。江戸時代は明石藩の城下町として栄え、拠点となった明石城が見どころだ。周辺は公園になっていて散策が楽しめる。明石は日本の時刻の基準となる東経135度の子午線が通り「時のまち」ともいわれる。それにちなんでつくられた「明石市立天文科学館」も見逃せない。
(文:JTBパブリッシング) - 須磨須磨
神戸市西部の瀬戸内海に面しているエリアが須磨区。神戸の中心部に近いため住宅地で占められている。源氏物語には須磨の巻があり、源平合戦では一ノ谷の戦いの戦場になったように歴史ある土地だ。「須磨浦公園」の海沿いには「一ノ谷 戦の濱碑」やここで戦死した平敦盛を供養する「敦盛塚」がある。須磨浦公園の西にある「須磨浦山上遊園」は須磨の海岸線を一望できる絶景ポイント。
(文:JTBパブリッシング) - 神戸神戸
兵庫県の県庁所在地。港湾としては理想的な地形を持つ神戸港を中心に古代から交易で栄え、経済や文化の面でも日本を代表するエリアになった。現在は9つの区で構成される。神戸という地名は中央区にある「生田神社」の周辺にあった集落の名前が由来といわれるが、町名には残っていない。市役所があり、神戸港や繁華街の元町、三宮が含まれる中央区が神戸の中心といえる。
(文:JTBパブリッシング) - ポートピアポートピア
神戸港内を埋め立ててつくった面積約833ヘクタールの人工島がポートアイランド。1966年に着工し、1981年に「21世紀の海上都市」として街びらきをした。この年には神戸ポートアイランド博覧会を開催。神戸市中心部の三宮から神戸新交通ポートライナーで結ばれ、島内にはホテルや遊園地のポートピアランドもできた(2006年に閉園)。その後、ポートアイランドの先に神戸空港が開港。
(文:JTBパブリッシング) - 北新地北新地
大阪市北区にある高級歓楽街。JR大阪駅や梅田の南に位置する。クラブや料亭、バーなどが集中しており、東京・銀座と並ぶハイクラスな大人の町というイメージだ。「キタ」と略して呼ばれることが多い。地下鉄北新地駅の周辺にある観光ポイントとしては、地上40階、地下2階、高さ約175メートルの「梅田スカイビル」、宇宙とエネルギーをテーマにした博物館「大阪市立科学館」などがある。
(文:JTBパブリッシング) - 京橋京橋
大阪市都島区にある京橋駅付近のエリア。駅名の由来は駅から1キロほど西の寝屋川に架かる橋「京橋」。京橋は江戸時代、大阪と京都を結んだ京街道の起点であり、地域の目印的存在だったことからつけられた。加えて京橋駅は3本の鉄道が乗り入れる乗換駅で駅周辺は様々な店が並ぶ繁華街になったため、「京橋」の地名が使われることが多くなった。駅からは大阪城が近い。
(文:JTBパブリッシング) - 名張名張
三重県の西端、伊賀盆地の南部に位置するのが名張市。山々に囲まれた自然豊かなエリアだ。江戸時代は戦国武将・藤堂高虎の養子を祖とする藤堂家が暮らした町で、当時の武家の暮らしぶりが分かる「名張藤堂家邸跡」が残っている。だが、名張で一番の観光ポイントは「赤目四十八滝」だ。深い森のなかを流れ落ちる多くの滝を見られる景勝地。伊賀忍者が修行した場所ともいわれ「忍者の森」という施設では修行体験ができる。
(文:JTBパブリッシング) - 伊賀伊賀
三重県の西端にある歴史豊かなエリア。古くから近畿圏と伊勢神宮を結ぶ街道の宿場町として栄え、江戸時代は伊賀上野藩の城下町だった。見どころは、そうした歴史を感じさせる場所「伊賀上野城」や市街のいたるところで出会える古い町並みだ。また、ここは忍者を生んだ土地。伊賀上野城がある上野公園内にある「伊賀流忍者博物館」では忍者屋敷を見たり、手裏剣打ちの体験などができる。
(文:JTBパブリッシング) - 柘植柘植
三重県伊賀市の東端に位置するのが柘植町。小さな山里だが、歴史ファンなら訪れたい場所がある。「徳永寺」だ。本能寺の変で織田信長が明智光秀軍に殺害された時、信長と同盟関係にあった徳川家康は大阪にいた。留まっていては明智軍に殺されると家康は本拠の三河に脱出を試みた。その時選んだルートが伊賀越えで、それを助けたのが伊賀の武士であり、この徳永寺に一泊したといわれている。
(文:JTBパブリッシング) - 関関
三重県亀山市の南部にあるのが関町。江戸時代は東海道の宿場「関宿」があった場所だ。東海道の宿場跡は数多いが、江戸時代の宿場の雰囲気を最も残しているのが、この関宿だ。街道沿いに明治期以前の町屋が200軒近くも並んでいるのだ。国の重要伝統的建造物群保存地区にもなっているノスタルジックな通りは、歩いて見て楽しむ価値がある。
(文:JTBパブリッシング) - 亀山亀山
三重県北部に位置する亀山市。市の西側は北に鈴鹿山脈、南に布引山地が連なり、市の半分以上が山林のエリアだ。江戸時代は伊勢亀山藩の城下町であるとともに東海道の宿場が3つもあった。見どころはその歴史を感じさせる場所だ。亀山藩の本拠地だった亀山城は市の中心地に建つ。天守は残っていないが、江戸時代初期に建てられた多門櫓が現存している。
(文:JTBパブリッシング) - 鈴鹿鈴鹿
三重県北部に位置する鈴鹿市。東に伊勢湾、西に鈴鹿山脈と海あり山ありの自然豊かなエリアだ。鈴鹿市を有名にしたのは「鈴鹿サーキット」。市内に工場を持っていた本田技研工業が1962年に建設した。F1日本グランプリや鈴鹿8時間耐久ロードレースなどが行われる国際的なサーキットだ。ホテルなどの宿泊施設や遊園地「鈴鹿サーキットパーク」などもある総合レジャーランドになっている。
(文:JTBパブリッシング) - 伊勢若松伊勢若松
三重県鈴鹿市の伊勢湾沿いを走る近鉄線の伊勢若松駅周辺エリア。見どころは駅から南へ1キロほど行ったところにある「大黒屋光太夫記念館」。光太夫は江戸時代後期を生きた鈴鹿の船頭で、米を江戸に運ぶ途中、嵐に遭って漂流の後、ロシア領に到着。長年、ロシアで暮らした後、帰国し欧州の事情を幕府に伝えた人物だ。記念館では光太夫に関する資料を展示している。
(文:JTBパブリッシング) - 壱岐壱岐
壱岐は佐賀県東松浦半島の北、20キロほどの日本海上にある島で、長崎県に含まれる。島の大きさは南北17キロ、東西14キロほど。福岡県の博多港と佐賀県の唐津東港から定期便の船が出ているほか長崎空港から飛行機でも行くことができる。壱岐の魅力は透明度の高い海と新鮮な魚介類。島の東側に位置する「左京鼻」は1キロに渡って断崖絶壁が続く絶景ポイントだ。
(文:JTBパブリッシング) - 小野田小野田
山口県の南西部、瀬戸内海に面して広がっているエリア。2005年、東部の小野田市と西部の山陽町が合併して山陽小野田市になった。地下資源が豊富で、古くから石炭や石灰岩を原料とするセメントを生産。工業が盛んになった。が、自然も豊かで絶景ポイントが数多くある。砂浜が広がる「きららビーチ焼野」は夕陽の名所。高さ136メートルの竜王山山頂にある「竜王山公園」は瀬戸内海の眺めと夜景が美しい。
(文:JTBパブリッシング) - 防府防府
山口市の南にあり、瀬戸内海の周防灘に面して広がるのが防府市。製塩で栄えた地域だが、戦後、塩田でつくる塩の需要がなくなると、その跡地である沿岸部に工場が建ち、工業都市になった。南部の三田尻には塩田を復元し塩づくりの歴史を学べる「三田尻塩田記念産業公園」がある。代表的な観光ポイントは、最初に創建された天神様といわれる「防府天満宮」。
(文:JTBパブリッシング) - 徳山徳山
山口県東部にある周南市の瀬戸内海沿いにあるのが徳山エリア。中心部といえる徳山港は地形的に波が穏やかで水深がある良港で海運の要衝だった。戦前は海軍の燃料基地の役目を果たし戦後、その沿岸部は巨大石油コンビナートになった。現在、その工業地帯は夜景の名所となり、クルーズ船も出ている。徳山港の北の高さ90メートルほどの丘にある「永源山公園」の展望台からも市内と工場群の夜景が楽しめる。
(文:JTBパブリッシング) - 岩国岩国
山口県の東端に位置し瀬戸内海に面している岩国市。戦前は日本陸海軍の拠点があり、戦後も跡地に海上自衛隊や米海兵隊の基地があることで知られるが、美しい風景が楽しめる観光の町でもある。一番の見どころは日本三大名橋に数えられる「錦帯橋」。清流・錦川に架かる橋で石積みの橋脚に5連のアーチ状の橋が組まれており全長は193,3メートル。穏やかな山々を背景にした橋の姿はまさに絶景だ。
(文:JTBパブリッシング) - 音戸音戸
広島県西部にある呉市は瀬戸内海に面していて海に突き出た部分がある。この先端部分の警固屋町とすぐ先にある倉橋島の音戸町の間は幅90メートルほどの海峡になっており「音戸の瀬戸」と呼ばれている。潮流が激しく昔から難所とされてきた。この海峡の上に架かり本土と倉橋島をつなぐのが「音戸大橋」。風光明媚な海峡にかかる赤い橋は瀬戸内海を象徴する絶景だ。
(文:JTBパブリッシング) - 呉呉
「海軍の町」として知られるのが呉市。地形的に風や波の影響を受けにくく、大型船の航行が可能な深い入り江を持つ呉港は明治時代から日本海軍の拠点となり繁栄した。世界最大の戦艦といわれた「大和」がつくられたのも呉。10分の1サイズの戦艦大和などが展示されている「大和ミュージアム」や実物大の潜水艦が見られる「海上自衛隊呉資料館」などで、そうした呉の歴史を知ることができる。
(文:JTBパブリッシング) - 因島因島
瀬戸内海西部にある芸予諸島の東に位置する島で面積は約35平方キロ。尾道市に含まれる。14世紀中頃から戦国時代まで瀬戸内海で活動した村上水軍の本拠地で、その城跡の「青木城」や「青陰城」、実際の城跡ではないが、それを模した建物に水軍の資料などを展示している「因島水軍城」といった見どころがある。瀬戸内海の島々を一望できる「白滝山」、「因島公園」も見逃せない。
(文:JTBパブリッシング) - 児島児島
倉敷市南部の瀬戸内海に面する児島港を中心とするエリア。古くから干拓が行われ、広がった土地には塩田と塩分に強い綿花畑がつくられた。その製塩業と綿をつかった織物業で繁栄した歴史を持つ。近代に入ってからも繊維業の伝統は継承され、今ではジーンズの名産地。町内にはジーンズショップが軒を並べる「ジーンズストリート」があり、観光名所になっている。
(文:JTBパブリッシング) - 玉野玉野
岡山市の南に位置するのが玉野市。瀬戸内海に面しているが、市の約6割が山地で、海岸部にも山が迫る複雑な地形を持つ。玉野市の魅力はそうした自然の風景だ。絶景ポイントは市の西端にある「王子が岳」。海に面してそびえる標高234メートルの山で、山頂からは瀬戸大橋をはじめ対岸の四国の山まで一望することができる。山のふもとに広がる白砂の渋川海岸も美しい。
(文:JTBパブリッシング) - 淀屋橋淀屋橋
淀屋橋は大阪市の中心部を東西に流れる土佐堀川に架かる御堂筋の橋。初代の橋を江戸時代、大阪で莫大な財を築いた豪商・淀屋が架けたことからこの名がついた。現在の橋は昭和10年に架け替えられたコンクリートのアーチ橋で、落ち着いた雰囲気を持つ。周辺は金融関係の会社が多いビジネス街。橋の南西角には「淀屋の屋敷跡」、東に200メートルほど行ったところには蘭学者・緒方洪庵が開いた「適塾」がある。
(文:JTBパブリッシング) - 北浜北浜
大阪市中央区の大川に架かる難波橋の南側のエリア。江戸時代、この地に金銀の取引相場を決める金相場会所が置かれ、両替商や問屋が集まる金融の中心地になった。後世になっても会所跡に大阪取引所が建てられ、周辺には銀行や証券会社など金融関係の会社が集中。東京の兜町と並ぶ金融の町だ。船場の旦那衆が集い遊んだ街という伝統も引き継がれ、ハイセンスなカフェなども多い。
(文:JTBパブリッシング) - 木津木津
京都府の南端、大阪府と奈良県に接する位置にある木津川市南部のエリア。木津川市はかつて日本の首都だったことがある場所だ。740年、聖武天皇が平城京から現在の木津川市内に都を移し「恭仁京」としたのだ。このすぐ南にあった木津は短期間だが日本の中心地だったといえる。「恭仁京跡」をはじめ735年創建で五重塔が美しい「海住山寺」、極楽浄土を表した庭園を持つ「浄瑠璃寺」など由緒ある史跡が多い。
(文:JTBパブリッシング) - 赤目赤目
三重県西部にある名張市のなかでも西に位置するエリア。三重県と奈良県をまたぐ室生赤目青山国定公園に含まれ、深い山と溪谷の景観が楽しめる。なかでも美しさを誇るのが「赤目四十八滝」。宇陀川支流の約4キロに渡る溪谷に階段状の滝が連続する。奈良時代には修験道の開祖・役小角が修行したと伝えられる深山幽谷だ。オオサンショウウオなど、この溪谷に生息する生物を展示する「赤目滝水族館」もある。
(文:JTBパブリッシング) - 若松若松
北九州市の北部、日本海の響灘に面するエリア。臨海部の東側は埋立地に工場が並ぶ北九州工業地帯だが、西側は砂浜や岩礁がある美しい海岸になっている。一番の観光ポイントは「若戸大橋」。長さ627メートルのつり橋で1962年の開通時は東洋一の長さを誇った。赤く塗られた橋はライトアップされる夜が見ごろだ。この若戸大橋と周辺を上から見下ろす「高塔山公園」も絶景ポイント。
(文:JTBパブリッシング) - 門司港門司港
JR九州鹿児島本線の起点駅。門司港レトロ地区の起点でもあり、駅舎は大正3年(1914)に建てられたネオ・ルネッサンス様式の左右対称の木造2階建て。鉄道駅舎として全国で初めて国の重要文化財に指定された現役の駅舎だ。駅舎内には旧待合室や旧貴賓室、旧食堂を利用したレストランなどがあり、2階通路奥の小窓からは小屋根裏を覗くこともできる。駅舎横のトイレには戦時中貴金属の供出から免れた青銅製の幸運の手水鉢も。
(文:JTBパブリッシング) - 宇部宇部
山口県の西部に位置する宇部市。南は瀬戸内海の周防灘に面し、北は中国山地に続く丘陵になっている。宇部発展の基盤となったのは石炭。海岸部から沖合にかけて海底炭田があり、明治から昭和にかけて石炭採掘が町を支える産業になった。その歴史を伝える資料館が「石炭記念館」だ。この施設がある「ときわ公園」が宇部最大の見どころ。常盤湖を中心にした189ヘクタールもの広大な敷地に四季折々、様々な花が咲く景勝地だ。
(文:JTBパブリッシング) - 東新川東新川
宇部市の南部、宇部港の北に位置するエリア。市街地中心部の東側にある住宅地だ。JR東新川駅の北には「福原史跡公園」がある。毛利藩の永代家老だった福原氏の邸宅跡だ。福原氏は現在、宇部を代表する観光ポイントとなった「ときわ公園」の中心、常盤池の築造を行うなど宇部に貢献した人物。建物は残っておらず、遺構は石垣や井戸くらいだが、緑に囲まれた園内は往時を思い起こさせる落ち着きがある。
(文:JTBパブリッシング) - 下松下松
山口県東南部に位置するのが下松市。北側は中国山地が連なり、その南には田園が広がる里山、南端は瀬戸内海に面していて目の前に入り組んだ海岸線を持つ笠戸島がある自然豊かなエリアだ。一番の観光ポイントは笠戸島。下松のシンボルになっている笠戸大橋で渡ることができる。海岸づたいに300メートルほど続く「海上遊歩道」から見る瀬戸内海の風景は他では味わえない感動がある。
(文:JTBパブリッシング) - 江田島江田島
広島湾にある面積約100平方キロメートルの島が江田島。小さな島だが、標高542メートルの最高峰・野登呂山をはじめ、400メートル超の山がそびえる険しい地形を持つ。この島には終戦まで日本海軍の幹部を要請するための海軍兵学校があった。跡地は海上自衛隊第1術科学校になっているが、兵学校で使われたレンガ造りの重厚な建物は残っている。
(文:JTBパブリッシング) - 大三島大三島
瀬戸内海のほぼ中央にあるのが芸予諸島。そのなかでも最も大きな島が大三島だ。島の中心にそびえる標高436メートルの鷲ヶ頭山の裾野に広がる島で、島自体が国の名勝になっているように美しい景観を持つが、それ以上に注目したいのは「神の島」と呼ばれていること。飛鳥時代の594年の創建といわれ、歴代の天皇や武将から信仰された「大山祇神社」があるからだ。
(文:JTBパブリッシング) - 生口島生口島
2006年、瀬戸内海の島々に橋を架け、本土と四国を結ぶ尾道ー今治ルート西瀬戸自動車道が前線開通したが、その中央部に位置するのが生口島だ。古くから瀬戸内海海運の要所で水軍の拠点になるなど歴史の舞台になっているが、それ以上に注目したいのは島おこしで始めた「島ごと美術館」が成功していること。瀬戸内の美しい自然を背景に気鋭の作家たちが作品を展示している。新たな感動を得られる場所なのだ。
(文:JTBパブリッシング) - なんばなんば
道頓堀、法善寺横丁など大阪を代表する観光スポットが集中するミナミの玄関口で、多くの路線の駅がある。ひらがな表示の「なんば駅」は地下鉄3路線と南海電鉄、「大阪難波駅」は近鉄と阪神電鉄、「難波駅」はJRだ。これらの駅がある一帯がなんばといわれるエリアになる。ミナミを象徴する場所として人が集まる道頓堀の「グリコサイン」も近い。
(文:JTBパブリッシング) - 鶴橋鶴橋
大阪生野区にある鶴橋は「コリアンタウン」で知られるエリアだ。終戦直後の物資がない時代、鶴橋には闇市ができ、不足した物を売るようになった。そこに周辺に住んでいた在日朝鮮人や韓国での弾圧を逃れた人たちが流入。飲食店や韓国の商品を売るようになり、それが発展して西日本最大のコリアンタウンになった。焼き肉店や韓国食材などを扱う店を目当てに人が集まる観光スポットだ。
(文:JTBパブリッシング) - 東大阪東大阪
東大阪市は文字通り大阪府の東端、奈良県と接する位置にある。市内から大阪の中心部まで30~40分程度で行ける便利さからベッドタウン化が進み住宅が多い。高校ラグビーの全国大会が開催される「花園ラグビー場」があるラグビーの街でもある。市の東側には標高642メートルの生駒山がそびえ、この山道を越える「暗越奈良街道」は江戸時代、大阪から奈良へ通じる最短ルートだった。暗峠までの急勾配の道も名所のひとつ。
(文:JTBパブリッシング) - 生駒生駒
奈良県の最西端、大阪と県境を接する位置にあるのが生駒市。南北に細長い形をしており、西は生駒山地、東は丘陵地帯の自然豊かなエリアだ。市名になっているように市のシンボルが生駒山で、642メートルの山頂にある「生駒山上遊園地」が一番の見どころ。昭和4年開園の老舗遊園地で、懐かしさを感じるレトロな雰囲気が魅力だ。大阪平野や大和盆地、山城盆地が一望できる絶景ポイントでもある。
(文:JTBパブリッシング) - 奈良奈良
奈良県の県庁所在地だが、710年、平城京という日本の首都になったことで知られる歴史ある市だ。京都と並ぶ古都であり、観光名所は数多い。「古都奈良の文化財」として8つの資産が世界文化遺産に登録された。「東大寺」、「平城宮跡」、「薬師寺」、「唐招提寺」、「興福寺」、「春日大社」、「元興寺」、「春日山原始林」だ。「奈良公園」やそれらを一望できる「若草山」も観光には欠かすことができない。
(文:JTBパブリッシング) - 津津
三重県の県庁所在地。東は伊勢湾に面し、西には山々が連なる、豊かな自然が保たれているエリアだ。江戸時代は戦国武将で築城の名人といわれた藤堂高虎によって整備された津城の城下町であり、伊勢参宮街道の宿場町としても栄えた。見どころは「津城跡」。現在は堀や石垣、櫓が残っている程度だが、周囲は「お城公園」になっており歴史散策が楽しめる。伊勢参宮街道沿いには古い町並みもある。
