KONAMI J.B.STAR

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KONAMI J.B.STAR 奮闘記 第38回
「RIZIN DANCE GRAND PRIX 2023」決勝大会を終えて

KONAMI J.B.STARの中高生チームは2023年12月31日(日)に埼玉スーパーアリーナで開催された「RIZIN DANCE GRAND PRIX 2023」の決勝大会に出場しました。当日のチームの様子や、大会結果を受けて見えてきた「ALL JAPAN HIP HOP DANCE CHAMPIONSHIP 2024」での目標についてリーダー、副リーダーから話を聞きました。

リーダー 尾股里菜

―――決勝大会を終えて

結果的には悔しい部分が多いかなって感じです。けれど、予選の時から周りのレベルが結構高くて、中高生の部6位以内に入れて決勝の舞台に上がれたことはとても良かったし、嬉しかったし、決勝で賞をもらえなかったけれど、得ることの方が自分的には多かったかなって。

―――本番前のチーム

結構みんなガヤガヤしてたかな。控室でも不安そうな人はそんなにいなくて、みんな笑顔で技の確認をしたり、みんなで振りの確認をしたりとかしていた感じだったんですけど、舞台裏に行ったとき、直前で急にみんな「やばいやばい・・・・・」って焦りだして。みんな緊張してきたんだって感じました。でも、緊張しすぎてはいなくて、みんな口々に言っていたのは「程よく緊張」って。緊張しすぎもよくない、しなさすぎもよくないっていうことを言っていて。自分はどちらかというとちょっと楽しみな感じがあったので、「もうやりきるしかない」って思っていました。

本番前にパフォーマンスをチェック

―――パフォーマンスを振り返って

世界大会から音源が変わって、メンバーも変わって、主力だった3人が抜けた割には良い作品ができたのかなって思っています。それはもちろんタクコーチの曲の編集や、振りも構成もタクコーチにほとんど手伝ってもらったんですが、それでも若干自分も関われたので、そこは良かったし、みんなもいろんな意見を出してくれたり、「これは違うんじゃないか」っていうこともあったので、良かったかなと思います。
(改善できるところは)賞をもらえなかったってことで、改善するしかないんですけど、タクコーチにも言われた「パワー不足」とか「表現力」とか、自分たちはトップバッターだったのですが、それ以降のチームにどんどん圧倒されちゃったし、見ていても「うわー、すごいなー」って思っちゃったし。
そこはもっと緊張というか、舞台裏の(様子の)割には全然出ていなかったのかもしれませんね、パワーとか。瞬発力や、スピード、パワーと表現力をもっともっとつけていって、トレーニングも1からしっかりとやっていかないとな、と思いました。

―――日本大会に向けて

今はまだ技術的にもスキル的にも、バーシティ9人バラつきがあったり、得意分野がある人でも、違う分野になると(技術が)落ちちゃったりする部分が結構あるので、いい意味でみんなが同じになって、そのレベル・基準をもっともっと上げていって、チーム全体がパワーアップ、レベルアップ、スキルアップしていけるように、日頃から頑張っていかないと、と思っています。
長いこと取っていない・・・・ライバルチームに長いこと優勝を取られていて、ずっと万年2位の肩書を捨てて、今年は1位を取りたいです。本当に(優勝を)取りに行きたいです。

日本大会に向けた練習の日々
副リーダー 阿久津証介

―――決勝大会を終えて

結果は悔しい結果になってしまったんですけど、ライバルチームですごく上手いチームがたくさんいて、自分たちがあまりやらないようなジャンルをやっている人たちが多くて、すごく刺激を受けて、来年(この大会に)出る時とか、今年の世界大会に向けても、この人たちを超えられるくらい、もっともっと上手くなってやろうっていう気持ちが芽生えました。

―――本番前のチーム

緊張せずに明るい感じで、自分もリラックスして本番を迎えることができました。明るさとか楽しい雰囲気が今のバーシティのいいところだなって思っています。
舞台袖ではみんな、カタカタカタってすごく緊張していて、でも励まし合って、舞台袖でお客さんに聞こえるんじゃないかってくらいの音で背中をたたき合ったりとか、気合いを入れ合ったりしてなんとか本番(力を)出し切りました。

リラックスして本番を迎える

―――パフォーマンスを振り返って

いつも通りのパフォーマンスができていたと思います。直前にあった変更点もちゃんと抑えていて、ミスなくできたのは良いところだと思うんですけど、ステージの狭さや本番の緊張もあって、みんなやっぱり大きく踊れていないっていうのを、「パワーがない」って指摘されたので、そこはこれからのトレーニングとか踊りを日本大会に向けて改善していきたいって思っています。
パワーを出し切れなかったっていうのはトレーニングにも原因があるし、スタンスの広さや可動範囲の大きさっていうのに差を感じて、踊りの表現とか、足腰を鍛えていくことが自分やみんなに必要なんだと感じました。

―――地元でのパフォーマンス

大会に友達を誘っていたこともあって。KONAMI J.B.STARのパフォーマンスを友達が見てくれることってあんまりなかったので、やっぱりミスできないっていうのと、めっちゃカッコイイところを見てほしいなっていう気持ちはすごいありましたね。
自分が頑張っているところをみせつけたいっていう気持ちが高まっていたので、それは表現とかそういう面で良いように出たんじゃないでしょうか。移動も楽で(笑)、楽しかったです。

大切な集合練習の日

―――今後

自分としては日本大会までの期間にたくさん技をできるようになりたいです。フリーズ系も最近調子よくなってきているし、アクロバットもどんどん磨いて、本番でも見せつけたいです。
今までの先輩たちはすごく派手なアクロバットをいっぱいやっていて、それに憧れて(KONAMI J.B.STARに)入った部分もあるので、先輩たちに近づけるようなすっごいアクロバットを日本大会、世界大会で見せて、大沸かせしてやります!

「RIZIN DANCE GRAND PRIX 2023」決勝大会出場メンバーとタクコーチ、水野コーチ

KONAMI J.B.STARは2024年3月23日(土)に「パルテノン多摩大ホール」(東京都)で開催される「ALL JAPAN HIP HOP DANCE CHAMPIONSHIP 2024」に出場予定です。

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    尾股 里菜
    Rina Omata
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    阿久津 証介
    Shosuke Akutsu

KONAMI J.B.STARについて

コナミスポーツクラブのダンススクール「ダンシングスターズ」の中でも全体の約1%しか入ることのできない選抜チームです。過去2010年と2014年にはHIPHOPダンス大会で世界チャンピオンに輝くなど、日本でも屈指の演技力を持つダンスチームです。

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