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コナミスポーツクラブ体操競技部が被災地を訪問

~コナミグループ社員一同からの義援金を活用した「体操教室」を開催~

コナミグループは、東日本大震災の復興支援を目的に、社員一同から寄せられた義援金を活用し、
コナミスポーツクラブ体操競技部による体操教室を、2月18日、宮城県気仙沼市で開催しました。

今回の体操教室は、コナミグループがこれまで継続的に実施してきた東日本大震災の復興を支援する活動の一環として
コナミグループ社員会と気仙沼市教育委員会が主催しました。

教室開催の前日17日には、コナミスポーツクラブ体操競技部の選手たちが気仙沼市内の被災地を訪れ、
気仙沼市教育委員会の担当者から被災地の状況について説明を受けました。

最初に訪れたのは、宮城県気仙沼向洋高等学校旧校舎。
東日本大震災の津波被害を今に伝える、震災遺構です。

校舎の4階まで浸水した校舎に、実際に足を踏み入れた選手たち。
震災から間もなく6年が経つ今も、風化されないままの遺構で被害の大きさを実感し、加藤凌平は言葉を失ったと言います。

「実際に向洋高校を訪れ、現場を目の当たりにして、
これだけ被害が大きかったのだなと、テレビなどの報道だけでは伝わらないものだなと、衝撃を受けました。」

その後、気仙沼市教育委員会の屋上から被災地の「今」を見学。
田中佑典はその時感じた思いを、こう話します。

「新しい建物が次々と建っている様子などから、復興してきている事を実感する一方で、
地震の怖さ、津波の恐ろしさを改めて感じました。
一日でも早く復興が進んでいくことを願わずにはいられません。」

18日の早朝には、菅原茂市長をはじめとした気仙沼市の関係者と懇談しました。

菅原市長からは、復興の状況に関する説明に続いて、
コナミグループの継続的な支援活動に対するお礼の言葉をいただきました。

「世界の舞台で活躍した田中選手・加藤選手をはじめ、
コナミスポーツクラブ体操競技部の皆さんが来て下さり、私たちも光栄です。
体操競技部の皆さんの活躍は、被災地にも大きな勇気を与えてくれています。
コナミグループの皆さんには震災の年から継続的に様々なご支援を賜っており、誠にありがとうございます。
2012年には『スローステップ運動』を簡単に行うことができる『ステップウェル2』を100台寄贈いただき、
仮設住宅ができて何カ月という頃に20回にわたり運動教室も開いていただきました。
気仙沼市は高齢化率が35%と東京より10%ほど高く、
高齢者向けのエクササイズも行っていただいて、大変助かっております。

子どもたちに目を向けますと、今も仮設住宅が学校の校庭に建っている地域は多く、
校庭で遊べない子どももたくさんいるため、子どもたちの笑顔で輝く校庭を早く回復したいと思っています。
今回は広い体育館で、子どもたちと大いに体を動かし、触れあってあげて下さい。」

いよいよ、コナミスポーツクラブ体操競技部による「体操教室」のスタートです。
気仙沼市の子どもたちおよそ100人が参加しました。

最初のトークコーナーでは、世界を舞台に体操競技と向き合う選手たちが、
子どもたちから飛び出す質問に熱心に答えながら様々な話題を披露しました。

「腕立て伏せは何回できますか?」
田中「限界までチャレンジしたことがないから分からないですけれど、100回はできます。」
加藤「僕は200回はできます!」

「世界の舞台ではどのくらい緊張するものですか?」
加藤「僕は緊張よりはワクワクしたり、『やってやる!』という気持ちの方が強かったので、
そんなに緊張はしなかったです。」
田中「初めての時は、もう心臓が飛び出るのではないかというくらい緊張しました。
やはり1回経験している強みというのがあって、2回目は1回目に比べたら平常心で臨むこともできましたし、
経験を重ねることで緊張は和らぐのだということを経験として得ることができました。」

そして、選手たちによるつり輪のデモンストレーションに続いて、
ストレッチ・柔軟体操・マット運動などを子どもたちと一緒に行いました。
憧れのトップアスリートからの直接の指導に、子どもたちは目を輝かせながら体を動かしていました。

「つり輪の演技を目の前で見られて、すごいと思いました。」
「マット運動やゲームなどをして、どれもとても楽しかったです。」

お父さん、お母さんからも、喜びの声をいただきました。

「テレビなどで見ていた選手と子供たちが目の前で触れあっているのが不思議な感じで・・・。
ありがたいイベントだと思いました。」
「子どもたちも喜んでいて、元気と勇気をもらいました。」

最後に、コナミスポーツクラブ体操競技部を代表し、
田中と加藤が来場者に向けて、復興への願いを込めたメッセージを送りました。

田中「今日は僕たちもすごく楽しかったです。
今回『元気をみんなに』を合言葉に気仙沼に来させていただきました。
昨日街の様子を見て、復興するということは想像していた以上に大変なことなのだと分かりましたが、
それでも一歩一歩前に進んでいらっしゃることを実感しました。
僕たちには、ショベルカーを運転して何かを造ったりすることはできませんが、
体操を通して感動や元気を届けることはできるのではないかと思っています。
是非これからも体操やスポーツを見ていただけたらと思います。」

加藤「皆さんが元気にキラキラと輝いているのを見て、僕たちもこれから頑張っていこうと思いましたし、
辛いことを乗り越えて頑張っていこうという勇気をもらいました。
今も、校庭でしっかりと運動ができない地域がまだまだあると伺いました。
今日覚えた運動を家などでも実践して、体を動かす習慣を是非身につけて下さい。
今後もこういった活動を続けていきたいと思います。」

元気を、みんなに。

コナミグループは今後も、良き企業市民として持続可能な社会の発展に貢献できるよう、
グループ全社でCSR活動に取り組んでいきます。

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