(文:JTBパブリッシング) - 宗像宗像
福岡県北部、日本海に面しているのが宗像市。古代から中国や朝鮮と交易をしていた歴史あるエリアだ。見どころは「宗像大社」。創建年は定かではなく日本神話の時代といわれている。神社はひとつではなく、市の北部にある「辺津宮」、沖合11キロの大島にある「中津宮」、沖合49キロの沖ノ島にある「沖津宮」の三社の総称だ。古くから海上・交通安全の神様として信仰を集める。世界遺産にも登録されている。
(文:JTBパブリッシング) - 折尾折尾
北九州市八幡西区の北西に位置しJR鹿児島本線とJR筑豊本線が交わる折尾駅の周辺エリア。石炭輸送で繁栄した歴史を持つ。筑豊の石炭が、西側を流れる遠賀川→折尾地区の堀川運河→折尾駅と運ばれ、貨車で日本海の港まで輸送されたのだ。筑豊炭田の全盛期、中間点だった折尾地区は石炭関係者で賑わったのだ。
(文:JTBパブリッシング) - 八幡八幡
福岡県北東部のエリア。「鉄の街」とも呼ばれる。明治34年、この地に官営八幡製鉄所が建設され操業を開始。最盛期には日本で生産される鉄鋼の約9割以上がここでつくられた。製鉄所は民間の日本製鉄に引き継がれたが、官営時代の本事務所だった建物は「官営八幡製鐵所 旧本事務所眺望スペース」として、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つとして公開されている。
(文:JTBパブリッシング) - 小倉小倉
福岡県東部に位置するエリア。現在の北九州市小倉北区の一帯を指す。江戸時代は小倉藩の城下町。明治期に入ってからは、エネルギー源となる石炭の産地が近いことと輸入された工業原料が入ってくる港があることから北九州工業地帯として発展を遂げた。見どころとしては、小倉の歴史を知るだけでなく天守閣からの展望も楽しめる「小倉城」、北九州の台所と呼ばれ、レトロな雰囲気もある「旦過市場」がある。
(文:JTBパブリッシング) - 光光
山口県の東南部に位置している光市。北から東にかけては丘陵で、東部の「石城山県立自然公園」は350メートル前後の山が並ぶ穏やかな山里だ。石城山山頂からは市街地とその向こうに広がる瀬戸内海が一望にできる。海に面した地域も見どころが数多くある。室積港は天然の良港で江戸時代は北前船の交易で栄えた。港の裏手にある「海商通り」は廻船問屋が軒を並べた通りで当時の繁栄ぶりを示す風景が残る。
(文:JTBパブリッシング) - 柳井柳井
風情ある「白壁の町並み」で知られる柳井市。山口県の東南部、瀬戸内海に突き出した室津半島の東部と、その北に広がるエリアだ。このような町並みが生まれたのは江戸時代、柳井港が瀬戸内海海運の要衝であり、商業都市として発展したため。歴史ある建物は市街に点在するが、とくに圧巻なのはJR柳井駅の北にある「古市金屋地区」。石畳の両側約200メートルに渡って白壁の商家が並ぶ風景は感動的だ。
(文:JTBパブリッシング) - 小豆島小豆島
瀬戸内海の東側に位置するのが小豆島だ。面積約153平方キロメートルの島内には見どころが数多くある。「寒霞渓」は日本三大渓谷美に数えられる景勝地。ロープウェイで標高612メートルの山頂駅まで登れば、間近の渓谷美はもちろん瀬戸内海の多島美も満喫できる。引き潮になると海に道ができて島に渡れる「エンジェルロード」、名産のオリーブの畑が広がる「オリーブ公園」も必見ポイントだ。
(文:JTBパブリッシング) - 天保山天保山
地下鉄中央線大阪港駅の北にある「天保山公園」にある山。安治川河口に位置し江戸時代、入港する船の目印として人工的につくられた。現在の標高は4.53メートル。日本の中でも「低い山」とされており、地元には山岳会や山岳救助隊もある。浪速っ子らしいユーモアとともに愛されている山だ。天保山公園の南側には大型商業施設「天保山マーケットプレース」があり、多くの人が集まる。
(文:JTBパブリッシング) - 天王寺天王寺
JRや地下鉄「天王寺駅」周辺の繁華街。地名の由来は駅の北にある聖徳太子が建てた古刹「四天王寺」が昔から「天王寺」と略して呼ばれていたことからといわれている。昔から庶民に愛されてきた街で「天王寺公園」、「天王寺動物園」など気軽に楽しめる場所が多く「通天閣」にも近い。2014年には高さ300メートルの超高層ビル「あべのハルカス」が開業し、若い人たちにも人気のスポットになっている。
(文:JTBパブリッシング) - 法隆寺法隆寺
奈良県生駒郡斑鳩町は、古代の歴史と静かな田園風景が調和する地域。町内には古墳や古寺が点在し、特に日本を代表する古刹「法隆寺」が有名。歴史散策に適した落ち着いた雰囲気が漂い、道沿いには昔ながらの民家や畑が広がり、四季折々の自然が身近に感じられるのも魅力。観光地でありながら、どこか素朴でのんびりとした空気が流れており、奈良らしい時間の流れを味わえるエリアだ。
(文:JTBパブリッシング) - 斑鳩斑鳩
奈良県北西部に位置し、世界遺産に登録されている法隆寺がある町として知られている。法隆寺を創建した聖徳太子は自身も斑鳩宮を建て、ここに住み、亡くなったといわれる。斑鳩宮があったのは法隆寺東側にある「東院伽藍」の辺りだと推定されている。法隆寺周辺は町並みも美しい。法隆寺の西にある「西里」は寺の維持をする人たちが住んでいた集落で、細い通りに沿って土塀の家並みが続いている。
(文:JTBパブリッシング) - 呼子呼子
佐賀県北部、玄界灘に突き出した東松浦半島の突端にあるエリア。中心地の呼子港は目の前の加部島が防波堤となる良港であるため、古くから中国の交易が盛んだった。また、この沖合は名物のイカをはじめ美味しい魚介が獲れることで知られ、現在は魚を味わう目的で訪れる観光客も多い。「朝市」も人気。港の裏手に延びる通りに水揚げされたばかりの魚などを売る店が朝7時頃から並ぶ。
(文:JTBパブリッシング) - 直方直方
福岡県北部、筑豊平野の中央に位置するのが直方市。市街地を遠賀川が流れ、その周辺は住宅地、北部は田園地帯で南部は工業地帯になっている。江戸時代は福岡藩の支藩の城下町、明治から昭和にかけては筑豊の石炭の集積と取引で栄えた。この直方らしさを味わえる場所は遠賀川周辺。かつては筑豊の石炭を積んだ川船が行き交った川だが、現在は「直方リバーサイドパーク」などの公園が整備され、のどかな風景が楽しめる。
(文:JTBパブリッシング) - 天下茶屋天下茶屋
大阪市西成区の南海電鉄と地下鉄の天下茶屋駅周辺エリア。地名の由来は関白になった豊臣秀吉が住吉大社に参詣した際、この地にあった茶屋で茶を飲んだところ味が良く、主人に褒美を与えたという伝説から。茶屋があった場所は天下茶屋駅のひと駅南にある岸里玉出駅近くで石碑が立っている。周辺は住宅地で商店街には下町的な雰囲気がある。
(文:JTBパブリッシング) - 松原松原
大阪府のほぼ中央に位置するのが松原市。墳丘長約335メートルと全国で5番目の規模を持つ前方後円墳「河内大塚山古墳」をはじめ市内から数多くの古代遺跡が発見されているように、古くから多くの人が暮らした住みやすい土地だったようだ。歴史ある神社も多い。「布忍神社」、「我堂八幡宮」、「屯倉神社」、「阿保神社」、「柴籬神社」などでご利益がそれぞれ異なり、開運の神社巡りをする人も多い。
(文:JTBパブリッシング) - 八尾八尾
大阪府東部に位置し、奈良県と県境を接しているのが八尾市だ。大阪の中心部まで15キロ圏内にある便利さから住宅が多く都市化が進んでいるが、古い町並みも残っている。八尾は江戸時代、綿花の名産地で街道筋には木綿問屋が軒を並べていた。その商家が今も、ところどころに残っているのだ。とくに風情ある町並みが見られるのが久宝寺寺内町。白壁の商家が並び、散策するのに適した通りがある。
(文:JTBパブリッシング) - 王寺王寺
奈良県の北西部、大阪府に隣接した位置にあるエリア。JR関西本線、国道25号線で大阪中心部と結ばれており、奈良の西の玄関口と呼ばれており交通が便利なことから住宅が多い。聖徳太子の愛犬だった雪丸を町のキャラクターにしているように聖徳太子と縁の深い町だ。「達磨寺」、「西安寺」(跡地が「舟戸神社」にある)など太子が建立に関わったとされる寺社も目立つ。
(文:JTBパブリッシング) - 大和郡山大和郡山
奈良県北部に位置する大和郡山市。古代から人が住み文化水準も高かったようで市内東部にある「賣太神社」は古事記を編纂した稗田阿礼の出身地とされる。戦国時代は武将・筒井順慶が築城した郡山城の城下町となり、幕末まで藩政が続いた。「金魚」の名産地として知られるが、藩士が池が多い地形を生かし副業として金魚飼育を始めたのがきっかけだ。
(文:JTBパブリッシング) - 唐津唐津
佐賀県北部に位置するのが唐津市。北部は玄界灘に突き出た東松浦半島で砂浜あり岩場ありの景勝地だ。地理的に大陸に近いことから古代から中国や朝鮮と交易を行い、豊臣秀吉が始めた文禄・慶長の役では名護屋城を拠点として、この地から武士団が朝鮮に出兵した。江戸時代は唐津藩の城下町と、さまざまな歴史を持つ。唐津湾沿岸には松原が広がる美しい浜になっていて「虹の松原」として一大観光地になっている。
(文:JTBパブリッシング) - 糸島糸島
福岡県の西の端に位置するのが糸島市だ。北部は玄界灘に面した糸島半島、南部は脊振山地が連なる山岳地帯。「魏志倭人伝」に書かれている「伊都国」があった場所ともいわれており、市の中央部には関係史料を展示する「伊都国歴史博物館」がある。一方、自然の景観も楽しめるエリアで、海岸から150メートルほどの沖にある夫婦岩が象徴的な「桜井二見ケ浦」、玄界灘に向かって屹立する「芥屋の大門」など景勝地も多い。
(文:JTBパブリッシング) - 中洲中洲
西日本を代表する歓楽街が中洲。那珂川と博多川に挟まれた東西約250メートル、南北約1500メートルの中州地帯に2400軒を超える飲食店があり、川沿いには屋台が軒を連ねる。中洲の歴史は1600年、那珂川の東にあった商人の街「博多」と西にできた城下町「福岡」をつなぐための橋が架けられたことから両側から人が集まるようになり大歓楽街に発展した。博多の味と風情を満喫しながら酔えるエリアだ。
(文:JTBパブリッシング) - 福岡福岡
福岡県西部に位置する県庁所在地。博多港があり商人の街として栄えた博多に1600年、関ヶ原の戦いで戦功をあげた武将・黒田長政が治めることになり、つくった城下町が福岡。現在は明確な区別はされていないが、歴史的には那珂川の西の城下町があった地域が福岡だ。見どころには1601年に築城された「福岡城」、「祇園山笠」や「おくんち」が行われる博多の総鎮守「櫛田神社」などがある。
(文:JTBパブリッシング) - 飯塚飯塚
福岡市の東に位置するエリア。中央部を遠賀川が流れ、肥沃な土壌を生かした農業が古くから盛んだった。江戸時代には長崎街道の宿場町として、近年では筑豊炭田の採掘で繁栄と、さまざまな表情を持つ。こんな飯塚らしい風景は炭鉱跡地のボタ山だ。なかでも「旧住友忠隈炭鉱」のボタ山は「筑豊富士」とも呼ばれる美しい形をしている。石炭で財を成した炭鉱王の壮大な屋敷「旧伊藤伝右衛門邸」も見逃せない。
(文:JTBパブリッシング) - 田川田川
日本一の産出量を誇っていた筑豊炭田のなかでも最大規模の炭鉱があったのが田川市。見どころも炭鉱関係の場所が多い。「田川市石炭・歴史博物館」はその三井田川鉱業所伊田竪坑跡に建ち、豊富な資料によって筑豊の歴史を学ぶことができる。隣接する石炭記念公園には田川市のシンボルといわれる高さ45.45メートルの2本のレンガ製煙突や赤く塗られた鋼製櫓が立っている。郷愁を感じる場所だ。
(文:JTBパブリッシング) - 中津中津
大分県の北西端に位置し、福岡県との県境にあるのが中津市。最近では「からあげの聖地」として知られるが、見どころも豊富なエリアだ。史跡では黒田官兵衛が築城した「中津城」や「福沢諭吉旧宅」、断崖の中に本堂が埋め込まれるように建つ古刹「羅漢寺」、自然の景観では断崖の山と溪谷が美しい「耶馬渓」など。ここには通行人の安全を図るために禅僧が手掘りでつくった「青の洞門」もある。
(文:JTBパブリッシング) - 今治今治
愛媛県北部、瀬戸内海に突き出した高縄半島と沿岸の島を含むエリア。近畿と九州を結ぶ瀬戸内海航路の中間に位置し、古くから港を中心に栄えた。江戸時代は武将・藤堂高虎が今治藩を治めることになり、城を建てただけでなく港湾も整備したことで繁栄した。日本屈指の海城といわれる「今治城」は必見ポイント。近年はタオルの名産地として知られるようになり、展示や販売を行う「タオル美術館」も人気を集めている。
(文:JTBパブリッシング) - 多度津多度津
香川県中部で瀬戸内海に面しているのが多度津町。港を中心に発展したエリアだ。江戸時代、多度津は北前船の寄港地であり、交易で潤った。また、金刀比羅宮への参拝が流行した時は、玄関口となった。こうした繁栄の名残りを感じさせるのが市街地から港へ続く本通り1丁目辺り。商家の蔵屋敷や古い町屋が残っており、風情を感じさせるのだ。
(文:JTBパブリッシング) - 丸亀丸亀
香川県中部の瀬戸内海に面しているエリア。南側には山が連なるが、市街地は田園が広がっており、その中央にあるのが標高422メートルでなだらかな円錐形の飯野山=讃岐富士。穏やかな風景であふれている町だ。第一の観光ポイントは「丸亀城」。標高66メートルの亀山に高い石垣が築かれ、その上に小さくも美しい天守がある。絵になる城なのだ。名産品のうちわを展示販売する「うちわミュージアム」も必見。
(文:JTBパブリッシング) - 坂出坂出
1988年、本州の倉敷市と四国の坂出市を結ぶ瀬戸大橋が全線開通したことで坂出市は四国の玄関口になった。坂出は塩の生産で繁栄した歴史を持つが、現在の一番の見どころは瀬戸大橋のたもとに広がる「瀬戸大橋記念公園」だ。約10ヘクタールの敷地には108メートルの高さから瀬戸内海を一望できる「瀬戸大橋タワー」や架橋の技術などを展示する「瀬戸大橋記念館」といった関連施設がある。
(文:JTBパブリッシング) - 高松高松
香川県中部に位置する県庁所在地が高松市。瀬戸大橋の開通で本州からのアクセスが便利になったうえ観光名所も多いことから来訪者が増えている。絶景ポイントには「栗林公園」がある。高松藩主がつくった庭園で池と築山が巧みに配置され風景は一見に値する。高松港の東にある「屋島」からは源平合戦の主戦場「壇ノ浦」が一望できる。四国で最も高い超高層ビル「高松シンボルタワー」の約151メートルからの眺めもすばらしい。
(文:JTBパブリッシング) - さぬきさぬき
高松市の東隣に位置するのがさぬき市。北部は岩場あり砂浜ありの変化に富んだ海岸線、中央部はおだやかな田園風景が広がり、南部は讃岐山脈が連なる自然豊かなエリアだ。なかでも景勝地として知られているのが「津田の松原」。約1キロに渡って白砂青松が続く美しい海岸で、夏は海水浴場として人気を集める。海に突き出した大串半島にある「大串自然公園」も瀬戸内海に浮かぶ島々の眺めがすばらしい絶景ポイントだ。
(文:JTBパブリッシング) - 淡路淡路
瀬戸内海にある淡路島には3つの市がある。北部が淡路市、南部は洲本市と南あわじ市だ。「淡路」と漢字で書く場合、主に北のエリアを表す。淡路市は「明石海峡大橋」で神戸市とつながっており、橋の下付近に現れるうずしおを見るクルーズが人気だが、古代から栄えていた地で史跡も見どころだ。とくに「伊弉諾神宮」は日本書紀や古事記にも記載がある古社でパワースポットも多い。「絵島」も平安時代から知られる景勝地だ。
(文:JTBパブリッシング) - 堺堺
大阪市の南に位置するのが堺市。古墳が多いことで知られる古代から栄えていた地だ。徳川幕府が鎖国を行うまでは日明貿易や南蛮貿易で栄華を極め商人の街と呼ばれた。近年は大阪のベッドタウン化しているが、歴史探訪に適したエリアだ。日本最大の古墳「大仙陵古墳(仁徳天皇陵)」がある「大仙公園」は歴史と自然の両方が楽しめる。園内には歴史に関する資料を展示する「堺市博物館」もある。
(文:JTBパブリッシング) - 中百舌鳥中百舌鳥
堺市北区にある南海電鉄・地下鉄「中百舌鳥駅」周辺のエリア。大阪の中心部まで電車で20~30分という利便性から駅前にマンション群があるなど宅地化が進んでいるが、古墳をはじめ史跡が数多くある歴史の町だ。中百舌鳥駅の西には墳丘長約300メートルの「ニサンザイ古墳」、その北には「御廟山古墳」。この近くにある「百舌鳥八幡宮」は地元に根づいている古社。新しく見えるが歴史や伝統を大事にしている町だ。
(文:JTBパブリッシング) - 柏原柏原
大阪平野の東端、奈良県と隣接する位置にあるのが柏原市。面積の3分の2が山地で、その間を大和川が流れる。大阪の中心部に近いにもかかわらず、豊かな自然が残っているエリアだ。魅力は農産品のおいしさで、なかでもぶどうの味は西日本でもトップレベルといわれている。秋には「夕日の丘観光農場」をはじめ多くの農園でブドウ狩りが楽しめる。
(文:JTBパブリッシング) - 天理天理
日本一の古墳密集地が天理市だ。全長300mを超える景行天皇陵(渋谷向山古墳)や崇神天皇陵(行燈山古墳)をはじめ、小さなものを含めると市内には1700以上の古墳があるといわれる。と同時に市名が表すように「宗教法人天理教教会本部」など、天理教関連施設が集まる宗教都市でもある。観光ポイントとしては古墳のほか、日本書紀にも名前が記載される、日本有数の歴史をもつ神社のひとつ「石上神宮」がある。
(文:JTBパブリッシング) - 平戸平戸
長崎県北部、北松浦半島の先端部とその沖にある平戸島、生月島などの島を含むエリアが平戸市だ。古くから大陸への航路が開かれ、江戸時代に鎖国が始まるまでは、南蛮貿易の玄関口だった平戸港がある。他に類のない歴史をもつ平戸は見どころも多い。復元された「平戸オランダ商館」や「幸橋(オランダ橋)」、キリスト教布教の歴史を示す「平戸ザビエル記念教会」、本土と平戸島を結ぶ「平戸大橋」も美しい。
(文:JTBパブリッシング) - 御厨御厨
長崎県松浦市にあるJR御厨駅の周辺エリア。御厨という地名が歴史に登場するのは鎌倉時代に起きた元寇によってだ。2度にわたってモンゴル・高麗軍が日本に攻めてきた事件だが、その2回目の「弘安の役」で「御厨海上合戦」があった。戦いの終盤、台風の助けもあって日本軍が勝ったのが御厨沖での戦いだったのだ。この時の元軍が逃げ防壁を築いた「逃の浦の石塁」、戦死した兵士を弔う「千人塚」の史跡がある。
(文:JTBパブリッシング) - 松浦松浦
長崎県北部にある北松浦半島の中央から東端に位置し、伊万里湾に面している地域と沿岸の島々のエリア。平安時代から戦国時代にかけて主に九州地方で存在感を示し水軍としても活躍した武士団、松浦党の発祥地だ。海の絶景でも知られる。なかでも注目したいのは伊万里湾内に浮かぶ「福島」。玄界灘に沈む夕日をバックにした棚田が美しい「土谷棚田」、伊万里湾の島々が箱庭のように見える「大山公園」など絶景ポイントが数多くある。
(文:JTBパブリッシング) - 太宰府太宰府
