KONAMI J.B.STAR

  • image

KONAMI J.B.STAR 奮闘記 第47回
卒業メンバーとKONAMI J.B.STAR 後編

今年の世界大会、2部門で準優勝に輝いたKONAMI J.B.STAR。大会期間中は振りの変更など優勝に向けて対策を練っていました。今回は自身も同大会に出場しつつ、KONAMI J.B.STARに現地でアドバイスを送った、元リーダーの依田琉音さんに話を聞きました。後編は今年の世界大会の様子をお伝えします。

―――世界大会でのKONAMI J.B.STARの様子

いい意味で俯瞰して見ることができました。今はコーチもしているのでコーチ目線ではあるんですけれど、今のリーダーになってから「その前にいたエースたちが抜けてどうなんだろう」「後輩たちがどんなふうに頑張るんだろう」ってちょっと心配もしつつ期待もしていたので、(現地でのメンバーたちと)一緒に頑張っている中で、みんな仲良かったですし、いい雰囲気で過ごしていたのではないかと思います。

―――大会中のKONAMI J.B.STARとのやり取り

自分たちも大会にこう(集中)なっていたので、振り付けだとか、ちょっとここは変更した方が絶対に良くなるよねっていう作業を隣の部屋でやっていたんですけれど、(KONAMI J.B.STARのメンバーが)アドバイスをもらうために自分たちの部屋に来て、一緒に考えるっていうことをしました。
練習を一緒にしていたわけではないので、変更した過程は分からないんですけれど、変更点がかなり多かったので、キャパシティ的にもパンパンだったんじゃないのかな。

―――アドバイスの内容

振付については(同じチームでKONAMI J.B.STAR卒業生の)遼が得意なジャンルだったのでアドバイスしてあげたりだとか、細かいところでいうと「ここが揃ってない」「ここが1人ずれている」っていう、メンバー目線でアドバイスをしていましたね。結構細かいところ・・・外から見たら分からないようなところは自分だからアドバイスできたのかなと思ったりしています。

―――メンバーだったから分かることとは

そうですね、KONAMI J.B.STARが使う技とか、例えばバックドンキーっていう後ろに跳んで跳ね起きる、それを時差でやるっていうときの形とかタイミング、あれは全部で4カウントだから1個ずれるとそれ以降がずれちゃうので、そのちょっとしたずれだとか、その技ができないと分からない所も自分がそのチームにいたからこそ分かるっていうのもあったので結構細かく伝えました。あとは、間の使い方とか、海外の人たちは素で表情がすごいので、(それに)合わせていかないと敵わないので、そういうところを伝えてあげたと思います。

―――KONAMI J.B.STARへメッセージ

チームっていうのはすごく尊いというか、大人になって個人で活動していく上で、仲間を集めて本気で何かに向かって頑張るっていうのは少なくなってくると思うので・・・自分が今痛感しているので。同年代のみんなで切磋琢磨して世界を狙っているこの環境を大切にしてほしいし、努力できる環境っていうのは当たり前ではないので、そこを理解して、今はがむしゃらに頑張って、振り返った時に「頑張ったな」「良かったな」と思えるようにしてほしいです。

自身のチームも銀メダルを獲得
  • img
    依田琉音
    Ryuto Yoda

KONAMI J.B.STARを卒業したメンバーは過去の経験を糧に自分の道を進む中で、今のKONAMI J.B.STARを心から応援しています。


KONAMI J.B.STARについて

コナミスポーツクラブのダンススクール「ダンシングスターズ」の中でも全体の約1%しか入ることのできない選抜チームです。過去2010年と2014年にはHIPHOPダンス大会で世界チャンピオンに輝くなど、日本でも屈指の演技力を持つダンスチームです。

【関連リンク】
※本ウェブサイトの画像の無断複製・転載を禁止します。