コナミスポーツマスターインストラクター大石鉄也のサッカーコラム SOCCER COLUMN by Tetsuya Oishi

子供を応援していくうえで大切なこと

vol.26 | 2015/05

新年度が始まり約1ヶ月が経ちますが、それぞれの環境には慣れましたか?
今月は、サッカーを習わせている保護者の方々に向けてお話させていただきたいと思います。

皆様は、サッカーをがんばる子供たちの応援につい熱が入りすぎてしまったこと、ありませんか?
子供たちが活躍し成長していく中で、保護者のサポートは不可欠だと思います。
しかし、試合に勝つことだけを目標とした応援の仕方、目の前の結果ばかりに囚われた応援の仕方を続けていると、結果的に子供の成長の芽を摘んでしまう恐れがあります。

親のもっとも大切な役目は、目標に向って努力している子供を励まし、勇気づけることです。そして何より子供が、挫折や困難を自ら乗り越えられるように、状況に応じて手を差し伸べてあげることです。

子供たちは、成長していくためにたくさんチャレンジし、たくさんの失敗を重ねていきます。今出来たから良い、今出来ないから悪いのではありません。
目の前の結果だけで判断をしてはいけません。子供がチャレンジしたことを保護者の方は見逃さずに褒めてあげることが非常に重要です。
チャレンジを繰り返すことが、子供たちの成長に繋がります。
目の前の結果が悪く、そこだけを見て保護者が子供に注意していては、子供はこの先チャレンジをしなくなってしまう可能性が高いです。
「失敗したらどうしよう」「失敗したら怒られる」などと子供たちが消極的になってしまってはいけません。

子供を応援する際に、ついつい熱が入りすぎてしまうことなどあると思いますが、
専門的なアドバイスは指導者に任せて、保護者の皆様は子供がチャレンジしている姿勢と、チャレンジ中での1回の成功を見逃さずに子供に伝えてあげてください。
その際には、一方的に子供に伝えるのでは無く、子供の意見や気持ちも聞けることが重要ですので、子供が意見をしやすい環境作りも同時ににていただきたく思います。

子供自らが「サッカーは楽しい」、「サッカーが好き」と思うことが成長するために重要なポイントになります。サッカーが楽しいと思うようになるためにも、焦らずに長く温かな気持ちで子供をサポートしてあげてほしいと思っております。

この先、目の前の結果に囚われず、長い目で子供をサポートし応援をしてあげてほしいと思っております。

プロフィール

大石 鉄也

1979年11月26日生まれ。静岡学園高等学校から川崎フロンターレ入団。(在籍8年)川崎フロンターレ在籍時代に1年間、ブラジルグレミオに留学。2004年に現役を引退。現在は、子どもたちへの指導を行いつつサッカースクールカリキュラム開発及び指導者の育成にあたる。