「太宰府天満宮」で知られる観光都市が太宰府市。平安時代、右大臣だった菅原道真がこの地に左遷され死去。霊を鎮めるために919年に建立されたのが「太宰府天満宮」だ。学問の神様として信仰を集め、年間1000万人近い参詣客を数える。7世紀後半、九州を治める機関だった「大宰府政庁跡」や人気漫画「鬼滅の刃」の聖地といわれる「宝満宮竈神社」など他にも見どころが多い。
(文:JTBパブリッシング) - 耶馬渓耶馬渓
大分県中津市街の南にある山間の景勝地。山国川の上・中流域に位置し、周囲の山々は川の流れによって長い時間をかけて浸食され、岩肌が露出。それを縁どるように茂る木々も美しく、山水画のような絶景を見せる。絵になる場所は周辺の地域に数多くあって、メインの「本耶馬渓」の他にも「深耶馬渓」、「裏耶馬渓」、「奥耶馬渓」などそれぞれ趣の異なる表情を見せる。
(文:JTBパブリッシング) - 宇佐宇佐
大分県北部、国東半島の西側のつけ根に位置するのが宇佐市。北部は海岸線から広大な宇佐平野が続き、南に行くにしたがって高くなっていき南部はくじゅう連山につながる標高1000メートル級の山地になる。さまざまな表情の自然が楽しめるエリアだ。一番の観光地は「宇佐神宮」。創建されたのは725年。2025年で1300年の節目を迎えた。全国で4万社以上ある八幡宮の開運、家内安全などのご利益があるといわれる。
(文:JTBパブリッシング) - 豊後高田豊後高田
瀬戸内海に面する国東半島の西側にあるのが豊後高田市。「住みたい田舎ランキング」で上位の常連でもある町だ。人をひきつけるのは海、川、山と揃った多彩な自然の景観と古くなった商店街を「昭和の町」として再生し盛り上げる元気さだ。自然美ポイントは周防灘に突き出した「長崎鼻」で一面の花畑と海の景観が美しい。「昭和の町」は「新町通り商店街」。昭和30年代の懐かしい風景がここにはある。
(文:JTBパブリッシング) - 国東国東
国東半島の東側にあるのが国東市。半島の中央にある標高約720メートルの両子山の東麓にあたり、放射状に延びる谷筋にそれぞれ町や村がある。この特殊な環境に生まれたのが「六郷満山」という寺院群。谷筋にある6つの郷に信仰や修行の場としての寺が作られ、独特の宗教文化が生まれた。六郷満山の寺はどこも1300年近い歴史を持ち神秘的な雰囲気を持つ。この霊場巡りをするのが国東エリアの楽しみだ。
(文:JTBパブリッシング) - 西条西条
愛媛県東部に位置する西条市。北部は瀬戸内海に面し西条平野が広がっているが、南部には西日本最高峰の石鎚山(標高1982メートル)がそびえている。瀬戸内の穏やかな海とスケールの大きな山岳地帯の両方があるエリアだ。絶景が楽しめるのは「石鎚山」。ロープウェイがあって短時間で登れるが、修験道の場だっただけに危険なところもある。頂上からは瀬戸内海はもちろん中国山地や九州のくじゅう連山まで見ることができる。
(文:JTBパブリッシング) - 新居浜新居浜
愛媛県東部にある新居浜市。江戸時代は別子銅山で採掘される銅で繁栄し、そこからさまざまな産業が派生。臨海部に工場が立ち並ぶ四国屈指の工業都市になった。見どころとしては「道の駅マイントピア別子」。市が発展する礎となった別子銅山跡地につくられた道の駅併設のテーマパークで産業遺産の展示施設や日帰り温泉などがあり、さまざまな楽しみ方ができる。
(文:JTBパブリッシング) - 四国中央四国中央
市名通り、瀬戸内海側では四国の中央に位置するのが四国中央市。臨海部は瀬戸内工業地域に含まれており、中でも製紙業は日本有数の規模だ。この臨海部を除くと田園風景あり里山あり、そして南部には東西に広がる法皇山脈がそびえ、「赤星山」、「豊受山」、「翠波峰」など、個性的な山々が続いている。観光ポイントは山側にある「翠波高原」。標高800メートルを越える高原で、見渡す限りの緑の中に四季折々咲く花が美しい。
(文:JTBパブリッシング) - 観音寺観音寺
弘法大師(空海)が住職を務めたと伝えられ四国巡礼69番札所になっている「七宝山観音寺」があり、この寺院が観音寺という地名の由来である。香川県の西端に位置する市だ。見どころは白砂青松の海岸線にある「琴弾公園」。寛永通宝を模した周囲345メートルの巨大な砂絵があり、見ると金運に恵まれるといわれている。標高404メートルの高台に建つ「天空の鳥居」がある「高屋神社」は絶景ポイント。
(文:JTBパブリッシング) - 善通寺善通寺
弘法大師(空海)の出身地であり、父を供養するために807年、創建したのが「善通寺」。真言宗善通寺派総本山で、その門前町として発展したエリアだ。当然、一番の見どころは「善通寺」。約45,000平方メートルに及ぶ広大な境内は僧侶が修行する場の東院と空海誕生の地とされる西院に分けられ、東院には本堂である「金堂」や「五重塔」、西院には弘法大師信仰の中心地「御影堂」などがある。
(文:JTBパブリッシング) - 東かがわ東かがわ
香川県の東端に位置する東かがわ市。北は瀬戸内海、南から東にかけては讃岐山脈で徳島県と接する自然に恵まれたエリアだが、注目したいのは東部の引田地区だ。古くから風待ちの船が集まる港町として栄えた歴史をもち、古い家並みが残っている。また全国シェア90%を誇る手袋の名産地で、古い工場を改装した「東かがわ手袋ギャラリー」や有名アスリートが使用したグラブなどを展示する「香川てぶくろ資料館」がある。
(文:JTBパブリッシング) - 鳴門鳴門
1985年に大鳴門橋、1998年に明石海峡大橋が開通し、淡路島経由で本州と四国が結ばれた。その結果、四国の東の玄関口となったのが鳴門市だ。鳴門海峡の名物は「うずしお」で港から観潮船が出ている。大鳴門橋には「渦の道」という遊歩道があり、歩いて見に行くこともできる。ガラスの床の真下に見えるうずしおは迫力満点だ。橋のたもとにある鳴門公園内の鳴戸山展望台は大鳴門橋を上から望める絶景ポイント。
(文:JTBパブリッシング) - 三輪三輪
奈良盆地の南東部に位置する、なだらかな円錐形の三輪山(標高約467メートル)周辺のエリア。三輪山は西麓にある日本最古の大神神社のご神体で日本書紀や古事記にも「神の山」と記載されている。明治期に入るまでは神官や僧侶以外は足を踏み入れることができない禁足の山だった。現在は指定された神社の許可を得る、撮影はしないといった規則を守れば入山は可能だ。三輪はそうめんの発祥地でもある。
(文:JTBパブリッシング) - 松阪松阪
日本三大和牛に数えられる「松阪牛」で知られる松阪市は歴史の町でもある。戦国武将・蒲生氏郷が築き、江戸時代は紀州藩の城代が置かれた「松阪城」の城下町。伊勢神宮の北西に位置し、武家屋敷が立ち並び、石畳の道が続く風雅な町並みが魅力。そんな歴史を感じられる「松阪城跡」の城の東側には警固する紀州藩士が住んだ「御城番屋敷」が当時のまま残っており子孫が今も住んでいる。商人の町でもあり、豪商の家も残されている。
(文:JTBパブリッシング) - 伊万里伊万里
ヨーロッパの王侯貴族にも愛された高級磁器の産地として知られるのが伊万里だ。17世紀初頭につくられるようになった有田焼、有田の技術を継承しつつ、将軍家や大名への献上品として知られる鍋島焼。この地で生産された磁器を日本各地だけでなく外国にも送り出したのが伊万里港であり、総称として「伊万里」と呼ばれるようになった。伊万里の磁器の歴史を体感できる秘窯の里、大川内山の「鍋島藩窯公園」が一番の見どころだ。
(文:JTBパブリッシング) - 小城小城
佐賀県のほぼ中央、県庁所在地・佐賀市の西に位置するのが小城市。北部には筑紫山地が連なり、中部は佐賀平野の田園地帯、南部は有明海に面するという自然豊かなエリアだ。江戸時代は佐賀藩の支藩だった小城藩が治めた。この藩邸跡は「小城公園」になっており、藩主が造営した庭園が残っている。名産品は上品な甘さの小城羊羹。市街では数多くの老舗が味を競い合っている。
(文:JTBパブリッシング) - 鳥栖鳥栖
佐賀県の東端に位置し福岡県と隣接しているのが鳥栖市。九州の北と南をつなぐ鹿児島本線と東と西をつなぐ長崎本線が交差するのが鳥栖駅で、かつては操車場や機関区があり「鉄道の町」と呼ばれていた。現在も多くの国道と自動車道が集中する交通の要衝で、多くの企業が進出し人口も増えている活力のあるエリアだ。標高約133メートルの山の上にある「朝日山公園」からは鳥栖市街を見渡すことができる。
(文:JTBパブリッシング) - 秋月秋月
福岡県朝倉市の山間部にある秋月地区を中心としたエリア。標高約860メートルの古処山麓に秋月城があり、江戸時代は福岡藩の支藩が置かれていた。城は明治時代に廃城になり、往時の面影を残すのは堀や石垣、長屋門くらいだが、木々の中にたたずむ姿には古城の趣があり心ひかれるものがある。城を囲む町にも武家屋敷や古い町屋が並び、風景は時代劇そのもの。「筑前の小京都」と呼ばれるに値する地区だ。
(文:JTBパブリッシング) - 日出日出
国東半島の南側、別府湾に面して広がっているのが日出町。海岸沿いの市街地は平地だが、すぐ北には標高600メートル前後の鹿鳴越連山が迫っている。美しい海と山が近くにある自然豊かなエリアだ。見どころは「日出城跡」。遺構はあまり残っていないが海際に建っており、別府湾の眺めがすばらしい。日出は味の良い「城下かれい」で有名だが、この城の下の海域で獲れたマコガレイのことだ。
(文:JTBパブリッシング) - 杵築杵築
国東半島南部に位置し別府湾に臨んでいる杵築市。東南部は美しい海岸線が続き、北西部はなだらかな山が連なる自然に恵まれたエリアだ。美しい城下町の風景が見られることで知られる。八坂川河口にある台山の上に建つのが「杵築城」。城に西に位置する町は南北に高台が続いており、谷の部分にあたる通りに商家が並ぶ。その通りをはさむ高台に武家屋敷群が残っているのだ。坂に並んで建つ屋敷町は杵築でしか見られない絶景だ。
(文:JTBパブリッシング) - 松山松山
愛媛県中部に位置する県庁所在地。四国で最多の人口を有する都会だが、名高い史跡や文化的名所に事欠かない観光都市でもある。史跡では「松山城」。市の中心部にある勝山に建てられた平山城で山頂に建つ天守は往時の姿のまま残っている。松山市街を一望する眺めもすばらしい。夏目漱石の名作「坊ちゃん」の舞台になっただけでなく、正岡子規、種田山頭火など多くの文学者と縁のある町で、その足跡をたどってみるのも楽しい。
(文:JTBパブリッシング) - 道後道後
松山市内にある温泉。日本で最も古い3000年の歴史を持つといわれ、古文書には聖徳太子が入湯した話も残っている。温泉街の象徴といえるのが「道後温泉本館」。古くから共同浴場として親しまれ、現在の建物が建てられたのは1894年。何度か改修が行われているが、浴槽や休憩する部屋などは昔のまま。道後の歴史を体感できる場所だ。周辺には湯築城跡にある「道後公園」やレトロな「道後温泉駅」など見どころも多い。
(文:JTBパブリッシング) - 東温東温
松山市の東に位置するエリア。道後を含む地域名・温泉郡の東にあるということで「東温」という市名になった。市の西側は松山平野から続く平地が広がっているが、北に高縄山塊、東に石鎚山脈、南に皿ヶ嶺連峰と三方を山に囲まれており自然の景観が楽しめる。なかでも絶景なのが「井内の棚田」。30ヘクタール、約500枚に及ぶ棚田は田植えから稲刈りの時期まで、さまざまな美しさを見せる。
(文:JTBパブリッシング) - 琴平琴平
「こんぴらさん」で知られ年間400万人以上の観光客がやってくる「金刀比羅宮」がある町。海の神様だが、昔から参拝者が多いせいか商売繁盛などご利益は広範囲に渡る。標高613メートルの象頭山の中腹にあり、御本宮まで785段、さらに上の奥社までは1368段の石段を登らなければ参拝できないが、御本宮横の展望台からは讃岐平野と讃岐富士の眺望はすばらしい。うどん店や土産物店が並ぶ参道を歩くのも楽しみだ。
(文:JTBパブリッシング) - 脇町脇町
「うだつの町並み」を観光ポイントにしているのが脇町。徳島県美馬市のほぼ中央、市を東西に横切る吉野川の北岸に位置する。「うだつ」とは伝統家屋の屋根につけられる柱。本来は防火壁の役割をするものだが、次第に家の財力を示す装飾になった。脇町は染料にする藍の集散地として栄え商人たちは揃って「うだつ」があがる町屋を建てた。その町並みが今も残り、風情を醸し出している。
(文:JTBパブリッシング) - 阿波阿波
徳島県の中央北部に位置するのが阿波市。市の南側は吉野川が流れる田園地帯で、北側は阿讃山脈(讃岐山脈)の山々が連なっている自然豊かなエリアだ。代表的な観光ポイントは「阿波の土柱」。太古の昔、隆起した堆積層が雨水によって浸食され土柱が連続する地形が生まれた。昼間見るとダイナミックだが、ライトアップされる夜はさらに幻想的だ。ハイキングコースがあり、頂上展望台からは徳島市まで一望できる。
(文:JTBパブリッシング) - 泉大津泉大津
大阪府中部の大阪湾に面した地域が泉大津市。港湾部は埋め立てられ堺泉北臨海工業地帯の一角を成す。古代から住みやすい土地だったようで、市の東部では総面積60万平方メートルもの広さの弥生時代集落跡「池上・曽根遺跡」が発見されている。近代の泉大津は繊維産業が隆盛。明治期に入ると毛布の製造が発展。現在は全国シェアが9割を超える「毛布の町」になっている。
(文:JTBパブリッシング) - 羽曳野羽曳野
羽曳野市は二つの大きな観光資源がある。古墳とワインだ。市の中央部には「古市古墳群」。応神天皇陵と伝えられる全長425メートルの「誉田御廟山古墳」をはじめ123基もの古墳が集中しているのだ。市の丘陵地帯は果物栽培に適しており、美味しいブドウが獲れたことから昭和初期からワイン醸造が始まった。「河内ワイン」、「飛鳥ワイン」というブランドで知られている。
(文:JTBパブリッシング) - 大和八木大和八木
奈良県橿原市にある近鉄大和八木駅周辺のエリア。橿原神宮がある橿原市の玄関口で、歴史に登場する名所が数多くある。駅の東側には万葉集にも歌われている大和三山の「耳成山」がある。ここを南下すると「藤原宮跡」。日本最初の都が置かれた地といわれ、平城京よりも規模が大きかったという説もある。現在は史跡公園になっており散策に好適。日本の歴史が始まる頃、ここが中心地だったことは確かだ。
(文:JTBパブリッシング) - 桜井桜井
奈良県中部に位置するのが桜井市。日本の歴史が記録される以前、神話の時代の遺跡が数多く残るエリアだ。一例が「箸墓古墳」。仁徳天皇陵など著名な古墳は5世紀につくられているが、この古墳は3世紀の造営で邪馬台国の卑弥呼の墓ではないかともいわれている。日本最古の神社といわれる「大神神社」もあり、ワンランク上の歴史が体感できる。
(文:JTBパブリッシング) - 宇陀宇陀
奈良県北東部に位置する宇陀市。標高300メートル以上の高原地帯で周囲も山に囲まれている。面積の7割以上が山林という山里だ。代表的観光地は「室生寺」。8世紀に創建された真言宗の寺院で、高野山が女人禁制だった昔も女性の参拝を受け入れたため「女人高野」と呼ばれている。山間部にたたずむ寺は訪れた人の心を落ち着かせてくれるが、とくに杉木立に囲まれて建つ五重塔は美しい。
(文:JTBパブリッシング) - 宇治山田宇治山田
「伊勢神宮」で知られる伊勢市の中心部。1955年までは「宇治山田市」で、今も港や学校などには宇治山田の名称が残っている。古来から日本を代表する観光地「伊勢神宮」とともに発展してきたエリアで、宇治山田という地名も内宮がある宇治町と外宮がある山田町を合わせたものだ。現在、宇治山田といえば伊勢神宮の玄関口となっている「近鉄宇治山田駅」の周辺を指す。
(文:JTBパブリッシング) - 佐世保佐世保
江戸時代までは小さな漁村に過ぎなかったが、明治に入って海軍の軍港や工場ができて大発展を遂げたのが佐世保市だ。現在も「基地の町」だが、それ以上に風光明媚な環境を生かした見どころが数多くある観光都市だ。代表的な景勝地が「九十九島」。佐世保湾の外側に大小208もの島が浮かんでおり、青い海と緑の島のコントラストが美しい。ヨーロッパの美しい町並みを再現したテーマパーク「ハウステンボス」も必見ポイントだ。
(文:JTBパブリッシング) - 有田町有田町
佐賀県の西側に位置する「有田焼」で知られる陶芸の町。17世紀初頭、町の東部にある泉山で発見された陶石を原料に、日本で初めて磁器が焼かれたことから有田焼の歴史は始まった。陶石の採掘場である「泉山磁石場」はフェンス越しに見学できる。有田が生んだ名陶工・酒井田柿右衛門がつくり、世界的なブランドになっている「柿右衛門窯」、有田焼のテーマパーク「有田ポーセリンパーク」も必見ポイントだ。
(文:JTBパブリッシング) - 武雄武雄
1300年の歴史を持つ「武雄温泉」で知られる武雄市。佐賀県の西部に位置する。山に囲まれた自然豊かなエリアで観光ポイントも多い。温泉関係では「武雄温泉新館」。大正4年に建てられた大衆浴場で2階建て入母屋造りの建物は風情がある。重要文化財で見学する場所だが、入浴施設が隣接している。佐賀を治めた鍋島家がつくった庭園「御船山楽園」、陽光美術館の庭園「慧洲園」も絵になる場所だ。
(文:JTBパブリッシング) - 佐賀佐賀
佐賀県中部にある県庁所在地。南側は有明海に面し、北側の約半分は筑紫山地の山々が連なっている。江戸時代は佐賀藩の城下町。藩主の鍋島氏は有田、伊万里の磁器を産業として育てるなど佐賀の経済を支えた。市街地にはその歴史を物語る古い建物が点在している。中心部にある「佐賀城跡」には石垣と櫓などが残っており、周囲の「佐賀城公園」を含め歴史探訪に好適。筑後川に架かる「昇開橋」の夕暮れ時のライトアップは必見だ。
(文:JTBパブリッシング) - 久留米久留米
福岡県南部、筑後平野に広がる東西に長い形をしているのが久留米市だ。北部を筑後川が流れ、南部は標高300メートル超の耳納山地が続いている。農業が盛んで果物や野菜が名産だが、藍染の綿織物で素朴な味わいが魅力の「久留米絣」など伝統の手工芸品の産地でもある。見どころは「高良大社」。4世紀に創建されたと伝えられる日本でも有数の歴史を持つ神社だ。標高312メートルの高良山山頂にあり、眺めもすばらしい。
(文:JTBパブリッシング) - 吉井吉井
福岡県南部に位置する、うきは市にある地域で、風情ある古い家並みが残る町として有名。農業や酒造業で繁栄したが、明治初期の大火で町が消失した歴史をもつ。豪商たちが火災に強い白壁土蔵の家をつくり、それが今も残されているのだ。古い町屋の数は約250軒余り。美しい土蔵造りの町並みがそのまま残る風景が魅力だ。毎年2~3月にかけては各家が古いひな人形を展示する「筑後吉井おひなさまめぐり」も行われる。
(文:JTBパブリッシング) - 日田日田
大分県の西端に位置し、福岡県・熊本県と隣接しているのが日田市。標高1000メートルあまりの山に囲まれた盆地にある。古くからの城下町で、江戸時代は幕府直轄の天領になった。山間部の日田は材木を筑後川の水運に利用した商売で繁栄。中心部の豆田町には、そうした商家の町屋や土蔵が数多く残り、落ち着いた風情を味わいながら散策を楽しむことができる。
(文:JTBパブリッシング) - 湯布院湯布院
