こんなゴルフの練習法はダメ! 見直してみませんか。普段の練習法!|初心者ゴルフガイド

2015.08.24.mon
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こんなゴルフの練習法はダメ! 見直してみませんか。普段の練習法!

どんなスポーツでも、上達するためには、普段からの練習が大切です。やはり、上手な人達は、それなりの練習をしているもの。ゴルフももちろん、上達のための練習は欠かせません。でも、ただ闇雲に練習をすればよいというものではありません。大切なのは量より質。どれだけたくさんの練習を重ねても、練習のやり方が間違っていたら、上達するどころか、かえって逆効果になってしまいます。練習場で見かけるよく陥りがちなダメな練習法。あなたの普段の練習は大丈夫ですか。

どんなスポーツでも、上達するためには、普段からの練習が大切です。やはり、上手な人達は、それなりの練習をしているもの。ゴルフももちろん、上達のための練習は欠かせません。でも、ただ闇雲に練習をすればよいというものではありません。大切なのは量より質。どれだけたくさんの練習を重ねても、練習のやり方が間違っていたら、上達するどころか、かえって逆効果になってしまいます。練習場で見かけるよく陥りがちなダメな練習法。あなたの普段の練習は大丈夫ですか。

ダメな練習法1.ひたすらドライバーを打ち続ける!?

練習場に行くと、ついついドライバーばかり打ちたくなるもの。確かに、気持ちよくボールを打てたときは気分がスカッとします。しかし、それがあなたのスイングを崩す原因になることも。

ドライバーのように長いクラブというのは、「振る」という動作を体に覚え込ませるのには有効です。しかし、クラブが長くなればなるほど、スイングの軌道はフラット(=横振り)に近くなります。野球のように、空中のボールを打つ場合は横振りで良いのですが、ゴルフの場合は地面のボールを打つわけですから、軌道は横ではなく斜めでなければなりません。そのために、腰から上を前傾させた姿勢で構える必要があります。

ゴルフでは、足場の安定しないところでこのように上体の前傾をキープしたまま振らなければならないことが多くあります。ドライバーの場合は、前傾姿勢をそれほど深くとる必要はなく、前傾姿勢がキープできなくてもある程度はボールを打つことが出来てしまいます。でも、アイアンやウェッジなどクラブが短くなるとしっかりとした前傾姿勢をとる必要がありごまかしが利きません。ボールを気持ちよく飛ばす練習もいいですが、本当にゴルフが上達したいのであれば、アイアンやウェッジで、常に姿勢を意識しながらしっかりと芯を捉えられるように練習することが大切です。

ダメな練習法2.いつでも全力でフルスイング!?

練習場でよく見かける、常にフルスイングで打っている人。たしかにフルスイングは、「いかにも練習している感」がありますが、これもあまり効果的とはいえません。 ゴルフスイングの基本は、力を入れることではなく適度に力を抜くこと。だいたい、自分のフルスイングの8割程度の力で振るぐらいが適切です。10割の全力で振ったら、それは「振りすぎ」です。

プロゴルファーなど、よほど強い体幹を持った人でなければ、フルスイングの状態で動きをコントロールすることは難しいでしょう。スイング練習では、力を抜いて楽に構え、力み過ぎないように8割程度の力で、体の動きをチェックしながら打つことが大切です。 ただし、スイングスピードを上げるためのトレーニングとしては、思い切り振ることも必要になります。その場合は、ボールを打たずに素振りで行いましょう。例えば、竹ぼうきや木製バットなど重いもので素振りをすることで、スイングスピードを上げるために必要な筋力を鍛えることができます。

ダメな練習法3.とにかく早く、たくさん打つ

1球打ったらまたすぐ構えて、繰り返し打ち続ける。練習場で時間制の打ち放題を利用するときなどは、とにかく、1球でもたくさん打ちたいという気持ちは分かりますが、実はこれもダメな練習法なのです。 実際のラウンドを思い浮かべてみてください。ボールを打つ前には、次に狙う場所を決めて、素振りをして、狙った方向にスタンスを取って、ショットのイメージを作りながら呼吸を整え間合いを取りながら……といろいろ自分なりのリズムとタイミングで準備動作をしているはずです。

普段の練習でも、本番を想定して1球1球同じようなルーティンで打っていれば、いざ、本番での緊張する場面でも「練習どおり打てばいいんだ」と思えるものですが、繰り返し打ち続けるだけの練習をしていては、実際の本番では、やはりミスが出やすくなります。 練習では、ドライバーからアプローチまで、すべて本番と同じように、しっかりと自分のルーティンを守って、1球1球を集中して打つ。ただ、何も考えずに打つ300球よりも、このように集中して打つ100球のほうが、はるかに効果的な練習といえます。

ストレス発散などが目的なら、ときには力いっぱいドライバーを振り回すのもいいと思いますが、ゴルフの上達が目的なのであれば、ゆっくり、じっくり、集中して行うことが大切です。

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