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悪魔城ドラキュラ

すべてはここから始まった・・・ 玄人向けホラーアクション第一弾

  • 発売日:1986年9月26日
  • 機種:ファミリーコンピュータ ディスクシステム

Story

中世ヨーロッパにある平和な小国トランシルバニア。この国にはドラキュラにまつわる伝説がある。

『魔王ドラキュラは百年に一度、キリストの力が弱まるころ、邪悪な心を持つ人間の祈りによって復活する。そして、その復活のたびに、彼の魔力は強くなる。』

ある年のイースターの夜、街ではキリストの復活を記念して盛大なカーニバルが催されていた。
それはかつての英雄クリストファー・ベルモンドがドラキュラを滅ぼしてから、ちょうど百年が経とうとしていた時だった。

突如、邪悪な雷雲が町をおおい、一筋のいなずまが修道院をつらぬいた瞬間、暗黒の野望を持つ魔王ドラキュラが再びこの世に舞いもどった。

この危機を救おうと、ベルモンド一族の血を受け継ぐ青年シモンは、父ゆずりの不思議な力を秘めたムチを手に、1人ドラキュラ城へ乗り込んで行ったのだった。

Game

ディスクシステムの登場から約半年後に発売された、 記念すべきシリーズ第1作目。
当時のアクションゲームの攻撃手段はパンチやキックといった直接的なものか、あるいは飛び道具だった。そこで登場した『ドラキュラ』の「ムチ」は、すべてのユーザーに新鮮さを 与えることになる。攻撃までにひと呼吸あるかわりに、 射程距離が少しだけ長い。
このムチをいかに使いこなすかが『ドラキュラ』攻略に必要不可欠な要素だった。 いまだに、ムチを振るう感覚は同シリーズでしか味わえない。
長年にわたって『ドラキュラ』が愛され続ける理由のもうひとつに、徹底した雰囲気作りが挙げられるだろう。
フランケンシュタインや狼男、死神といった西洋のモンスターを集め、さらに重厚かつ荘厳なBGMを流すことで、力強くも儚い、そんな恐怖を演出しているのだ。

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