KONAMI J.B.STAR

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KONAMI J.B.STAR 奮闘記 第35回
新たな挑戦

世界大会が終了して数カ月がたち、KONAMI J.B.STARのメンバーも新しい目標に向かって進み始めています。チャレンジの1つとして、2023年10月14日(土)にダンスコンテスト「RIZIN DANCE GRAND PRIX 2023」の予選大会に出場しました。KONAMI J.B.STARは小学生部門と中高生部門の2部門にエントリーし、小学生部門は残念ながら予選敗退、中高生部門は決勝進出が決定しました。
予選大会を終えたメンバーに今の心境を聞きます。

小学生部門 倉橋由愛花

―――予選を終えて

今回は初めてこの(メンバー)6人で出場して、正直、納得いくパフォーマンスができなかったんですけど、日本大会(ALL JAPAN HIP HOP DANCE CHAMPIONSHIP)を考えたときの第一歩として、みんないい経験ができたし、この緊張感を味わえていい機会になったなと、そこはすごく良かったなって思うんです。けれど、どうしてもクオリティの低さが世界大会(WORLD HIPHOP DANCE CHAMPIONSHIP)よりも下がってしまったので、これから日本大会に向けてもっともっと頑張っていかなきゃいけないなって思いました。

―――今回のメンバー構成

予選は6人で出場しました。3人は世界大会を経験していて、あと3人はKONAMI J.B.STARとして(コンテストに)出るのも初めてで。初出場でまだ経験がない子たちなので、リハーサルの時間が40秒しかない中でコンディションを整えて、ベストパフォーマンスができるって状況になるのにまだ慣れていなくて。そこは声掛けとかを頑張ったんですけど、うまくできなかったので、自分が反省するところだなって思います。
本格的にこの小学生(メンバー)で練習を始めたのは9月くらいからで、(今日まで)1カ月半もなくて、構成を作って練習したのは5,6回でばたばたしました。

―――演技・技

「ここの技は誰ができるから誰がやろうね」「ここは人数減らそうね」っていうのは自分たちが率先して頑張って(変更して)、最終的にタクコーチが(決めてくれる)っていう感じなんです。基本的には自分たちで考えて、試しています。

―――課題と次の目標

やっぱり技のクオリティ。私たちが大切にしている技が、今回100%出し切れなかったので、そこのクオリティを高めていくっていうことと、あとはスキルやパフォーマンス力。いろいろなチームを見て、自分たちのレベルを痛感したので、みんなで士気を高めて、今回出場していない19期生も日本大会に出ることになると思うので、思いを今日ここに出たメンバーが伝えて、気を引き締めていくことが改善点かなと思います。
ベストパフォーマンスはできなかったんですけど、みんな頑張って自分なりの100%を出し切れたし、この短期間で自分たちなりに仕上げられたことは良かったのかなと思います。

中高生部門 尾股里菜

―――予選を終えて

まず一番は楽しむことができたかなと思っていて。直前にメンバーチェンジがあったんですけど、午前中にみんなで協力して、いい作品ができたのではないかなって思います。
ロンダードをやる人や移動する人もチェンジしたので、もしかしたら危ないかなとも思ったんですけど、本番はできたかなって感じです。

―――今回の構成

世界大会のチームから(9人中)4人が新しいメンバーでした。みんな世界大会を経験しているのもあって、それなりに(できた)かな。
構成は変えつつ人数は(世界大会と)変わらないままだったので、踊りを変えたりだとか、移動の仕方を工夫して(今大会の)形に合うように頑張りました。ベースは技ができる人を優先的に、ちょっと変わっています。(変更は)自分、あとはみんなに協力してもらったり、高3メンバーの3人(森・角井・古門)に「どうしたらいいですか?」って笑。ちょっと心配だったので、(3人に)提案してOKもらってました。

―――高校3年生の存在

世界大会は主に高3メンバーがいて、その3人に支えられていた部分もあったし、ほとんど任せて、頼りっぱなしでした。その3人がいなくなって、残ったメンバーでやるってなって、自分が最年長になったんですけど、「大丈夫かな」っていう不安が一番あったし、どうしたらいいのかも分からなくなっちゃって。でも、練習を高3メンバーが見に来てくれたり、SNSでも相談したりして、助けてもらった部分はあります。
そういう(高3メンバーの)役割をやったことがなくて、耐えられるか分からない笑。もう大変です。

―――決勝にむけて

踊りの揃えとかは、メンバーも変わってまだまだ乱れているので、そこはもっと揃えていかなければいけない部分だし、技ももっと安定させて、バックドンキーとか、みんな練習中にミスをするときもあるので、そこを当たり前に(できるように)していって、プラスアルファで振りを変えたりして、いい方向にいけたらいいなって思います。
今日もベストパフォーマンスができたと思うんですけど、ベストを毎回更新していけるように、練習で気合入れて頑張っていきたいです。

中高生部門のメンバーが出場する決勝大会は、12月31日(日)にさいたまスーパーアリーナで開催されます。

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    倉橋 由愛花
    Yumeka Kurahashi
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    尾股 里菜
    Rina Omata

KONAMI J.B.STARについて

コナミスポーツクラブのダンススクール「ダンシングスターズ」の中でも全体の約1%しか入ることのできない選抜チームです。過去2010年と2014年にはHIPHOPダンス大会で世界チャンピオンに輝くなど、日本でも屈指の演技力を持つダンスチームです。

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