雄大な山容を持つ由布岳(標高1583メートル)の麓に広がる盆地にある温泉。自然の景観に恵まれた温泉であるうえ、リゾートとして開発されているためオシャレなスポットも多く、温泉地としては日本でも有数の人気を誇る。見どころとしては、湖底から温泉が湧き気温が低いと湯気が立つ「金鱗湖」、標高680メートルの展望台から温泉街と由布岳の絶景を望める「狭霧台」、「由布院ステンドグラス美術館」などがある。
(文:JTBパブリッシング) - 別府別府
日本を代表する温泉街「別府温泉」があり、年間680万人を超える観光客がやってくる。8世紀に書かれた「豊後国風土記」に別府温泉の記述が見られることから、奈良時代には人々に親しまれていたことがうかがえる。観光ポイントには100mの高さから温泉街や別府湾を一望できる「別府タワー」、温泉街の背後にそびえる標高1375mの「鶴見岳山上」と山麓を10分ほどで結ぶ「別府ロープウェイ」などがある。
(文:JTBパブリッシング) - 伊予伊予
愛媛県のほぼ中央に位置し、瀬戸内海に面しているのが伊予市。海岸部も平地は少なく、市の多くを占めるのが山地だ。絶景ポイントが多いのは海岸線の地域で、人気があるのは「ふたみシーサイド公園」。夕陽が美しいことで知られる「恋人岬」、「幸せの鐘」などカップルで訪れたい場所がある。海の絶景といえばJR四国予讃線の「下灘駅」。「日本一海に近い駅」といわれ海をバックに記念撮影したい無人駅だ。
(文:JTBパブリッシング) - 砥部砥部
陶磁器「砥部焼」で知られる町。松山市の南に位置する。砥部焼は白磁に薄い藍色の図案が描かれているのが特徴。派手さはないが独特な美しさがありファンが多い。この地で焼き物がつくられるようになったのは江戸時代中期。近隣の山で焼き物に必要な良質な陶石や薪が採れたからで、藩の支援もあって技術は洗練され人気も高まった。「砥部焼陶芸館」では歴史を紹介し、展示や販売も行っている。
(文:JTBパブリッシング) - 三好三好
徳島県の西端、四国山地の真っただ中にあるのが三好市だ。面積の約9割が山地で、標高1955メートルの剣山をはじめ急峻な山ばかり。その間を縫うように吉野川が流れている。見どころはそうした地形や環境が生んだ景勝地だ。V字型に深く切れ込んだ谷が続く「祖谷渓」とそこに架かる吊り橋「かずら橋」、V字谷の両岸に奇岩が続く「大歩危小歩危」ではラフティングのツアーも行われている。
(文:JTBパブリッシング) - 美馬美馬
徳島県西部に位置するのが美馬市。吉野川が東西に横切り、北には阿讃山脈、南には四国山地と山に囲まれている。面積の約8割が山林という自然豊かなエリアだ。絶景が楽しめるのは四国第2位の高峰「剣山」(標高1955メートル)と「劔山本宮劔神社」。登山装備は必要だが、中腹までリフトがあり初心者でも登れる。四国でも有数の清流「穴吹川」の流域にも水と緑が美しい景勝地が数多くある。
(文:JTBパブリッシング) - 徳島徳島
徳島県東部に位置する県庁所在地。吉野川の河口にあり紀伊水道に面している。毎年お盆の時期に行われる「阿波踊り」には100万人を超える観光客が訪れる。開催される5日間に来られない人は「阿波踊り会館」に行けば、一年を通して踊りの公演が見られる。観光ポイントは市の中心部にそびえる「眉山」。標高290mの頂上部は公園になっており市内はもちろん、遠く紀伊半島の山々まで見渡せる。山頂までロープウェイが運行。
(文:JTBパブリッシング) - おのころおのころ
淡路島南部、南あわじ市にある「おのころ島神社」周辺エリア。おのころ島とは「国生み神話」の舞台と伝えられる地だ。伊弉諾命と伊弉冉命の2神がつくった島が広がっていき日本になったという神話。場所についてはさまざまな伝承があるが、最も有名なのが、この「おのころ島神社」。高さ21.7メートルの朱塗りの大鳥居は、南あわじ市でランドマークとなっている。安産や縁結びのご利益があるパワースポットだ。
(文:JTBパブリッシング) - 岸和田岸和田
大阪南部に位置する岸和田市。名産の泉州綿織物から紡績工業の町として発展し、現在、港湾部は鉄工金属の工場とコンビナートが並ぶ工業都市となっている。岸和田といえば「岸和田だんじり祭」で知られる。毎年9月と10月に2回例祭が開催されるが、祭りを見にいけない人には「岸和田だんじり会館」がある。だんじりの実物を展示しているほか、27面マルチスクリーンで祭りの映像が流れ、その迫力を体感することができる。
(文:JTBパブリッシング) - 富田林富田林
大阪府の南東部に位置するのが富田林市。大阪市近郊のベッドタウンとして都市化が進んでいるが、自然と歴史に恵まれたエリアでもある。南部は金剛・葛城山系の山々を背後に丘陵と田園地帯が広がっており農業が盛んだ。一方、富田林駅周辺は戦国時代末期から浄土真宗の寺院とともに発展した寺内町で、寺や商家など往時の面影を残す古い建物が並んでいる。
(文:JTBパブリッシング) - 橿原橿原
「日本の歴史が始まった地」ともいえるのが橿原市だ。「橿原神宮」は初代天皇である神武天皇が即位したと伝えられる畝傍橿原宮跡に1890年に建てられた。創建されて130年あまりの新しい神社だが、重要な意味を持つ地ということで多くの人が訪れる。他にも奈良薬師寺の前身といわれる「本薬師寺跡」、万葉集の歌にもしばしば登場する「天香具山」、「畝傍山」、「耳成山」の大和三山など歴史的名所の多くが橿原市にある。
(文:JTBパブリッシング) - 石舞台石舞台
奈良県明日香村にある古墳。巨石30個を積み上げてつくられた石室古墳で、石の上面が平らで舞台のように見えることから「石舞台」という名がついた。埋葬者は諸説あるが、飛鳥時代の権力者・蘇我馬子ではないかといわれている。この周辺は「国営飛鳥歴史公園」になっていて、「高松塚古墳」、「キトラ古墳」、見晴らしが良い「甘樫丘」などの史跡が集中している古代ファンにはたまらない場所だ。
(文:JTBパブリッシング) - 多気多気
三重県中部にある多気町。昔は伊勢本街道、熊野街道などの主要街道が通り、現在も伊勢自動車道と紀勢自動車道のジャンクションがある交通の要地だ。この地理的条件が功を奏したようで2021年、敷地面積119ヘクタール(東京ドーム24個分)という日本最大級の商業リゾート「VISON」がオープンし注目を集めた。豪華ホテル、グルメ、温泉…。あらゆる楽しみが詰まったレジャー施設。多気町はこれからが旬のエリアだ。
(文:JTBパブリッシング) - 伊勢伊勢
伊勢神宮は“伊勢の神宮”のことで、正式名称は「神宮」という。天照大御神を祀る皇大神宮(内宮[ないくう])と、天照大御神の御饌都神[みけつかみ]・豊受大御神を祀る豊受大神宮(外宮[げくう])の2社をはじめ、別宮、摂社、末社、所管社を合わせて伊勢市とその周辺に点在する125社の総称だ。神宮の中心となるのは内宮で、昔から庶民の憧れだった“お伊勢まいり”の参拝は外宮から内宮へと回るのがならわしだ。
(文:JTBパブリッシング) - 鳥羽鳥羽
三重県東部、志摩半島の北側に位置するのが鳥羽市。美しい海という魅力があるため観光ポイントには事欠かないが、人気があるのは「鳥羽水族館」。飼育している海や川の生き物は約1200種類と日本最多。ジュゴンを見られるのはここだけだし、ラッコをはじめとする生き物のショーも楽しい。真珠王と呼ばれた御木本幸吉が真珠の養殖に成功した「ミキモト真珠島」は海の風景が楽しめ、鳥羽らしさが感じられる施設だ。
(文:JTBパブリッシング) - 西海西海
長崎市の北に延びる西彼杵半島の北端部と周辺の島を含む地域が西海市。西は五島灘、北は佐世保湾、東は大村湾と三方を海に囲まれており海岸線は入り組んでいる。「美しい海を眺めたい」という人には最高のエリア。穏やかな大村湾に浮かぶ島々を見るなら標高218メートルの山頂にある「八人ケ岳公園」、西海市の西、崎戸島先端にある「北緯33度線展望台」、ここでは大海原の先に五島列島や平戸島を望める。
(文:JTBパブリッシング) - 波佐見波佐見
長崎県のほぼ中央に位置する波佐見町。四方を山に囲まれた自然豊かなエリアだ。江戸時代から400年に渡って続いているのが陶磁器の生産。ただし日常使いの安価な器であり、ブランド化されることはなかった。実は日本全国の家庭で使われている食器の16%は波佐見産だといわれる。「波佐見焼」のブランドをアピールするようになったのは最近だが、飾らず気軽に使える特性は昔のままだ。
(文:JTBパブリッシング) - 嬉野嬉野
佐賀県南西部に位置する穏やかな山容を持つ山に囲まれたエリアだ。大温泉街・嬉野温泉があることで知られる。泉質は入浴後につるつる感がある重曹泉で「日本三大美肌の湯」のひとつに数えられている。もうひとつの見どころは市の東部にある塩田町の古い町並み。塩田町は江戸時代、水運が盛んだった塩田川の川港であり、長崎街道の宿場町としても繁栄した。その当時からの白い漆喰造りの商家が残っている。
(文:JTBパブリッシング) - 柳川柳川
福岡県の南西端に位置する柳川市。全域が筑後平野にあり南部は有明海に面している。柳川を象徴する風景が「掘割」だ。低地で大雨が降ると水害が起こるため掘割をつくり土地をかさ上げした。その結果、風情のある町並みができたのだ。この掘割を「どんこ舟」で巡るのが観光の定番。掘割沿いには「柳川城址」や庭園が見事な「柳川藩主立花邸 御花」、「北原白秋生家」などの見どころがある。
(文:JTBパブリッシング) - 八女八女
福岡県南部に位置する八女市は日本茶の有名ブランド「八女茶」の産地として知られる。そんな八女らしい風景が見られるのが「八女中央大茶園」。八女を代表する茶園で70ヘクタールの広大な丘陵地に見渡す限りの茶畑が続く。この頂上部に展望所があり、茶畑はもちろん有明海や島原半島も望むことができる。展望所にはカフェがあり、八女茶やお茶のソフトクリームが味わえる。
(文:JTBパブリッシング) - 山鹿山鹿
熊本県の北端に位置し福岡県と県境を接しているのが山鹿市。平坦な南部は田園が広がり、北部は九州山地の山が連なる山里だ。市役所などがある中心部は古くからの温泉地であり、江戸時代は豊前街道の宿場町として賑わった場所。通りには、そうした繁栄の名残りを感じさせる町屋が並んでおり、懐かしい気分が味わえる。なかでも絵になるのが1910年に建てられた芝居小屋「八千代座」だ。
(文:JTBパブリッシング) - 大分大分
大分県中部に位置する県庁所在地。北は別府湾に面し、西から南にかけては山が連なっている。なかでも観光ポイントとして人気があるのが「高崎山」。別府湾にせり出すようにそびえる標高628メートルの山で、餌づけに成功した野生の猿がいる「自然動物園」がある。頂上からの展望もすばらしい。8世紀につくられた古代寺院「豊後国分寺跡」は3万3000平方メートルもある史跡公園で広々とした空間が魅力だ。
(文:JTBパブリッシング) - 佐賀関佐賀関
大分市の東端、豊後水道に突き出すように延びる佐賀関半島の先端エリア。別府湾側に銅精錬工場があり四国の三崎港とを結ぶ「国道九四フェリー」が発着する佐賀関港、臼杵湾側に関アジ、関サバで知られる佐賀関漁港がある。見どころとしては半島先端の岬にある「JX金属関崎みらい海星館」。最新の天体望遠鏡やプラネタリウムがある天体観測施設で展望室からは瀬戸内海と浮かぶ島が一望できる。
(文:JTBパブリッシング) - 大洲大洲
愛媛県西部に位置し、北は瀬戸内海・伊予灘に面し、盆地にある市街地以外は山地。面積の7割強が森林という自然豊かなエリアだ。江戸時代は大洲藩の城下町で天守閣が復元された「大洲城」や古い町並みが主な観光ポイントだが、これとは別のノスタルジックな場所がある。昭和30年代を再現した「ポコペン横丁」だ。通りには駄菓子屋など懐かしい店が並び、当時の生活風景を見せる「思い出倉庫」という資料館もある。
(文:JTBパブリッシング) - 内子内子
愛媛県中央部に位置する内子町。面積の約8割が山林という山里だ。町ではこの環境を強みととらえ里山の風景を残す努力をしている。内子町は昔、ろうそくづくりに使う木蝋の名産地だった。原料になるハゼノキが採れたからで、全国生産の30%を占めたこともある。この木蝋で財を成した商家が残る場所がある。八日市・護国地区で約600メートルの通りに贅をこらした町屋が並んでいる。
(文:JTBパブリッシング) - 小松島小松島
徳島市の南に位置するのが小松島市。紀伊水道に面し、天然の良港である小松島港とともに発展してきた。見どころとしては小松島漁港の北にある「日峰山」。標高192メートルと決して高くはないが、眼下の市街地の向こうに青い紀伊水道が望める絶景ポイントだ。頂上には「日峰神社」、すぐ近くには広大な敷地でさまざまなアウトドアレジャーが楽しめる「日峯大神子広域公園」がある。
(文:JTBパブリッシング) - 五色浜五色浜
淡路島中部にある洲本市の西、播磨灘に面した海岸が「五色浜」。名前の由縁は浜を埋める砂利が白色、メノウ色、コハク色、ルリ色、斑紋の五色で美しいことから。古くから淡路島の景勝地として知られていた。だが、最近は波の浸食で浜が狭まっている。この海岸線は夕日の名所であり、太陽が水平線に沈む時間帯に行きたい場所だ。
(文:JTBパブリッシング) - 洲本洲本
淡路島の中央部に位置するのが洲本市。淡路島は北の淡路市、南の南あわじ市とともに3市で構成されるが、行政上の中心は洲本市だ。見どころは大阪湾を見下ろす三熊山山頂に築かれた「洲本城」。戦国時代には瀬戸内海で活動する水軍の拠点になった歴史を持つ。1928年につくられた模擬天守は老朽化のため利用できないが天守台があるのは標高133メートルの高台で、対岸の大阪府が一望できる絶景ポイントだ。
(文:JTBパブリッシング) - 貝塚貝塚
大阪府南部に位置する貝塚市。北西部は大阪湾に面し東南部は標高858メートルの和泉葛城山を中心とする和泉山脈が連なっている細長いエリアだ。「東洋の魔女」と呼ばれた強豪女子バレーボールチーム「ニチボー貝塚」があったように紡績業が盛んで、ニチボーの跡地は現在「貝塚市歴史展示館」と「市民庭園」になっている。つげ櫛の名産地でもある。飛鳥時代からつくられてきた歴史を持ち、今も生産量は日本一だ。
(文:JTBパブリッシング) - 河内長野河内長野
大阪府の南東端、和泉山脈を挟んで奈良県と和歌山県と県境を接しているのが河内長野市だ。面積の約7割が山林。大阪市の中心部まで1時間以内で行ける距離にありながら自然が豊かなため住宅地として人気がある。史跡として注目したいのは「観心寺」。弘法大師空海と縁の深い寺で平安時代、ここを訪れた空海は北斗七星を祀るように言い、寺号を与えたうえ「如意輪観音像」を自ら彫ったという。この像は国宝になっている。
(文:JTBパブリッシング) - 賢島賢島
三重県の東端、太平洋に突き出る志摩半島南部に位置する志摩市の英虞湾に浮かぶ島。本土とは10メートルしか離れておらず近鉄志摩線の賢島駅が通じているため島とは感じない。2016年の先進国首脳会議「伊勢志摩サミット」が開かれた地で、会場となった「志摩観光ホテル」を訪れる人は多い。リアス式地形の賢島の周辺は絶景ポイントばかり。展望台から風景を見るもよし、クルーズ船に乗るもよしと楽しみは尽きない。
(文:JTBパブリッシング) - 大牟田大牟田
福岡県の南端に位置し熊本県と隣接するのが大牟田市。国内最大の炭鉱として日本の近代化を支えた「三池炭鉱」があった町だ。見どころは炭鉱関連の施設。主力抗だった「宮原抗跡」には日本最古の鋼鉄櫓やレンガの巻揚機室などが残る。石炭の積出港だった三池港は展望所から眺めたい。夕陽の絶景ポイントでもある。どちらも世界遺産だ。「石炭産業科学館」では炭鉱で使用された道具などを展示し、その歴史を知ることができる。
(文:JTBパブリッシング) - 小国小国
熊本県の北東部、阿蘇山の北に位置するのが小国町。九州山地のなかにあり面積の約8割が山林という山里だ。魅力は2つのひなびた温泉。「杖立温泉」は急峻な山の間を流れる杖立川の両岸に温泉宿や共同浴場が並ぶ。4月から5月にかけて杖立川に3千を超える鯉のぼりを泳がせる「鯉のぼり祭り」には全国から観光客が来る。「わいた温泉郷」は涌蓋山の山麓に湧く湯。山里に湯気が上がる風景が美しい。
(文:JTBパブリッシング) - 梼原梼原
四国山地の西端、日本最後の清流といわれる四万十川の源流域にあるのが梼原町だ。キャッチフレーズは「雲の上の町」。標高は南部こそ200メートルほどだが北部は1500メートル近くあり、雲上気分が味わえる。「四国カルスト」、棚田が続く「神在居の千枚田」、梼原川の急流域「八百とどろ」など高地ならではの絶景ポイントも数多い。坂本龍馬が脱藩した時に通った「脱藩の道」もある。
(文:JTBパブリッシング) - 仁淀川仁淀川
「仁淀ブルー」という水の美しさを表わす言葉があるのが仁淀川町。四国山地の中にあり面積の約9割が山林で占められるエリアだ。町の中央を西から東へ流れる仁淀川は日本一の透明度を誇る。特筆できるのは透明度だけでなく、溪谷の岩や周囲の木々、光線の当たり具合などで水が心をひきつけるブルーに見えることだ。この美しさを体感できる場所は「安居溪谷」、「中津溪谷」などだ。川が増水すると水没する沈下橋も多い。
(文:JTBパブリッシング) - 阿南阿南
四国最東端、太平洋に面しているのが阿南市。西部は四国山地、北部には那珂川がとうとうと流れる海・山・川すべての自然に恵まれたエリアだ。海の絶景が楽しめるのは紀伊水道に突き出た四国最東端の地「蒲生田岬」。突端にある灯台からの眺めが良く、紀伊半島や淡路島が望める。産業が多彩なのも特徴だ。竹林が多くタケノコの生産量は全国トップレベル。良質な大理石が採れ、青色LED発祥の地でもある。
(文:JTBパブリッシング) - 南あわじ南あわじ
淡路島の南部、四国の徳島と大鳴門橋で結ばれた位置にあるのが南あわじ市だ。西は播磨灘、景勝地として人気があるのが西側の海岸「慶野松原」。約2.5キロに渡って白砂の浜と5万本あまりの黒松林が続く。とくに播磨灘に沈む夕日は絶景だ。「淡路ファームパーク イングランドの丘」も絵になる場所。イギリスの田舎を模した広大な農業公園で南あわじの特産野菜の収穫体験などができる。
(文:JTBパブリッシング) - 泉佐野泉佐野
大阪府南部に位置する泉佐野市。港町を中心に商業で発展した歴史を持つが1994年、沖合5キロに人工島の関西国際空港が開港したため関西圏の玄関口になった。観光ポイントも空港関係の場所だ。「関空展望ホールスカイビュー」は離着陸する航空機を間近で見られる施設。空港について学べるミュージアムやレストランなどもある。「りんくう公園」は関空を対岸に見る海浜公園で海越しに飛ぶ航空機の風景が楽しめる。
(文:JTBパブリッシング) - 五條五條
奈良県南西部に位置する五條市。四方を山に囲まれた盆地に吉野川が流れる自然に恵まれたエリアだ。江戸時代に伊勢街道、紀州街道など主要5街道が集まる交通の要地で、それが五條という地名になったともいわれる。旧街道沿いにはそれぞれ古い民家が点在するが、なかでも新町には江戸時代から昭和戦前までに建てられた伝統的な町家が残り、歴史的な景観を今に伝えています。
(文:JTBパブリッシング) - 吉野吉野
