コナミスポーツマスターインストラクター大石鉄也のサッカーコラム SOCCER COLUMN by Tetsuya Oishi

ドリブルの大切さと考え方

vol.24 | 2015/03

子供たちは日々のトレーニングの中で、試合を1番楽しみにしています。
しかし、技術が身についていないままひたすら試合を行っても楽しさは半減してしまいます。
サッカーの本当の楽しさは、思った所にボールを運べて、思ったようにボールをコントロールできることが出来てはじめて実感できます。
試合をより楽しいものにするためには、ドリブル技術の習得が必要不可欠となります。

以前にもお話させていただきましたが、運動能力には足が速い人、遅い人、力が強い人、弱い人、それぞれ個人差はあります。
しかし、サッカーはボールを足で扱うスポーツです。足の速い人が遅い人にドリブル競争で勝つとは限りません。どれだけボールを様々な部位で上手く扱えるかが1番大切です。しっかりとした技術は、子供の頃のほうが身につきやすいです。遠くにボールを蹴る、強いシュートを打つといった事は、体の成長とともに力がつけばできる事です。

私は小中学生の時代に身長は小さく、キックも全く遠くに飛びませんでした。所属していた少年団も弱小チームでした。しかし、その当時のコーチはとにかく「技術を身につけろ」という方針でした。「テクニックで相手を抜け、スピード、パワーに頼るな」が、口癖でした。その意味がわかったのは高校生になってからでした。

高校に入ると強く、遠くには蹴れるけど技術がなく、すぐにボールを奪われてしまう人。小中学校時代に、技術を使わずスピードに頼って蹴って走るドリブルをしてきたため、周りの人たちが足が速くなりスピードを活かすことが出来ずに相手を抜けない人など身の回りにたくさんいました。そんな中、私は技術練習を小中学校時代に毎日してきましたので、面白いように相手の逆をついて相手を抜くことができました。
やはり、技術、テクニックがあって初めてスピード、パワーが生きるという事です。そこで何を言いたいかというと、小学生の時期がドリブル技術を身につけるために、1番大切だという事です。

だからこそコナミスポーツクラブサッカースクールでは、個人の技術レベルを上げボールを自由自在にコントロールできる事を目標に練習しています。
技術練習は繰り返しが多い分、飽きてしまうこともあるかと思いますが毎日の積み重ねが本当に大切です。やはり上手くなるためには、毎日ボールを触る事が大切です。失敗しても大丈夫です。何回もチャレンジする事が1番大切です。

プロフィール

大石 鉄也

1979年11月26日生まれ。静岡学園高等学校から川崎フロンターレ入団。(在籍8年)川崎フロンターレ在籍時代に1年間、ブラジルグレミオに留学。2004年に現役を引退。現在は、子どもたちへの指導を行いつつサッカースクールカリキュラム開発及び指導者の育成にあたる。