コナミスポーツマスターインストラクター大石鉄也のサッカーコラム SOCCER COLUMN by Tetsuya Oishi

やり続けること

vol.40 | 2016/07

いよいよ7月に入り暑い夏がはじまります。暑い中でのサッカーの練習、試合は大変ですが、水分補給をこまめに行いながら、体調管理をしっかりと行ったうえで、サッカーに打ち込んでいきましょう。

今月は、『やり続ける』ことの大切さについてお話をします。
今、コナミスポーツクラブサッカースクールでは、個人の技術習得のために、ドリブルとリフティングを中心とした練習を行っています。
コラムの中で何度かお話しをしていますが、小学生の時期には、まず、技術を身につけることがとても重要だと思っています。

技術を身につけることが重要と言葉では簡単に言えますが、技術を身につけるには地道な努力が必要になります。(たくさんの時間が必要です。)
技術練習は繰り返しが多い分、途中で飽きてしまうこともあるかと思いますが、とにかく毎日の積み重ねが非常に大切です。
1日、1カ月、1年やっただけでは、技術はなかなか身につきません。技術を本当に身につけるためには、『やり続ける』ことがとても重要です。
日々やり続けることで、体で感覚をつかみ、それが徐々に身についてきます。 その日の気分で練習したり、しなかったりと、『やり続ける』ことが出来なければ、絶対に試合に使えるボールコントロール(技術)は身につきません。

私は、小学1年生からサッカーを始めましたが、小学校、中学校、高校とサッカーボールを触らなかった日は、ほぼありません。これは大げさではなく雨の日でも屋根のある小さなスペースで、毎日、ドリブル、リフティングをしてサッカーボールに触れていました。そんな長い年月をかけて、ほぼ毎日ボールに触れていたとしても、ボールコントロールをミスしたりしてしまうことはあります。だからこそ『やり続ける』必要があります。

技術を身につけるのに完成はないと思っています。『やり続ける』ことは、決して簡単なことではありませんが、現状に満足することなく、常に高い目標をもって技術を磨いてほしいと思います。
そして、技術を磨いていくなかでの失敗は何回しても大丈夫です。失敗を繰り返しながら、何回もチャレンジする事で、小学生の時期に個人技術を身につけておくことが1番大切です。
人は年齢とともに、パワーやスピードはある程度、練習をすることで身についてきます。
しかし、個人技術は、年齢とともに身につきにくくなっていくものです。
だからこそ、小学生の時期を大切に、技術に磨きをかけ、ドリブル、リフティングを『やり続ける』ように努力していきましょう。

小学生でサッカーをやっている子供は、全国にたくさんいます。現在、選抜チームに入っている子供、なかなか試合には出られない子供と状況は様々あると思います。
しかし、小学生としての今の実力は全く関係ありません。今、技術練習を『やり続ける』子供が必ず近い将来開花するでしょう。
今後、中学、高校、大学と進んで行くわけですが、最後に良い結果を出せるように、『やり続ける』を意識して今を大切にしてほしいと思います。

プロフィール

大石 鉄也

1979年11月26日生まれ。静岡学園高等学校から川崎フロンターレ入団。(在籍8年)川崎フロンターレ在籍時代に1年間、ブラジルグレミオに留学。2004年に現役を引退。現在は、子どもたちへの指導を行いつつサッカースクールカリキュラム開発及び指導者の育成にあたる。