ゴルフ上達のコツ

2016.6.27.mon

フワリとボールを上げる、憧れのロブショット!

グリーンまで残り30ヤードのバンカー越えで、ピンが手前!こんな状況から、フワリとボールを浮かせてピタッと止めるアプローチができたら、同伴者から拍手喝采を浴びること間違いなし。失敗するリスクは高いけれど、一か八か、勝負をかけたいときのために、技の引き出しとして覚えておいて損はありません。今回はそんな「ロブショット」の技術についてお話しします。

ロブショットのメカニズム

まず、ロブショットのメカニズムについてご説明します。たとえば通常のアプローチでロフト角が58度のウェッジを使うとすると、そのロフト角通りにインパクトすれば、ボールは58度の角度で打ち出されていくことになります。ロフト角度が58度とは、そのクラブの構造だけでも十分角度が大きいのですが、ロブショットの場合はそのフェース面を意図的に上にむけて(寝かせて・開いて)構えることで、実質的なロフト角度(インパクトロフト)を70度、80度とさらに大きくします。この状態でボールを打つと、ボールはさらに高く上がり、落ちてからピタッと止まるボールになります。

ボールが浮いていることが条件

ロブショットはフェースを上にむけてボールを打つことで、ボールは高く上がりますが、前に飛ぶ力は弱くなるので、ロブショットで距離を出そうと思ったら大きく振る必要があります。しっかり振らないとボールが上にも前にも飛ばず、バンカーなどのハザードを越えられない恐れがあります。

しかし、しっかり振るということは、もしクラブヘッドがボールの下に入らずにトップしてしまった場合、グリーンをオーバーしてOBになるなどの危険もあります。そうしたリスクがあるので、芝の薄いフェアウェイや、ボールの沈んだラフといった難しいライではオススメしません。状況としては、ふかふかの芝や短いラフで、ボールが芝の上に浮いている状況のときにチャレンジしましょう。

フェースを開いてオープンに構える

ロブショットをするには、フェースを上にむけて(寝かせて・開いて)体の向きは目標に対してオープン(左を向いた状態)に構えます。この構えを作ることが、ロブショット成功のカギを握ります。まず、通常通り、ボールにウェッジを真っすぐセットして構えます。

そのとき、フェースのリーディングエッジ(フェース面の最下部のライン)が目標に対して垂直になっていることを確認したら、リーディングエッジの向きを保ったまま、ボールを中心に回り込むようにして、反時計回りに自分自身が動いていきます。こうすると、自然とフェース面は開いた状態になり、体の向きは目標に対してオープン(左を向いた状態)となります。

重心を落としその場で回る

フェースを上にむけて(寝かせて・開いて)体の向きをオープンにしたら、あとは体の向きに沿ってクラブを振り抜きます。ただしこのとき、しっかり振ろうとして体が上下左右に動きすぎてしまうとインパクトが安定しないため、大きなミスにつながります。

そこで、スタンスの幅を広めにし、ひざを軽く曲げて重心を低くして構えます。こうすると、体重移動が抑えられるため軸がブレにくく、かつクラブの軌道がフラット(横振り)に近くなるので、ヘッドが地面を滑るように低く長く動き、ダフリのミスを防げます。あとは覚悟を決めて、しっかり振り抜くだけ。ロフトがボールを上げてくれるので、自分でボールを上げようとしないことが大事です。

いきなり実戦でやるのは危険です。まずは練習場などで練習し、どのぐらい振ればどのぐらいの距離が出るのか、イメージをつかんでから実践してみましょう。

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