特集

未来へつなげ

~世界で活躍するトップスイマーと全国のジュニアスイマーが集結した
「第36回 コナミオープン 水泳競技大会」~

「第36回 コナミオープン 水泳競技大会」が
2020年2月15日からの2日間、東京辰巳国際水泳場で開催されました。


「コナミオープン 水泳競技大会」は、
小学生から日本代表選手までが同じ舞台で競うことができる、
国内有数のオープン水泳大会です。

「コナミオープン 水泳競技大会 実行委員会」が主催し、
スポーツ庁、東京都、一般財団法人 上月財団が後援、コナミグループが特別協賛する本大会は、
公益財団法人 日本水泳連盟の公認大会で、今年で36回目の長い歴史を誇ります。



今年のキャッチコピーは、「未来へつなげ」。
トップスイマーとして活躍している選手から、次世代を担うジュニア選手へ
バトンを繋ぐイメージを表現したものです 。

キャッチコピーの決定にあたっては、
本大会を後援する一般財団法人 上月財団の「第16回(2019年度)クリエイター育成事業」で
認定された支援対象者の皆さんに、大会のコンセプトに合うキャッチコピーを提案していただき、
審査の結果、仲井間愛乃さんが考案した「未来へつなげ」が採用されました。

本大会では、今後の活躍が期待される若い選手たちを応援するため、
ジュニア選手を対象とした招待選手「ネクストジェネレーション」枠を設けており、
日本代表選手をはじめとするトップスイマーとの対決が実現。
今回は24人のジュニア招待選手が出場しました。

また、世界で活躍するジュニア選手育成のため、
小学生、中学生、高校生のそれぞれの年代毎の決勝を導入し、
ジュニア世代の強化への貢献を目指しています。


入江 陵介 選手(イトマン東進)

「トップの選手もたくさん出ますし、若い選手もたくさん出るミックスされたいい大会だと思うので、
その中で僕らがトップらしい泳ぎをしっかりして、それをジュニアの選手が見て憧れをもってもらえたらうれしいですし、
観客の皆さんもなかなかトップの選手が集まる大会は少ないので、
貴重な大会だと思うので楽しんでもらえたらいいなと思います」


大橋 悠依 選手(イトマン東進)

「昔から参加させていただいているんですけど、
間近でトップ選手の泳ぎをみることができたりだとか、自分もそこで大きく刺激をもらってきたので、
自分がジュニアの選手に刺激を与えられる大会になればいいなと思っています。」


瀬戸 大也 選手(ANA)

「オリンピックイヤーだからなのか結構お客さんも入っているのですごくうれしいですし、
1本1本大切にレースをして少しでもいいタイムを求めて泳いでいきたいです。」

今大会が、これまでの大会と大きく異なるのは、
世界新記録、日本新記録を樹立した選手に対して、新たに報奨金が設定されたことです。

世界新記録を樹立した選手に3,000万円、
日本新記録を樹立した選手に500万円が贈呈されることとなり、
参加選手のモチベーションやパフォーマンスの向上が期待され、大きな注目が集まりました。


また、大会のさらなる価値向上を目指し、今大会から観覧席を有料化。
競技中に選手が使用する各種エリアのバックヤードツアー、プログラム、オリジナルパス付で、
プールサイドでスタートの緊張とゴールの興奮を味わうことができる
「プレミアムシート」も今大会で初めて設定しました。

さらに、本大会には、テレビ朝日が特別協力し、
大会の価値向上に向けて、事前告知や大会演出が強化されました。
大会の様子は、2日間にわたりBS朝日で放送され、
将来の活躍が期待されるジュニアスイマー同士の対決や、トップスイマーのレース、
「スイミングクラブに通う全てのスイマーのための歴史ある大会」の盛り上がりが、余すことなく伝えられました。
テレビ放送に加えYouTubeにおいても、予選ライブ配信、決勝オンデマンド配信を行いました。

レースでは、2019年の世界水泳選手権で活躍した日本代表選手をはじめとする
国内外で活躍するトップスイマーや、
全国各地の学校やスポーツクラブ、スイミングスクールで練習を積んで厳しい標準記録を突破した
900名を超える選手たちが、熱き戦いを繰り広げました。



特に、多くのジュニア選手が自己ベストを目指して大いに活躍し、練習の成果を存分に発揮しました。


大岩 真海羽 選手(イトマン富士見台)
男子50m/100m/200m 平泳ぎ 学童新記録樹立

「飛び込みから最後50泳ぎきるまですべてがうまくいったかなと思っています。
実況が入っていて結構気分も上がるので良い泳ぎができたのではないかと思います。」


田中 大寛 選手(XYZ別府)
ネクストジェネレーション招待選手

「トップの選手と一緒に泳げる大会なので、
やってやるというような闘争心が会場の雰囲気を見て湧いてきました。」

2日間にわたる白熱したレースの結果、
女子最優秀選手には、400m個人メドレー、200mバタフライで優勝した、
大橋悠依選手(イトマン東進)、
男子最優秀選手には、初日の200m平泳ぎに大会新記録で優勝した、
佐藤翔馬選手(東京SC)が選出されました。


表彰選手(敬称略)
最優秀選手
女子最優秀選手 大橋悠依(イトマン東進)
男子最優秀選手 佐藤翔馬(東京SC)
学種別優秀選手
小学生女子優秀選手 佐藤琴美(イトマン新百合丘)
小学生男子優秀選手 大岩真海羽(イトマン富士見台)
中学生女子優秀選手 KIM MINJU(CRS)
中学生男子優秀選手 竹原秀一(はるおか赤間)
高校生女子優秀選手 酒井夏海(スウィン美園)
高校生男子優秀選手 山尾隼人(NECGSC玉川)

今大会では、3つの学童新記録、3つの学生新記録と、
前回の4倍以上となる34の大会新記録が誕生しました。

また、今大会にも、前回大会に続き、海外選手が参戦し健闘。
国際大会としての位置づけも、さらに高まりました。


多くのスイマーが未来への一歩を踏み出した「コナミオープン 水泳競技大会」。
コナミグループは今後も、大会を通じて、
スイミングクラブに通う全てのスイマーを応援し、日本水泳界の発展への貢献を目指します。


【関連リンク】 詳しくは、大会公式ホームページをご覧ください。
第36回 コナミオープン 水泳競技大会 公式ホームページ

特集一覧に戻る