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「第18回アジア競技大会 ジャカルタ・パレンバン」で
デモンストレーション競技に採用された「ウイニングイレブン 2018」。
個人のためだけではなく、母国の名誉のために戦う選手の姿は、
私たちにこれまでにない興奮と感動を与えてくれました。
そして「ウイイレ」発祥の国の代表として、金メダルを「絶対に持ち帰る」と宣言した日本代表の2人。
国と国とのプライドをかけた熱き戦いは、eスポーツの新たな時代のはじまりとなりました。
「PES LEAGUE」の開催をはじめ、
eスポーツとしての人気を世界規模で拡大している「ウイニングイレブン」シリーズ。
今回のアジア競技大会ではデモンストレーション競技として初めてeスポーツが加わり、
アジア圏でユーザー数・知名度が共に高い「ウイニングイレブン 2018」が、
日本のゲームメーカータイトルとして唯一選出されました。
初代王者を目指す予選はアジアの各地域で行われ、
開催地のインドネシアを含む日本・香港・インド・イラン・カザフスタン・ベトナム・マレーシアの
8つの地域代表が決戦の地、ジャカルタに集結。
メダルを争いました。
日本からは国内予選・東アジア地域予選を突破した
杉村直紀選手と相原翼選手が出場しました。
杉村選手は、「PES LEAGUE WORLD TOUR 2018 ヨーロッパラウンド」で優勝し、
世界でも一目置かれるトッププレーヤーです。
「僕達は金メダルを獲ることだけを目的にインドネシアに来たので、
その任務を果たしたいと思います。」
一方の相原選手は、大きな規模の大会はアジア大会を含めても2回目という
「ワンダーボーイ」として現地でも注目を集めました。
「まずは初戦を大事にして、一戦一戦気を引き締めて戦って、
一番良い色のメダルを持って帰りたいと思います。」
大会前日には、各国代表選手が地元のゲームソフト販売店で練習会を実施。
しかし、ここで対戦したマレーシア、イランのプレースタイルに、
日本の2人は警戒感を覚えます。
翌日の試合本番を前に、わずかな不安が残りました。
そして決戦当日。
これまで「絶対金メダル」と公言していた日本代表の2人でしたが
グループステージでは、想像を超えたアジア勢の底力を実感します。
1対1、2対2、1対1の計3試合を行い、2勝したチームが勝利となる今大会。
グループステージは8ヶ国の代表チームが2つのグループに分かれて総当たり戦を行い、
上位2チームが決勝トーナメントに進出できます。
日本は3連勝で決勝トーナメント進出を決めたものの、
頂へ向けた道のりの険しさは想像以上でした。
準決勝のマレーシア戦。
1試合目は杉村選手が延長戦の末に何とかものにしますが、
2戦目のチーム戦も相手に先制を許す苦しい展開。
しかし、相原選手が勝負どころで得点を重ね、逆転勝利。
ついに金メダルへあと1つと迫ります。
決勝の相手は、前日練習で苦杯をなめたイラン。
必勝を期した1戦目は、
「あのボールキープをされては勝てない」と杉村選手が話すように、1対3の完敗。
この大会、東アジア地域予選を含めて、日本代表初の黒星です。
しかし、「この会場で誰よりも落ち着いていた自分がいた」と話す相原選手が、
次のチーム戦、個人戦と大活躍。
イランの動きを翻弄し、得点を重ねていきます。
そしてついに歓喜の瞬間。
日本代表、金メダルです。
試合後のインタビューでは、
杉村選手が「こういった最高の舞台で金メダルを取れてとても嬉しい。」と喜びを語ると、
相原選手は、「『ウイニングイレブン』がアジア競技大会の
デモンストレーション競技に選ばれたこと自体が嬉しい。
これから競技人口更に増やし『ウイニングイレブン』のコミュニティーを広げていきたい」と述べるなど、
日本における今後のeスポーツの発展に向けて、意欲を示していました。
「ウイニングイレブン」を愛する気持ちで結びついた日本代表。
2人の信頼感、そして「絶対、金メダルを獲る」という強い気持ちが、
アジア競技大会デモンストレーション競技「eスポーツ」における、
日本初の金メダルを手繰り寄せました。