コナミスポーツマスターインストラクター大石鉄也のサッカーコラム SOCCER COLUMN by Tetsuya Oishi

技術に特化する指導への拘り

vol.48 | 2017/03

3月に入りました。寒い日・暖かい日が繰り返すので、体調を崩しやすい時期でもあります。手洗い、うがいをこまめに行い、体調管理には十分に気をつけるようにしてください。

今月は、コナミスポーツクラブサッカースクールで実践している指導についてお話します。 コナミスポーツクラブサッカースクールでは、『将来に繋がる技術習得』をコンセプトに、サッカーにおいて基本となる『リフティング』・『ドリブル』の技術練習に特化した指導を実践しています。

リフティングとドリブルには、サッカーをしていくうえで非常に重要な要素が含まれています。
リフティングは、ボール感覚を掴む・ボールをミートする・ボールを吸収するなど、キックやトラップの技術上達に繋がります。
ドリブルは、様々な足の部位を使うことで、思ったとおり自由自在にボールを扱うためのボールコントロールの技術上達に繋がります。

基本的な練習ですが、技術習得のために非常に重要な要素を含むリフティングとドリブルを大切に考え、そこに特化した練習を実践しています。
以前にもコラムの中でお話しましたが、技術習得は、繰り返しの練習がとても大事です。
たとえ、半年や1年と時間をかけたとしても、技術は完全に身に付きません。
何万回、何十万回、何百万回・・・と幾度となく繰り返し、出来るだけ多くボールに触れることが大事です。

小学生の時期に、技術の大切さを知ってもらい、少しでも技術を身につけることが、
将来のために大切だからこそ、コナミスポーツクラブサッカースクールでは、リフティングとドリブルの反復練習に拘って指導しています。

私も子供の頃、がむしゃらにリフティング・ドリブルの練習をしていました。技術の源流は、この頃のリフティング・ドリブル練習があると思っています。

さて、サッカーを習っている目的は、子どもたちによってそれぞれあると思います。
プロサッカー選手を目標にしている子、現在の所属しているチームでレギュラーになりたい子、友達と楽しくやりたい子など、様々な目的のもとサッカーを習っていると思いますが、目的はそれぞれでも、まずはサッカーを楽しむために、共通して必要なことが、たくさんボールを触り、ボールを扱う技術を身につけるということです。

その中で、プロを目指す子は、人一倍たくさんボールに触り、人一倍努力してさらなる技術を身につけることが必要になるでしょう。
また、プロは目指していないけど、友達と楽しくサッカーがやりたい、気楽に楽しみたいと思う子も同じく、ある程度の技術を身につけることでサッカーがもっと楽しくなるはずです。
サッカーは、思ったところにボールを運び、思ったところにボールを止め、思ったところにボールを蹴ることが出来ることで、サッカーをする楽しさ、魅力が実感できます。
楽しさが実感できれば、生涯楽しくサッカーを続けることができます。

サッカーを生涯好きで、楽しく続けていくために必要な技術を身につけること、小学生の大切な時期に確かな技術を身につけることで、中学、高校、大学、社会人になっても多くの仲間とサッカーを楽しむことが出来るはずです。
子どもたちが、生涯サッカーを好きで、楽しめるように、これからも『将来に繋がる技術習得』をコンセプトに、技術に特化した指導に拘っていきたいと思います。

プロフィール

大石 鉄也

1979年11月26日生まれ。静岡学園高等学校から川崎フロンターレ入団。(在籍8年)川崎フロンターレ在籍時代に1年間、ブラジルグレミオに留学。2004年に現役を引退。現在は、子どもたちへの指導を行いつつサッカースクールカリキュラム開発及び指導者の育成にあたる。