TOPページコナミスポーツ体操競技部 小林 研也コーチインタビュー

コナミスポーツ体操競技部 
小林 研也コーチ

ベビー時代からコナミスポーツクラブで体操と水泳を習い、現役時代には2010年・2011年の世界選手権で日本代表として2年連続で団体総合銀メダルを獲得したトップアスリートの小林 研也コーチ。選手引退後はコナミスポーツクラブで体操コーチを経験し、現在はコナミスポーツ体操競技部のジュニア強化担当コーチとして活動中です。

そんな小林コーチが体操競技を続けられたのは、子どもの頃からずっと積み重ねてきた小さな「できた!」が原動力なのだとか。今回はそんな小林コーチに、「できた!」の魅力を語ってもらいます。

「できた」の達成感が次の目標への原動力となる

コナミスポーツクラブに通い始めたのはいつごろからですか?

1歳半から2歳まで水泳と体操をやっていて、年長から再開しました。親に「僕も(体操)やりたい」と言ったようです。 スイミングは小学校2年生まで。バタフライが泳げるようになるまで続けました。

そのころから体操や水泳は好きでしたか?

小さいときは好きではありませんでした(苦笑)

とはいっても、楽しかった思い出、嬉しかったことなどあったのではないですか?

小学1年生に上がるタイミングで「やめたい」と言ったんです。そしたら「円馬を1周回れたらやめていいよ」と言われて、1周回れるようになったんですけど、結局やめませんでした(笑)
そこでやめなかったのは、「できた」っていう達成感があって次の目標をクリアしようという意欲が湧いたんだと思います。小さいなりに達成感を感じたのでは。コーチもそういう目的で言ってくれたんだと思います。
※あん馬の練習器具

体操競技はご家族の支えがあったからこそ続けられた?

はい。試合に出るたびに会場まで応援に来てくれました。例えば、大学4年生で初めて東アジア大会に出たんですけど、マカオまで来てくれました。
親に対してはすごく感謝しています。サポートなしでは成り立たなかったですね。 また、やめずに中学まで続けられたのはコーチのおかげ。やめないように、僕を方向付けしてくれたので、途中で投げ出さずにできました。

水泳で習ったことが体操に役立ったということはありますか?

水泳はほんと下手だったのですが、水泳であきらめずにできたのが自信につながったかなと。4泳法泳げるようになるまでという目標を達成して終えているので。(目標を達成するまであきらめないことが)自分にとってプラスになりました。

目標(4泳法泳げるようになるまで続ける)を持って取り組んでいたんですか?

そうです。クロールができるようになるまで半年かかりました。それから小学2年生までにクロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライの4泳法を習得することができました。

はじめて挑戦するスポーツでも―幼少期に養われた運動神経

小さいころから運動をすることは運動神経の発達につながる?

小さいときから運動をしていると、危機管理が身に付くと思います。怪我をしそうになっても、骨折してしまう子もいれば、うまくかわせる子もいるというのは、小さいころから運動しているかしないかで変わってくると思います。

体操・水泳の経験がほかのスポーツに生かされたことは?

大学生になってスノーボードを初めてやったとき、滑れるようになるまでは結構時間が掛かるらしいのですが、僕はすぐにできました。体操でバランス感覚を磨けたからでしょうか。

以前加藤選手と神本選手にインタビューした際に「体操はスポーツの基礎だから、さまざまなスポーツに応用が効く」とのお話を伺ったのですが、小林コーチもそう思われますか?

そう思います。コーディネーショントレーニングの部分が大きいのではないでしょうか。
例えば、鬼ごっこであればタッチされないようにかわす、走っていて急に止まるのも運動神経。まっすぐ歩くのもバランス感覚です。運動神経は生まれつきではないので、幼少期にコーディネーション能力を磨くことが大事だと思います。体操はその能力を磨けるような動きがたくさんあるので、おすすめしたいですね。

苦手を「できた!」に変える、褒めの魔法

引退後は施設のコーチとして、どんなことを意識して指導していましたか?

子どもたちは言われたことに対して、それに意味があるかどうかを考えます。なので、理論立てて伝えるときちんとやってくれます。ただ、「やれ」と言ってもやらないんですよ。やる意味が分からないから。頭ごなしに一方的に叱るのではなく、子どもの気持ちを理解しながらの指導、コミュニケーションが大事です。一人一人指導も全く違います。その子に合った指導をしています。

体操することが乗り気ではないお子さんもいるんですか?

そうですね。でも、逆上がりが全くできなかった子ができるようになったり。短期教室というのが年に3回あって、それに2・3回通っているうちに体操ができるようになって、楽しくなってきて通うようになったこともあります。
※短い期間で目的別に集中して行う教室のこと。

楽しく通ってもらうために心掛けていることは?

一般コースの場合は褒めること。「今の上手だったね。次、こういうところができたらもっといいね」と、褒めてから次に意識してほしいことを伝えます。それも頭ごなしに言うのではなくて、マイナスな言葉を使わないようにして。それを意識できるようになったら「すごい!もう意識できていたね」と、さらに褒めます。
できていなくても、意識してやろうとした行為を褒めます。褒めたときは、表情が全然違いますね。どんなにおとなしい子どもでも嬉しいときは自然に笑みがこぼれます。

褒める指導はコナミスポーツクラブが推進してやっている指導法です。基本は褒めながらやりましょうと。褒めると「言われたことだけをやる」思考から「自ら考える」思考につながると考えています。選手コースに関しても、僕は褒めながらやっています。できたことも、意識したことも褒めます。

ジュニア強化コーチとして、今後どのようなことを意識して指導していきたいですか?

大きな目標を持つこと、目標を達成するためにはどういうことをやっていけばいいか。それって、自分で考えないとできないですよね。体操を通じて、社会に出たときの基礎となる部分を作ってほしいと思っています。

幼少期から体操や水泳をやっていて良かったと思うことはなんですか?

例えば、体操を始めるお子さんって、体操が苦手だったり、運動をなかなかやりたがらない子が多いんですよ。でも、運動塾に入って苦手だったことができるようになったり、自信につながったりということもあります。そうすると教室以外でもいい影響が出てくることがあります。そうやって子どもたちには(体操を通じて)自信をつけてもらいたいです。体操は運動神経の発達にも良いですし、特におすすめするスポーツです。

数多くあるスクールの中でもコナミスポーツクラブならではの魅力はありますか?

安全面にも配慮した指導をコーチがしています。運動塾ではどのスクールもコーチ一人あたりの適正な人数管理を心がけています。良い指導でもコーチが見ることが出来る人数には限りがあるので、そうした点は大事にしています。先ほど伝えた「ほめる型指導」や、成長が目で見て分かる「進級システム」と共に魅力の一つだと思います。

これから体操を始める子どもたち、始めさせたい保護者にメッセージをお願いします。

保護者の方がもし迷っているのであれば、体験制度もありますから、一度お試しください。体操をやってみたい、子どもが苦手だから体操をやらせてみたいなど、(思っていても迷っている)不安があれば、コーチたちがその不安を拭いますよ。 皆さんお待ちしています。

体操
小林 研也
生年月日 : 1983年8月21日
出身地 : 大阪府富田林市
過去の戦歴

2010年 世界体操(オランダ・ロッテルダム) 団体総合銀メダル
2011年 世界体操(日本・東京)団体総合銀メダル
2009年、2011年、2013年、2014年 全日本体操競技選手権大会 団体総合金メダル