特集

さらなる盛り上がりを見せる
もうひとつのプロ野球 「eBASEBALL プロリーグ」

~2年目の2019シーズンが閉幕~

プロ野球eスポーツリーグ
「eBASEBALL プロリーグ」2019シーズンが、
2020年1月25日に全日程を終了し、大盛況のうちに幕を閉じました。

「eBASEBALL プロリーグ」は、2018年より開催され、
「実況パワフルプロ野球」を使用した、
日本野球機構(NPB)とコナミデジタルエンタテインメント共催のプロ野球eスポーツリーグです。
プロ野球12球団が実際のプロ野球同様に、
セ・リーグとパ・リーグに分かれ、日本一の座をかけて争います。


本大会は、eスポーツを通して新しい野球の楽しみ方を提供し、
野球ファンの拡大を目指すことを目的に開催しており、野球界からも高い評価を受け、
2019年1月より野球殿堂博物館に関連資料が展示されています。

2年目の開催となった2019シーズンは、新たな取り組みとして、
各球団の登録選手数の拡大や、「セ・パe交流戦」の実施、
かつてプロ野球で活躍した選手を「レジェンドOB選手」として起用可能とし、
現役選手との時を超えた夢の対決を実現するなど、
「もうひとつのプロ野球」として、さらに魅力的な大会づくりを目指しました。
また、元東京ヤクルトスワローズ監督で解説者の真中満氏が
「eBASEBALL プロリーグ応援監督」に就任し、盛り上げて頂けました。

2019シーズンの開幕に先立ち、
一般のプレーヤーから「eドラフト会議」の候補者を選抜するためのプロテストを、
2019年7月22日から、東京と大阪の2会場で実施しました。
約40名が、実技審査と面接審査に合格し、
プロ野球12球団からの指名を受ける権利を獲得しました。


続いて、「eドラフト会議」を、プロテスト後の9月16日に開催。
球団関係者やOB選手、マスコットが出席し、
各球団は、チームの戦略に合った、意中の選手の獲得を目指しました。



球団代表選手になれるのは、各チーム4名の合計48名。
昨シーズンからの継続契約選手が20名のため、残る選手枠は28名となりました。

選ばれない候補者は球団代表選手になることができないため、
緊張感のある「eドラフト会議」になり、
指名を受けた選手の中には、涙を流す姿も見られました。
選手たちはこの日が初披露となるユニホームに袖を通し、喜びの表情を見せました。


そして、ついに、「eBASEBALL プロリーグ 2019シーズン ローソン eオープニングシリーズ」が、
2019年11月3日に開幕。


「eペナントレース」では、2か月間の長きにわたり、
12球団がセ・リーグとパ・リーグに分かれて激戦を繰り広げました。
白熱の戦いの末、見事「eペナントレース」を制したのは、
パ・リーグは千葉ロッテマリーンズ、セ・リーグは東京ヤクルトスワローズとなりました。



今シーズンの新たな取り組みとなった、「セ・パe交流戦」の後節では、
「eBASEBALL プロリーグ」初の地方開催として、広島で実施。
広島東洋カープの現役選手や、OB選手が解説として登場し、
野球への関心が強い土地柄から、多くの皆さまが会場に詰めかけ、大いに盛り上がりました。
攻守ともにバランスの取れた千葉ロッテマリーンズが、無敗で初優勝しました。


「eペナントレース」の後、「コカ・コーラ eクライマックスシリーズ」を、2020年1月18日からの2日間、
コナミグループの新たな拠点にオープンした「esports 銀座 studio」で開催。

「コカ・コーラ eクライマックスシリーズ」では、
「SMBC e日本シリーズ」への進出をかけ、セ・リーグとパ・リーグの上位3球団が対決。
白熱した試合が繰り広げられ、
セ・リーグ代表は読売ジャイアンツ、パ・リーグ代表は千葉ロッテマリーンズに決定しました。

「esports 銀座 studio」完成後、初のeスポーツ大会となり、
会場では、最新の配信設備を駆使した迫力ある映像や、大会を盛り上げる音響、
照明演出に彩られた戦いを、来場された皆さまに、楽しんでいただきました。


さらに、「esports 銀座 store」では、「eBASEBALL プロリーグ」公式グッズを販売。
試遊コーナーやeスポーツ関連商品の展示を行い、
多くの皆さまにeスポーツの魅力に触れていただきました。



待望の日本一のチームを決定する
頂上決戦「SMBC e日本シリーズ」は、
「esports 銀座 studio」で2020年1月25日に開催。


また、東京・豊洲のユナイテッド・シネマ豊洲で無料のパブリックビューイングを開催し、
約200人のファンの皆さまが訪れ、球団マスコットやプロプレーヤーが会場を盛り上げました。
さらに、インターネット配信された熱戦の模様は今シーズンで最も注目されました。



試合は、2勝先取制で行われ、
読売ジャイアンツと千葉ロッテマリーンズが、熱戦を繰り広げました。



読売ジャイアンツが、第1戦を3-1で勝利すると、続く第2戦も延長戦となった死闘を6-3で制し、
リーグ2位からの下克上で、念願の日本一の座を手にしました。
日本一に輝いた読売ジャイアンツには、報酬1400万円が贈られました。



読売ジャイアンツのキャプテンで、「最優秀選手」(MVP)に選出された、舘野選手は、
「チームメイトが毎朝毎晩、練習に付き合ってくれたこと、
そして球団関係者の方々がプレー以外の面で支えてくれたことで、
最後まで良い成績を残せたのだと思います。本当にうれしいです。」
と喜びを語りました。

SMBC e日本シリーズの様子(YouTube/KONAMI公式)

試合終了後には、3年目となる
「eBASEBALL プロリーグ」の2020シーズンの開催決定が発表されると、
選手や会場から大きな歓声が沸きました。

コナミデジタルエンタテインメントは、「eBASEBALL プロリーグ」を通じて、
野球ファンを拡大すると共に、より多くの皆様にeスポーツの楽しさをお届けしていきます。
今後の「eBASEBALL プロリーグ」の展開にどうぞご期待ください。


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