コナミスポーツ株式会社
音楽療法と運動を組み合わせた認知症予防の高齢者向け教室開講を埼玉県草加市より受託

2019年9月17日15:00
コナミスポーツ株式会社

コナミスポーツ株式会社は、埼玉県草加市より、2019年の一般介護予防事業の一つとして、音楽療法と運動を組み合わせた認知症予防の高齢者向け教室開講を受託しました。
本教室は「ドレミ♪でスッキリ教室」の名称で本年5月からスタートし、7月まで全12回の教室を行い、第1回コースは好評のうちに終了しました。第2回コースは本年9月より11月までの期間で実施されます。


【コナミスポーツが提供する認知症予防の高齢者向け教室の詳細について】

「ドレミ♪でスッキリ教室」で実施するプログラムは、草加市の仕様に則り、当社が長年培ってきた健康指導のノウハウを生かし、音楽療法サービスを展開する株式会社Leaf音楽療法センターと連携して作成しています。
足踏みしながら腕を振ったり、歌いながら体を動かしたりという、2つのことを同時に行うデュアルタスクを取り入れて、認知能力向上に効果が期待できるプログラムとしています。

プログラムの流れ
①運動:足踏みをするなどの有酸素運動を座ったまま行いながら、リズムに合わせて腕を動かすといった頭を使う動きを同時にする運動を行い、脳を活性化します。
②水分補給
③音楽療法:季節の歌の歌唱、歌詞を変えたり手話をしたりしながらの歌唱などを行い、身体機能や脳機能の活性化を促します。
④休憩
⑤運動:①と同様の運動を行います。

  • 「ドレミ♪でスッキリ教室」の様子

【コナミスポーツのシニア向けサービスの展開】

当社は、長年培った健康指導のノウハウをもとに、これまでシニア向けサービスを数多く開発、提供しています。特に、経済産業省と厚生労働省、農林水産省が連名で策定した「地域包括ケアシステム構築に向けた公的介護保険外サービスの参考事例集」(保険外サービス活用ガイドブック)で先進事例として紹介されたシニア向け運動スクール「OyZ(オイズ)」では、理学療法士やフィットネストレーナーが監修した安全で効果的なプログラムをご提供し、受講者の方からも好評を得ています。
また、2018年2月には、愛知県豊明市と、高齢者の健康寿命延伸及び生活支援等の公的保険外サービスの創出、促進に関する協定を締結し、ロコモティブシンドロームを予防する運動プログラム「ロコモ・フィット」、「ロコモ・コア」などの紹介、提供を通じて、地域の皆さまの健康づくりをサポートしています。

  • シニア向け運動スクール「OyZ」 実施イメージ

今回の取り組み以外でも、当社は埼玉県草加市と、2018年3月に、公益財団法人草加市体育協会との三者間で、「草加市スポーツ・健康づくり都市宣言」の推進に関する包括連携協定を締結しています。草加市には、コナミスポーツ体操競技部が自社施設の練習拠点を置いており、スポーツや健康づくりの領域で地域との連携を一層強化し、草加市民がスポーツを通じて健康で、より豊かな生活を送ることができる「まちづくりの実現」を目指しています。

当社は今後も業界のリーディングカンパニーとして、シニア向け運動プログラムなどのサービス提供を通じて、高齢者の介護予防対策など、自治体が抱える課題解決を健康づくりの側面から支援していきます。

以上