■アトランティス号にて 2173.1.17 20:17 (セルヴィス・クラインの手記より)
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あのアンティリア襲撃事件から3週間。
アトランティス号は今、バフラム軍の追撃を振り切って木星の衛星、カリストの近海に潜んでいます。
エレナさんの話だと、木星圏のウーレンベックカタパルトはバフラム侵攻部隊によって次々と封鎖されているとのこと。
アトランティス号の人たちは、どこかのカタパルトを強襲して火星への道を無理矢理開くか、時間はかかるけれど通常空間を航海して小惑星帯から火星に向かうか、どちらを選択するかでずっと悩んでいるみたいです。
マリコさんやシルエラさんはエレナ副長の判断を信頼して結論を待っているようですが、サンダーハートさんはカリストのカタパルトを奪って火星に直行すべきだと息巻いています。

レオは自分から積極的に操縦訓練を受けて、一日中シミュレータに座っていたり、あの事件以来、レオの中で何かが変わったみたい。
いつも「僕はもっと強くならなきゃいけない」と独り言を言うけど、私はまた、危険な戦争にレオが行ってしまわないか心配。

アンティリアの人たちも心配です。
被害者の数は少なかったとニュースでは言っているけど、みんなは無事だったのかしら。
私は早くアンティリアに戻りたい。



■アトランティス号航海日誌2173.1.18より抜粋 副長エレナ・ワインバーグ
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バフラムの包囲網によって我々は木星圏に閉じ込められた。

カリストのカタパルトを襲撃するには艦載LEV、V2だけでは戦力不足だ。
ジェフティを投入すれば勝算もあるが、アヌビスとの共鳴反応による位置特定を回避するためにはあきらめざるをえない。

結論としては、時間はかかるが小惑星帯まで進み、小惑星帯基地のカタパルトで火星に向かうしかないということだ。
ジェフティは駐屯基地の研究チームに調べさせる。
研究が進めばV2の武装についても開発の目処がたつだろう。
今夜中に航路を決定、明日には艦長に報告し出発する。

レオ・ステンバックを本人の希望により特務伍長として任官した。
V2-2号機のパイロットとして登録。
明日よりサンダーハート曹長指導のもと、正式に訓練を開始する。


■V2による模擬戦闘レポートより抜粋 (2173.2.14現在)
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1号機搭乗者ロック・サンダーハート
2号機搭乗者レオ・ステンバック

 1号機戦績 27勝 12敗
 2号機戦績 12勝 27敗


■アトランティス号医務室日報 2173.4.6より 記録者マリコ・オーウェン
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今日もロック・サンダーハート、レオ・ステンバック両名の怪我の治療を行う。
食堂で喧嘩をしたらしいが、原因は二人が頑なに口を閉ざしていて聞き出せず。
仲はいいのに、何故お互いに手加減しないのだろう。


■ジェフティ搭載独立型戦闘支援ユニットADA 起動ログより 2173.10.27 02:09
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「エイダ、起きてる?」

待機モードを解除します。
こんな時間にどうしたのですか?
搭乗後1時間、何の操作も確認できませんでしたが。

「ここが一番落ち着くから…かな」

明日には小惑星帯基地へ到着予定です。
貴方にも多くの作業が割り振られているのでしょう。十分な睡眠をとることをお勧めします。

「だからだよ」

回答の意味、不明。

「ふふ。相変わらずだな」

格納庫内に動態反応です。

「レオ? やっぱりここに来てたのね」
「セルヴィス」
「わたしも最後にもう一度お礼がしたくて。そっちに上がってもいい?」
「あ、うん。足場、暗いから気をつけて。……いいよね、エイダ?」

会話の意味及び質問の意味、不明。
お好きにどうぞ。当機は搭乗員1名と設計されていますが。


■V2による模擬戦闘レポートより抜粋 (2173.10.27現在)
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1号機搭乗者ロック・サンダーハート
2号機搭乗者レオ・ステンバック

 1号機戦績 2勝 38敗
 2号機戦績 38勝 2敗



(第2回に続く)


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