コナミアスリート｜KONAMI J.B.STAR奮闘記｜第27回依田琉音「世界大会への挑戦　そして次の目標へ」

KONAMI J.B.STARリーダーの依田琉音です。
僕たちKONAMI J.B.STARは8月上旬に開催された「WORLD HIP HOP DANCE CHAMPIONSHIP 2022」（以下世界大会）に出場するため、10日間アメリカに行ってきました。
今年の世界大会は、コロナ禍での開催中止やオンライン開催を経て、3年ぶりに本場アメリカでの開催となりました。
今回の奮闘記は、3年ぶりに現地入りし、世界大会に出場したチームの様子をお伝えしたいと思います。

羽田空港からアトランタ国際空港を経由し、アリゾナ州のフェニックス・スカイハーバー国際空港へ向かいました。
今回初めて世界大会に参加するメンバーが多くいましたが、特にハプニングもなくスムーズに入国することができました。会場に到着したら3年前の記憶が一気に蘇り、さらに気合が入りました！早く会場で踊りたいとみんなワクワクしていました。

大会会場前にて
選手登録

KONAMI J.B.STARは、ジュニア部門^※1・バーシティ部門^※2・メガクルー部門^※3の3部門に出場しました。

※1　7歳～12歳のメンバー5人～9人で編成されたチームで競う部門。 ※2　13歳～17歳のメンバー5人～9人で編成されたチームで競う部門。 ※3　クルーの年齢制限はなく、10人～40人編成のチームで競う部門。

予選は2日間かけて行われ、バーシティ部門はトップバッターというプレッシャーの中、落ち着いて踊ることができてすごく良かったと思います。
メガクルー部門は予選で2位を獲ることができたので、この調子で頑張ろうと皆で声を掛け合いました。
3部門とも満足のいくパフォーマンスができ、順調に予選を通過することができました。

準決勝は全部門が1日で行われ、3部門とも予選から大きな構成変更はせずに挑みました。

結果としては3部門とも準決勝を通過できましたが、メガクルー部門は2位から3位に順位を落としてしまいました。幸いにも2位と同点での3位だったので、決勝に勝負をかければメダルがとれると皆で励まし合いました。
ジュニア部門とバーシティ部門も、決勝に勝負をかけてメンバーで振り返りをおこないました。

そして迎えた決勝。
準決勝から決勝まで1日あったので、バーシティ部門は構成や衣装を一部変更し、ジュニア部門も一部衣装を追加。メガクルー部門もラストパートの衣装変更など最終調整をおこない、全部門、最後に全てをかけて本番に挑みました。
決勝は観客が多く、ステージ上で歓声も沢山感じられ、オンライン大会と違い、リアル開催の良さを直に感じました。

結果は、ジュニア部門、バーシティ部門、メガクルー部門出場したすべての部門で5位となり、メダルには届きませんでした。
正直、ものすごく悔しいです。
でも、自分たちの力を全て出し切って、ベストなパフォーマンスができたことは良かったと思います。

メガクルー部門

バーシティ部門
ジュニア部門

リーダーとして今回の世界大会を振り返ると、自分自身、3年ぶりに現地に行き、会場の空気感やステージ上で何が起こるかわからない緊張感など、忘れていた何かを思い出させて貰えたような気がします。

海外の選手達とも交流することができ、一緒に写真を撮ったり、サインをしたりしました。
世界大会はお互いにリスペクトしあいながら、皆がダンスを通じて一つなれる本当に素晴らしい大会だと改めて感じました。
自分がリーダーとして参加した大会ということもあり、やっぱり悔しさはありますが、メンバー全員、メダル以上の何かを得られたと思います。