コナミスポーツマスターインストラクター大石鉄也のサッカーコラム SOCCER COLUMN by Tetsuya Oishi

見ることの大切さ

vol.59 | 2018/01

毎日寒い日が続いていますが、体調を崩したりしていませんか?
インフルエンザも流行していますので、手洗いうがいをこまめに行い、体調には十分に気を付けてください。

いよいよ今月よりJリーグ2018シーズンが開幕します。
6月には、4年に1度サッカー世界一の国を決めるワールドカップ(ロシア大会)が開催されます。
サッカー界がおおいに盛り上がる年であり、世界のサッカー選手たちの素晴らしいプレーを見る機会も増えると思います。

そこで、今月は、『見ることの大切さ』についてお話をします。
サッカーが上達したいと思う子供たちは、世の中にたくさんいます。
上達するには、サッカーボールにたくさん触り、たくさん練習することが1番重要です。

そして、さらにサッカーが上達するためには、もう一つ重要な要素があると私は思っています。
それは、『見ること』です。
「見る」というより、「観察する」という言葉の方が良いかもしれません。
自らが感心した、あるいは、感動したプレーをイメージし、それを『真似』してみることが、自身のレベルアップに繋がると感じています。

まずは、純粋な感性を尊重し、上手な選手のプレーを観察し真似してみることです。
もちろん、真似をしたからといって、すぐに、簡単にできるようにはなりません。
それでも、何回も真似を続けていると、不思議なことに試合中や練習中に突然できるようになることがあります。これは、何度も観察して、真似をしているうちに、頭の中にそのプレーのイメージが植え付けられているからです。

私も小学生の時期は、毎日サッカーボールに触り練習をしていましたが、練習以外に、上手な選手のプレーを集めたビデオを何回も何回も繰り返し見ていました。
ビデオを見ては、そのプレーを実際に真似することを繰り返していました。
勿論、同じようには出来ませんでしたが、似たようなプレーが出来たことはありました。
何回もそのプレーを見ては真似をして、真似をしてはまた見てを繰り返すことで、知らず知らずのうちに頭の中でそのプレーがイメージされていたのだと思います。

私の小学校の頃とは違い、今はたくさんサッカーを見ることの出来る環境が整っています。
日本のサッカーは勿論、海外のサッカーも簡単にテレビで見ることが出来る時代になり、たくさんの素晴らしい選手のプレーを見ることが出来る素晴らしい環境にいると思います。

もちろん、サッカーボールを毎日触り練習することが、うまくなるためには1番重要なことです。引き続き、努力をしてほしいと思います。
そのうえで、さらに『見る』ことを意識して、素晴らしい選手の良いプレーを観察する機会をたくさん増やし、それを実際に真似してほしいと思います。
これからも、サッカーの上達を目指して、日々、少年団・クラブチームで行っている練習に加えて、『見る』ことも大切な練習になるということを意識して、日々、頑張ってもらえたらと思います。

プロフィール

大石 鉄也

1979年11月26日生まれ。静岡学園高等学校から川崎フロンターレ入団。(在籍8年)川崎フロンターレ在籍時代に1年間、ブラジルグレミオに留学。2004年に現役を引退。現在は、子どもたちへの指導を行いつつサッカースクールカリキュラム開発及び指導者の育成にあたる。