【スロープレイにならないための】コースをまわる5つのコツ|初心者ゴルフガイド

2015.12.14.mon
icon_cat ゴルフのコラム

【スロープレイにならないための】コースをまわる5つのコツ

同伴プレイヤーやゴルフ場から敬遠されるゴルファーの代名詞として、スロープレイをするゴルファーが挙げられます。同伴プレイヤーに対してプレイのテンポを狂わせてしまうほか、ゴルフ場全体に迷惑を掛けてしまう行為なので、ゴルフを楽しむ人全員がプレイファストを心がけたいものです。そこで今回は、スロープレイにならないようにコースを回るためのコツを、5つほどご紹介します。

同伴プレイヤーやゴルフ場から敬遠されるゴルファーの代名詞として、スロープレイをするゴルファーが挙げられます。同伴プレイヤーに対してプレイのテンポを狂わせてしまうほか、ゴルフ場全体に迷惑を掛けてしまう行為なので、ゴルフを楽しむ人全員がプレイファストを心がけたいものです。そこで今回は、スロープレイにならないようにコースを回るためのコツを、5つほどご紹介します。

1.ハンディの合計は100以下で

昔から言われているアドバイスとして「パーティ全員のハンディの合計は100以下で」というものがあります。これがどのくらいのレベルかと言うと、1人あたりのハンディが平均で25だとすると、コンスタントに100切りを出来る顔ぶれが4名という感じです。もしこの中に、普段から120くらい叩くプレーヤーが混ざるのであれば、80切りをコンスタントにできるくらいの上手なプレーヤーを混ぜるとか、スロープレイを避けるために3サム(3名パーティ)で回らせてもらうなどの配慮が必要になるでしょう。
ゴルフの経験が少ないと、どうしてもさまざまな状況で戸惑ってしまったり、余計に時間を費やしてしまうことも多くなります。理想論としては、ある程度ゴルフの経験に長けたプレーヤーを混ぜてゴルフ場に出かけ、いろいろな状況でのアドバイスをもらって、時間短縮のコツなどを覚えていきたいものです。また、キャディーさんを付けてプレイするのもプレイファストの観点から非常に有効といえるでしょう。

2.パーティ全員で協力をしあうこと

例えば、ショット後のボールの行方を見失うと、探すために時間を浪費してしまいます。これを防ぐには、打った本人だけでなく、パーティ全員でボールの行方を確認しておけば、そういった時間のロスが大幅になくなります。また、ナイスショットをした人がミスショットをした人のフォローを積極的に行い、カートを動かしたり、ディポット跡修正やバンカーのならしなどをしてあげるだけでもスムーズなプレイに繋がります。
また、クラブを持たずにカートから離れてしまった同伴者への声掛けであったり、グリーン回りに忘れがちなクラブの回収、ピンフラッグの抜き差し、スコアを記入するときはグリーンからキチンと離れて行うなど、パーティ全員での気遣いと協力こそがプレイファストへの第一歩です。

3.曲げて打ったボールは潔く諦める

おそらく、スロープレイの原因の大半がロストボールではないでしょうか?ルール上では、見失ったボールを探すための時間は5分以内と定められていますが、マナーや常識で考えて、18ホール中で1-2ホールくらいであれば、さほどスロープレイの原因になりにくいでしょうが、毎ホールで5分ずつ探していたら、90分も遅くなる計算になり、プレイの進行に大きな影響を及ぼすでしょう。
前の項目でも書きましたが、ボールの行方はパーティ全員で見届けるようにし、明らかにホール外に逸れていったボールや、池やOBゾーンなどに飛び込んだボールは潔く諦める覚悟でプレイすべきです。もちろん、そういった潔いプレイができるように、前もって多数のボールを用意しておきましょう。

4.2打目以降のボールに近づく際は、複数本のクラブを持参

2打目以降のボールを打つ際に、カートから自分のボールに向かって移動するとき、まさか、クラブを持たず、GPSやレーザー距離計だけを手に持ちボールに近づいていませんか? これは完全なマナー違反です。残りの距離をある程度想像して、3-5本程度のクラブを手に持った状態で、ボールに近づくのが正しいマナーであり、プレイファストへの第一歩となります。複数本のクラブを持って行く理由を説明しておくと、想像していた残りの距離よりも、もっと遠くに飛ばしたい、もしくは短い距離を打ちたいという状況に対応するためです。
なお、グリーン回りに近づいてからのアプローチ時は、アプローチショット用のウエッジ類のほか、バンカーに飛び込んでしまった際に使用するサンドウエッジ、グリーン回りでの寄せで使用するクラブ(チッパー類)、そしてパターまでは必ず持っておきましょう。

5.素振りやライン読みはしつこくしない

ゴルフのマナーに関する川柳で「遅れてる ライン読まずに 空気読め」というものがあります。ナイスパットを決めたい欲から生まれるスロープレイの典型的行動です。また、ショット前にしつこく素振りを繰り返す方や、アドレスに入ったまま固まってしまう方、さらには、何度もアドレスを外す方などもいますが、どれも、ナイスショットをしたいという欲から生まれるスロープレイです。
どの行動に関しても、普段の練習時にルーティンを決めておき、なるべく手短な時間で行えるような努力が必要です。また、ライン読みや素振りに関しては、他のプレイヤーのショット時に、邪魔にならないようにさりげなく行うようなクセを身につけたいものです。

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