コナミスポーツマスターインストラクター大石鉄也のサッカーコラム SOCCER COLUMN by Tetsuya Oishi

夏休みサッカー合宿

vol.30 | 2015/09

夏休みは満喫できましたか?
子供たちは夏休みも終わり、学校生活が始まりました。気持ちを切り替えて勉強と運動両立させて頑張っていきましょう。

今月は夏休みに関東地区のサッカースクールを対象に開催した合宿のお話をしたいと思います。
8月17日〜19日(2泊3日)で山梨県富士緑の休暇村で小学1年生〜6年生を対象に147名でサッカー合宿を開催しました。

合宿では、今年5月から導入したレベル評価制度のリフティングとドリブルに特化した練習を中心に3日間行うことで、個々の技術向上を目指しました。
普段と違ったお友達、指導者と練習することで、良い緊張感を持って集中して練習ができたため非常に充実した合宿となりました。

子供たちには、この合宿で練習面・生活面で目標を設定しました。
練習の目標は、現在チャレンジしているレベルを1つクリアすること。
生活の目標は、“おもいやり”をもって行動すること。
この目標を常に意識して過ごしたことで、コーチのアドバイスを聞く姿勢、練習にチャレンジする姿勢に初日より2日目、2日目より3日目と変化がでてきました。
その結果この3日間だけでも子供たちの技術レベルは非常に上がりました。

その中で、どうしてもリフティングに苦戦する子供が多かったです。
リフティングに苦戦する1番の理由は、今までリフティングをやり慣れていないことです。
子供たちはリフティング練習を嫌がりますが、リフティングはサッカーで必要不可欠な練習です。以前のコラムで“リフティングの大切さ”についてお話させていただきましたが、リフティングはボールの中心をとらえる練習ですので、キックとトラップのコントロールに連動します
週に1回の練習では中々身につくことは難しいので、週1回のレッスン時にコーチのアドバイス(出来るようになるためのポイント)をしっかりと頭に入れて、毎日10分でよいので家で練習することが重要です。

この3日間で子供たちはリフティングがなぜ大切なのか?ということがわかってきた分だけ、前向きにリフティング練習に取組むようになり、意識が高まってきたと思います。
合宿最終日の試合では、3日間の練習の成果を発揮し、この合宿での成長を実感している様子でした。
出会った仲間たちとの3日間の共同生活を通じて、サッカー技術面は勿論ですが、精神的にも一回り大きく、たくましく育つ姿が見られました。

今後もドリブル、リフティングの技術向上を目指し子供たちの成長をサポートしていきたいと思います。

プロフィール

大石 鉄也

1979年11月26日生まれ。静岡学園高等学校から川崎フロンターレ入団。(在籍8年)川崎フロンターレ在籍時代に1年間、ブラジルグレミオに留学。2004年に現役を引退。現在は、子どもたちへの指導を行いつつサッカースクールカリキュラム開発及び指導者の育成にあたる。