KONAMI J.B.STAR

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KONAMI J.B.STAR 奮闘記 第44回
世界大会を振り返って

KONAMI J.B.STARは8月上旬にアメリカで開催された「2024 WORLD HIP HOP DANCE CHAMPIONSHIP」に出場し、バーシティ部門、JVメガクルー部門の2部門で銀メダルを獲得しました。10人という少ない人数で参加し、世界2位に輝いたメンバーに大会中の様子や今の気持ちを聞きます。

リーダー 尾股里菜

――世界大会は
楽しかったです。毎年楽しいんですけれど、今年は行きから楽しんじゃって、本来ならリーダーでいろいろ大変だったって言うんでしょうけど、とっても楽しかったです。

――大会中の様子
自分は準決勝が一番緊張して。バーシティは7位までしか決勝に行けないっていうことは分かっていたので。予選は4位から9位までが本当に僅差だったので、これは(順位が)ひっくり返るし、その逆もあるよって言われました。
タクコーチから「(振りを)もう変えよう」って言われて。予選から準決勝まで中1日空いて、バーシティの予選が終わった夜に自分と証介とタクコーチ、あとは一緒に行ったELITZのメンバーで振りを考えました。次の日朝6時から練習を始めて終わったのが12時前。例年だとそこが一番きついんですけど、今年は全然楽しくて、ワクワクが止まらない感じでした。そんな中でも揃えとか、スキル、脚の高さや腰が下がってないとか、より良くしていくために頑張りました。だから準決勝の本番前と結果発表前が一番怖かったです。夜に嫌な夢をみたんです。(バーシティもJVメガクルーも)どっちも(決勝に)あがれないっていう夢。みんなに「夢って正夢にならないよね」って聞いて、結果発表の後に「こういう夢だったんだ」って話しました。追い込まれていたのかな。
※KONAMI J.B.STAR卒業生が参加しているチーム

――バーシティの2位
びっくりでした。最初聞き間違いかなと思いました。「ジェイ・・・」って聞こえたから嬉しいって思って飛び出しちゃったんですけど、みんなが後から来たから「合ってたんだ」って思って。
タクコーチから(バーシティのパフォーマンスを終えて)「JV(メガクルー)に切り替えた方がいい」って言われて気持ちを切り替えていて、呼ばれるなら3位だろうなって思っていました。でも1位通過した韓国チームが3位で「もうないんだろうな」とも思っていて、でも「チャンスがあるかも」と下を向きながら祈っていた矢先に「J.B.STARバーシティ」って呼ばれて・・・。表彰台に上った時はうれし泣きというか、自然と涙が出てきました。こみあげてくるものがあってすごく嬉しかったです。

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    尾股里菜
    Rina Omata
副リーダー 阿久津証介

――世界大会は
本当に楽しかったっていうのが1番です。個人的には昨年に比べて英語を練習してきたこともあって、本当にたくさんの方とコミュニケーションをとって、仲良くなったチームがすごいパフォーマンスをしているのを見て刺激を受けましたし、お互いに英語で褒め合って「ここが良かったね」と言い合えるのも嬉しかったし、刺激がたくさんの世界大会でした。
良い結果にもなったので、自分の中でも誇りに思っています。ただ、ここから何をするのかっていうのが成長できるか否かなので・・・自分はこれから受験休みに入るので、勉強と一緒にダンスもしっかり練習して、また来年の世界大会はみんなと一緒に踊れるように頑張っていきたいと思っています。

――大会中の様子
バーシティの予選が終わった後、8位っていう結果で結構焦っていて、「このままではまずい」ってみんなで(振りを)変更して、頭に入れて、予選後準決勝前は全員猛練習していました。
バーシティに関しては本当に(2位に)呼ばれると思っていなくて。今回予選8位、準決勝5位で通過して、あんまり希望の無い状態で・・・。踊っているときは「勝ってやる」っていう気持ちだったんですけれど、表彰式の時はみんなあんまり希望の無い状態で祈っていたんです。3位に予想外のチームが呼ばれて、その後に2位で自分たちが呼ばれて、すごくびっくり!びっくりの後に「嬉しい」がばーっときた感じですね。走って表彰台に向かっていく最中「嬉しい嬉しい嬉しい」って気持ちが湧いてきて、あの瞬間は印象に残っています。