豊臣秀吉が行った「吉野の花見」で知られる桜の名所。奈良県中部にあるエリアだ。日本に桜の名所は数多くあるが、秀吉が惚れ込んだように吉野の桜の美しさは格別だ。吉野山の尾根約8キロにわたって3万本もの桜が咲き誇る。延々と続く桜色と緑のコントラストは圧巻だ後醍醐天皇も愛でたとされる、約1300年の歴史を持つ信仰の山であり、その壮大な桜の景色は古来より多くの人々を魅了し続けている。
(文:JTBパブリッシング) - 玉名玉名
熊本市の北に位置するのが玉名市。菊池川の河口、有明海に面する肥沃な平野にあるエリアだ。ここには2つの温泉がある。「玉名温泉」と「小天温泉」で、どちらも歴史ある名湯だが注目したいのは小天温泉。夏目漱石の小説「草枕」の舞台になった温泉なのだ。漱石は29歳の時、熊本五高に教師として赴任。この時、小天温泉に足を運び小説の題材としたのだ。その逸話を物語る「草枕交流館」という施設もある。
(文:JTBパブリッシング) - 植木植木
熊本市の北にあった旧植木町エリア。現在は熊本市北区になっている。明治初期、新政府軍と西郷隆盛率いる反乱士族が戦った西南戦争で最も激しい戦闘があったとされる「田原坂」がある町だ。この場所は現在「田原坂公園」になっており、両軍の戦死者を祀る慰霊塔が立っている。また園内にはどんな戦いだったのかを学べる「資料館」や弾丸の跡が残る家がある。歴史ファンなら一度は訪れたい場所だ。
(文:JTBパブリッシング) - 菊池菊池
熊本県北部に位置する菊池市。古代から多くの人が住み繁栄したエリアで、7世紀後半に大和朝廷がこの地域を防衛するための山城「鞠智城」を建てた。跡地は現在「歴史公園鞠智城」になっている。発掘された遺構を元に当時建っていた建物「八角形鼓楼」、「米倉」、「兵舎」などを復元し展示している。55ヘクタールの広大な丘陵に建造物がたたずむ風景は古代へのロマンをかき立てる。
(文:JTBパブリッシング) - 臼杵臼杵
大分県東南部に位置し、東は豊後水道に面した臼杵湾、西には山が連なっている。美しい自然が残るエリアだが、それ以上に史跡の宝庫。一番の観光ポイントは有名な「臼杵石仏」。深田という山里にある凝灰岩の山肌に61もの石仏が彫られている。平安時代後期につくられたといわれすべてが国宝だ。鎌倉時代の石塔「九重塔」、キリシタン大名大友宗麟の居城だった「臼杵城」、武家屋敷などが残る「二王座歴史の道」も見逃せない。
(文:JTBパブリッシング) - 八幡浜八幡浜
愛媛県西部、佐多岬のつけ根に位置する八幡浜市。北は伊予灘、西は宇和海に面し海岸線はリアス式地形。陸側は丘陵が多く風光明媚なエリアだ。また、八幡浜港は天然の良港で魚市場は四国一の規模だし温州ミカンをはじめとする農産物も豊富。観光資源がてんこ盛りなのだ。そんな八幡浜市の良さを体感できるのが港にある「道の駅八幡浜みなっと」。新鮮な魚介類や農産物の直売所やご当地グルメが味わえる店などが揃っている。
(文:JTBパブリッシング) - 日高日高
高知県中部に位置する日高村。北側を日本一の透明度を誇る仁淀川が流れ、その南に里山と田園が続いている。「これぞニッポンの田舎」という風景がいたるところで見られるエリアだ。それを象徴するのが仁淀川に架かる「名越屋沈下橋」。増水時でも流されないよう水没させる橋で手すりなどない。両岸の緑や眼下の川は美しくワクワクしながら渡れる。川を遊覧する屋形船に乗るのも楽しい。
(文:JTBパブリッシング) - 土佐土佐
高知市の西隣に位置するのが土佐市。南部は太平洋に面し、宇佐漁港やホエールウォッチングの船が出発する「宇佐しおかぜ公園」がある。北から西にかけては山が連なる自然に恵まれたエリアだ。絶景ポイントが「波介山展望公園」。標高286メートルの波介山に3か所の展望所があり、太平洋をバックにした土佐市街地などが一望できる。北部の高岡町は清流が流れる用水路と古い家並みが情緒を醸し出す町だ。
(文:JTBパブリッシング) - いのいの
高知県の中央部に位置するいの町は面積の約9割を山林が占める。南部には日本一の透明度を誇る仁淀川。水が美しい青に見える「仁淀ブルー」が、いの町では緩やかな流れに現れる。それを体感できるのがボードの上に立ちパドルで進むSUP(サップ)のアクティビティだ。透明度が高いためボードの影が川底に映り、人が空中に浮いているように見える。この地域でしか味わえない感動体験だ。
(文:JTBパブリッシング) - 高知高知
高知県中部にある県庁所在地。土佐二十四万石の歴史を物語る「高知城」、歌にも歌われる名所「はりまや橋」、太平洋に臨む景勝地で坂本龍馬の銅像が立つ「桂浜」、市街地や浦戸湾を一望できる「五台山公園」、8月に行われる「よさこい祭り」の魅力を紹介する「よさこい情報交流館」、龍馬や板垣退助、山内容堂など幕末に活躍した偉人と所縁のある地も残っており、見どころはきりがないほどある。
(文:JTBパブリッシング) - 南国南国
高知市の東隣にあるのが南国市。高知龍馬空港がある高知県の空の玄関口だ。見どころには史跡が多い。まず「紀貫之邸跡」。平安時代の歌人で古今和歌集や土佐日記を作った紀貫之は国司として土佐に4年ほど赴任したことがあるのだ。碑の横には「古今集の庭」という庭園もある。戦国時代、四国で勢力を持っていた武将、長曾我部元親の居城「岡豊城跡」は標高97メートルの山の上にあり、市街越しに太平洋を望むことができる。
(文:JTBパブリッシング) - 安芸安芸
高知県の東部に位置する安芸市。南は土佐湾に面し、北には四国山地がつらなっている。古代から農業が盛んな地域だ。名所としては三菱グループの創業者・岩崎弥太郎の生家がある。また、ユニークな見どころもある。2002年に開業したローカル線「土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線」だ。廃線されるローカル線がほとんどのなか新たにできるのは奇跡的といえる。太平洋岸を走るので車窓の風景も美しい。
(文:JTBパブリッシング) - 馬路馬路
高知県東部、標高1000メートルを超える山々に囲まれた山里が馬路村。面積の96%が山林で都会の喧騒を忘れたい人には最適のエリアだ。観光ポイントも自然が味わえる場所ばかり。「馬路温泉」は安田川の清流を眺めながらゆったりと湯に浸かれる。「馬路村ふるさとセンター まかいちょって家」は柚子や木工芸品などの特産品を販売。馬路村の魅力を深く知ることができる施設だ。
(文:JTBパブリッシング) - 宍喰宍喰
徳島県の南端に位置する海陽町の太平洋に面した部分、宍喰港があるエリア。15~16世紀、この地域は海運で繁栄した。南北朝の戦乱で京都は荒廃し、寺院などを修復するための木材の多くを四国から調達したが、その積み出し港だったのだ。現在は漁業の町で毎年8月、大漁旗で飾られた漁船が海上をパレードする勇壮な「宍喰港祭り」が注目を集めている。
(文:JTBパブリッシング) - 福良福良
淡路島南部にある福良漁港周辺のエリア。旧・南淡町の中心部だったが、現在は南あわじ市に含まれる。うずしおで知られる鳴門海峡は多くの魚種が集まる好漁場。ここを本拠とする福良漁港は名物の「鳴門鯛」をはじめとするさまざまな魚介が水揚げされる。福良港にある「道の駅福良」では海の幸を味わえ、産直市場の「福良マルシェ」は購入することができる。
(文:JTBパブリッシング) - 阿万阿万
淡路島の南端にあるエリアで南あわじ市に含まれる。広々とした白砂の浜に透明度の高い海、海岸線にはヤシの木。白、マリンブルー、緑に彩られた南国ムード満点の「阿万海岸」がある。近畿圏では指折りの美しさを誇り、夏には多くの人で賑わう海水浴の名所だ。日本では数少ないウミホタルの生息地でもあり、夜、海が青白く発光する風景は幻想的だ。
(文:JTBパブリッシング) - 関西空港関西空港
第1ターミナルビルとLCC専用の第2ターミナルビル、ホテルなどがあるエアロプラザとに分かれる。ターミナルビル内にはグルメやショッピング施設が充実。第2ターミナルビル横には、芝生広場で気軽に楽しめる「KIXそらぱーく」が隣接。展望ホール(無料)からの眺望も格別だ。
(文:JTBパブリッシング) - 紀北紀北
三重県南部に位置する紀北町。東南部は熊野灘に面し、北西部は日本有数の原生林が残る大台山系の山々が連なる自然豊かなエリアだ。世界遺産にも登録された「熊野古道」の伊勢路が通るが、気軽に楽しめる絶景ポイントもある。熊野灘に突き出た岬の上にある「高塚公園展望台」だ。海に浮かぶ美しい島々が眺められる。なお紀北町では昔からマンボウを食べる習慣があり「道の駅紀伊長島マンボウ」では串焼きを食べることができる。
(文:JTBパブリッシング) - 五島五島
長崎港の西、約100キロの海上にある五島列島の南西部、10の有人島と53の無人島で構成されるのが五島市だ。主な島は福江島、久賀島、奈留島の3島。最も大きい福江島には空港があり、長崎港や博多港から航路も通じている。観光地が集中しているのは福江島だが、他の島にも見どころは多い。奈留島には世界遺産に登録されている「江上天主堂」、久賀島には「旧五輪教会堂」などがある。
(文:JTBパブリッシング) - 福江福江
五島列島の五島市のなかでは最も大きな島で面積は326,31平方キロメートル。南東部にある福江港は長崎港や博多港との航路がある玄関口であり、各島をつなぐ海上交通の中心地だ。島の歴史は古く、奈良・平安時代に中国に渡航した遣唐使船の最後の寄港地だった。「道の駅遣唐使ふるさと館」には関係史料が展示されている。他にも「福江城」、「武家屋敷通り」、最西端の断崖の上に立つ「大瀬崎灯台」など見どころは多い。
(文:JTBパブリッシング) - 大村大村
長崎市の北に位置する大村市。西は大村湾に面し平野が続くが、東部は標高1000メートル級の多良山系の山々が連なる。大村湾には世界初の本格的海上空港である「長崎空港」がある。古くから武家の大村氏が支配した城下町。大村藩の居城だった「玖島城」は「大村公園」として桜や菖蒲の名所になっている。市街地の北にある「鉢巻山展望所」は眼下に広がる大村湾を一望できる絶景ポイントだ。
(文:JTBパブリッシング) - 太良太良
長崎県と佐賀県の県境にそびえる標高996メートルの多良岳の東に位置する町で有明海に面している。観光ポイントは「竹崎城址展望公園」。竹崎城は南北朝時代、有明海に浮かぶ竹崎島に建てられた城で現在は跡地に城を模した展望所がある。海抜は20メートルほどだが有明海の眺めがすばらしい。「大魚神社」の海上鳥居も必見。有明海に赤い鳥居が並び、干満によって湖底が現れたり水に浸かったりと変わる風景は見ものだ。
(文:JTBパブリッシング) - 津久見津久見
大分県東南部に位置し、豊後水道に面しているのが津久見市。市街地は三方を山で囲まれており、白っぽい山肌が露わになっている山が目立つ。これは石灰石の採掘場。津久見市は日本で有数の石灰石の産地であり、その資源を生かしたセメント産業の町なのだ。津久見港はその積出港で周辺には工場が並ぶ。この夜景がきれいだと注目されている。一方海岸線は入り組んでおり美しい自然美が見られる。「四浦展望台」が絶景ポイントだ。
(文:JTBパブリッシング) - 卯之町卯之町
愛媛県西予市西部、JR予讃線卯之町駅周辺のエリア。伝統的な町並みが残っていることで知られる。江戸時代は宇和島街道の宿場町であり、四国霊場第四十三番札所明石寺の門前町として栄えた。だが、国道の開通によって町の中心が移動したため街道筋の江戸中期から昭和初期にかけての建物が良好な状態で残されたのだ。白壁、出格子の商家が並ぶ通りは風情があって美しい。
(文:JTBパブリッシング) - 窪川窪川
高知県四万十町の東部、JR土佐くろしお鉄道窪川駅周辺のエリア。高知県中部の高知から西部の中村までをつなぐ中村街道が通り、四国霊場第三十七番札所の「岩本寺」がある窪川は多くの人が行き交い賑わった土地だ。そんな歴史があるせいか今も訪れる人を温かく迎え、ホッとする空気がある。地場の産物が買える観光物産施設「あぐり窪川」や清流四万十川の河原でレジャーが楽しめる「三堰キャンプ場」などが観光ポイント。
(文:JTBパブリッシング) - 土佐久礼土佐久礼
カツオの一本釣り漁で知られ、青柳裕介の漫画「土佐の一本釣り」の舞台になった地域。中土佐町に含まれ、久礼湾に面する久礼港がある。高知県はカツオの名所だが、その高知県民が「一番おいしいカツオが食べられるのは久礼」というほどだ。そのカツオを味わったり購入できるのが「久礼大正市場」。港にはカツオ漁師が大漁祈願に来る「久礼八幡宮」があるが、その前にある「ふるさと海岸」は美しい海が眺められる。
(文:JTBパブリッシング) - 須崎須崎
高知県のほぼ中央に位置し、南は太平洋に面しているが、北側は四国山地が迫っており大半が山林だ。海側には特異な地形がある。横浪半島が浦ノ内湾を抱きこむように10キロあまりも東に突き出しているのだ。半島が防波堤になって湾内は波穏やか。風光明媚で絶景が続くうえ魚の養殖や果実栽培にも適している。半島の尾根沿いを通る「横浪黒潮ライン」は気持ちの良いドライブコースだ。
(文:JTBパブリッシング) - 香美香美
高知県の北東部に位置する香美市。面積の9割近くが山林の山里だ。代表的な観光ポイントは「龍河洞」。全長4キロにおよぶ鍾乳洞で、1億7500万年もの歳月によって形成された鍾乳石が並んでいる。香美市は「アンパンマン」の作者やなせたかし氏の出身地でもある。「香美市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム」では原画などを展示。ここでしか買えないグッズもある。ファンにはたまらない施設だ。
(文:JTBパブリッシング) - 和歌山和歌山
和歌山県北部に位置する県庁所在地。江戸時代は紀伊徳川家が治める城下町で著名な史跡が数多くある。その一番手が「和歌山城」。中心部の虎伏山に建つ平山城で建造物は往時の外観を忠実に復元。天守は展望室になっており市街周辺を一望できる。藩主が造営した大名庭園「養翠園」、和歌山を代表する古刹「紀三井寺」も必見だ。新たな見どころとしては欧州の港町を模したテーマパーク「ポルトヨーロッパ」がある。
(文:JTBパブリッシング) - 紀の川紀の川
和歌山市の東に位置し北は大阪府と隣接している紀の川市。市の中央を清流・紀の川が流れ、肥沃な土地であることから果物をはじめとする農産物生産が盛んなエリアだ。それを象徴する場所が桃畑が集中する「桃源郷」。3月下旬頃には丘陵地帯の桃の花が一斉に咲き、まさに桃源郷の風景だ。6月からの収穫時期は直売も行っている。紀の川平野を一望できる標高285メートルの「最初ケ峰展望所」も見逃せないスポットだ。
(文:JTBパブリッシング) - かつらぎかつらぎ
和歌山県北部に位置するかつらぎ町。紀の川両岸の丘陵地帯で「フルーツ王国」と自称するほど果物の栽培が盛んなエリアだ。なかでも450年前から生産されてきた串柿は評判が高く特産品になっている。そんな土地柄のため楽しめるのが観光農園での果物狩り。1月のジャバラから春はイチゴ、初夏から夏はトマト、桃、梨、秋はブドウ、栗、冬にかけてはミカン、柿…と1年中途切れなく何かの果物狩りができる。
(文:JTBパブリッシング) - 橋本橋本
和歌山県の北東端に位置するのが橋本市。高野山の北麓にあたり、昔は参詣のための高野街道の宿場町だった。それに加えてここは伊勢にむかう伊勢街道も通っている。ふたつの参詣道が交差する交通の要所だった。その痕跡は宿場があった清水地区の町並みに見られる。高野山参詣ルートのひとつ「黒河道」も注目したい。参詣道というより登山道。健脚者向きだが、現代にいることを忘れる歴史を感じる道だ。
(文:JTBパブリッシング) - 隅田隅田
橋本市の東端にあるのが隅田町。JR和歌山線隅田駅の南を流れる紀の川には恋野橋が架かり、渡ると恋野という地区がある。この地名の由来はある伝説から。奈良時代、中将姫という女性がいた。容姿端麗で才能もあったが母と死別し継母にいじめられるつらい幼少期を送った。その姫を支えたのがこの地の村人。生母を恋しがった姫の思いが地名になったという。付近には「恋し野の里あじさい園」という見どころがある。
(文:JTBパブリッシング) - 紀伊長島紀伊長島
紀北町北部にあるJR紀勢本線紀伊長島駅周辺のエリア。駅の南にある紀伊長島港を中心とした漁業の町だ。ここには港を囲むように「魚まち」と呼ばれる昔ながらの漁師町が残っている。家が軒を寄せ合うように建っており、その間には路地が続く。昔の映画に出てくるような郷愁を感じる風景が見られるのだ。古い食堂を改装しレトロな雰囲気にした「たまり場」という休憩所もある。
(文:JTBパブリッシング) - 諫早諫早
長崎県中部、西は長崎半島のつけ根、東は島原半島のつけ根に当たる位置にあるのが諫早市だ。第一の観光スポットは「諫早公園」。諫早城跡につくられた公園で石造りの「眼鏡橋」(重要文化財)が町のシンボルになっている。この南にある「上山公園」にも寄ってみたい。高台にある面積約120ヘクタールの公園で、ツツジをはじめとする木々が美しいだけでなく、展望所からは有明海や大村湾が望める。
(文:JTBパブリッシング) - 島原島原
島原半島北東部の有明海に面した地域にあるのが島原市。江戸時代には幕府とキリスト教徒が戦った島原の乱、雲仙普賢岳噴火の大災害という過酷な歴史を持つが、自然に恵まれ良い水や温泉が湧く魅力あるエリアだ。見どころは天守閣などが復元され美しい姿を見せる「島原城」、鯉が泳ぐ水路がある新町の風情ある通りがある。また、撮影スポットとして人気があるのは島原鉄道の「大三東駅」。海に最も近いといわれる駅だ。
(文:JTBパブリッシング) - 宇和島宇和島
四国の西部、宇和海に面した位置にあるのが宇和島市。海岸線は複雑に入り組んでおり、内陸部も山地が多く面積の約7割が山林。自然に恵まれ農業と漁業が盛んなエリアだ。見どころは中心部の小高い山から町を見守るように立つ「宇和島城」。白い天守閣が美しい。宇和島は全国でも数少ない闘牛の町でもある。市街にドーム型の闘牛場があり、迫力満点の闘牛を見ることができる。
(文:JTBパブリッシング) - 香南香南
高知市の東に位置する香南市。「高知県立のいち動物公園」が人気のスポットだ。約16ヘクタールという広大な敷地に、100種あまりの動物たちがのびのびと暮らす姿が好評で、動物園ランキング日本一になったこともある。幕末に活躍した異才の絵師・弘瀬金蔵(通称・絵金)の作品を展示するギャラリーや龍馬歴史館など、さまざまな展示を行うユニークなテーマパーク「創造広場 アクトランド」も立ち寄ってみたい。
(文:JTBパブリッシング) - 奈半利奈半利
高知県東部に位置する奈半利町。土佐湾に面する海岸にはサンゴ礁、清流奈半利川沿いは渓谷美にあふれ、のどかな里山も多い。美しい自然の景観には事欠かないエリアだが、注目を集めているのは奈半利川上流の北川村にある「モネの池マルモッタン」。印象派の巨匠クロード・モネが愛した睡蓮が咲く池を再現した庭園で約3万平方メートルの広大な園内には美があふれている。
(文:JTBパブリッシング) - 吉良川吉良川
