KONAMI J.B.STAR奮闘記 第19回
井上蘭「『BEMANI PRO LEAGUE ZERO』オープニングアクトに出演」新型コロナウイルスの影響により、目標にしていた世界大会(WORLD HIP HOP DANCE CHAMPIONSHIP)が中止なり、いつもとは違った今年の夏。オーディションを終え、新たなメンバーが加入した今、KONAMI J.B.STARは。
KONAMI J.B.STARバーシティメンバーの井上蘭です。
6月に入り、メンバーが集まっての練習は再開したものの、いまだ新型コロナウイルスの影響で、全員が集まって練習することがなく、班を分けての練習が続いていました。
ですが、オーディションに通過した11名が新たにKONAMI J.B.STARに加入して、来年の世界大会メンバーの入替など、チーム内競争が激しくなり、刺激のある日々をおくっていました。
そんな中、9月にコナミアミューズメント株式会社からBEMANI(音楽ゲーム)オンライン大会『BEMANI PRO LEAGUE ZERO』のオープニングでダンスパフォーマンスを披露するという機会をいただき、KONAMI J.B.STARの代表として、ファイナリストの皆様へ応援メッセージを送ることになりました。
オープニングでダンスパフォーマンスをするメンバーには3人(瀧澤萌優、樋口セーラグレイス七海、私)が選ばれ、3人で力を合わせて、準備期間が短い中、時間を作って毎日練習をしました。
様々なイベントに出場して来ましたが、いつもは、チームディレクターのイケダタクコーチの振付を人数によってアレンジして発表していました。
今回は、選抜してもらった3名が、どのようにすればハッピーダンスを届けることができるかを真剣に考え、話し合って、自分たちで振付やフォーメーションを作成しました。苦戦した部分や大変だった部分もありましたが、3人の長所を取り入れながら、4分間の作品を仕上げることができ、KONAMI J.B.STARメンバーとしての成長を実感することができました。
『BEMANI PRO LEAGUE ZERO』ファイナルの当日は、会場の雰囲気と本番をイメージするために、リハーサルで3回踊りました。
普段リハーサルで3回も踊ることはないですが、たくさん踊ったことによってリハーサルをする前まで思っていた失敗する怖さや不安がなくなり、本番に向けて準備する大切さを学ぶことができました。本番直前には、自分たちがパフォーマンスをする目的である「ハッピーダンスを届ける」ということを3人で再確認して本番に挑みました。
大会会場であるコナミクリエイティブセンター銀座のスタジオは、今まで自分たちが見たことがないくらいの無数のカメラが設置されており、本番では、様々な場所から撮影され、芸能人になった気分でした。
そういった中でのダンスパフォーマンスはとても緊張しましたが、『BEMANI PRO LEAGUE ZERO』ファイナリストである選手の皆様にも盛り上げていただいたので、踊っている自分自身も楽しく踊ることが出来ました。たくさんのカメラがある中で踊ったのは人生で初めての経験だったので、ドキドキワクワクの夢のような4分間でした。
自分たちで1から作り上げ、ミスなく踊りきることができたので、自信にもつながり、なにより応援してもらいながらダンスができる喜びを改めて感じることができ、とても良い経験になりました。
今回、初めての環境でしたがダンスパフォーマンスをしたことによって、ダンスの楽しさを伝えることができたと思いますし、もっと多くの人にダンスの魅力を伝えたいなと思いました。
次回の奮闘記で詳しく紹介しますが、今はコナミスポーツクラブ ダンシングスターズ ベストダンサー2020という新たなパフォーマンスの場に向けて、練習しています。
これからもKONAMI J.B.STARとして恥じないパフォーマンスをしていけるように、また多くの人にハッピーダンスを届けることができるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。
井上 蘭6歳からダンスを始め、ダンス歴は12年目。プロのダンサーを目指してKONAMI J.B.STAR入りし、現在、高校2年生。 KONAMI J.B.STARの中心メンバーの一人。 |
KONAMI J.B.STARについてコナミスポーツクラブのダンススクール「ダンシングスターズ」の中でも全体の約1%しか入ることのできない、選抜チームです。過去2010年と2014年にHIPHOPダンス大会で、世界チャンピオンに輝くなど、実力は、国内トップクラス。36人で構成されています。【関連リンク】 |