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    阿久津証介
    Shosuke Akutsu

世界大会に出場したメンバー
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岩田ひまり
Himari Iwata

昨年バーシティで出場したときは惜しくも4位でメダルを取れなかったのですが、今年、昨年と同じバーシティで(メダルを)取れたことと、初出場のJVメガクルー部門でメダルを取れてすごく嬉しかったです。本当に応援ありがとうございました。

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菊池詩季
Shiki Kikuchi

昨年はジュニアとして出場して3位でメダルはもらえたのですが、昨年よりもさらに重みがあって嬉しさがあるメダルでした。ここで終わりではないので、世界で見てきたレベルだったり、圧倒された踊りを研究して、これから(みんなを)引っ張っていけるくらいたくさん練習して、また次に臨みたいと思います。

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矢口千春
Chiharu Yaguchi

昨年も世界大会に出場して3位という結果を取れたんですけど、先輩方も納得いっていない感じがして、それがすごく悔しくて、今年こそはリベンジしてやろうって気持ちで世界大会に臨みました。無事両部門で2位を取ることができて少しでも先輩方に恩返しできたかなって思います。
海外の人たちは日本人に比べると背も高くて、ジュニア部門の子がバーシティ部門くらいの背丈で圧倒されたんですけれど、その中でも自分たちのパフォーマンスをすることができて良かったです。

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西村美海
Miuna Nishimura

2つの部門で2位を取ることができてとても嬉しいです。昨年はジュニアで参加して3位を取ることができたんですけど、先輩方に迷惑をかけて悔いが残った世界大会でした。今年は楽しく、本番前はとても緊張したけれど、世界中の人にハッピーダンスを届けることができてとても良かったです。
これからも世界大会で学んだことを生かして、たくさん練習して、来年金メダルを取れるように頑張ります。

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川津遥月
Hazuki Kawatsu

私は20期生で入ったばかりで、すでに練習が始まっていたっていう感じで、ダンスや技のレベルもみんなよりちょっと劣っている部分があって、追いついて本番に持っていくのが大変でしたが、メンバーがすごく優しく支えてくれて、そのおかげで本番を迎えられて2位っていう結果です。けれど周りのメンバーにとても助けられたから、自分(自身)は2位って言えないなって思っているので、自信をもって世界2位をとったんだって言えるようにこれからも頑張っていきたいです。

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倉橋由愛花
Yumeka Kurahashi

3度目の世界大会で両部門ともメダルを取ることができて本当に嬉しく思います。日本大会はジュニアのリーダーとしてジュニア部門に出場しましたが、世界大会ではバーシティ部門に出場することになって不安も大きかったです。けれど、世界大会に行くことができなかったジュニアのために絶対にメダルを取ろうという気持ちで毎日頑張ってきたので本当に嬉しいです。

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佐藤結菜
Yuna Sato

自分はジュニアから上がってきたメンバーで、初めての世界大会でとても緊張したんですけれど、周りのチーム(メンバー)が支えてくれたおかげで今こうやってメダルを取れているので、誇りに思ってこれからも頑張っていきたいと思います。

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永田理奈
Rina Nagata

世界大会が終わってバーシティもJV(メガクルー)も2位を取ることができて本当に嬉しいです。けれどリーダーが言った通り個々のレベルは達していないし、自分はバーシティの補欠なので、これからはチームに貢献できるメンバーになれるように、自分の足りない部分を磨いていきたいと思います。


KONAMI J.B.STARについて

コナミスポーツクラブのダンススクール「ダンシングスターズ」の中でも全体の約1%しか入ることのできない選抜チームです。過去2010年と2014年にはHIPHOPダンス大会で世界チャンピオンに輝くなど、日本でも屈指の演技力を持つダンスチームです。

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