ドライバーショット、スイングのポイントは? ティーショットの成功率をあげる発想の転換|初心者ゴルフガイド

2015.11.02.mon
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ドライバーショット、スイングのポイントは? ティーショットの成功率をあげる発想の転換

ゴルフにおける様々なショットの中で、もっとも地味なのに一番スコアに直結するのがパターです。そこで今回は、是非とも知っておきたいスペック面の話と、パターが上手になるレッスン法をご紹介します。

「キーン」と響く高音とともに、ドライバーで豪快に飛距離を稼ぐのはゴルフの醍醐味のひとつ。ところが、朝イチのティーショットは不安だという方は多いと思います。また、どうしても飛距離が出ないとお悩みの方も多いでしょう。そこで、朝イチショットと飛距離の両方に効く、おトクなお話を紹介します。

心と身体の準備が大切

朝の気持ちいい空気のなか、まっすぐにフェアウェイを捉えるドライバー……と理想どおりにいかないのがゴルフ。朝イチショットのためには、しっかりとした準備が大切です。
やはり、ある程度早めにゴルフ場に到着して、ストレッチや素振りなどで身体をほぐしておくことが大切です。朝イチゴルファーのカラダは思ったよりも動いてくれないもの。朝食もしっかりと摂って、心も身体もリラックスした気分でティーアップしましょう。アドレスのときに手や足のどこかを小刻みに動かして、筋肉が緊張しないようにするルーティンをとりいれることも効果的です。

「マン振り」は厳禁

「マン振り」とは、100%の力をこめてスイングすること。もし、あなたが遠い目標にボールを飛ばそうとしているのであれば、あなたの身体には思ったよりも力みが入るもの。ましてや、ボールを飛ばそうとするあまり、朝イチから「マン振り」をしてしまっては、当たるものも当たりません。
そもそも、「マン振り」はするべきではありません。ティーショットのときこそ、練習よりも気持ちゆっくりとしたスイングで、確実にボールに当てることを意識したほうが、結果は良好になります。一日は始まったばかり。ゆったり発進でラウンドを楽しみましょう。

レベルスイングを心がけて

ドライバーはティーアップして打つ場合がほとんどなので、普段の練習からレベルブロー(水平)でのインパクトを心がけましょう。アイアンのようなダウンブローでもなく、飛ばしに有利とされるアッパーブローでもなく、インパクトゾーンの長い軌道をイメージしてください。例えば、ボールを長い棒で貫くイメージをするなど、ボールを横から払うようにスイングする感覚が大切になります。レベルスイングをしっかりと身につけることは、ドライバーショットだけでなく、他のクラブのスイングにも効果的です。ティーショットでの失敗も少なくなるはずです。

「ミート」こそ飛ばしの基本

大人の両腕は合わせて10kg前後の重さがあります。振り遅れ、というのはこの重さが原因。もし、「マン振り」をした場合、普段運動していない人が10kgの重りをブンブン振り回すことと同じです。これでは、ミスショットが出てもおかしくないですね。プロが、豪快に振ってもしっかりとボールをミートさせているのは、日頃のトレーニングで体幹を鍛えているからなのです。前述のように、レベルの軌道を意識してスイートスポットでボールを捉えること(ミートすること)が飛ばしの基本です。しっかりとスイートスポットに当たれば、クラブのシャフトとヘッドがそれぞれの役割を機能させ、きちんとボールを飛ばしてくれます。一発大振りの最大飛距離ではなく、ジャストミートで平均飛距離を上げるという発想に転換しましょう。

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