コナミスポーツマスターインストラクター大石鉄也のサッカーコラム SOCCER COLUMN by Tetsuya Oishi

自身のサッカーレベルを高めていくために

vol.113 | 2022/8


8月に入り暑い日が続きます。
熱中症や夏バテにならないよう、食事(栄養)、睡眠をしっかりと取り体調管理には十分に注意しましょう。

今月は、自身のサッカーレベルを高めていくために参考にしてほしいことをお話します。
自身をレベルアップさせたい、もっともっと上手くなりたいと思っている子はたくさんいると思います。そんな子どもたちのために少しでも参考になってくれたらいいと思います。


■ やはり1番はボールにたくさん触ること

やはり、なんといっても上手になりたいのなら、ボールにたくさん触ることが1番必要です。
誰よりもたくさん、身体の様々な部位でボールに触ることができれば、自然とボールコントロールのレベルが上がり、ボールを自由自在に扱えるようになります。
ボールさえあれば1人でもボールコントロールは身に付けることが出来るようになります。
では、1人で何を練習するのかというと、リフティングとドリブルです。リフティングとドリブルは、仲間がいなくても、広いスペースがなくても、ボールさえあれば無限に練習ができます。
リフティングはよく何百回、何千回できたということを耳にします。もちろん、たくさんの回数を続けることは素晴らしいです。でも、私は常に安定して30回出来れば十分だと思っています。
回数よりも、どこの部位でも安定してリフティングが出来るようになることが重要だと思っています。
インステップ、モモ、インサイド、アウトサイド、頭、肩、かかと、など身体のどの部位でも常に安定して30回リフティングができるようになることが、プレーの幅を広げる要素だと思っています。
さらには、動きながらのリフティング、高さを変化させ調整しながらのリフティング、ストッピングを入れたリフティングなど様々なバリエーションでリフティングができるようになることで、ボールフィーリングが身に付き、トラップやキックなどボールをミートする技術アップに繋がります。
ドリブルも同じで、様々な部位や利き足だけでなく、逆の足も使いながらボールを運ぶ練習を繰り返すことで、どんな状況でも思ったところにスムーズにボールを運ぶことが出来るようになります。
とにかくボールに触る回数を増やす(毎日触る)ことがボールコントロールのレベルを高めるためには必要不可欠となります。


■ 情報収集

先程は、ボールに触る回数を増やすことで、ボールコントロールのレベルが高まることをお話しました。
それにプラスして自身をレベルアップさせるためには、情報収集をすることです。
情報収集とはいろいろありますが、例えば、上手な選手の試合や練習を観る、現役サッカー選手や元サッカー選手、指導者など経験豊富な人の対談などを聞いたり読んだりするなどがあります。
皆さんは、情報収集として試合を観ることがたくさんあるかと思います。試合を観て、上手な選手のプレーを観て、自分と同じポジションの選手を観て参考にすることはすごくためになることです。
また、試合は観る機会があると思いますが、練習を観る機会は普段あまりないと思います。
私は、練習を観て学ぶことも非常に重要だと思っており、どんなことを意識して目の前の練習に取り組んでいるのかなど、練習を観ることで練習に取り組む意識や姿勢が変わってくると思います。
あとは、経験豊富な選手や指導者の対談などを聞くことでも、非常に参考になるアドバイスや試合で活躍できる選手とはどんな選手なのかなど感じることが出来ると思います。
いまは、YouTubeなどで試合はもちろん、練習や経験豊富な選手、指導者の対談なども観ることができます。
様々な情報を収集することで、悩みが解決したり、練習の取り組みに変化が出たり刺激になることはたくさんありますので、是非、情報収集したうえで、自身の練習に繋げてほしいと思います。


■ まとめ

やはり自身をレベルアップしていくためには、ボールに触る回数を増やしボールを自由自在に扱えるボールコントロールを身に付けることが必要不可欠となります。
常に誰よりもたくさんボールに触る(練習する)ことを心がけてほしいと思います。また、たくさん情報収集をすることで、練習や試合への取り組み方に変化がでてくると思います。観て、感じて、考えることでたくさんの刺激を受けることは、必ず、レベルアップに役立つはずです。
いまは、情報収集を出来る環境が整っているので、練習にプラスして、積極的に情報収集することで、学べることはとことん学び、どんなことにも積極的にチャレンジして自身の成長に繋げてほしいと思います。

プロフィール

大石 鉄也

1979年11月26日生まれ。静岡学園高等学校から川崎フロンターレ入団。(在籍8年)川崎フロンターレ在籍時代に1年間、ブラジルグレミオに留学。2004年に現役を引退。現在は、子どもたちへの指導を行いつつサッカースクールカリキュラム開発及び指導者の育成にあたる。