デジタル
エンタテインメント事業

新しいユーザー体験の創出
KONAMIのデジタルエンタテインメント事業は、これまで50年以上にわたり、時代の変化をとらえ、常に独創的で新しいゲームコンテンツとその楽しみ方を提供してきました。
1970年代初期のアミューズメント機器(アーケードゲーム)の製造販売を始めとして、1980年代以降は家庭用ゲームの制作、2010年代以降はモバイルゲームの制作・配信をいち早く開始しました。
近年は、クラウドゲームプラットフォームやマルチデバイスでのタイトル提供を開始し、継続運営型サービスの強化をさらに推進しています。2022年1月に配信を開始した対戦型カードゲーム『遊戯王 マスターデュエル』は、最新の家庭用ゲーム機とモバイルのどのプラットフォーム間でも対戦ができるクロスプラットフォームプレーに対応し、より多くのプレーヤーとオンライン対戦が可能になりました。
また、ゲームを競技としてとらえる「eスポーツ」のリーディングカンパニーとして、大会やイベントをオンラインで実施し、新しいユーザー体験の創出に取り組んでいます。
これからも、各種デバイスの高性能化や「5G/6G」、「AI」などの新たな技術を活用して、次なるイノベーションへのチャレンジを続けていきます。
多様なゲームコンテンツ
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モバイルゲーム
「eFootball™」「遊☆戯☆王」「パワフルプロ野球」シリーズ、『EDENS ZERO Pocket Galaxy』、『プロ野球スピリッツA(エース)』、『Jリーグクラブチャンピオンシップ』など、モバイルゲームの制作、配信
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家庭用ゲーム
「eFootball™」「遊☆戯☆王」「パワフルプロ野球」「桃太郎電鉄」「メタルギア」「ボンバーマン」シリーズ、『eBASEBALLプロ野球スピリッツ2021 グランドスラム』など、多彩で豊富なラインアップを有し、ワールドワイドに展開
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カードゲーム
『遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』を中心に、アニメやコミックのキャラクターを使用したカードゲームを制作、販売
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クラウドゲーム
Googleが提供する「Stadia™」や、Amazonが提供する「Luna」へ参入し、『SUPER BOMBERMAN R ONLINE』、『Contra Anniversary Collection』など、人気コンテンツを制作、配信
eスポーツのさらなる
拡大・活性化に注力
KONAMIは、2001年から「eFootball™」シリーズの世界選手権、2003年から「遊☆戯☆王」シリーズの世界選手権、2016年から「パワフルプロ野球」シリーズの日本選手権など、多様なゲームコンテンツを活用してeスポーツ大会を開催しています。
さらに、2020年には、事業の新たな拠点「コナミクリエイティブセンター銀座」に、eスポーツの配信に特化した施設「esports 銀座 studio」、eスポーツデバイスの体験型ショールーム「esports 銀座 store」、eスポーツ界で活躍できる人材を育成する「esports 銀座 school」を開設し、eスポーツのさらなる拡大・活性化に向けて、さまざまな新しい取り組みを行っています。
近年の主なeスポーツの取り組み | |
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「eFootball™」シリーズ | |
2020年 |
「eFootball League 2020-21シーズン」を開催
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2021年 | 公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)と共同で、「明治安田生命eJリーグ ウイニングイレブン 2021シーズン」を開催 |
「パワフルプロ野球」シリーズ | |
2020年 | 一般社団法人日本野球機構(NPB)と共同で、プロ野球応援企画「プロ野球 "バーチャル"開幕戦 2020 powered by eBASEBALL」、「日本生命 "バーチャル"セ・パ交流戦 powered by eBASEBALL」を開催 |
「eBASEBALL プロリーグ」2020シーズンを開催
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2021年 | 「eBASEBALL プロリーグ」2020シーズン関連資料を野球殿堂博物館に寄贈 |
一般社団法人日本野球機構(NPB)と共同で、「eBASEBALLパワフルプロ野球 eオールスター2021」を開催 | |
「プロ野球スピリッツ」シリーズ | |
2020年 | 「プロ野球スピリッツ 王座決定トーナメント2020」を開催 |
「プロスピA チャンピオンシップ」を開催 | |
2021年 | 一般社団法人日本野球機構(NPB)と共同で、「eBASEBALLプロスピAリーグ」2021シーズンを開催 |
「遊☆戯☆王」シリーズ | |
2021年 |
2020年に引き続き、モバイル・PCゲーム『遊戯王 デュエルリンクス』にて、大規模オンライン世界大会「KCグランドトーナメント2021」を開催
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最新技術を用いた
コンテンツを展開
KONAMIは、これまで、最新技術を用いた数多くのコンテンツを展開してきました。
『eFootball™ 2022』では、選手のボディスキャンや、実在するスタジアムの高精度3Dスキャンをはじめとした技術に加えて、独自のサッカーゲームエンジンの開発・導入により、選手の細かいステップやグラフィックなどが再現可能になりました。
また、「プロ野球スピリッツ」シリーズでは、3Dスキャン技術で12球団の選手の360°撮影を行い、選手の顔やフォームを忠実に再現し、シーズンごとの実績データを基に選手ごとのAIを搭載することで、本物さながらの試合の臨場感を再現しています。
その他にも、『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS』『eBASEBALLパワフルプロ野球2020』でのVR対応や、『遊戯王オフィシャルカードゲーム』世界選手権でのARデュエルなど、最新技術を用いて「新しいユーザー体験」を創出する取り組みを続けています。



国内外で知名度の高い
ブランドを数多く展開
全世界でシリーズ累計販売本数1億1,250万本を超える「eFootball™」(旧シリーズ名「ウイニングイレブン」)シリーズ、 5,880万本を超える「メタルギア」シリーズ、 2,420万本を超える「パワフルプロ野球」シリーズなど、KONAMIは、国内外で知名度が高いタイトルを数多く保有しています。また、モバイル端末・ゲーミングプラットフォームに向けたゲームの制作・配信も積極的に推進しており、全世界で多くのお客さまに楽しんでいただいています。
家庭用ゲーム | ||
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タイトル名 | 発売開始 時期 |
累計販売本数 |
「eFootball™」 シリーズ |
1995年 | 1億1,250万本 |
「メタルギア」シリーズ | 1987年 | 5,880万本 |
「パワフルプロ野球」 シリーズ |
1994年 | 2,420万本 |
モバイルゲーム | ||
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タイトル名 | 配信開始 時期 |
累計ダウンロード数 |
「eFootball™」シリーズ | 2017年5月 | 5億2022年2月時点 |
遊戯王 デュエルリンクス | 2016年11月 | 1.5億2022年3月時点 |
実況パワフルプロ野球 | 2014年12月 | 4,600万2022年2月時点 |
プロ野球スピリッツA (エース) |
2015年10月 | 3,000万2022年3月時点 |
事業会社
- 株式会社コナミデジタルエンタテインメント (日本)
- Konami Digital Entertainment, Inc. (アメリカ)
- Konami Cross Media NY, Inc. (アメリカ)
- Konami Digital Entertainment B.V. (イギリス)
- Konami Digital Entertainment Limited (香港)
グローバル展開
日本、北米、欧州、アジアの各地域で独自性の高いコンテンツを
創出し、国境を越えて、さまざまな地域で展開しています。