備長炭の名産地として知られるのが吉良川町。室戸市西部に位置するエリアだ。木炭のなかでも最高品質の備長炭は原料のウバメガシが採れることと高度な製炭技術が必要なことから生産地は限られるが、吉良川町でつくられる「土佐備長炭」は昔から評判が高く、高知県の備長炭生産において中心的役割を担っている。そのため町は繁栄。贅を凝らした商家や廻船問屋が並ぶ町並みが形成された。今もその面影が残っている。
(文:JTBパブリッシング) - 高野山高野山
空海が816年に創建した真言宗の総本山「高野山金剛峯寺」がある地域。和歌山県北部に位置し、周囲を1000メートル級の山に囲まれた標高約800メートルの山上盆地に寺院があり、それを取り囲むように町が形成されている宗教都市だ。山内の寺院は117にのぼり、その約半数が宿坊を兼ねている。高野山という山はなく、金剛峯寺とその周辺地域の総称として「高野山」と呼ばれる。2004年、世界遺産に登録された。
(文:JTBパブリッシング) - 九度山九度山
空海の母が暮らしていた寺院「慈尊院」があり、空海がひと月に9回会いにきたという伝承から「九度山」という地名がついたといわれる。和歌山県北部、高野山の北に位置するエリアだ。見どころはもちろん「慈尊院」。子宝や安産を願う「女人高野」として知られる。九度山は関ヶ原の戦いで敗れた真田昌幸・信繁親子が蟄居させられた場所でもあり、二人の生涯に触れられる「真田ミュージアム」もある。
(文:JTBパブリッシング) - 船津船津
紀北町にあるJR紀勢本線船津駅周辺エリア。尾鷲湾に注ぐ船津川の上流にある。北の山地から流れる大河内川と大舟川が船津で合流し西に向かい、さらに北から流れる往古川と合流して船津川になる。すぐ西を流れる銚子川は日本有数の透明度を誇り、奇跡の川とまで呼ばれるが、船津に集中する川も同様に透明度が高く、川沿いを上流に向かって歩くだけで清流を泳ぐ魚を含め美しい風景に遭遇する。
(文:JTBパブリッシング) - 雲仙雲仙
島原半島の西側に位置し、北部は有明海、西部は橘湾に面している。雲仙岳西麓の山林に続いて丘陵地帯、そして平野の田園地帯になるという地形だ。雲仙岳という火山の恵みで山麓に「雲仙温泉」、橘湾沿いに「小浜温泉」という湯量豊富な温泉がある。なお1990年代に火山活動が見られた雲仙普賢岳は登山が可能になっている。山麓の仁田峠には第一、第二と2か所の展望所があって眼下には橘湾、噴火でできた平成新山が望める。
(文:JTBパブリッシング) - 熊本熊本
熊本県北西部に位置する県庁所在地。8世紀には肥後国の国府として国分寺が置かれ、江戸時代は熊本藩五十四万石の城下町として繁栄した。見どころは当然「熊本城」。面積98ヘクタールの広大な城郭で黒漆喰の剛健な外観が美しい。本丸には築城した武将・加藤清正を祀る「加藤神社」がある。熊本藩主細川氏によって造られた日本庭園「水前寺成趣園」も合わせて鑑賞したい。
(文:JTBパブリッシング) - 益城益城
熊本市の東隣にある益城町。阿蘇くまもと空港がある熊本県の空の玄関口だ。熊本市のベッドタウンとして都市化が進んでいるが、もともと農業が盛んだった地域で今も田園風景が広がっている。そんな益城町を一望できるのが南部にある飯田山。標高431メートルの山で山頂部が広い公園になっており、周辺の景色だけでなく爽快な気分も味わえる。登山道の途中には平安時代に創建された古刹「常楽寺」がある。
(文:JTBパブリッシング) - 阿蘇阿蘇
世界最大級の火山といわれるのが阿蘇山。南北約25キロ、東西約18キロもの外輪山を持ち、その中に位置するのが阿蘇市だ。今も阿蘇中岳からは噴煙が上がっているように火山活動を続けているが、その真っただ中で阿蘇市民は生活しているのだ。が、自然豊かな住みやすい場所でもある。見どころは阿蘇五岳の展望がすばらしい「大観峰」、見渡す限りの草原で馬や牛が草を食む「草千里ケ浜」などスケールの大きな絶景ポイント。
(文:JTBパブリッシング) - 竹田竹田
大分県の南西端にあるのが竹田市。北にくじゅう連山、西に阿蘇山、南に祖母山と1000メートル級の山に囲まれている。竹田市自体も標高400~600メートルの丘陵が多く、面積の7割近くが山林という自然豊かなエリアだ。この自然を満喫できる場所が「久住高原」。標高1000メートルの草原地帯で解放感が味わえる。この近くにある「くじゅう花公園」も一面に咲く花が見られる絶景ポイントだ。
(文:JTBパブリッシング) - 佐伯佐伯
大分県の南東端に位置する佐伯市。東部は豊後水道に面し、中部は田園地帯、西部は祖母傾山系の山が連なっている。江戸時代は佐伯藩の城下町で「佐伯城跡」が見どころのひとつ。標高144メートルの八幡山山頂にあった城で建造物は残っていないが眼下に市内を一望できる。絶景ポイントは豊後水道に突き出すように延びる鶴見半島の突端にある「鶴御崎自然公園」。海抜200メートルの絶壁に立つ灯台から見る大海原は感動ものだ。
(文:JTBパブリッシング) - 宿毛宿毛
高知県南西部に位置し豊後水道に面しているのが宿毛市。内陸部は山地と丘陵で面積の8割以上が山林という自然豊かなエリアだ。観光ポイントは宿毛湾にある「大島」で海水浴場や温泉施設がある。この300メートルほど沖にある「咸陽島」は干潮時、海に道が現れ歩いて渡ることができる。海の幸も豊富だ。宿毛湾沖は黒潮が豊後水道に流れ込む入口にあたり、さまざまな魚種が獲れる好漁場なのだ。
(文:JTBパブリッシング) - 四万十川四万十川
高知県南西部に位置し東側の一部が土佐湾に面している。市名が示すとおり四万十川が市の中央を流れ河口まで達している。魅力は「日本最後の清流」と呼ばれている四万十川流域の風景だ。見どころは増水時、川の中に沈む沈下橋。市内に17か所あり、透明度の高い川とともに郷愁を誘う姿を見せてくれる。水田に水を汲み上げるための水車が並ぶ「安並水車の里」にも心を和ませる風景がある。
(文:JTBパブリッシング) - 紀州有田紀州有田
和歌山県中部に位置し紀伊水道に面しているのが有田市。有田焼で知られる佐賀県の有田町と区別するため「紀州有田」と呼ばれることが多い。なお、こちらは「ありだ」と読む。名産品はみかん。450年の歴史を持つ「有田みかん」は日本を代表するブランドになっており、みかん狩りができる観光農園も多数ある。半島のみかん畑のなかを走るドライブコース「みかん海道」から見る海岸線も絶景だ。
(文:JTBパブリッシング) - 十津川十津川
「日本一広い村」として知られる。面積は約672平方キロメートル。琵琶湖(約670平方キロ)よりも広いのだ。奈良県の最南端にあり、その広い面積の96パーセントが森林。奈良市街まで遠いうえ山深い地域のため独自の文化があった。観光ポイントは「谷瀬の吊り橋」。十津川に架かる長さ297メートル、高さ54メートルの鉄線の吊り橋だ。村内には「湯泉地温泉」という温泉もある。
(文:JTBパブリッシング) - 尾鷲尾鷲
三重県南部に位置し熊野灘に面している。遠洋漁業や地場産業の輸送拠点となっている尾鷲港があるが、平坦なのは港周辺だけで面積の約9割が山林というエリアだ。尾鷲市は熊野古道伊勢路が通っており「馬越峠」という名所もある。そうした場所にあるため熊野古道に関する情報を発信する「三重県立熊野古道センター」がある。尾鷲桧や熊野杉を使った建物も美しく、時間をかけて見たいスポットだ。
(文:JTBパブリッシング) - 長崎長崎
長崎県の県庁所在地。江戸時代は国内唯一の幕府公認国際貿易港である「出島」を持ち南蛮貿易で繁栄した。明治期は長崎造船所や海底炭鉱の「軍艦島」がある港湾都市として日本の近代化に貢献。原爆の被ばくという悲劇も味わったが、文化、観光などあらゆる面で人を引きつけている。見どころは「平和公園」、「グラバー園」、「出島和蘭商館跡」、「大浦天主堂」、「浦上天主堂」、「眼鏡橋」など、きりがないほどある。
(文:JTBパブリッシング) - 茂木茂木
長崎市東部、長崎港から見ると長崎半島の山を越えた反対側の天草灘に面した港町が茂木だ。茂木港からは苓北町の富岡港を結ぶ高速船が出ているが、長崎港とは対照的に小さくて静かな港。遠くに島原半島と天草を望む。ビワの名産地で5月から6月にはおいしいビワが味わえるし、ビワを使ったお菓子もある。港の裏手の稜線には広大な森林公園「長崎市民の森」がある。アウトドアレジャーが楽しめるだけでなく眺望もいい。
(文:JTBパブリッシング) - 御船御船
熊本市の南東に位置するのが御船町。「恐竜の郷」をアピールしている町だ。1979年、御船町内で日本初の肉食恐竜の化石が発見された。その後も同様の化石が続々と発掘されたことから注目度はアップ。1998年には「御船町恐竜博物館」を役場の隣にオープン。化石の展示はもとより恐竜全般のことが学べる施設として人気を集めている。町内には阿蘇外輪山に広がる標高700メートルほどの「吉無田高原」という景勝地もある。
(文:JTBパブリッシング) - 高森高森
熊本県の東端、阿蘇山の東麓に位置し大分県、宮崎県と隣接するのが高森町だ。西側にある町の中心部は阿蘇山のカルデラ内にあり、阿蘇特有の草原風景が見られる。その代表的スポットが「月廻り公園」。10ヘクタールもの広大な草原が広がる公園で、阿蘇五岳を見渡すことができる。とくにギザギザの山頂が特徴的な根子岳が間近に見え迫力満点だ。阿蘇南麓を走る観光トロッコ列車「ゆうすげ号」に乗るのも楽しい。
(文:JTBパブリッシング) - 土佐清水土佐清水
四国の最西端、「足摺岬」があるのが土佐清水市。一番の見どころは、ダイナミックな景観が楽しめるこの「足摺岬」。太平洋の荒波に突き出す高さ80mの断崖上に白い灯台が立っている。見渡す限りの大海原は感動ものだ。岬の北西15キロほどの竜串には、土佐の海を海中から眺めることができる「海中天然ミュージアム 足摺海底館」や黒潮のなかで生きる魚介類約350種を展示する「高知県立 足摺海洋館SATOUMI」がある。
(文:JTBパブリッシング) - 室戸室戸
高知県東南部、太平洋に突き出す室戸半島の突端にあるのが室戸市だ。人気の観光ポイントは「室戸岬」の周辺に集中している。室戸岬のシンボルが海抜154.7メートルの高台に立つ「室戸岬灯台」。白い灯台と青い海のコントラストが美しいし眼前に広がる太平洋も絶景だ。「室戸ドルフィンセンター」ではイルカと触れ合える。室戸市が自然遺産ジオパークに認定されていることを紹介する「室戸世界ジオパークセンター」もある。
(文:JTBパブリッシング) - 広川広川
和歌山県西部の紀伊水道に面している地域にあるのが広川町。海岸線は入り組んでいて美しい場所が多いが、その風景を満喫できるのが「名南風鼻」だ。「稲むらの火の館」も見どころのひとつ。江戸時代末期、この地域は安政の大地震による津波に襲われたが、濱口梧陵という人物が自分の田んぼに火をつけ、それを目印に人々が逃げるのを誘導したという。その関係史料が展示された防災資料館だ。
(文:JTBパブリッシング) - 湯浅湯浅
和歌山県西部に位置する湯浅町。紀伊水道に臨む湯浅広港周辺部は平地だが、北側と東側は山が連なる。江戸時代は熊野街道の宿場町。また「日本の醤油の発祥地」ともいわれ醤油の生産で繁栄した。そんな歴史的背景から老舗醤油店をはじめ古い商家が数多く残っている。「旧栖原家住宅」はフジイチの屋号で醤油醸造を行っていた家の展示施設で湯浅醤油の伝統を学べる。醤油の積み出しが行われた「大仙堀」も面影が残る場所だ。
(文:JTBパブリッシング) - 九鬼九鬼
尾鷲市東部、熊野灘に臨む九鬼漁港周辺エリア。戦国時代、織田軍について活躍した「九鬼水軍」発祥の地だ。九鬼漁港は入り江の奥にある天然の良港で古くは諸国の船が風待ちのため入港した。現在は東紀州地域有数の水揚げを誇る漁業の町だが、特筆できるのは港周辺に古い家並みが残っていること。民家がぎっしりと建ち、その間を縫うように路地が延びている情景は古い漁村の姿そのものだ。
(文:JTBパブリッシング) - 出島出島
鎖国下の江戸時代、日本で唯一許された国際貿易港「出島」があったエリア。長崎市の中心部、長崎港に近い位置にある。見どころはもちろん「出島」。明治期には埋め立てられ形跡を失ったが、1951年から復元が始められ、現在、16の建物と景観が昔の姿を取り戻した。史跡「和蘭商館跡」には「長崎内外倶楽部」というレストランがあり、江戸時代に戻った気分で食事が楽しめる。
(文:JTBパブリッシング) - 加津佐加津佐
島原半島南部にある南島原市の南西部、天草灘に面した位置にあるのが加津佐町。16世紀、日本にキリスト教を布教しようとしたイエズス会が日本人の司祭・修道士を要請するための施設セミナリヨとコレジオをつくったが、その学校があった町だ。西側にある標高97メートルの岩戸山は天草灘と加津佐の町を一望できる絶景ポイント。町の東側にある口之津港(くちのつこう)からはイルカウォッチングの船も出ている。
(文:JTBパブリッシング) - 御坊御坊
和歌山県中部、紀伊水道に面しているのが御坊市。16世紀後半、浄土真宗本願寺の別院「日高御坊」が移転・建立され、人々から“御坊様”と呼ばれたことが、この地名につながった。江戸時代からの本堂や鐘楼が残るほか、移転時に植えられ樹齢400年になる銀杏の木が目を引きつける。気候温暖な地でもあり花栽培が盛んで、スターチスやカスミ草は全国でも有数の産地。花を摘んだりイチゴ狩りが楽しめる観光農園も人気のスポット。
(文:JTBパブリッシング) - 熊野本宮熊野本宮
和歌山県田辺市の「熊野本宮大社」があるエリア。昔から庶民から上皇まで多くの人たちが熊野三山を参詣する「熊野詣」を行った。その行程で最初と最後に詣でるのが熊野本宮大社といわれてきた重要な神社だ。古式ゆかしい本宮大社を時間をかけて巡るのは当然として、もう1か所行くべき場所がある。もともとの境内があった「大斎原」だ。神が舞い降りたといわれる場所で高さ34メートル、幅42メートルの大鳥居が立っている。
(文:JTBパブリッシング) - 新宮新宮
熊野三山のひとつ「熊野速玉大社」があるのが新宮市。新宮という地名は熊野速玉大社が“新宮”と呼ばれていたことに由来する。これに対する“元宮”が市内中心部にある「神倉神社」で熊野三山で祀られる熊野権現が降臨したのがここ。だから元宮なのだ。538段の石段を登らなければならないが、巨岩をご神体とするなど霊験を感じるこちらの神社も併せて参拝したいところだ。
(文:JTBパブリッシング) - 熊野熊野
三重県南部に位置する熊野市。熊野灘に面する東部は市街地が広がっているが、それ以外は山が多く、面積の9割近くが山林だ。こんな地形だからこそ見られる絶景がある。「丸山千枚田」だ。標高736メートルの白倉山の南西斜面にある棚田で、春は田んぼの水が空を映し、夏は緑、収穫の秋は黄色が規則的に並ぶ風景はいつ見ても美しい。日本最古の神社の一つといわれる「花の窟神社」も見逃せないスポットだ。
(文:JTBパブリッシング) - 三角三角
宇土半島の南側に位置する宇城市の南端エリア。三角町は港町だ。西港と東港に分かれており見どころは西港の方。明治期に貿易港として開発され商都として発展した。が、地形の関係で規模の拡大ができず、その後に開発された東港に役割を奪われてしまう。そのかわり繁栄の跡が残され郷愁を誘う風景が見られるのだ。古びた海運倉庫がオシャレなレストランに生まれ変わるなど魅力的なスポットは多い。
(文:JTBパブリッシング) - 宇土宇土
有明海にふたをするように延びる宇土半島の北側に位置するのが宇土市。美しい海の景色が見られるエリアだ。そのひとつが「御輿来海岸」。有明海は干満の差が激しく潮が引くと海底の砂地が現れる。それが波と風によって幻想的な模様をつくりだすのだ。この風景を景行天皇が輿を止めて見入ったという伝承から「御輿来」という名がついた。同様に干満が美しい景色をつくる「長部田海床路」も見逃せない。
(文:JTBパブリッシング) - みなべみなべ
「南高梅」のブランドで知られる梅干しの生産地がみなべ町。和歌山県南西部、紀伊水道に面するエリアだ。人気の見どころはこの南高梅がつくられる場所として有名な「南部梅林」。約8万本の梅が栽培されている日本最大級の梅林で、年間3万人あまりが入場する。みなべの梅栽培の歴史などを紹介し、梅の即売も行っている「うめ振興館」も梅干し好きには行って損のない施設だ。
(文:JTBパブリッシング) - 田辺田辺
和歌山県南部に位置する田辺市。太平洋に面する西側の市街地以外は山が多く、大半を森林が占める自然豊かなエリアだ。代表的観光地は「熊野本宮大社」だが、他にも見どころは多い。海では「天神崎」。田辺湾に突き出た岬も美しいが、人気があるのは海岸部。平らな岩礁が続き干潮時には表面が鏡状になってボリビアのウユニ塩湖を思わせる絶景になるのだ。山間部では熊野古道の近くにある「高原霧の里」の風景も絶品だ。
(文:JTBパブリッシング) - 那智の滝那智の滝
那智勝浦町にある景勝地。木立に囲まれた断崖から一気に落ちるのが「那智の滝」だ。落差133メートル、水量は毎秒1トンに及ぶ大瀑布は迫力満点だ。滝は入口にある「飛瀧神社」のご神体という事実も神々しく感じさせる。飛瀧神社は熊野三山のひとつ「熊野那智大社」の別宮で、熊野那智大社、飛瀧神社二社の参拝と那智の滝鑑賞をセットで行うのが通例だ。
(文:JTBパブリッシング) - 上天草上天草
宇土半島の南にある大矢野島と天草上島の東部が上天草市。有明海と八代海が接する天草地域の玄関口にあたる。静かな海に小さな島々が浮かび海岸線は変化に富んでいる。どこを見ても絶景といっていいエリアだ。「松島」、「高舞登山」、「千厳山」などの展望所を巡るのも楽しい。上天草市は島原の乱で一揆軍の総大将を務めた天草四郎の出身地。短かくも波乱に満ちた生涯を紹介する「天草四郎ミュージアム」も必見だ。
(文:JTBパブリッシング) - 高千穂高千穂
日本神話に登場する「天孫降臨」の地とされるのが高千穂町。神話にまつわるパワースポットだらけのエリアだ。天照大神が隠れた「天岩戸」をご神体として祀る「天岩戸神社」、天照大神に出てきてもらうため神々が相談した「天安河原」、縁結びの神様「高千穂神社」などだ。絶景ポイントも数多い。柱状節理の岸壁に囲まれ「真名井の滝」が落ちる「高千穂峡」、国造りの伝説が残る「国見ケ丘」などだ。
(文:JTBパブリッシング) - 白浜白浜
日本を代表する人気観光地が白浜町だ。白浜という地名が多いため「南紀白浜」と呼ばれることが多い。人気の理由は白砂のビーチがあること、海の透明度が高いこと、温泉が湧くこと、気候温暖で1年中行楽に行けることなど、リゾートとしての好条件すべてが揃っているからだ。観光ポイントとしては白砂が美しい「白良浜」、多くの動物や海の生き物と触れ合えるテーマパーク「アドベンチャーワールド」などがある。
(文:JTBパブリッシング) - 太地太地
1606年に古式捕鯨を始め、以後400年以上にわたって鯨を獲ってきた「捕鯨の町」が太地町だ。見どころはやはり鯨に関係する施設と場所。「町立くじら博物館」では鯨や捕鯨に関する資料展示のほか、飼育しているイルカやクジラのショーも行っている。博物館に隣接する「くじら浜公園」では捕鯨船を展示。太地湾の東にある岬の突端「燈明崎」には古式捕鯨時代の狼煙場跡や燈明灯台がある。
