ケガにご用心!ゴルフで起こりやすいケガとその対処法!|初心者ゴルフガイド

2015.11.16.mon
icon_cat ゴルフのコラム

ケガにご用心!ゴルフで起こりやすいケガとその対処法!

ゴルフは、激しくダッシュしたり、相手とカラダをぶつけ合ったりするなど、カラダへの負荷が大きくかかるような動作がなく、老若男女が無理なく楽しめる安全なスポーツというイメージがあります。実際、その通りなのですが、ゴルフもスポーツですので、やはりカラダを動かす以上、ケガのリスクはゼロではありません。今回はケガとその対処法についてお話します。

ゴルフは、激しくダッシュしたり、相手とカラダをぶつけ合ったりするなど、カラダへの負荷が大きくかかるような動作がなく、老若男女が無理なく楽しめる安全なスポーツというイメージがあります。実際、その通りなのですが、ゴルフもスポーツですので、やはりカラダを動かす以上、ケガのリスクはゼロではありません。今回はケガとその対処法についてお話します。

どんなケガが多いの?

●手のひら・指のマメ
これは、ゴルフをされる方ならみなさん経験したことがあるのではないでしょうか。初心者ほどグリップをきつく握りしめたり、逆にゆるかったりして、マメができやすい傾向にあります。深刻なケガではありませんが痛いですよね。

●腰痛・背骨痛・首痛
ゴルフは前傾姿勢が多く、また、頭部を固定してカラダを回転させるスポーツのため、首から腰にかけて大きな負担がかかりやすいです。そんな中で、やはり多いのは動きの要となる腰痛、そして背骨(背筋)痛や首(頚椎)まわりの痛みです。ひどくなると、ぎっくり腰や椎間板ヘルニア(腰・背中・首のどの部分でも)を引き起こす場合もあるようです。

●手首・肘痛
ショットの衝撃は、ダイレクトに手首に伝わります。クラブを強く握りすぎてダフってしまったりすると、手首を傷めてしまうことがあります。プロでも手首を痛めている人は少なくありません。また肘の内側には指や手関節を曲げる筋肉がついており、それが炎症を起こすことでいわゆる「ゴルフエルボー」になるケースも多くみられます。

●肩痛
ゴルフスイングは肩関節も大きく動かしますので、その分、肩への負担も大きくなります。いわゆる四十肩・五十肩と呼ばれるように、肩関節の痛みは年齢が高くなるほど、リスクも高くなる部位ですので注意が必要です。

こんな意外なケガも

●肋骨疲労骨折
夢中になって練習するうち、まれに肋骨にヒビが入ってしまう場合があります。これは、野球のピッチングやゴルフなど、繰り返し体を捻転する競技で発生するといわれています。レントゲンを撮ってもよく分からない場合が多く、単なる筋肉痛と勘違いすることもありますが、痛みが続く場合は疑ってみる必要があります。

●ボールによる打撲
ゴルフはボールを飛ばしますので、注意を怠ると飛んで来たボールが当たったりして、思わぬケガを招くことになりかねません。くれぐれも、同伴者の打順でホール方向に立たないようにしましょう。

対処法は?

●準備運動は入念に
ケガをしないようにゴルフを楽しむためには、準備運動を必ず忘れないように行いましょう。特に早朝ゴルフなど、まだまだ、体が十分に温まっていない中で、いきなりゴルフを始めることは、ケガを招くだけでなく、その日一日の調子を崩すことにもなりかねません。特に関節回りはしっかりとほぐしておきましょう。
また、実際にラウンドしていると、ついつい力が入ってしまい、筋肉も緊張の連続になりがちです。ラウンドの途中においても、時々、背筋を伸ばしたり、ストレッチをするなど、常にカラダをほぐし力を抜いてリラックスするように心がけましょう。

●日頃からストレッチを
ゴルフは、カラダの回転を使うスポーツですので、カラダがやわらかいほどスイングの動きにも幅が出ます。反面、体が硬いと回転によって負荷がかかり、筋を痛めてしまいます。日頃からストレッチを行い、特に、肩や腰、首については、前後左右、旋回とあらゆる方向で、より筋肉をやわらかく使えるように日頃から入念にストレッチを行いましょう。毎日、ちょっとした時間を見つけてストレッチが出来るとよいですね。

●痛みがあるときは無理をしない どのようなケガの場合も、もし、痛みがある場合は、無理をせず、ゴルフは休んで静養しましょう。痛みがひどい場合は、必ず、かかりつけのお医者様の診察を受けましょう。痛みを我慢しながらゴルフをしても楽しむことが出来ないだけでなく、場合によっては、症状を悪化させてしまう恐れがあります。もし、悪化させてしまったら、長期でゴルフが出来なくなってしまうような事態を招くかもしれません。症状の軽いうちに、大事をとってしっかりと静養することが、長くゴルフを楽しむための秘訣かもしれません。とにかく、絶対に無理は禁物です。

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