コナミスポーツマスターインストラクター大石鉄也のサッカーコラム SOCCER COLUMN by Tetsuya Oishi

サッカースクールを選ぶポイント

vol.27 | 2015/06

日本のサッカー人口は年々増加しており、子供たちの習い事ランキングでも上位に入る程サッカー人気は高まっております。

それに伴い、サッカースクールの数も年々増加しております。サッカースクールが増加していることで、どこのサッカースクールに通ったら良いか?非常に迷われる方は多いと思います。

今回は、私の観点でサッカースクールを選ぶポイントをお話したいと思います。
1番は子供が楽しいと思うことです。
やはり習う本人が楽しいと思わなければ、成長するスピードも遅れ、継続して習うことも難しいと思います。
子供が楽しいと思うポイントは、指導者(コーチ)が楽しい、仲が良い友達がいて楽しい、練習が充実していて楽しいといった所だと思います。

楽しさの感じ方は年齢や目的によって違いサッカーを始めたばかりの子供は、指導者が楽しい、仲が良い友達がいるなど安心感を求めますので、指導者の子供に対しての接し方などを見ることが大切だと思います。

サッカー経験が長くなると安心感から、達成感や満足感に楽しいと感じるポイントが変わってきます。そうなると上達を感じることが重要になりますので、練習が充実していることが大切です。練習が充実しているかどうか判断するのは非常に難しいですので、次に書く私が重要だと思う観点を読んでいただきたいと思います。

次に私が重要だと思うことは、練習時間内にボールを触る回数です。
ボールに触る回数で圧倒的に成長の差がでます。同じ練習時間でも100回ボールに触る子供と、500回ボールに触る子供とでは、ボールをコントロールする技術向上スピードは明らかに差がでます。
トラップ練習、パス練習、シュート練習など勿論サッカーをしていくうえで必要となる練習です。
しかし、成長していくためには順序があります。小学生の時期には、足で思ったところにボールをスムーズに運ぶことができなければ、次のステップには進めません。
足のどこを使っても思ったところにドリブルでスムーズにボールを運べるようになることがサッカーの原点です。

ドリブル技術を身につけるためには、ボールに触る回数が鍵を握りますので、子供たちが練習のなかでどれだけボールを触っているかを見てください。
1人1個ボールを使った練習が多ければ、子供たちはボールに触る時間は自然と増えますので、1人1個ボールを使った練習をどれだけやっているかを見るポイントの1つとしても良いと思います。

子供たちがサッカーを純粋に楽しみ、成長していけるように、サッカースクールを選びで迷っている時など、少しでも参考にしていただけたら幸いです。

プロフィール

大石 鉄也

1979年11月26日生まれ。静岡学園高等学校から川崎フロンターレ入団。(在籍8年)川崎フロンターレ在籍時代に1年間、ブラジルグレミオに留学。2004年に現役を引退。現在は、子どもたちへの指導を行いつつサッカースクールカリキュラム開発及び指導者の育成にあたる。