KONAMI J.B.STAR奮闘記 第11回
堀口愛叶「コナミスポーツ体操競技部との特別練習会」
KONAMI J.B.STARの堀口愛叶(ほりぐち まなか)です。
姉の叶夢(かのん)が副リーダーの時に第2回の奮闘記を書かせていただいていますが、私は今回が初登場です。よろしくお願いします。
私たちKONAMI J.B.STARの最大の目標であるヒップホップダンスの世界大会を1か月後に控えた7月6日(土)に、コナミスポーツ体操競技部体育館で、体操競技部の皆さんにアクロバットを指導していただく、特別練習会の機会を作っていただきました。
いつもテレビで見ているような体操選手はどんな環境でどんな練習をしているのだろうという疑問と、本物の体操選手にアクロバットや大舞台での心構えを教えてもらえることへの期待を胸に、体育館へ向かいました。
まず体育館に到着すると、ひ、広い・・・!
ゆかや平行棒、跳馬やあん馬、鉄棒につり輪、そして観覧スペースや演技のビデオ録画をできる設備まであって、素晴らしい環境でした。体育館のスケールの大きさに圧倒されていたのもつかの間、白井キャプテンをはじめとした、コナミスポーツ体操競技部の皆さんが登場しました。緊張する私たちを前に、優しく声をかけてくださいました。
緊張の初対面
指導に熱心に聞き入るメンバー
そしていよいよ特別練習開始。私たちはグループに分かれて、体操競技部の皆さんにアクロバットの技を指導していただいて、普段自分たちでは気がつけないポイントやコツなどについて的確なアドバイスをもらいました。
私自身はロンダート宙返り(「側方倒立回転とび1/4ひねり後向き」のあとに「宙返り」)を教えていただきました。いままでずっとロンダートの後の身体の引き上げができないことが悩みでした。そのことを話すと引き上げの時に体をすぐにかえすのではなく、胸をふくむようにするといい、というアドバイスをいただき、実践してみると高いところで回転できるようになりました。
選手の方のアドバイスで、いままで苦手としていた引き上げを克服することができました。
最後に、世界の大舞台で戦う選手の方にメンバーからいくつかの質問をしました。その中で私の心に一番残ったのは、”試合で緊張するときはどうすればいいのか”という質問への答えです。
“緊張しないくらい、練習をすることが大切”と言葉をもらい、試合で輝くには隠された努力があることを改めて感じました。最後は全員で記念写真を撮って、とても良い経験になりました。
世界大会へ出発する前週の7月26日(金)、コナミスポーツクラブ 本店アリーナで、KONAMI J.B.STARの世界大会壮行会を開いていただきました。壮行会では、日ごろからお世話になっているコナミスポーツの社員の皆様や、私たちKONAMI J.B.STARメンバーの保護者も集まり、世界大会で踊るダンスを披露しました。普段はスタジオで練習している私たちにとって、こうして広い場所で、しかも皆さんが見ている前で演技をするのは緊張しましたが、演技後は皆さんから温かい拍手と激励の言葉をいただき、私たちも世界大会を前に、さらにモチベーションが上がりました。
KONAMI J.B.STARからもお礼のご挨拶をしたのですが、先に挨拶したジュニアリーダーの岡本蘭ちゃんが、小学生らしからぬとても堂々とした挨拶をしたので、私たち高校生は「アチャー」と苦笑い。
そのあとに挨拶したリーダーの瀧澤は少々顔が引きつっていましたが、しっかり挨拶していました(笑い)。
さて、世界大会までいよいよあとわずかです。大舞台で輝くために、今回のような貴重な体験をさせていただいたので、この経験をいかして、良い結果をみなさんに報告できるよう、世界大会で頑張ります。
応援よろしくお願いします。
堂々と挨拶するジュニアリーダーの岡本蘭
立派過ぎる挨拶に固まる瀧澤リーダー(一番右)
落合社長からの激励のお言葉に聞き入るメンバー
KONAMI J.B.STAR集合写真
堀口 愛叶(ほりぐち まなか)コーチ陣も舌を巻く抜群の表現力が特徴のKONAMI J.B.STARのメンバー。姉の叶夢(かのん)とともにお笑いコンビを結成するなど、個性豊かな趣味を持つ。ダンス歴は 4歳から。将来の夢は一級建築士。好きな食べ物は肉、 いくら。 |
KONAMI J.B.STARについてコナミスポーツクラブのダンススクール「ダンシングスターズ」の中でも全体の約1%しか入ることのできない、選抜チームです。過去2010年と2014年にHIPHOPダンス大会で、世界チャンピオンに輝くなど、実力は、国内トップクラス。36人で構成されています。【関連リンク】 |