コナミスポーツマスターインストラクター大石鉄也のサッカーコラム SOCCER COLUMN by Tetsuya Oishi

新年度になりサッカーを習いはじめた子どもと保護者のみなさんへ

vol.62 | 2018/05

5月に入り、日々、暑さが増してきます。熱中症にならないためにも、運動中は勿論ですが、水分補給をこまめに行うようにしましょう。

先月は、サッカー日本代表のお話しをさせていただきました。
その後、日本代表監督が解任されるという、日本サッカー界にとって大きなニュースがありました。ワールドカップ開催2ヶ月前にしての監督解任については、様々な意見があることと思いますが、これから選ばれる日本代表選手が、世界の大舞台で自身の力を存分に発揮し、伸び伸びとサッカーを楽しんでもらえるような環境を、後任の日本代表監督には作っていただきたいと思います。監督交代をマイナスではなく、プラスに考えてみんなで日本代表を応援しましょう!!

今月は、新年度になり新たにサッカーを習い始めた子どもと保護者向けにお話ししたいと思います。

新年度になると、サッカーに限らず習い事を始める子どもはたくさんいます。
新たに習い事を始める時は、誰でも期待を持ちつつ不安な気持ちが大半を占めていると思います。
特にサッカーは、足でボールを扱うスポーツですので、習い始めの頃は非常に苦労するのではないかと思います。
なかなか思うようにボールコントロールが出来ずに、難しいと感じたり、時にはイライラしたり、飽きてしまったりすることがあるかもしれません。でも、心配することはありません。なぜなら、それは、新たに始める子どもたちがみんな感じる気持ちだからです。ここからが、大切なスタートになります。

誰もが、はじめからサッカーボールを足でうまく扱えるわけはありません。
例えば、人は生まれてすぐ歩けるわけではありません。
個人差はありますが、歩けるようになるまでに床を這い這いすることからはじまり、つかまり立ちをして、立っては転びを何度も何度も繰り返し、ようやく一人で歩けるようになります。
人が歩けることは、みんな普通のことだと思っていますが、実は一人で歩けるようになるまでに、たくさんの時間と失敗を繰り返してきた結果なのです。

サッカーも同じです。最初は足でボールを扱おうとすると、ボールがあっちこっち転がって思ったとおりにコントロールできません。はじめたばかりなので、これは当たり前のことなのです。
ボールコントロールを身に付けていくためには、歩くことができるようになるまでと同じように、これから何度も何度も失敗を繰り返すことが大切なのです。
すぐに出来ないからといって焦る必要は全くありません。
練習を繰り返すなかで、たくさんの失敗を重ねていきながら、コーチのアドバイスをよく聞いて何度も何度もチャレンジしてください。
保護者の方は、子どもが歩けるようになるまでのことを思い出して、子どもが失敗を重ねながら何度も這い上がり頑張っている姿を、子どもに寄り添って応援してあげてください。

コナミスポーツクラブサッカースクールでは、子どもたちがサッカーを楽しみながら成長していただけるように、長い目で焦らず、子どもたちとしっかり向き合い、子どもたちの気持ちに寄り添って指導していきたいと思います。

プロフィール

大石 鉄也

1979年11月26日生まれ。静岡学園高等学校から川崎フロンターレ入団。(在籍8年)川崎フロンターレ在籍時代に1年間、ブラジルグレミオに留学。2004年に現役を引退。現在は、子どもたちへの指導を行いつつサッカースクールカリキュラム開発及び指導者の育成にあたる。