(文:JTBパブリッシング) - 紀伊勝浦紀伊勝浦
那智勝浦町は熊野灘に面した地域に市街がある。この玄関口であるJR紀勢本線紀伊勝浦駅周辺のエリア。駅の南にある勝浦漁港は日本有数のマグロはえ縄の漁業基地。生鮮マグロの水揚量は日本一を誇る。このマグロを味わい購入することができるのが港にある「にぎわい市場」だ。マグロ解体ショーが見られ日曜朝には朝市も開かれる。この勝浦港をはじめ周囲の海や山を一望できる「狼煙山遊園」も寄って損のない場所だ。
(文:JTBパブリッシング) - 延岡延岡
宮崎県北部に位置する延岡市。日向灘に面する東側は市街地が広がっているが、それ以外は山林が多く西側の九州山地までつながっている。港湾部には工場が立ち並んでいるものの、少し郊外に出れば豊かな自然があるエリアだ。見どころは市街中心部の高台にある「延岡城跡」。周囲は公園として整備されており見晴らしがいい。この南にある標高251メートルの「愛宕山」は工場夜景を見る絶好の場所だ。
(文:JTBパブリッシング) - すさみすさみ
和歌山県のほぼ南端に位置するのがすさみ町だ。南側は太平洋に面し、変化に富んだリアス式海岸が続いている。海際まで山が迫る地形で面積の約9割が山林だ。この町にはユニークな施設がある。「町立エビとカニの水族館」だ。近隣の海域に生息する甲殻類約150種類を飼育・展示しているのだ。隣接する「道の駅すさみ」には伊勢エビを名物にしているレストランがある。この町の海岸は夕日が美しいことでも定評がある。
(文:JTBパブリッシング) - 古座古座
和歌山県紀伊半島の南端に位置し、古座川河口周辺に広がるエリア。古座大橋や九龍島など海と川が織りなす景観が魅力。古くは木材や備長炭の積出港、古式捕鯨の拠点として栄え、今も河内祭などにその文化が息づく。奇岩が続く荒船海岸や弘法大師開基の霊山・重畳山ではハイキングが楽しめ、古座川ではカヌー体験も人気だ。古座駅舎内の観光案内所では地域の自然や文化体験の情報が充実しており、訪れる人々の拠点となっている。
(文:JTBパブリッシング) - 天草天草
熊本県の西の海上に位置する天草諸島。主となる上島と下島の大部分と周辺の島からなるのが天草市だ。澄み切って青く輝く海と緑の島や岬。天草市の楽しみはこうした風景に常に出会えることだが、キリシタンに関係する場所も見逃せない。世界遺産に登録されている「崎津教会」、丘の上に立つ真っ白な教会「大江教会」などだ。天草四郎陣中旗など歴史的資料を展示する「天草キリシタン館」も併せて見たい場所だ。
(文:JTBパブリッシング) - 八代八代
熊本県中部に位置する八代市。西側は八代海に面し東から南にかけては九州山地の深い山が連なっている。海岸部の多くは江戸時代からの干拓によって広がった土地だ。山間部はその深さゆえ平家の落人伝説が残っている。市街地の南東30キロほどの山里「五家荘」だ。標高1700メートル近い土地の景色は美しいし、「平家の里」という資料館もあり、落人に思いを馳せることができる。
(文:JTBパブリッシング) - 日向日向
宮崎県北東部に位置し日向灘に面する日向市は港町を中心に発展した町。北部の細島港と南部も美々津港だ。どちらも九州と近畿圏を往来する船の基地で古くは日明貿易の港でもあった。現在、細島港は工業港として飛躍、美々津港は繁栄時の古い町並みが残る観光地になっている。海の絶景ポイントが多いのも特徴。日向岬の先端にある「馬ケ背」、裂けた岩礁が十字架に見える「願いがかなうクルスの海」などだ。
(文:JTBパブリッシング) - 串本串本
紀伊半島の南端にあり、本州の最南端の町でもあるのが串本町だ。見どころは本州最南端にあたる「潮岬」。岬周辺は10万平方メートルにおよぶ芝生広場になっていて爽快感が味わえる。岬の突端に立つ「潮岬灯台」は1873年に建てられた日本初の石造りの灯台だ。海抜約50メートルの上部まで上がることができ、眼前に広がる雄大な太平洋を眺められる。すぐ近くには海抜100メートルの「潮岬観光タワー」もある。
(文:JTBパブリッシング) - 紀伊姫紀伊姫
串本町の景勝地「橋杭岩」から海岸線を1キロほど北上したところにJR紀勢本線「紀伊姫駅」がある。心惹かれる駅名だが、1日の乗降客数が10人にも満たない小さな無人駅だ。この駅名がついたのは姫という集落に位置するからで、駅周辺は田んぼと民家があるのみ。しかし、海側に向かうと国道42号線沿いに海岸線が続き、目の前に紀伊大島が浮かぶ美しい景色が広がる。その名の通り魅力的な風景なのだ。
(文:JTBパブリッシング) - 人吉人吉
熊本県南部に位置するのが人吉市。鎌倉時代から幕末まで約700年の長きにわたってこの地域を統治した相良氏の城下町だ。そのため市街には町人町だった頃の面影が漂っている。なかでも鍛冶屋町には懐かしさを感じる町並みがある。昔からの観光の目玉は「球磨川くだり」日本3大急流に数えられる球磨川を木船に乗って下るのが定番だが、最近ではゴムボートでダイナミックに下るラフティングが人気だ。
(文:JTBパブリッシング) - 湯前湯前
熊本県東南部、人吉盆地の東端に位置するのが湯前町。東部は標高1000メートルの山が連なり、西側の市街地以外は山林で占められる自然豊かなエリアだ。懐かしさを感じさせる田舎の風景がいたるところにあり、のんびり過ごしたくなる。そんな目的に合うスポットが「ゆのまえグリーンパレス」。キャンプ場やコテージがあり、草そり、パターゴルフ場、ゴーカートなどのアクティビティも充実。「湯楽里」という温泉もある施設だ。
(文:JTBパブリッシング) - 橋杭岩橋杭岩
南紀を代表する景勝地が「橋杭岩」だ。目の前に紀伊大島を望む海岸から沖に向かって850メートルあまりにわたって大小40もの岩が並んでいる。直線的に並んでいる様が橋の杭のようで橋杭岩の名がついたが、尖塔状のものやのこぎりの刃のようなものなど形はさまざまで不思議な風景が広がる。とくに朝日が昇る時間帯は岩がシルエットになって幻想的だ。西側にある「橋杭海水浴場」では橋杭岩を眺めながら海水浴が楽しめる。
(文:JTBパブリッシング) - 牛深牛深
天草市がある天草下島の南端部エリア。熊本県では最大規模の牛深漁港がある。リアス式の地形を生かした良港で東シナ海の多種の魚が獲れるほか、鯛やブリの養殖も盛んだ。観光面の魅力は海の美しさ。透明度が高くブルーが際立つのだ。日本で初めて海中の公園として認められたうちの一つ「牛深海中公園」はグラスボートに乗って散策できる。サンゴの中を泳ぐ熱帯魚が見られ、南国のリゾート気分が味わえる。
(文:JTBパブリッシング) - 水俣水俣
熊本県の南端に位置し鹿児島県と県境を接するのが水俣市だ。見どころは海岸部の埋立地にある公園「エコパーク水俣」。昭和の後半、水俣市は公害問題で負のイメージがついてしまったが、それを契機に市民は環境に対する意識を高めた。その象徴がこの公園。41.4ヘクタールという広大な敷地に竹林園や海岸の景色を楽しみながら歩けるボードウォークなどが配置されている。すべて環境と健康への配慮が盛り込まれた施設だ。
(文:JTBパブリッシング) - 出水出水
鹿児島県北西部に位置する出水市。北部は八代海に面し出水平野が広がっている。ここには10月から12月にかけて1万羽を越えるツルがシベリアから飛来し越冬する。その数は日本一。豊かな自然が残っている証拠だ。見どころは「ツル観察センター」。ツルが来ている冬季だけオープンする施設で間近でツルを見ることができる。ツルの生態や飛来の歴史を学べる「ツル博物館クレインパークいずみ」もある。こちらは通年営業だ。
(文:JTBパブリッシング) - 菱刈菱刈
鹿児島県北部に位置する伊佐市にあるのが菱刈エリア。現在も金の採掘が行われている菱刈鉱山がある。この鉱山の特徴は鉱石に含まれる金の含有率が高いことで金品位は世界一といわれている。鉱山の見学はできないが、地下資源の豊かさを体感することは可能。金鉱脈からは温泉が湧いており、パイプラインをとおして「湯之尾温泉」に供給されているのだ。川内川沿いにあるのどかな温泉で気分だけでも豊かになれる。
(文:JTBパブリッシング) - 小林小林
宮崎県の南西部に位置するのが小林市。南西部は霧島連山、北部は九州山地の1000メートル超の山に囲まれた盆地にあるエリアだ。黄色いカエルが目印の「のじりこぴあ」は大人も子供も楽しめる、レトロな雰囲気が再注目の住民憩いの場。人気の観光地は「生駒高原」で、霧島連山のなだらかな裾野に広がる標高500メートルほどの高原で春は菜の花やポピー、秋はコスモスと四季折々、さまざまな花で埋め尽くされる。
(文:JTBパブリッシング) - 阿久根阿久根
鹿児島県北西部に位置する阿久根市。西側は東シナ海に面する長い海岸線になっており、景勝地もレジャースポットもここに集中している。海の景色が楽しめるのは北部の「黒之瀬戸」だ。長島との間にある海峡で幅500メートルほどと狭いため流れが速く渦潮ができる。「うずしおパーク」から見る黒之瀬戸大橋と渦潮の風景が美しい。阿久根港から船で10分ほどの「阿久根大島」はマリンレジャーが楽しめる無人島だ。
(文:JTBパブリッシング) - 西都西都
宮崎県中部に位置するのが西都市。市街地がある東側は宮崎平野にあるが、中央部から西側は山が連なる自然に恵まれたエリアだ。ここには日本最大級の「西都原古墳群」がある。東西2.6キロ、南北4.2キロという広大な丘陵地帯にある古墳は300基以上。四季折々の花に彩られる名所でもあり解放感満点の空間で古代に思いを馳せるのもいい。近くには古墳からの出土品などを展示する「県立西都原考古博物館」もある。
(文:JTBパブリッシング) - 高鍋高鍋
宮崎県中部に位置し、日向灘に面しているのが高鍋町だ。江戸時代は高鍋藩の城下町。藩主秋月氏は教育に力を注ぐなど堅実な統治をしたといわれる。その居城だった高鍋城は「舞鶴公園」という史跡公園になっている。桜やツツジの名所で高台からは市街や日向灘が望める。「四季彩のむら」も注目したいスポット。昭和30年代の農村を再現しようと整備を進めている村だ。石積みの棚田など懐かしい風景が見られる。
(文:JTBパブリッシング) - 川内川内
鹿児島県北西部に位置し東シナ海に面している。ほぼ全域が川内平野に含まれ、中央を川内川が流れる穏やかな風景が広がるエリアだ。この地の特徴的な見どころは「入来麓武家屋敷群」。全国に城下町はあり武家屋敷が残る町は少なくないが、ほとんどは江戸時代のもの。しかし入来麓は室町時代の屋敷が残っている。300~500年近くも前の建物なのだ。茅葺屋根の家なども見られ独特の風情が感じられる。
(文:JTBパブリッシング) - 佐土原佐土原
宮崎市北部、一ツ瀬川河口の南側に広がるエリアで宮崎市に含まれる。江戸時代は佐土原藩の城下町で日向地方の中心地だったが、宮崎市の発展が大きく上まわり昔の面影は「佐土原城跡」周辺に残る程度だ。見どころは「宝塔山公園」。山の上に広がる公園で頂上の展望台からは佐土原市街と日向灘が望める。特産品は「佐土原人形」。土を焼いて色をつけた素朴な人形で400年以上の歴史を持つ。
(文:JTBパブリッシング) - 甑島甑島
鹿児島県の西の沖合約45キロ、東シナ海上に位置するのが甑島列島だ。北から「上甑島」、「中甑島」、「下甑島」の有人島3島と小さな無人島で構成される。薩摩川内市に含まれ川内港と串木野新港から船便があり所要時間は1~2時間だ。どの島も美しい海と手つかずの自然が楽しめるが、なかでも絶景は上甑島の約4キロ続く砂州「長目の浜」と中甑島と下甑島を結ぶ全長1533メートルの「甑大橋」だ。
(文:JTBパブリッシング) - 串木野串木野
鹿児島県西部の東シナ海に面したいちき串木野市の中心部、JR串木野駅や串木野港があるエリア。串木野港は遠洋マグロ漁の基地で市街地にはマグロを使った料理を看板にする店が多い。港に近い市街地以外は山林地帯が広がっているが、ここにも見どころがある。東部にある「冠岳」だ。標高500メートル前後の連山だが、西岳は山頂部だけが盛り上がるような形をしており霊峰といわれている。
(文:JTBパブリッシング) - 磯磯
鹿児島市中心部の北東3キロほどの所に「仙巌園」という観光名所がある。薩摩藩主だった島津家の別邸で錦江湾に面した1万5千坪もの敷地には美しい庭園があり、桜島の眺めもすばらしい。仙巌園は「磯庭園」とも呼ばれる。磯という地名はないが、ここを磯街道が通り「磯天神菅原神社」もある。地元の人たちから「磯」として親しまれている地区なのだ。仙巌園の敷地には島津家の博物館「尚古集成館」もある。
(文:JTBパブリッシング) - 霧島霧島
鹿児島県中央部、錦江湾の北に位置するのが霧島市。海に面した南部は広大な国分平野が広がる田園地帯だが、北部には標高1700メートルの韓国岳をはじめとする霧島連山がそびえている。代表的な観光地は「霧島神宮」。6世紀に創建された南九州最大規模の神社で、朱塗りの社殿が美しい。このエリアの大自然を満喫できるのが「霧島神話の里公園」。標高680メートルの丘陵にある公園で展望がすばらしい。
(文:JTBパブリッシング) - 隼人隼人
霧島市南部にあるJR隼人駅周辺のエリア。地名の由来となったのは「隼人塚」という遺跡。市街地にある高さ3メートルほどの小さな丘の上に五重の石塔3基と四天王の石像4体が立つ。いつ誰が何のために作ったのか、諸説あるが正解は出ていない。謎がロマンを生む場所だ。この地には大隅国一宮の「鹿児島神宮」、1903年(明治36年)に建てられた木造駅舎が残る「JR嘉例川駅」などの見どころもある。
(文:JTBパブリッシング) - 都城都城
宮崎県の南西端に位置する都城市。市の大部分が広大な都城盆地にあるが、西には霧島山地、東は鰐塚山地の山々が連なっており自然環境に恵まれている。観光ポイントにはこの自然を満喫できる場所が多い。緑の芝生が広がり解放感満点の観光牧場「高千穂牧場」、63ヘクタールの広大な敷地にゴーカートやスライダーなどのレジャー施設がある「観音池公園」、標高472メートルからの眺めがすばらしい「金御岳公園」などだ。
(文:JTBパブリッシング) - 宮崎宮崎
宮崎県南東部にある県庁所在地。温暖の地で日向灘に面する海岸部にはリゾート施設やゴルフ場、運動公園などが並ぶ。人気の観光ポイント「青島神社」はそんな宮崎のイメージにぴったりの神社。青島という周囲1.5キロほどの島にあり島に渡る橋が参道だ。境内はヤシの木などの熱帯植物に囲まれ朱色の本殿が映える。縁結びのご利益があるパワースポットだ。神社の周囲には「鬼の洗濯板」という景勝地があり、磯遊びも楽しめる。
(文:JTBパブリッシング) - 宮崎空港宮崎空港
空港のあちこちでブーゲンビリアの花が咲き誇ることから愛称は「宮崎ブーゲンビリア空港」。市街中心部から約5km、ターミナルビルまでJR宮崎空港線が接続するアクセス抜群の空港だ。東京、大阪、名古屋、福岡、沖縄などの空路のほか、海外へも就航。3階建てのターミナルビルには、特産の飫肥杉が取り入れられ、飲食店や物販販売店も充実。1階のオアシス広場や屋上展望公園のではイベントや展示会などを随時開催している。
(文:JTBパブリッシング) - 伊集院伊集院
薩摩半島の西側に位置する日置市の東部にあるのが伊集院町。盆地にあり茶畑などが広がるのどかなエリアだ。見どころは「城山公園」。鎌倉時代、この地域の地頭だった伊集院氏が建てた「一宇治城」の跡地を整備した公園だ。標高142メートルの小高い丘の上に芝生の広場があり、町民の憩いの場になっている。広場中央にある高さ16メートルの展望台は桜島や東シナ海まで遠望できる絶景ポイントだ。
(文:JTBパブリッシング) - 鹿児島鹿児島
鹿児島県の県庁所在地。薩摩半島の東に位置し錦江湾の西側を取り囲むように広がっている。明治維新を主導した薩摩藩の本拠地であり、その主役だった西郷隆盛が生まれ育ち死去した町だ。観光名所は「鹿児島城跡」と隣接する「城山公園」。城山公園は西郷が最期を迎えた地。標高107メートルの高台にあり、桜島や市街地が一望できる。西郷の屋敷跡がある「西郷公園」、西郷や西南戦争の戦没者を祀る「南洲神社」も必見だ。
(文:JTBパブリッシング) - 桜島桜島
鹿児島湾北部に位置する活火山で鹿児島市のシンボルであり観光名所。現在も噴煙を上げ灰を降らせているが、桜島には3千人以上の人が住み多くの観光客が訪れる。鹿児島港からフェリーで15分ほど、大隅半島側からクルマで行くこともできる。噴煙を上げる御山のダイナミックな風景が見られる「烏島展望所」。標高373メートルの位置にあり桜島側から鹿児島市内を眺望できる「湯之平展望所」がビューポイント。
(文:JTBパブリッシング) - 福山福山
鹿児島湾の北東岸に位置する福山町。露天に並べた壺のなかで発酵・熟成させる伝統製法の黒酢「福山酢」で知られる町だ。ここで黒酢の生産が始まったのは江戸時代後期。水がよく、米と壺が入手しやすく、寒暖差が少ないという土地柄から一大生産地になった。健康にも良いことから現在、再評価されるようになっている。黒酢の壺が並ぶ風景が見られ、製品を買ったり料理を味わうことができる施設も数多い。
(文:JTBパブリッシング) - 飫肥飫肥
古い家並みが残る町は多いが、それで町全体が統一されテーマパークレベルの観光ポイントになっているのが飫肥地区。日南市の東部に位置するエリアだ。中世からの城郭「飫肥城」は周囲の木立も含めて絵になる。城から城下へ続く道沿いには武家屋敷群。清流の水路もあって錦鯉が泳ぎ、城下にあたる地区は白壁の商家が並ぶ。こんな風景が連続するのだ。立ち止まって見入ってしまう景色が尽きないのが飫肥だ。
(文:JTBパブリッシング) - 垂水垂水
鹿児島湾の東部に位置し桜島とつながる地域にあたるのが垂水市。鹿児島市からとは異なる桜島の姿を見ることができるエリアだ。桜島を間近から見たい場合は「道の駅たるみず」。温泉施設もあって桜島を眺めながら湯に浸かれる。桜島を高所から遠望できるのが「高峠つつじヶ丘公園」。標高550メートルの高台にあって桜島だけでなく、360度のパノラマが楽しめる。4月から5月にかけてはツツジの赤で染まる絶景ポイントだ。
(文:JTBパブリッシング) - 日南日南
宮崎県南部に位置する日南市。日向灘に面しているが、海岸線まで山が迫っている地域が多く面積の8割近くが山林で占められている。こうした地形を象徴する観光名所が「鵜戸神宮」だ。太平洋に突き出した断崖の洞窟内に朱塗りの本殿があるのだ。境内には海が迫り波のしぶきがかかりそうなほど。海の絶景ポイントでもある。鵜戸神宮のすぐ北には海をバックにモアイ像が立つ公園「サンメッセ日南」という新たな見どころもある。
(文:JTBパブリッシング) - 吹上浜吹上浜
薩摩半島西部、東シナ海に面して続く砂丘海岸。全長は47キロにもおよび、いちき串木野市、日置市、南さつま市の3市にまたがる観光ポイントになっている。見どころは万之瀬川河口にある「吹上浜海浜公園」。110万平方キロもの広大な敷地にキャンプ場、ローラースケート場、自転車道、水遊びができる池などがある。河口にかかる「サンセットブリッジ」も絶景ポイントだ。この北にある「入来浜」では潮干狩りができる。
(文:JTBパブリッシング) - 鹿屋鹿屋
