地域・社会

被災地における健康づくり支援について

経済産業省の平成23年度東北復興に向けた地域ヘルスケア構築推進事業においては、コナミスポーツ(当時の社名は株式会社コナミスポーツクラブ)が代表団体を務めた「気仙沼健康長寿推進隊」が採択され、地域の医療機関や大学、健康関連事業者などの計6団体と共同で、宮城県気仙沼市本吉地区の東日本大震災の被災者の方に、運動・食事・健康相談などの健康サービスの実施と啓発活動を目的としたさまざまなイベントを通じて健康増進を図りました。

コナミグループのITを活用した健康管理や、体操教室開催などの運営全般も担当し、例えば、仮設住宅の集会場などに体重計や血圧計を設置し、コナミスポーツクラブなどでご利用いただいているIT健康管理システムを活用することで、体調変化の兆しのチェックなどを行いました。
被災地では、4割前後の住民に睡眠障害の疑いがあり、体を動かす機会が減って心身が衰える「生活不活発病」が問題化するなど、住民の健康に深刻な影響が出ていました。
さらに、東北地方では高血圧の原因の一つとされる塩分摂取量が比較的多い傾向があり、減塩をテーマにした食生活の改善も課題になっています。

「気仙沼健康長寿推進隊」では、減塩食や減塩レシピを提供したり、睡眠データの計測や電話相談サービスも実施することで、心身ともに健やかな生活を支援しました。

被災地で健康づくり支援について 被災地で健康づくり支援について
被災地で健康づくり支援について