大隅半島の中央部に位置する鹿屋市。北と南には山地があるが、それ以外は平野が広がり農業と畜産が盛んなエリアだ。人気の観光ポイントは「霧島ヶ丘公園」。面積約56ヘクタール、標高160メートルほどの丘陵に広がる公園でキャンプ場、ゴーカート場、マウンテンバイクパークなどのレジャー施設があるほか展望台からは錦江湾に浮かぶ桜島や開聞岳などが望める。日本最大級のバラ園「かのやばら園」も隣接。
(文:JTBパブリッシング) - 志布志志布志
鹿児島県東部、大隅半島の東のつけ根に位置するのが志布志市。南部は志布志湾に面しているが、北部から東部にかけては山が連なり面積の約6割は山林という起伏が多いエリアだ。自然環境に恵まれ農業と畜産業が盛ん。そんな志布志市を一望できる場所がある。「陣岳国際の森」だ。景勝地「ダグリ岬」の背後にある陣岳の山頂付近、標高270mの高台にあり、ここから見る志布志湾や市街地は絶景だ。
(文:JTBパブリッシング) - 串間串間
宮崎県の最南端に位置し、鹿児島県と県境を接するのが串間市。西側は志布志湾、東側は日向灘に面し海の景勝地が多いエリアだ。なかでも一番人気の観光地が「都井岬」。岬から見る太平洋も絶景だが、それ以上に楽しみなのは野生の馬「御崎馬」と出会えること。江戸時代、高鍋藩が飼育放牧した軍用馬が野生化したもので、青い海をバックに小ぶりな馬たちが草原にたたずむ光景は美しい。海抜255メートルに立つ都井岬灯台も必見。
(文:JTBパブリッシング) - 知覧知覧
薩摩半島の南部に位置する南九州市にある知覧町。知覧には知名度を高めた2つの要素がある。ひとつは戦時中ここにあった陸軍飛行場から特別攻撃隊が飛び立ったこと。もうひとつは「知覧茶」ブランドの日本茶の名産地であることだ。「知覧特攻平和会館」には損傷したゼロ戦などのほか特攻隊員の遺書や写真等の遺品が展示されている。平和の大事さを考えさせてくれる場所だ。
(文:JTBパブリッシング) - 枕崎枕崎
薩摩半島南部に位置し東シナ海に面しているのが枕崎市。カツオの水揚げ量はトップレベル、鰹節の生産量は日本一を誇るカツオの町だ。新鮮なカツオを味わったり加工品を購入できる場所としては枕崎港にある魚市場「枕崎お魚センター」がある。近くにある「枕崎市かつお公社」ではカツオ加工品の製造工程の見学が可能だ。鉄道ファンにはJRの日本最南端の始発・終着駅である「枕崎駅」が人気。
(文:JTBパブリッシング) - 指宿指宿
薩摩半島南端にあるのが指宿市。東シナ海に向かうようにそびえる「開聞岳」と九州最大の湖「池田湖」がある自然環境に恵まれたエリアだ。指宿にはこの山の姿が見たくて来る人が多いと思わせるほど見事な円錐形の山が開聞岳。標高は924メートルと高くはないが、独立峰のため雄大さが際立つ。池田湖は周囲15キロ。青く澄んだ湖面が美しい。湖畔の「いけだ湖パクス」は湖と開聞岳の両方が見られる絶景スポット。
(文:JTBパブリッシング) - 肝付肝付
大隅半島の東部にあるのが肝付町。ロケット打ち上げ施設「内之浦宇宙空間観測所」があることで知られる。これまでの打ち上げ実績は400機以上。小惑星から表面物質を採取して帰還し話題になった「はやぶさ」もここから打ち上げられた。打ち上げスケジュール次第だが観測所は見学可能。打ち上げ場も見ることができる。「宇宙科学資料館」では宇宙観測器や衛星の模型などが展示され、宇宙開発の歴史が学べる。
(文:JTBパブリッシング) - 佐多佐多
本土最南端の佐多岬があるエリア。太平洋に向かって延びる大隅半島の先端部だ。南大隅町に含まれる。岬の周辺は公園になっており、北緯31度線のモニュメントや展望台、縁結びのご利益がある御崎神社、ソテツなどの亜熱帯植物の間に延びる遊歩道などがある。展望台からは太平洋はもとより西に開聞岳、南に種子島や屋久島も望める。佐多岬を海上から眺め、海中のサンゴ礁や魚も見ることができる展望船も出ている。
(文:JTBパブリッシング) - 種子島種子島
16世紀には鉄砲が伝来し、現代ではロケットが打ち上げられる宇宙センターがあることで知られる種子島。鹿児島市の南、135キロほどの洋上に浮かぶ南北に細長い島だ。見どころは「種子島宇宙センター」。1968年に小型ロケットの打ち上げに成功して以来、200機近い打ち上げ実績を持つ。約970万平方メートルの広大なセンターは事前予約で見学可能。併設の「宇宙科学技術館」では宇宙開発の歴史が展示を通して学べる。
(文:JTBパブリッシング) - 屋久島屋久島
本土最南端の大隅半島佐多岬の南約60キロの海上に位置する屋久島。面積の9割が森林で占められている。世界自然遺産に日本で最初に登録されたことでもわかるように豊かで美しい自然が残された島だ。全域が観光ポイントといっていいほど景勝地が多いが、一番の見どころは「縄文杉」。樹齢は2千年以上といわれ長い年月を生き抜いている姿には圧倒される。見に行くには徒歩で丸一日かける必要があるが、それだけの価値はある。
(文:JTBパブリッシング) - 奄美大島奄美大島
鹿児島県と沖縄県のほぼ中間の海上に位置するのが奄美大島。透明度の高い海に面した海岸線は景勝地の連続だし島内は原生林の豊かな自然が残っている。南国の島の魅力が詰まったエリアだ。敢えて観光スポットをあげると、海では「倉崎海岸」、「あやまる岬観光公園」、「大浜海浜公園」が美しい。島内では手つかず森が広がる「金作原原生林」や「黒潮の森マングローブパーク」がここでしか見られない風景だ。
(文:JTBパブリッシング) - 喜界島喜界島
奄美大島の東約25キロほどの海上に位置するのが喜界島だ。サンゴ礁が隆起してできた島で海岸はどこも美しいリーフが見られる。なかでも空港臨海公園にある「スギラビーチ」が美しいと評判だ。島内はサトウキビ畑ののどかな風景が広がり亜熱帯植物が彩りを添える。アサギマダラなどの貴重な蝶も多い。絶景ポイントは「百之台公園」。標高203メートルの台地に広がる公園で、エメラルドに輝く海が一望できる。
(文:JTBパブリッシング) - 徳之島徳之島
アマミノクロウサギをはじめ貴重な動物が数多く生息し固有動植物の宝庫といわれる徳之島。世界自然遺産にも登録されているように美しい海と山がある自然に恵まれた島だ。魅力を体感できるのが北部にある「金見崎」。樹齢300年以上のソテツがトンネル状に茂る道を行くと展望台に出る。眼下にはサンゴ礁の海、天候に恵まれれば加計呂麻島など奄美諸島を望める絶景ポイントだ。「喜念浜」など美しいビーチも多い。
(文:JTBパブリッシング) - 沖永良部島沖永良部島
鹿児島県に含まれるが鹿児島市からは約550キロ、沖縄本島からは約60キロと沖縄県に近いのが沖永良部島。隆起サンゴ礁の島でビーチはどこも美しくシュノーケリングが楽しめる。海の景勝地は「ウジジ浜公園」。波で削られた奇岩が海上に並び幻想的な風景が広がる。ここは西郷隆盛が34歳の時、流刑となって1年6か月を過ごした島でもある。和泊町にある「西郷南洲記念館」には西郷が過ごした格子牢が復元されている。
(文:JTBパブリッシング) - 与論島与論島
沖縄本島の北、約20キロの位置にあるのが与論島。サンゴ礁が隆起してできた島だ。来島者の目当ては美しいビーチ。リーフの間を泳ぐ熱帯魚の光景に魅かれてリピートする人も多い。ビーチはどこも美しいが、とくに人気があるのは「百合ケ浜」だ。東部の大金久海岸の沖合に春から夏にかけての干潮時、白砂の浜が現れる。船に乗って渡る四方を海で囲まれた浜というロケーションと透明度は感動ものだ。
(文:JTBパブリッシング) - 大宜味大宜味
沖縄県北部に位置する大宜味村。東シナ海に面する西側は美しい海岸線が続いているが平地はわずかで面積の7割以上が山林だ。村が誇るのはシークヮーサーの生産量が日本一であること。シークヮーサーは健康に良い成分を豊富に含んでいる。大宜味村は「長寿の里」といわれているが、この果実が関係しているのかもしれない。「大宜味シークヮーサーパーク」では加工場を見学したり飲料や料理を味わうことができる。
(文:JTBパブリッシング) - 本部本部
沖縄県中部、東シナ海に突き出した本部半島の先端部に位置するのが本部町。1975年に行われた沖縄国際海洋博覧会の会場になった町だ。会場跡地は「国営沖縄記念公園」になっている。71.8ヘクタールの広大な園内にはジンベイザメやマンタが見られる「沖縄美ら海水族館」や沖縄特有の植物を栽培する「おもろ植物園」、太平洋地域の海洋民族の歴史や文化を紹介する「海洋文化館」などがあって人気の観光地になっている。
(文:JTBパブリッシング) - 名護名護
沖縄本島北部の山原地域の入口にあたるのが名護市だ。西が名護湾、東が太平洋、北が屋我地島に囲まれた羽地内湾と3方を海に囲まれている。どの海岸線も美しいが景勝地として人気があるのが羽地内湾。コバルトブルーの海に緑の小島が浮かぶ風景は必見だ。標高120メートルほどの高台にある「嵐山展望台」から望むことができる。名護湾に突き出したブセナ岬にある「海中展望塔」ではサンゴ礁の中を泳ぐ魚たちの姿を楽しめる。
(文:JTBパブリッシング) - 金武金武
沖縄本島中部の東側に位置し太平洋に面しているのが金武町。面積の約60パーセントを米軍用地(キャンプ・ハンセン)が占め、米兵相手の繁華街だった新開地はアメリカ的な店が並ぶ。ここは沖縄のソウルフード「タコライス」の発祥地でもある。観光施設としては「ネイチャーみらい館」。マングローブ林のなかをカヌーで通り抜けたり、シーサーの色づけをするなど沖縄ならではの体験ができる。
(文:JTBパブリッシング) - 久米島久米島
沖縄本島の西約100キロの海上に位置するのが久米島だ。海洋深層水が豊富に採取できる島で、この水を使って養殖した車エビは生産量日本一を誇る。美しいビーチがあるのも特徴で、とくに人気があるのは「はての浜」。島の南東約5キロの海上にある白浜の砂州で全長は7キロにもおよぶ。コーラルブルーの海と白浜だけの風景は感動的だ。シュノーケリングの名所でもある。船で30分ほどかかるが行く価値は大だ。
(文:JTBパブリッシング) - 宜野湾宜野湾
沖縄本島南部、東シナ海に面するのが宜野湾市だ。那覇市に近く都市化が進んでいるが、海に入ればサンゴ礁の間を魚たちが泳ぐ豊かな自然が広がる。人気のスポットは「宜野湾海浜公園」。158平方キロの広大な園内にはさまざまなレジャー・スポーツ施設がある。なかでも西側にある「トロピカルビーチ」は白砂の浜とブルーの海が広がるビーチで海水浴だけでなくバナナボートやシーカヤックなどのアクティビティが楽しめる。
(文:JTBパブリッシング) - うるまうるま
沖縄本島南部に位置するうるま市。太平洋に突き出た勝連半島と道と橋でつながった平安座島、宮城島など10の島から成る。観光ポイントはこの島まで行く「海中道路」。勝連半島と平安座島を結ぶ海上の道で全長は約5キロ。片側2車線の自動車道と歩道がある。青く澄んだ海の上を走る気分は爽快だ。道の中間点にある「海の駅あやはし館」では特産品の売店やレストランなどがある。この先の島々にも景勝地が多い。
(文:JTBパブリッシング) - 那覇空港那覇空港
日本有数の観光地である沖縄の玄関口として、日々多くの人が利用している那覇空港。国内線エリアと国際線エリアはひとつの建物内にあり、徒歩数分の距離で行き来ができる。そのため国内線・国際線の利用にかかわらず、両エリアの土産品店などが利用できる。1階の到着ロビーは、タクシー乗り場や路線バス乗り場と直結している。沖縄都市モノレール「ゆいレール」を利用の場合は、2階の出発ロビー連絡通路を通ってアクセスできる。
(文:JTBパブリッシング) - 那覇那覇
沖縄本島南部に位置する県庁所在地。那覇空港や那覇港がある沖縄県の玄関口であり経済・文化の中心でもある。那覇市を代表する観光スポットは「国際通り」。沖縄の戦後復興の象徴であり最大の繁華街だ。土産物や伝統工芸品の店、沖縄グルメが味わえる飲食店などが並ぶ。国際通り周辺には沖縄の食材が集まる「牧志公設市場」やノスタルジックなアーケード街「平和通り商店街」など寄りたくなる場所が多い。
(文:JTBパブリッシング) - 首里首里
琉球王国の政治・外交・文化の中心地として威容を誇った首里城。その城跡を中心として整備された歴史と文化をテーマにした広大な公園が首里城公園。日本と中国の文化を融合した独特の建築様式や石積み技術に、文化的にも歴史的にも高い価値があるとされる首里城跡は国指定史跡。その周辺には守礼門、円鑑池、龍潭、円覚寺跡などの見どころが点在し散策にも好適だ。
(文:JTBパブリッシング) - 赤嶺赤嶺
那覇市西部に位置する沖縄都市モノレール線「赤嶺駅」周辺のエリア。赤嶺駅は「日本最南端の駅」だ。那覇空港と那覇市街地を結ぶモノレールは2003年に開業したが、この時、それまで最南端だったJR指宿枕崎線西大山駅の位置が南に大きく更新されのだ。駅前にはその記念碑が立っている。赤嶺駅は海上・航空自衛隊那覇基地の最寄り駅だが、駅の南東には旧海軍司令部跡地の「海軍壕公園」がある。
(文:JTBパブリッシング) - 与那原与那原
那覇市の東に位置する与那原町には、少しマニアックな資料館がある。「町立軽便与那原駅舎展示資料館」だ。昔、沖縄には鉄道があった。那覇と与那原を結んだ軽便鉄道の与那原線だが戦争により破壊され消滅。町はその記録を残そうと駅を復元して資料館にし歴史を写真や映像で紹介している。毎年、夏に行われる伝統行事「与那原大綱曳」の資料館もある。実際に使用した重さ5トンもの綱を展示。映像でその迫力を追体験できる。
(文:JTBパブリッシング) - 宮古島宮古島
沖縄本島の南西約290キロの海上に位置するのが宮古島。島全体がおおむね平坦で低い台地をなし、海岸線にはどこもサンゴ礁が見られる。飛び切りスケールが大きいのは島の北15キロの沖合にある「八重干瀬」だ。南北約17キロ、東西約6.5キロという日本最大級のサンゴ礁で、ダイバーなら誰もが憧れる海中のパラダイス。ボートをチャーターして行くこともできるが、安全のためツアーに参加するのがおすすめだ。
(文:JTBパブリッシング) - 豊見城豊見城
沖縄本島南部に位置し東シナ海に面する豊見城市。那覇空港からクルマで15分ほどで美しい海が楽しめるエリアだ。「豊崎海浜公園」が定番の観光ポイントだが、注目したいのは2015年に誕生したリゾート型商業施設「瀬長島ウミカジテラス」。海に突き出した瀬長島の円形斜面に白いショップが並ぶ光景は地中海のリゾートそのもの。夕陽に染まる海を見ながらムーディな時間を過ごせる場所だ。
(文:JTBパブリッシング) - 南風原南風原
沖縄本島南部の内陸にあるのが南風原町。那覇市と隣接しておりベッドタウンとして都市化が進んでいるが、もともとは農業が盛んなエリアだ。南国特有のスターフルーツやカボチャが特産品。これらは「ファーマーズマーケットくがに市場」で買える。また、織物の町でもある。「琉球かすり」や「南風原花織」といった伝統の織物が今もつくられている。「琉球かすり会館」ではそうした織物やポーチなどの織物製品を展示販売している。
(文:JTBパブリッシング) - 南城南城
沖縄本島南部の東側に位置するのが南城市。太平洋に面し沖合の久高島を含む。ここも「新原ビーチ」など美しい海岸や景勝地は多いが、注目したいのは「おきなわワールド」だ。名前のとおり沖縄の魅力を詰め込んだテーマパーク。沖縄特産のフルーツが栽培される南洋フルーツ園、琉球王国時代を再現した城下町、琉球ガラスの製造体験にヘビとマングースの対決ショーまであり、ここにくれば沖縄の良さが再認識できる。
(文:JTBパブリッシング) - 与那国島与那国島
日本最西端にあるのが与那国島。台湾から約111キロしか離れていない国境の島だ。東西に長い形状で西の突端「西崎」には「日本最西端の地」の碑が立つ。東端の「東崎」は海抜100メートルほどの断崖の上に草原が広がり、与那国馬が草を食んでいる光景が見られる。人気ドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地でもある。海際に建つ診療所は撮影時のまま残っており、ファンの来訪が絶えない。
(文:JTBパブリッシング) - 糸満糸満
沖縄本島最南端にあるのが糸満市。第二次世界大戦末期にあった沖縄戦の激戦地であり終焉の地であることから市の南部は「沖縄戦跡国定公園」に指定されている。ここには慰霊の碑や平和を願う施設が集中。沖縄戦の犠牲者の名を刻んだ平和の礎、記録を展示する沖縄県平和祈念資料館、各県の慰霊碑などがある「沖縄平和祈念公園」、ひめゆり学徒隊の慰霊碑「ひめゆりの塔」などで、慰霊に訪れる人が多い。
(文:JTBパブリッシング) - 八重瀬八重瀬
沖縄本島南部に位置する八重瀬町はシーサー発祥の地といわれている。沖縄の家屋の屋根などに設置され睨みを利かせる伝説の獅子像シーサー。魔除けになることから土産物としても人気だが、現存する最古にして最大の獅子像が八重瀬町の「富盛のシーサー」だ。つくられたのは17世紀。それ以前にも琉球王朝で獅子像が置かれることはあったが、魔除けの目的で設置されたという言い伝えがあるのが、この石像なのだ。
(文:JTBパブリッシング) - 西表西表
沖縄本島の南西400キロあまりの海域に連なるのが八重山諸島。そのなかで最も大きい島が西表島だ。イリオモテヤマネコをはじめとする希少な動植物が生息・繁茂している。手つかずの自然が残っている証拠だ。観光はそうした自然の鑑賞とアクティビティで体感することが目的となる。海のスポットとしては星の形をした砂がある「星砂の浜」、透明度が魅力の「イダの浜」。希少生物に触れたい人は「西表野生生物保護センター」へ。
(文:JTBパブリッシング) - 石垣島石垣島
八重山諸島の中心的島。沖縄と空路で結ばれる石垣新空港があり各島への船便が出る石垣港がある八重山諸島の玄関口だ。石垣島も景勝地の宝庫。コバルトブルーの海に小島が点在する「川平湾」、北半球最大級のアオサンゴの群生地「白保海岸」などだ。星空を見る名所でもある。離島で周囲に光がなく空気も澄んでいることから晴天時は日本で一番多くの星が見られるのだ。赤外線反射式望遠鏡を備える「石垣島天文台」はその中心。
(文:JTBパブリッシング) - 波照間波照間
日本最南端の島が波照間島。島の南には「日本最南端の地」の石碑が立っているが、他にも郵便局やペンション、役場など、この島にある施設の多くが「最南端の」を称号にしている。海が美しいのはいうまでもないが、島の南と北では対照的な表情を見せる。南にある「高那崎」は断崖が続く迫力満点の光景、北の「北浜」は白い浜とコバルトブルーの海が印象的な穏やかな光景が見られる。島内で遊泳が可能なのはここだけだ。
(文:JTBパブリッシング) - 竹富島竹富島
石垣島の石垣港の西6キロほどに位置するのが竹富島。魅力は昔ながらの集落の風景だ。赤レンガ屋根の素朴な家が並び、白砂の通りにはサンゴ石を積み上げた石垣。その間には南国の陽光に映える鮮やかな花々。そして極めつけが「水牛車」。観光客を乗せた車を水牛が引き、ゆっくりと集落や観光ポイントを巡る。心が穏やかになる景色ばかりなのだ。景勝地としては白砂が美しい「コンドイ浜」、夕陽の名所「西桟橋」がある。
(文:JTBパブリッシング)
- 上にもどる
- 閉じる